京都府の乙訓地域をはじめ各地で活動するプロの音楽家やアマチュア合唱団が出演する「光明寺音楽祭」が16日、長岡京市粟生の光明寺であった。14組の多彩な音色や歌声が、約450人の聴衆で埋まった会場の御影堂に響き渡った。
地域の文化活動を盛り上げ、音楽に取り組む人たちを応援しようと、同寺関係者や音楽団体代表者らでつくる実行委員会が毎年開催しており、今回で8回目を迎えた。
長岡京市少年少女合唱団の発表を皮切りに、ソプラノの独唱や、長岡京市民コーラスによる光明寺の御詠歌などが続き、木々の緑に囲まれた御影堂の荘厳な空間に、数々の楽曲が流れた。
歌謡曲や童謡のメドレー、テレビドラマやアニメ映画の使用曲など、親しみやすい曲目もふんだんに盛り込まれ、聴衆たちがくつろいだ雰囲気で楽しんでいた。
京都市西京区から訪れた藤本貴志さん(34)は「こんな雰囲気の中で音楽を聞くのは初めて。一生懸命歌う姿と、響きの良い音に出合えて良かった」と話していた。
【 2018年06月17日 11時46分 】
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