黄金の茶室、抹茶の味わい格別 京都・久御山

2017-11-07 09:14:57 | イベント
 豊臣秀吉の黄金の茶室から着想を得た「一坪茶室」でもてなす「カブキモノ茶宴」が4日、久御山町役場で始まった。来場者は、最先端の製造技術とこだわりが詰まった茶室で町内産の抹茶を味わった。

 「お茶の京都博」のエリアイベントとして、町や町「黄金の茶室」製作実行委員会が主催した。

 一坪茶室は、町内の企業10社が連携して製作した。金泥の印刷を施した内装や、金色に仕上げた茶釜など現代風にしつらえた。来場者は、ろうそくの揺らぎを再現したLEDでほのかに照らされた室内で斬新な雰囲気を楽しんだ。

 会場には茶席が設けられ、宇治茶と秀吉、千利休をテーマにした歴史講座もあった。宇治市から祖父母と訪れた平盛小5年の清水優璃さん(11)は「普通の茶室と違い、壁の金箔(きんぱく)もすごくきれいで、気分が良かった」と話していた。

 5日も開催する。一坪茶室での呈茶は当日抽選(10回計20人)。

【 2017年11月05日 11時18分 】


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