危なそうな場所、夜間ジョギングで見回り 京都で「トレパト」

2018-01-29 12:48:48 | 民 people
 京都府長岡京市内で犯罪の発生傾向が高いエリアを、夜間のジョギングやウオーキングついでにパトロールする「トレパト」に、有志の市民グループが取り組んでいる。健康づくりや仲間づくりを兼ねて敷居を下げ、防犯につなげる一石二鳥の活動を目指し、参加者を募集している。

 トレパトは「トレーニングパトロール」の略。同志社大の社会人講座で、市民参画のまちづくりについて学んだメンバーを中心に結成した有志団体「LOVEラボ長岡京」が企画した。昨年9月に試行し、12月から月1回のペースで本格的に始めた。

 幅広く参加できるよう、ジョギングだけでなくウオーキングも可。性犯罪や自転車窃盗、車上狙いなどの発生頻度を示した府警が公表する地図を基に、コースを設定する。

 12月中旬にあった取り組みには、12人が参加。午後7時半すぎにスタートし、阪急長岡天神駅前から商店街を抜け、文化センター通りを経由する約2キロを、走ったり歩いたりした。道中は街灯が少ないエリアも多く、参加者たちが周辺の状況を確認し合いながら足を進めた。

 長岡京市長法寺から参加した松田麻未さん(35)は「仲間がいて楽しんで走ることができた。危なそうな場所にも気づけたし、地域の役にも立てたら一層うれしい」と話した。

 活動に関する問い合わせは、同団体メンバー中川久徳さんのメールアドレスvek01362@nifty.ne.jp。次回は24日午後7時半から。

【 2018年01月23日 11時03分 】


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