契約は慎重、相談早め 京都、高校生が悪徳商法の対応学ぶ

2018-02-27 09:03:52 | 商 trading
 卒業を控えた高校3年生を対象に、契約に関わるトラブルや悪徳商法の被害を防ぐための教室がこのほど、京都府向日市上植野町の向陽高であった。金融機関や市の消費生活センター関係者を講師に招き、193人が心構えを学んだ。

 生徒に大人としての自覚を高めてもらおうと、昨年に続いて開催した。

 初めに消費者金融SMBCコンシューマーファイナンスの福田美緒さんが、契約やローン、クレジットについて解説。電車に乗ったり買い物をしたりと生活のあらゆる場面に契約が存在しているとして、口約束でも成立する半面、法的拘束力を持ち、権利と義務が生じることを指摘。「契約について理解することが賢い消費者になる第一歩」と呼び掛けた。

 続いて市消費生活センターの尾上啓子さんが、キャッチセールスやマルチ商法、架空請求などの手口と被害防止策を説明した。「契約は慎重に、トラブルに遭ったら早めに相談するという2点を覚えておいて」と訴えた。

【 2018年02月19日 12時10分 】


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