「くらしのなかの戦争展」が、京都府向日市寺戸町の市文化資料館ラウンジで開かれている。戦地から家族宛てに出された軍事郵便や写真など、市民から寄贈された資料が並んでおり、訪れた人たちが熱心に見つめている。
同展は、身近な生活や人々に大きな影響を与えた戦争を振り返り、平和について考えてもらおうと、1994年からほぼ毎夏開催している。今回はパネル10点と資料25点を展示している。
同市鶏冠井町の上田家から寄贈されたのは、中国大陸で戦病死した兄清一さんと、フィリピン・レイテ島で亡くなった弟勇さんの遺品。サイドカー付きのオートバイにまたがる清一さんの写真や、戦友との楽しげな様子や運動会などの写真を集めた清一さん手作りの戦線アルバムが紹介されている。また、東京の陸軍工科学校で学んだ勇さんが、戦地から出した手紙には、故郷の向日町を懐かしみ、妹ら家族を気遣う様子がうかがえる。
8月28日まで。無料。同7日午後2時からは、学芸員による日曜談話会「手紙で読み解く戦争」(入場無料)も開く。
【 2016年07月18日 10時44分 】
同展は、身近な生活や人々に大きな影響を与えた戦争を振り返り、平和について考えてもらおうと、1994年からほぼ毎夏開催している。今回はパネル10点と資料25点を展示している。
同市鶏冠井町の上田家から寄贈されたのは、中国大陸で戦病死した兄清一さんと、フィリピン・レイテ島で亡くなった弟勇さんの遺品。サイドカー付きのオートバイにまたがる清一さんの写真や、戦友との楽しげな様子や運動会などの写真を集めた清一さん手作りの戦線アルバムが紹介されている。また、東京の陸軍工科学校で学んだ勇さんが、戦地から出した手紙には、故郷の向日町を懐かしみ、妹ら家族を気遣う様子がうかがえる。
8月28日まで。無料。同7日午後2時からは、学芸員による日曜談話会「手紙で読み解く戦争」(入場無料)も開く。
【 2016年07月18日 10時44分 】
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