担い手開拓へ「森林整備」相次ぎ催し 京都・長岡京

2018-02-12 09:18:09 | 木 plants
 京都府長岡京市西部の西山を舞台に森林整備の担い手開拓や子どもへの環境教育に取り組む講座を、産官学民でつくる西山森林整備推進協議会(事務局・市)が2月、相次いで開く。

 24日の「森林ボランティア養成講座」では、同市長法寺の市多世代交流ふれあいセンターで森林整備活動の現状について講義を受け、竹林と雑木林に分かれてボランティア団体の指導を受けながら竹や常緑樹の間伐を体験。竹で器と箸を自作し、豚汁を食べながらの交流会もある。

 同協議会事務局によると、西山では、約20のボランティア団体が活動中だが、多くで高齢化が進み、参加者の不足や作業量の低下が課題という。講座を通じた新たなメンバーの発掘が狙いで、事務局は「森づくりでリフレッシュの場を見つけてもらえたら」とする。

 無料。定員約30人(先着順)。昼食や雨具など持参。申し込みは市農林振興課(955)9687。

 17日には「西山ファミリー環境探検隊」を催す。子どもに西山の豊かな自然に触れてもらおうと、光明寺(同市粟生)裏手の放生池広場で、自然観察を楽しみ、竹筒とたき火を使ったバウムクーヘン作りに挑戦。シカ肉カレーも食べられる。

 1人300円。小学生の親子対象で定員15組程度(先着順)。申し込みは市環境政策室(955)9542。

【 2018年02月08日 19時40分 】


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