歴史重ねて華やかに、ひな人形めぐり 京都・向日

2016-03-07 06:59:55 | 歴 history
 桃の節句を前に「西国街道ひな人形めぐり」が27日、京都府向日市を中心に西国街道一帯で始まった。江戸時代から現代までの豪華なひな飾りや道具などが展示され、訪れた人たちを楽しませている。

 貴重なひな人形の展示を通じて地域を活性化しようと、地元有志でつくるグループが毎年開いている。今年は商店、古民家など30カ所が人形などを飾っている。

 国登録有形文化財の中小路家住宅(向日市上植野町)では、江戸時代に作られた親王飾りをはじめ、京都御所を模した豪華な建物に男びなと女びなが収まる「御殿飾り」、全国各地の流しびなや、つるしびななどが展示されている。来場者は、時代や地域によって異なる飾りをじっくりと眺め、カメラに収めていた。

 友人と訪れた主婦の久島佐智子さん(69)=京都市西京区=は、「子どもの頃、ひな祭りで使っていたのと似た小型の重箱が展示されていて、懐かしく当時を思い出した」と話していた。

 3日まで(中小路家住宅は6日まで)。一部有料。

【 2016年02月28日 09時50分 】


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