夜の町歩き、光で多彩演出 京都・長岡京

2017-10-31 20:15:14 | イベント
 壁面に映像投影するプロジェクションマッピングなど多彩な光の演出で、京都府長岡京市内の町歩きへといざなう初めてのイベントが27日、始まる。新旧入り交じる京都の玄関口をテーマに、市の呼び掛けに応じて協力する店舗や商店街が、府内産食材を使ったメニューや和のデザインの店内装飾など、独自企画で来訪者を迎える。

 「KYOTO RETRO MODERN」(キョウト レトロ モダン)。同市在住の映像作家吉光清隆さん(39)をコンセプトディレクターに、市内3カ所で光のスポットを設置する。

 市役所(同市開田1丁目)に隣接する壁面(幅約18メートル)に着物姿の女性や花柄、街角の風景写真のコラージュを映し出し、中開田公園(同市長岡1丁目)では、竹で囲んだ霧立ちこめる空間をオーロラ状の光が彩る。バンビオ広場公園(同市神足2丁目)では和柄を投影。来場者も被写体となって撮影できる仕掛けを用意する。

 各スポットに近接する商店街が、竹燈籠の設置や軽食販売のブース出展などで雰囲気の盛り上げに一役買う。飲食店や理容店などの協力店舗では、イベントのコンセプトを踏襲して和傘に明かりをともす店内装飾を施したり、府内産食材を用いた料理や地酒を用意したりと集客を目指す。

 11月2日まで。協力店舗の配置やライトアップの場所を記した地図付き冊子を市役所などで配布する。問い合わせは市商工観光課(955)9515。

【 2017年10月27日 11時00分 】


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