多彩な一坪茶室、雰囲気味わう 京都・宇治

2018-03-05 08:46:24 | イベント

 京都府山城地域の12市町村が、それぞれ学生らと協力して制作した一坪茶室の展示イベント「一坪茶室展~やよいVer.~」が3日、宇治市内の商店街で始まった。趣向を凝らした12の茶室が設けられ、観光客や親子連れらでにぎわった。

 昨年10月に開催予定だった「お茶の京都博」メインイベントの一つが台風で一部中止となり、府などの実行委員会が代わりのイベントとして企画した。

 JR宇治駅前や宇治橋通商店街など4商店街に、茶栽培に用いる覆下(おおいした)を表現した「うあん」(宇治市×京都文教大)や、名水や井戸をモチーフにした「水郷(すいきょう)」(井手町×京都伝統工芸大学校)、さまざまな形に変更可能な「華」(精華町×京都精華大)など、地域の特色を表現した茶室が置かれた。訪れた人はカメラを向けたり、中に入って雰囲気を味わったりした。

 4日もあり、スタンプラリーや「宇治茶BAR」も開催する。午前11時から午後3時まで、宇治橋通商店街でグルメブースなどが並ぶ「宇治橋通りマルシェ」も開かれる。

【 2018年03月04日 10時34分 】



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