京都府向日市は、休館中の市民会館との複合化による市役所本館の建て替えについて、現在は駐車場になっている場所に市役所と同会館の交流機能を持つ6階建ての建物を建設し、その北側にホールを建てる計画案をまとめた。このほど開かれた市議会新庁舎等建設特別委員会で明らかにした。
計画案や市の説明では、まず市役所本館南側の駐車場に6階建ての建物を建設する。1、2階を市民会館の交流機能スペースとし、オープンカフェの設置も考慮している。3~6階は市の事務スペースにする。この建物に市役所機能を移してから現在の本館を取り壊し、ホールを建てる。市民会館の425席と同程度の可動式の客席を設ける。座席を収納すれば、大規模会議や展示会といった催しにも対応できるという。
大規模災害時には応急対策の拠点に位置づけるほか、非常用電源や給水設備も確保する。さまざまな催しが開ける多目的スペースを屋内外に設けることも検討。バリアフリー化や分かりやすい案内サイン、多目的トイレ設置なども盛り込む。
建物の建設費は市役所庁舎部分で14億円、市民会館部分で32億円の計46億円を見込んでいる。ただ、設計費や現本館の解体費などは含まれておらず、同特別委員会委員からの質問に、市は今後の経済情勢によって5億~10億円かさむ可能性にも言及した。
政府の財政支援策が2020年度中までのため、市は同年度中の工事完了を目指している。計画案に対する市民からの意見を12月5日から1カ月間募り、委員の意見も踏まえて本年度中に基本計画を策定。開会中の市議会12月定例会には関連予算を一般会計補正予算案に計上しており、議決されれば基本設計づくりに着手する。
【 2017年12月11日 10時20分 】
計画案や市の説明では、まず市役所本館南側の駐車場に6階建ての建物を建設する。1、2階を市民会館の交流機能スペースとし、オープンカフェの設置も考慮している。3~6階は市の事務スペースにする。この建物に市役所機能を移してから現在の本館を取り壊し、ホールを建てる。市民会館の425席と同程度の可動式の客席を設ける。座席を収納すれば、大規模会議や展示会といった催しにも対応できるという。
大規模災害時には応急対策の拠点に位置づけるほか、非常用電源や給水設備も確保する。さまざまな催しが開ける多目的スペースを屋内外に設けることも検討。バリアフリー化や分かりやすい案内サイン、多目的トイレ設置なども盛り込む。
建物の建設費は市役所庁舎部分で14億円、市民会館部分で32億円の計46億円を見込んでいる。ただ、設計費や現本館の解体費などは含まれておらず、同特別委員会委員からの質問に、市は今後の経済情勢によって5億~10億円かさむ可能性にも言及した。
政府の財政支援策が2020年度中までのため、市は同年度中の工事完了を目指している。計画案に対する市民からの意見を12月5日から1カ月間募り、委員の意見も踏まえて本年度中に基本計画を策定。開会中の市議会12月定例会には関連予算を一般会計補正予算案に計上しており、議決されれば基本設計づくりに着手する。
【 2017年12月11日 10時20分 】
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