雨の日も暑い日も元気にあいさつ 京都、中学生徒会が自主運動

2016-07-10 06:53:21 | ブログ Weblog
 雨の日も暑い日も、元気な声で「おはようございます」-。寺戸中(向日市寺戸町)生徒会の役員4人が毎朝正門に立ち、登校する生徒にあいさつしている。生徒会が昨年から自主的に始めた運動で、「あいさつし合うことの気持ち良さと大切さを知ってほしい」と意気込む。

 毎朝のあいさつ運動は昨秋、当時の生徒会役員が選挙の公約に掲げて始めた。役員が代わった本年度も、生徒会長の柴田匠さん(14)、副会長の北村陽和さん(14)、庶務の古川佳苗さん(14)、会計の下寳詩絵莉さん(15)が引き継いで取り組んでいる。

 毎朝10分間、正門近くに並んで「おはようございます」と声を掛けている。4人全員が運動部に所属しており、朝練習の後は汗を拭く間もなく正門に駆けつけるとか。「最初は恥ずかしかったし、暑い日は大変。でも、あいさつを返してもらえるとうれしい」。最近は、生徒の顔を見て体調や感情の変化に気付くこともあるという。

 奥村久夫校長は「生徒たちはどこに行ってもあいさつできるようになっている。自発的な取り組みが浸透するのはうれしいこと」と話している。

【 2016年07月05日 12時06分 】


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