禁門の変「十七烈士」、顕彰運動を紹介 京都・大山崎

2018-03-20 07:35:30 | 歴 history

 明治維新150年に合わせた小企画展「禁門の変と十七烈士の顕彰」が、京都府大山崎町歴史資料館(同町大山崎)で開かれている。幕末の禁門の変(1864年)で被害を受けた大山崎や地元住民による十七烈士の顕彰運動を紹介している。

 十七烈士は尊皇攘夷(じょうい)を掲げた真木和泉守ら17人の志士。禁門の変で敗れ、天王山で自刃した。当初「逆賊」とされたが、明治維新後に評価が見直され、「勤王義士」として顕彰されるようになった。

 会場には、1880年に住民らが大山崎周辺で実施した十七回忌となる招魂祭で遺族を手厚くもてなした様子を伝える日誌など、初公開品を含む計29点を展示。禁門の変で戦火にさらされた京都や大山崎を報じる瓦版、焼損した離宮八幡宮の復旧に関する契約書などが並ぶ。

 18日まで。午前9時半~午後5時。入館料200円、中学生以下は無料。

【 2018年03月14日 09時04分 】



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