ホーム転落男性、電車1分前に救出 京都・JR長岡京駅

2017-12-25 10:23:12 | 賞 prize
 JR長岡京駅での人命救助事案で、JR西日本と乙訓消防組合は22日、重大事故を防いだとして、救出に関わった京都府長岡京市神足の松山侑矢さん(19)、朔己さん(17)兄弟と高槻市の黒田昌樹さん(24)に長岡京消防暑で感謝状をそれぞれ贈った。

 事案は10日に発生。長岡京市の男性(69)が気を失い、ホームから線路に転落、負傷した。松山さん兄弟ら5人が線路に降り、運び上げ、他の客と駅員も協力した。電車到着約1分前の「間一髪」の救助だった。

 贈呈式で同署の中尾完士署長とJR西の中條昭・京都支社安全推進室長から感謝状を受け取った黒田さんは「無事で本当に安心した」、侑矢さんは「考えるより先に体が動いていた」と振り返った。救出された男性も感謝の言葉を述べた。

 式で中條室長は「救助に対し陳謝の意を示す」とした上で「万が一の際は非常ボタンを押して安全を十分確認してから活動してほしい」と話した。

 救助協力者6人のうち松山さん兄弟の父隆さん(46)にも感謝状を贈呈。残る2人は辞退した。


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