まちの眺め、ドローンで新視点 京都・長岡京の市職員撮影

2018-01-22 14:21:54 | 地 geography
 ドローンで京都府長岡京市を空撮した動画を、市職員が自身で管理するフェイスブックのページで公開している。「一味違う感覚で、まちを見つめてもらいたい」。遊び心あふれるアングルで、観光名所や山並みなど、おなじみの景色に新たな光を当てている。

 市商工観光課主幹の永田雅史さん(45)=同市一文橋2丁目。2016年12月、フェイスブックのページ「長岡京市のいろいろ」で、同市の全景を東の空から捉えた動画を初めて公開した。

 ラジコンヘリコプターの趣味が高じ、4年前にアマチュア向けドローンを購入。河川敷など安全な場所で技術を磨いた。法改正で、家屋密集地などの上空の飛行には許可が必要に。市内の観光名所の多くは住宅街に近接しており、17年2月に許可を取得した。飛行時には撮影対象の寺社や施設の承諾も得る。

 同ページでは現在、深紅のキリシマツツジが彩る八条ケ池や、アジサイの咲く柳谷観音楊谷寺、背後に西山がひかえる西代里山公園など、約10本の空撮動画を閲覧できる。テレビの情報番組で動画が使われたこともある。

 1月上旬、勝竜寺城公園を空撮した。城を模した管理棟を真上からのぞき込んだり、堀の上を平行移動させて外壁をなめるように写したり。早速、ページにアップした。

 新春には、5台目のドローンを購入したばかり。「きれいな所が数多くあると、気づいてもらえるきっかけになれば」と話す。





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