竹加工、流しそうめん楽しむ 京都・大山崎

2017-08-08 13:45:55 | 木 plants
 親子で竹の加工や流しそうめんを楽しむ交流会が5日、京都府大山崎町大山崎の竹林で開かれた。同町円明寺の円団西子ども会の親子連れら約30人が、竹林で伐採した竹から器や箸を作り、冷たいそうめんを味わった。

 夏休みに親子で触れ合う時間を持ってもらおうと、町青少年健全育成協議会が主催し、今年で13回目。大山崎竹林ボランティアも協力し、子どもらに竹の切り出しや食器作りを手ほどきした。

 子どもたちは、直径10センチほどの竹を選び、のこぎりで根元近くから切り倒した。竹は10センチほどの間隔で輪切りにして器にし、表面を紙やすりで削って持ちやすくする工夫も施した。箸作りでは、棒状の竹を小刀で少しずつ削り、自分の手にあった大きさに整えた。

 流しそうめんが始まると、子どもたちは次々と手を伸ばして夏の風物詩を堪能した。山岡楢君(11)=第二大山崎小5年=は「小刀を使ったのは初めて。難しかったけど、箸の先の方を細く削れて上手に作れた」と、笑顔で振り返った。

【 2017年08月06日 10時20分 】




最新の画像もっと見る

コメントを投稿