災害時ラジオの役割語る 京都、FMおとくに開局へシンポ

2018-02-12 09:24:12 | 習 learn
 京都府乙訓地域で初のコミュニティーFM局「FMおとくに」の今秋開局をPRするシンポジウム「防災とラジオ」が10日、長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館で開かれた。専門家がFM局の役割を話し、2市1町の首長らが意見を述べた。

 企業経営者や商店主、市民らでつくる一般社団法人「FMおとくに」と長岡京市災害ボランティアセンターの共催。

 基調提起では同センターの防災アドバイザーを務める「コミュニティ・エンパワメント・オフィス FEEL Do」の桒原英文代表が「災害と情報-地域に密着したラジオ」をテーマに講演した。これまでの被災地で開設されたFM局の有効性と運営の難しさなどを具体的に説明。「多くが赤字運営で苦しく、災害時の役割を考えれば行政の財政支援があるべきだ。地域の方々の協力も欠かせない」と訴えた。

 パネルディスカッションでは向日市の安田守市長、長岡京市の中小路健吾市長、大山崎町の山本圭一町長、龍谷大の深尾昌峰准教授、「FMおとくに」の谷明憲代表理事らが発言。首長は開局を歓迎して支援を約束するとともに、来場者に協力を呼び掛けた。

【 2018年02月11日 09時40分 】


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