鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5214回】 ビジネスパーソンが変わる時

2025年04月09日 | 住宅コンサルタントとして
昨日お伺いしていたクライアント様の中にも
一昨日お伺いしていたクライアント様の中にも
遺伝子にスイッチが入ったスタッフさんが
何人もおられました。

皆さん、3月18日の東京での勉強会に
参加された方たちです。

遺伝子にスイッチが入ったかどうかは、
表情の変化や話を聴く姿勢の変化で
私、すぐに分かります。

お客様や会社の上司や同僚への感謝の気持ち。
更にはすなおさや勉強好き感が
全身からにじみ出ていているのです。

こういう波動が出た営業さんは
間違いなく結果が出る、という事実を
この仕事を20年、させていただく中で
何度も見てきました。

5月にお伺いするのが、本当に楽しみです。


営業研修を数えきれないくらい、やってきましたが、
どれだけセミナーや研修に参加しても、
それだけでは成果がでないのです。

研修講師や上司が、営業さんを変えることはできません。

営業さんを変えられるのは、自分自身だけなのです。

上司や講師ができることは、
本人が「変わりたい」と思うきっかけを与えるだけなのです。


今回の3月18日の勉強会の企画は、
本当にご登壇いただいた3名の講師が超絶優秀で、

「この講師の方たちのようになりたい!」

と参加された方が思い、
自分を変える決断を多数の方がして下さいました。

変わるきっかけは人それぞれだとは思いますが、

「この人のようになりたい」

という憧れの存在に出会うことで、
多くの方が変わる決断をして下さる、ということが
今回の企画を通して実感することができました。

また2026年も、この勉強会は企画したいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5213回】 経営者や幹部・リーダーが知っておかなければならないこと

2025年04月08日 | 住宅コンサルタントとして
新鮮なみかんの中に腐ったみかんを入れると
全てのみかんが腐っていく、ということを
皆さんも訊いたことがあるかと思いますが、
チームの中にすなおじゃない人、
話を聴く姿勢ができていなく、
学ぶ気持ちが無い人がいると、
チーム内の空気が悪くなるだけでなく、
決定のスピードや実行のスピードが遅くなります。

結果として、成果が非常に出にくいチームになるのです。

一方、すなおなスタッフさんばかりで、
話を聴く姿勢や学ぶ姿勢が
素晴らしいメンバーしかいないチームは、
出ているオーラが素晴らしいのですね。

そしてこういう波動が出ているチームは、
とにかくツキがあって、良いものを引き寄せるのです。

情報もドンドン入ってくるし、お客様も引き寄せられる。

決断や実行のスピードも上がり、
成果が出やすくなるのです。

すなおで学ぶ姿勢が素晴らしいメンバーだけになった
素晴らしいチームがあるのですが、
それ以前の状態と比較して、

「ここまで空気感が変わるのか!」

ということを私自身も体感することができました。

自分自身にとって、とても大きな経験でした。

経営者や幹部・リーダーは、
チームの空気を良くすることが重要です。

そのためには、負のオーラを発するスタッフさんを
メンバーに加えないことや採用しないことが
本当に重要なのです。

能力や実績、経験でスタッフさんを採用するのは、
本当に愚の骨頂だよなぁ、と感じました。

今の時代、やり方に関しての正しい情報は、
いろんなところに転がっているので、
素地の良いスタッフさんさえ揃えられれば、
絶対にうまくいくのです。

このことを経営者や幹部・リーダーは
絶対におさえておかなくてはならないのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5212回】 「AをするとBになる」ということが予想できない人

2025年04月07日 | 住宅コンサルタントとして
自分をコントロールできている人は大人だな、と思いますし
自分をコントロールできず、
本能のまま、自身の欲求のままに行動する人を
子どもだなと感じております。

最近、大人になり切れていない人が
非常に増えている気がしてなりません。

例えば、自分の収入以上にお金を使うと、
不足分をどこかから賄わなければなりません。

お金をキャッシングしてくるか、
もしくは人から盗んだり奪うか?

犯罪は論外ですが、
気軽にキャッシングする人、
もしくは自分の収入から無理なく返済できる額を超えて
カードで欲しいものを買ってしまう方が
結構おられることに、ビックリしてしまいます。
(個人的に親しくお付き合いしている方には、
そういう方はいないのですが・・・)

借りたものは返済しなくてはなりませんし、
借りたものには利息がつきます。

更にはお金の返済を要求してくる方たちは、
本当にしつこいので、精神的に追い詰められます。

これはミナミの帝王やナニワ金融道を読めば理解できます。
(ちなみに私は、実家の近所のおじさんが
サラ金からお金を借りて返済できなかったらしく、
怖いおっさんが取り立てにきているのを
小学生の時に何度も見たことで、
借金は人生を狂わす、ということを理解できました)

お金の返済に追われると、
精神的に平常でいれなくなる。

こうした常識を理解できていない方が
残念ながら結構おられることに
日本、大丈夫かな、と思ってしまいます。


また、歩きスマホをしている人や
車の運転中にスマホをいじっている人も、
そういうことをするとどうなるのかを
イメージできない、頭が弱い人だなと思います。

駅のホームから転落したり、
階段を踏み外したり、
ブレーキを踏むタイミングが遅れて事故を起こしたりと
ロクなことにはならないことをイメージできない、
頭が弱い人なんだろうと思いますが、
そういう人が結構多いですよね?

そしてスマホをイジリながら歩いている人や
車を運転している人を見ると、
仕事が出来たり人気がある人に見えないのです。

段取りが悪く、頭が悪く、
先を予想できない人にしか見えないのです。

こういうことをすると、こういうことが起こる、
という先を予想する力を習得しておきたいものです。

その能力を習得できると、
若いうちから学び続けておかないと、
オッサンになった時に誰からも必要とされなくなる、
ということが予想できるので、
若いうちから努力できるようになるので・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5211回】 決定したことや指示したことが、実行されない理由

2025年04月06日 | 住宅コンサルタントとして
今の時代、業績を高めるためのノウハウは、
至る所にころがっています。

なのにも関わらず、
業績が良い会社と悪い会社が存在するのです。

ということは、情報やノウハウが、
会社の業績に与える影響は大きくない。

私がいろんな会社さんを見てきて思うのは、
業績が良い会社は、決定したことが着実に実行される。

一方、業績が良くない会社は、
決定したことが実行されない、
もしくは最初の1か月間は実行されるのですが、
2か月目以降、自然と実行しなくなる。

行動しないのですから、結果が良くなる訳がないのです。


ではなぜ、決定したことが実行されなくなるのか?

その最大の要因は、
組織のトップがメンバーに信頼されていないからです。

「リーダーは、ああやって言うけど、
言うことがコロコロ変わるから、
まあ話半分で受け止めておこう」

「いろんなことを指示してくるけど、
もうこっちはキャパオーバーしているのに、
更にあんなこと言われても、自分が潰れるだけ。
だから聞いたフリだけしておこう」

という感じで思われているのです。

リーダーの日頃の仕事に対する姿勢であったり、
人として部分をメンバーは驚くほど見ています。

これは、会社組織だろうが、家族だろうが同じで、
例えば家庭でお子様が言うことを聞いてくれないのも、
親として信頼されていないのです。

ではどうすれば信頼されるのか?

まずはリーダーが誰よりも一所懸命であること。
そして言っていることとやっていることが一致していること。
行動や言動に筋が通っていること。
部下やお子さんのことをリーダーや親が信じていると同時に
愛情を注いでいること。
部下やお子さんの成功や成長を心から願っていること。

こういうことが大切なのだと思います。

優秀なリーダーや親は、
うまく事が進まないときにベクトルを自分に向けます。

「自分がどう変われば、皆が良くなるのだろう?」
「どうすれば、皆がもっとやり易くなるのだろう?」

こういう部分も、メンバーやお子さんは見ています。

そういうスタンスでありたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5210回】 ヒヤリングの極意

2025年04月05日 | 住宅コンサルタントとして
自分で言うのも何ですが、
私、相当ヒヤリングスキルが高いと思います。

いろんな方とお話をさせていただいていると、

「自分の頭の中が整理できた」
「問題点が何か、明確になった」
「すごく楽になった」
「こんなこと、誰にも言ったことがないんだけど・・・」

というリアクションをされるケースが多いのです。

スマホでいろんな情報収集ができる現代、
以前のようにお客様にいろんな情報を伝える
ティーチング型の営業はウケません。

お客様からいろんな質問や要望が出てくると思いますが、
それらに対応しながらも、

「本当にお客様が実現させたい暮らしって、
ひょっとしてこういうことではないですか?」

とこちらが提示したアイデアが、
お客様が言葉にうまく表現できない、
でもまさにストライクの時に、お客様は感動され、
営業マンに心を開くのだと思います。

ヒヤリングで重要なポイントは、
個人的に2つあると思っています。

1つはお客様に気持ち良くお話いただくための、
あいづちの打ち方やリアクションの取り方

そしてもう1つは、

「ひょっとして奥様が言いたいこって、こういうことですか?」
「お子様のためにも、
本当は奥様はこういう間取りにしたいのではないですか?」

というような、お客様が言葉にできない
潜在意識の中にある要望や不満を言葉にしたり、
もしくはお客様が言いたくても言えないことを
こちらが気づいて言葉にすることだと思うのです。

こうしたことを実現するのであれば、
ヒヤリングする側がお客様からいただいた情報から、
お客様の要望やお困りごとの仮説を出せないとならない、
ということになります。

すなわち、ヒヤリングで重要なスキルとは、
リアルタイムで仮説をお客様にぶつける力なのです。

この仮説力を身につけるためにも、
営業マンは日頃からいろんな情報を習得し、
自分の引き出しに加えておかなければならないのです。

勉強量こそ、ヒヤリング力の向上に必要なのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5209回】 作業と仕事の違い

2025年04月04日 | 住宅コンサルタントとして
個人的にはクライアント様のスタッフさんには、
良い部分を褒めさせていただいて、
気分よくお仕事をしていただき、
更に良いパフォーマンスを出していただきたい、
と思っています。

ところが、あまりにもまずい場合、
好きではありませんが、
厳しいことをお伝えすることも・・・。

経営者や役員に対してお伝えすることもあれば、
営業部長や営業マンにお伝えするケースもありますし、
広報担当者に言うこともあります。

私が非常にまずいと思うのは、
仕事レベルでやっていただかなくてはならないことを
作業レベルでやられている場合です。

では、作業と仕事の違いとは何か?

作業とは、与えられた業務をただこなす。

仕事とは、自分に与えられた業務を
後工程の方がやりやすいようにしてお渡ししたり、
後工程の方に好感を持っていただけるようにこなすこと。

例えば、設計さんの場合。

作業とは、ただただ業務マニュアルどおりに
50分の1の図面を制作するだけなのに対し、
仕事だと、例えばこの部分は平面図だけだと
監督さんも職人さんもイメージできないだろうから、
展開図と施工図を添付しておいた方が良いかも、
と気づいて、それらの図面まで制作すること。

例えば、広報の場合。

作業とは、社内で決まっている業務を
黙々とこなすだけ。

ストーリーズを1日3本。
フィードを週に1本。
HPの施工事例を月に2つ更新する。

これらが自社の業務として決まっているのであれば、
ただただそれをこなすのが作業です。

一方、

「こういう動画を見ると、
お客様は好感を持って下さるのでは?」

「今、こういう外観を好まれる方が増えているから、
このテイストの写真の比率を高めて投稿しよう」

とお客様のことをしっかりとイメージして、
お客様に好感を持っていただくための
発信をすることが仕事です。

そして一流か三流かの違いは、
組織全体で仕事をしているか、
それとも作業しているかの差なのです。

皆さんの会社は、仕事レベルですか?
それとも作業レベルですか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5208回】 地場で仕事を受注できていた工務店が、受注できなくなっている

2025年04月03日 | 住宅コンサルタントとして
地域に根差した家族経営の工務店さんで、
社長の人柄が良くて良い家を安く建てられる。

なぜ安く建てられるかというと、
家族経営で固定費が非常に低いから。

だから利益率をそれほど高く設定しなくとも、
ご飯は食べていけるのですね。

また先代が大工上がりだったりして、
施工力にも自信があったり、
かなり細かな対応が可能なので、
そうした部分も信頼度UPにつながり、
地域の方たちから仕事をたくさんもらってきた。

ところが、こうした地場に根差して、
長年新築を受注できていた工務店さんが、
新築を受注できなくなってきている気がします。
(リフォームは受注できているのですが、
新築はかなり苦戦しておられる感じです)

その理由はなぜか?

個人的に分析して思うのは、
地場の工務店さんの多くは、
ブランディングの意識が高くなく、
どちらかというと良いものを安く売る、
という体質になっているからだと思っています。

だからHPもどちらかと言うと親しみやすかったり、
社長自ら常に作業着だったり、
載っている車も軽トラだったり、
事務所も自宅だったり・・・。

ただ、安く丁寧にやってくれ、信用もされていたので、
インフレになる前には、
大手や地場の洗練された住宅会社だと
予算が合わないお客様の駆け込み寺のような感じで
新築の受注をいただくことができていた。

ところが、インフレになって、
毎月のやりくりが大変な方は、
新築市場から大半が去ってしまったのです。

今、新築を建てようと動いている方たちは、
所得がそれなりに高く、情報収集力も高い。

だからHPが洗練されていて、
YouTubeやInstagramで素敵な建物の発信をしていて、
スタッフさんも事務所もお洒落な会社に
目が向いているということなのだと思います。

新築を受注したい地場の工務店さんは、
本気で自社のブランドイメージを高める活動を
今すぐやっていった方が良いでしょう。

作業服は現場に入る時しか着ない。
事務所をお洒落にリニューアルする。
乗っている車もセンスある車に変える。
ファッションセンスや小物のセンスも磨く。
一流店に行って一流の接客を多数、受けてみる。

こうした活動を自分が好きじゃないからとか関係なく、
愚直に取り組んで自社のイメージを変えることができれば、
お客様からの引き合いは増えていくでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5207回】 マーケティングの変化

2025年04月02日 | 住宅コンサルタントとして
今の10代~30代の方たちは、
広告を見る気がありません。

そもそも興味が無いので、
スルーするか、目にも止まらないのです。

本や雑誌もほぼ読まない方が多く、
テレビなんてほぼ見ない。

オールドメディアは、ご年配の方しか見ていないのです。

では、10代~30代の方たちは、
どういう手段で情報収集しているのか?

そこを住宅会社の経営者や広報担当者は
四六時中考えまくっておく必要があります。

今の10代~30代の方の多くは、
自分が興味を持った分野に関して、
Instagramのハッシュタグ検索や
YouTube検索、Google検索をして調べるのと、
こうした検索行為の中で知った発信者の中で、
自分が好感を持てる方をフォローするようになり、
そのフォローしている方の発信で
必要な情報を収集する方が多いような気がします。

クライアント様の社長やスタッフさんで、
小学生や中学生のお子様がいる方に、
冬休みや夏休みにどこに行ったのかを質問し、
更になぜそこに行ったのですか?と質問すると、

「子どもが好きなユーチューバーが
番組内で行ってみて良かったと言っていたから」

という回答が本当に多いのです。

実際、私がおいしい飲食店を発見する中で、
とても参考にしているのが、
北海道大学の病院でドクターをしている方が
SNSで発信している情報なのです。

あと、グルメ情報に関しては、
アンジャッシュ渡部さんの発信もとても参考にしています。

すなわち、自社の情報をターゲット層に届けたければ、
そのターゲット層が日頃、情報収集している方たちに、

「あの住宅会社の家は、すごくカッコいいみたいだよ」
「あの住宅会社、とにかく性能が素晴らしいよ」

という発信をしてもらったり、

「あの住宅会社の新しいモデルハウス、
とても素敵みたいだよ!」

ということも発信してもらうと、
自社の情報をターゲットの層に届けることができるのです。

この先、広告の効果が上がることは
少なくとも数十年単位で無いでしょう。

広告ではなく、インフルエンサーの力を借りて、
ターゲット層に情報をリーチしていう比率を高める必要がある。

時代は変わったのです。

この変化に適応できず、
広告ばかりにお金を使っている会社は
取り残されてしまうでしょう。

常に市場と顧客の変化に合わせて
自社をつくり変えていかなくてはならないのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5206回】 企業経営にとって、体質こそ最も重要

2025年04月01日 | 住宅コンサルタントとして
企業経営にとって、
社員さんの個々の能力や組織力は
言わずもがな、とても重要です。

そして経営者の経営能力も
もちろん、メチャ大事です。

でも個人的に最も大切なポイントは何か、
と問われたとしたら、
それはその会社の体質である、と
思っています。

例えば、事務所やショールーム、敷地などが
いつもキレイでピカピカであったり、
セミナーや研修に参加するときの態度が
全スタッフさん、もう本当に素晴らしかったり、
決定したことを実行することに関して、
全員が実行の重要性を理解し、確実に実行したり。

とにかく、経営者や上司が何も言わなくとも、
自然と全スタッフさんがおこなう行動に
その企業の体質は出るのですね。

ではどういう体質の会社が伸びるのか?

これははっきりしていて、

・勉強好き
・すなお
・プラス発想。
・スピードがある
・環境整備が徹底されている
・感謝の心
・チームの和が需要だと全員が理解

という体質が染みついている会社は、
取り組んだことが成果につながります。

一方で、

・勉強嫌い
・すなおでない
・ネガティブな体質
・とにかく遅い
・事務所も社員さんの車も汚い
・社内の悪口を皆が言いまくっている

という体質の会社は、
どんなに個々のスタッフさんの能力が高くとも、
どれだけ正しい戦略を実行しようとも、
成果が長続きしないのです。

そういう意味で、個人的には体質が最も重要だと思っています。

皆さんの会社の体質は、良好ですか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5205回】 読書の習慣

2025年03月31日 | 住宅コンサルタントとして
ビザ取得のために帰国している次男。

関西在住の友人たちとも一通り会い、
自宅でゆっくりしているのですが、
私のオフィスにある大量の本を
1日1~3冊程度のペースで
読みまくっているようです。

先日、私がアマゾンで発注して届いた本を
勝手に開けて読み終えておりました。

またスペインでも
テレ東BIZを毎日見まくっているようで、
日本経済のことや各業界の優秀な企業を
社会人1年目とは思えないくらい、知っていました。

世界情勢のことや経済のことを
私自身、手加減することなく、ガチで話し合えるのです。

更には、

「この家、こんなに本がいっぱいあって、メチャいいなぁ」
「俺はもっと本を読んで勉強せなあかんと思うねん」

と、なかなか良いことを言ってくれるではありませんか。

24歳にして、読書に目覚め、
勉強することの重要性を理解できているようです。

また自己肯定感がメチャ強く、
自分に自信を持っている点なども含め、
家内いわく、「あんたにそっくりや」と。

私が大好きな山下誠二さんが
YouTubeでおっしゃっていましたが、

「体は、食べたもので出来上がる。
脳は、読んだ本で出来上がる」

20代の頃から読書の習慣が身についていると、
ビジネス脳はドンドン発達していくのです。

ウチの次男、なかなかすごいなぁ、と思っていたのですが、
よくよく自分を振り替えってみると、
私自身が読書に目覚めたのが25歳の時でした。

ということは、次男よりも1年遅れですが、
今の次男と変わらなかったのですね。

更には25歳で結婚もしましたし、
お客様を数多く担当させていただき、
バリバリやっていたのです。

28年前の自分をちょっと見てみたい、
そして今の次男と28年前の自分を比較してみたいなぁ、
と思いました。

ただ当時の私の周囲には、
読書をコツコツやっている方が一人もいなくて、
本は全て自分のお金で購入していました。

当時の俺、なかなかやるやん!

当時、3万円のお小遣いの中から
2万円を本題に突っ込んでいたので、
どうやってやりくりしていたんでしょう?

でもあの頃からの読書の習慣のおかげで
今の自分があるのは間違いないです。


読書の習慣、皆さんは持つことができているでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5204回】 一流に触れた後の感想

2025年03月30日 | 住宅コンサルタントとして
3月18日の弊社主催の勉強会。

東京国際フォーラムに
全国のクライアント様に集まっていただき、
営業リーダー・営業・コーディネーターの
日本トップレベルの方たちにご講演いただきました。

参加された方は体感していただいたと思いますが、
会場内には住宅業界のトップレベルのプレーヤーが
多々、おられました。

勉強会を開催した目的は、
何度も申し上げていますが、
師と友づくりでした。

長いお付き合いのクライアント様は、
積極的に交流していただいているので、
レベルの高い他社の人たちの能力やマインドを
十分に理解していただいているかと思います。

ところが、お付き合いが新しいクライアント様は、
他のクライアント様との交流はまだまだ少なく、
他社のトップレベルの方の実力や意識の高さを
ご体感できていないと思います。

なので、住宅業界における
日本トップレベルの方と交流していただき、
今の自分との差を痛感していただき、
その差を埋めるための行動目標を立てていただければ、
とも思っておりました。

大半の参加者の皆様は、
トッププレーヤーに近づくために、
自分自身、こういう勉強を半年間やります、
と宣言して下さっているのですが、
ちょっと意外だったのは、

「あまりのレベルの差に愕然としました。
とても自分たちはあそこまで仕事に全集中できない」

という方もいたことです。

自分よりレベルが高い方に出会えることって、
ビジネスパーソンにとってプラスでしかない、
と思っていました私は、
なぜこういう反応が出るのか、
正直不思議でした。

で、そういう発言が出る原因を考えてみました。

おそらくですが、「自分は結構できる」と思っていた方が、
自分よりもはるか上のレベルで、
太刀打ちできない方の実力を目の当たりにした際、
このような発言が出るのかな、と・・・。

自分よりもはるかに高レベルな方とたくさん知り合って、
己の未熟さや世の中には上には上がいる、
ということを知れば知るほど、
そういう感情は薄れてくるのでは、という結論に至りました。

目指すべき人がいる、
師匠がいるということは素晴らしいことです。

謙虚に学び、コツコツ継続して、
その目指すべき方に少しでも近づけるよう、
努力し続けたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5203回】 比較対象を入れることで、お客様は理解しやすくなる

2025年03月29日 | 営業マンとして
どうすれば自社の商品や取り組みの価値を
お客様により深く理解していただけるのか?

営業マンであるなら、
こうしたことを常に考えまくっておかなくてはなりません。

私個人的には、何かを説明していただく際に、
比較対象を入れてもらった方がイメージしやすく、
価値も感じやすいと思っています。

こうしたことに気づけたのは、
自身の体験がやはり大きい。

例えば服屋さんに行った際に、
お気に入りの服があったとします。

とても軽くて、でもなんかあったかそうなダウンがあったとして、

「このダウンジャケットの羽毛ですが、
こういう種類の羽毛がこれだけ入っています」

と説明されるよりも、

「通常のダウンジャケットの羽毛って、こういう成分で、
これらの羽毛をこういう処理をしているのですが、
このダウンジャケットの羽毛は、成分がこう違って、
かつ処理の仕方も全然違うんです」

と比較してもらった方が、その良さをイメージしやすいですよね。

私の専門分野(?)の飲食店さんでも、
単純に料理の説明をするのではなく、
一般的な手法だとAなのですが、
今回、Bという手法で通常の2.5倍の時間をかけて
仕込んだスープをベースに仕上げました、
と言われた方がおいしく感じるかと思います。

人間は、比較対象があってこそ、
より深く理解できるのです。

だから会社の説明でも、
商品の説明でも、
もちろん自己紹介でも、
比較対象をつくることで、
お客様はより深く理解して下さるようになるのです。

比較対象をつくって説明する。

皆さんは出来ているでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5202回】 15~19年前にお伝えしまくっていたことに立ち返る

2025年03月28日 | 住宅コンサルタントとして
建築資材メーカーからコンサルタントに転職した私。

家を売ったこともなければ、
住宅会社さんで仕事を実際にしたこともない。

でも住宅会社のコンサルティングをしたかったのです。

なので2005年~2010年頃までは、
とにかくいろんな住宅会社さんにお客様として行って、
調査をしまくっておりました。

実際にいろんな営業マンの接客を受けると、
売れている営業マンと売れていない営業マンの違いが
明確に分かるようになってきました。

会社関係なく、売れている営業マンは、
とにかく自分の会社のことを上手に伝えてきて、
その上で会社の思想と商品を関連付けて話してるのです。

「私たちが大切にしていることは○○で、
なのでこういう材料・こういう工法を採用しているのです」

という感じですね。

更に会社の創業当時から現在に至るまでであったり、
社長について語ってくれるなど、
とにかく自分の会社を売ってくる感じなのです。

まずは会社。
その次に商品を売ってくる感じですね。

そして都度、自己開示を入れてくる感じ。

これが初回接客時に大切なことなのだと感じ、
2006年~2010年頃まで、
各クライアント様の営業研修では、
この部分の強化を徹底していたのです。

そして2025年時点での弊社のクライアント様の大半は、
2010年以前からご縁を頂戴しているので、
この自社を売る、ということは
ここ数年、ほとんど営業研修時にやってこなかったのです。

ところが、ここ最近入社した営業さんがいるクライアント様や、
今年からお付き合いがスタートしたクライアント様で
この会社を売ることの重要性であったり、
具体的にどうトークを組み立てるのか、
ということをレクチャーさせていただいた際の
各社様の反応があまりにも素晴らしいのです。

商品で差がつきにくくなった今、
会社の思想や取り組みで差別化することは重要です。

だから15年以上前にガッツリやっていたことを
もう一度、全クライアント様で徹底していきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5201回】 今の自分に起こっていることは、全て自分が引き寄せている

2025年03月27日 | 住宅コンサルタントとして
20代、30代のビジネスパーソンにお伝えしたいことは、
40代、50代になってくると、
会社やお客様に本当に必要とされているか、
もしくは完全にお荷物となっているか、
えげつないくらい、明確になる、ということです。

会社からもお客様からも必要とされる場合、
当然ながら毎日が充実します。

ところが、必要とされない場合、
自分よりも若い方が活躍し、
会社からもお客様からも必要とされ、
成果でも圧倒的な差をつけられる。

能力も人望も無いけれどプライドの高い方にとっては
耐えられないことでしょう。

自分の過去の勉強や努力、生き方が
全てを引き寄せているのです。

20代、30代に学ぶことをせず、
今を充実させることを優先して、
大して努力してこなかった結果が、
誰からも必要とされない今の現実を引き寄せたのです。

人生は長い。

おそらく後20年以内には、
日本人の平均寿命は90歳代になっているでしょう。

40代後半で、まだ人生折り返しなのです。

40代、50代でいろんな方から必要とされ、
毎日生き甲斐を持って生活ができるようになることが、
人生の質を高めることにつながると思うのです。

だからこそ、クライアント様の若いスタッフさんたちには、
20代からコツコツと
能力や人格を磨くことをやっていただければ、
と思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第5200回】 次男の帰宅

2025年03月26日 | 親として
一昨日、自宅に帰宅すると、
次男がスペインから帰国しておりました。

ヴィーゴという、大西洋に面した、
ポルトガルとの国境に近い街に住んで
仕事をしているのですが、
ヴィーゴ→マドリード→深圳→関空というルートで
日本に帰国したようです。
(すぐに自宅に戻って来ないで、
大学時代の友人宅に泊まらせていただいていたようです)

私たち夫婦は、昨年のGWと夏に、
スペインとデンマークで会ってはいますが、
我が家の娘(ワンコ)たちは1年ぶりに
次男に会ったわけですが、
もうそれは熱烈な歓迎ぶりだったようで、
ワンコの記憶力もすごいなぁ、と思いました。

私たち夫婦は、ただただ子どもたちが健康で、
充実した人勢を送ってくれていれば、
もうそれだけで大満足な訳です。

とにかく無事、戻ってきてくれてよかった。

ただ、スペインでの就労ビザが100%降りるかは、
現時点では確証が持てないようで、
昨今の移民問題などがあり、
昔に比べ、就労ビザは簡単では無いようです。

そんな中、次男がいきなり、

「おとんは5月20日前後って家にいる?」

と聞いてきたのです。

私、5月19日からの週は、
何と1週間、ずっと日帰りの予定で、
ずっといるよ、と答えたのですが、
何でそんなことを聞いてきたのか、
当然、気になりました。

次男に質問すると、

「彼女、連れて来るわ」

とのこと。

もう、家内と共にビックリすると同時に、
とても嬉しい気持ちに・・・。

「で、彼女って、どこの人なん?」
「日本人?スペイン人?」

と立て続けにバカ親二人が質問をすると、
なんとイギリスの方だそうです。

高校時代から、彼女を一度も家に連れてきたことが無かった次男。

その理由は、私たちがあまりに食いつき過ぎるから、
とのことでしたが、彼女が5月に日本に来るようで、
紹介をしたいそうです。
(次男は彼女のご両親と面識があるそうです)

彼女の写真を見せてもらいましたが、
モデルさんのようなキリっとした感じで、
今からお会いするのが楽しみです。

せっかく日本に来てくれるのだから、
素晴らしいお店を予約しようかと
私と家内は先走りして提案したのですが、

「ヨーロッパの方は、一流のレストランとかより、
例えば回転寿司とか、タコパとか、
日本のベタな料理の方が嬉しいと思うで」

と、テンション高めのバカ親に対し、冷静でした。

5月が来ることを楽しみに、
今日も仕事を頑張りたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする