介護予防や家族介護のあり方を考える講演会「とかく介護は◯◯◯しだい」が8日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。タレントの西川ヘレンさんらが体験談などを話し、市民らが耳を傾けた。
市と長岡記念財団、市老人クラブ連合会が認知症市民公開講座と健康長寿のつどいの一環で初めて企画した。
ヘレンさんは「泣いて 笑って みおくって」と題し、夫の西川きよしさんや大家族での生活、義父と義母、実母の多重介護や見送りの体験を、物まねを交え漫才のように明るく紹介。「自暴自棄になったこともあるが、自宅で介護が続けられた。何を思い出しても良い72年を過ごしてこられた」と話した。
また、元競輪選手でアスレチックジム「クラブコング」を市内で経営する松本整さんは「つどって うごいて たのしんで!」をテーマに講演。無理のない運動で健康寿命を伸ばす大切さを訴え、「仲間と集い、運動すれば継続の動機付けになる。三日坊主でも何度もチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。
【 2018年03月09日 11時29分 】
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