障害超えタンデム快走 京都、2人乗り自転車など体験

2017-09-24 11:24:08 | イベント
 自転車に乗る機会の少ない障害者を対象に、2人乗りのタンデム自転車と車いすに前輪を取り付けるハンドサイクルの体験会が18日、京都府向日市寺戸町の京都向日町競輪場で行われた。台風一過の青空の下、参加者が風を切って走る感触を楽しんだ。

 京都市障害者スポーツセンターと同市障害者教養文化・体育会館が毎年開いており、同競輪場では5回目。府内外から視覚や身体、知的障害者24人が参加した。

 前後に2人並んで運転するタンデムは、京都サイクリング協会会員や日本競輪選手会京都支部の選手が前でハンドルを操作し、障害者が後ろに乗ってペダルをこいだ。慣れると、スピードを上げて1周400メートルの走路を駆け抜けるペアもいた。

 車いすに取り付ける手こぎのハンドサイクルでは、参加者は両手でクランクを回す運転に挑戦。「普段よりもスピードが出て気持ちいい」と笑顔を見せた。

【 2017年09月19日 09時20分 】


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