1票の重み、生徒実感 京都・長岡京の中学校で模擬市長選

2016-11-10 07:11:27 | 習 learn

 京都府長岡京市の課題や選挙について学ぶ授業が4日、同市天神4丁目の長岡中で開かれた。模擬市長選が行われ、生徒が候補者や有権者となり、本物の投票箱などを使って模擬投票を体験した。

 地元のことを考え、選挙を身近に感じてもらおうと、市選挙管理委員会の協力で実施。3年生約150人を対象に行われた。

 生徒たちは事前の授業で市の課題を議論し、選挙公約を検討。4クラスが候補者を3人ずつ擁立した。

 この日は2クラスごとに授業があった。候補者は演説で「放置竹林を活用してアスレチックを作る」「若者の働き口を増やす」などの公約を訴えた。選挙公報も配布された。

 生徒たちは別の教室に設けられた投票所に向かい、受付で入場券のハガキを渡して投票用紙を受け取った。実際の選挙で使われる記載台で候補者名を記入した。「投票用紙は折ってもいいんですか」「名前を書き間違ったら時はどうしたらいいですか」などと選管事務局職員に尋ねながら、神妙な表情で投票箱に1票を投じていた。

 道路整備や企業誘致を訴えて「当選」した4組の小林颯介さん(14)は「緊張したけど、演説はみんな真剣に聞いてくれた。今まで選挙に関心がなかったけど、すごく興味がわいた」と話していた。

【 2016年11月05日 10時56分 】



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