中学給食、兄弟方式が最適 京都・向日市検討委「自校」は難しく

2016-02-27 18:15:27 | 護 help
 京都府向日市中学校給食検討委員会は23日、実施方式について、市内3校のうち1校に調理施設を造り、ほかの2校に運んで提供する「兄弟方式」が最適とする意見を示した。3月下旬の会合で案としてまとめた後、市が方式を決定する。

 この日は、事務局が兄弟方式のほか、各校に調理室を設ける「自校方式」、小学校で調理された給食の提供を受ける「親子方式」、別の場所に施設を造って一括調理する「センター方式」について、それぞれ事業費の概算を明らかにした。

 施設建設費など兄弟方式の初期費用は約6億8千万円で、自校や親子よりも安く、ランニングコストを見ても大きな差はなかった。

 委員の間では「自校方式が一番良い」という意見が大勢を占めたが、2校については調理施設を建設できる用地がないことから兄弟方式を最優先とした。

 ただこの場合、調理施設は都市計画法で工場とみなされ、実際に建設が可能かなどについて府と協議する必要があることから、自校と親子を併用した方式を次善の案とすることを確認した。

 センター方式については、事務局が「用地のめどが立たない」としたが、委員からは「選択肢として残してほしい」との声も聞かれた。

【 2016年02月24日 10時27分 】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿