京都府大山崎町で若い母親向けのフリーマーケットを催す子育て支援団体「コムズママ」が、出店費の一部を活用し、町内の子育て支援センターに玩具を寄付する取り組みを始めた。「親子が楽しい時間を過ごす助けになれば」と期待する。
フリマ「ママたちのリサイクル&手作り市(ママ市)」は母親たちの交流の場として2010年に始まった。町役場北側の名神高速道路高架下で年4回ほど開催しており、乙訓地域や島本町などからたくさんの親子連れが訪れる。
同センター「ゆめほっぺ」は町保健センター(同町円明寺)内にある。ママ市出店者による寄付は、施設や育児環境を支援しようと本年度スタート。6、7月の開催分で計約2万円が集まり、乳幼児向けの玩具や事故防止の室内用フェンスなどを購入し、贈った。
ゆめほっぺの大槻優子センター長は「現場の要望に応じた物品を頂いた。親子が安心して過ごせる環境づくりに努めたい」と話す。コムズママの木戸有佳子代表は「寄付したおもちゃで子どもが遊んでいるところを見るとうれしい」と笑顔を見せた。
10月のママ市は13日午前10時~午後0時半に開かれる。
【 2016年10月12日 11時13分 】
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