鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4596回】 一族での旅行

2023年07月31日 | 人として

今年、私の父母は結婚60周年、とのことで、

昨日、一昨日と一族23名が集まって、

兵庫県北部へ旅行に行っておりました。

 

父母の子どもは私たち3名。

 

長女は子を3人生み、

その3人の孫たちは6名のひ孫を生みました。

 

次女は子を3人生み、

その長男は、今年結婚しますが、

長男の奥さんも何と参加してくれたのです。

 

そして我が家も長男が福井から休暇を取って参加し、

家族全員4名で参加。

 

子3人、孫8人、ひ孫6人に囲まれ、

父母は本当に幸せだと思いますし、

何より一族全員、非常に仲が良いのが、

本当に素晴らしいなぁ、といつも思っています。

 

私の姉2人は、家内を食事に誘ったりと、

私よりも家内を本当の家族のように思っていますし、

8人の孫も本当に仲が良く、

次女の長男の結婚式も全員が集合するようです。

 

一族全員が集まると、

身体は衰え、目もほぼ見えないのに、

口だけはバリバリ現役で20時間近く、

ずっとしゃべり倒している、私の母をいじったり、

いつも天然で、どんくさいことを必ずやらかす姉をいじったり、

その昔、キス魔で甥っ子や姪っ子に

キスをしまくっていた私がいじられたり、

と、常に笑いが絶えない感じです。

 

そして皆が土足で人の心に入ってきて、

本音でコミュニケーションを取る一族なんですね。

 

我が家の子どもたちも、

一族の集まりはすごく楽しみなようで、

でもそれはおそらく8人の孫や

そのパートナーたちも同じようで、

この次は2番目の姉の長男の結婚式で集まり、

その次は父の米寿やなぁ、ということで、

参加メンバー皆、笑い倒して、一族の旅は終わりました。

 

一族皆で集まると、

こうやって家族みんなが健康で仲良く、

幸せに暮らしていることに勝る幸せは無いなぁ、と思います。

 

この次の米寿は、私が仕切る予定なので、

今から構想を練っておこうと思います。

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【4595回】 継続こそ本質

2023年07月30日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様の中で、

やはり一流だと思う住宅会社に共通するのは、

とにかく清掃を徹底していることです。

 

事務所、敷地内、トイレ、店舗など

どこを見てもいつもキレイ。

 

なぜいつもキレイなのかというと、

それは毎日の環境整備を徹底しているから。

 

毎日の環境整備を何十年と継続する中で、

毎日、コツコツとやり続けることの重要性を

いつの間にかスタッフさんが感覚的に分かるのでしょう。

 

一度決定したことを継続できない会社や

継続できないビジネスパーソンは、

一時的に結果を出すことはできますが、

安定して結果を出し続けることができません。

 

日々の環境整備であったり、

読書であったり、

建築物巡りであったり、

調査であったり、

仕事上、重要なことを継続できる会社、人は

着実に地力が上がり、成果につながるのです。

 

継続すること、皆さんはできているでしょうか?

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【4594回】 読書がきっかけとなる

2023年07月29日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様のスタッフさんには、

とにかく本を読むことをお薦めしています。

 

名著を読み、そこで気づいたことや学んだことを

実際の仕事のシーンで実践する。

 

これが最も効果的で高コスパだからです。

 

私自身が過去に参考にさせていただいた本であったり、

最近、刺激を受けた本などをご紹介させていただくのですが、

すぐに実践して下さるスタッフさんもいれば、

本を読む習慣が無いのか、

なかなか着手していただけないスタッフさんもいます。

 

でもそんなスタッフさんでも、

実際に何とか本を読む時間を確保し、

そこで学んだことを実践したところ、

お客様のリアクションが以前と明らかに変わったり、

成果につながったりすると、

読書の有益性にはじめて気づき、

読書へのモチベーションが一気に高まったりする方もいます。

 

そういう時、個人的に非常に嬉しいです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様でも、

伸びて欲しいと思っていたスタッフさんが、

以前と明らかに言動が変わっていて、

ここにきて着実に成長されるかもしれない、

という雰囲気を感じました。

 

ちなみにその方には、

中村信仁さんの著書をおすすめしました。

 

住宅業界の営業マンであれば、

絶対に読んでおいた方が良い名著を

多々、書かれています。

 

おすすめです。

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【4593回】 自然とご縁の輪が広がるお付き合いが出来ているか?

2023年07月28日 | 住宅コンサルタントとして

商売の基本は、自社に好感を持ち、

自社の商品やサービスを繰り返し買って下さるお客様を

一組でも増やしていくことです。

 

一度、接点があったお客様とご縁の輪が

着実に広がっていくイメージですね。

 

住宅業界の場合、自社で家を建てて下さったお客様はもちろん、

日頃、自社の仕事を請けて下さっている取引業者様との輪も

広がっていくことが望ましいですね。

 

こうしたご縁の輪が自然と広がっていく会社は、

人付き合いが上手と言えます。

 

関わる方から好かれ、また会いたいと思われるだけの

魅力や人間性がある、ということです。

 

ところが、こうした輪が自然と広がっていかない会社が

実は結構存在するなぁ、と感じています。

 

「誰か、良い人、いない?」(←営業・設計・監督など)

「大工さんとか基礎屋さん、紹介して!」

 

とお願いばかりしていて、

今、取引している取引先様やOB様から紹介いただけないのです。

 

こういう体質の会社は、商売が広がりにくいとも言えます。

 

では、なぜご縁の輪が広がっていかないか?

 

根本、弊社のクライアント様を拝見していて、

輪が自然と広がっていく会社に共通するのは、

とにかく人が好き、与え好き、お役立ちが大好き、

というタイプだなぁと感じます。

 

そして何より情に厚く、人付き合いを大切にし、

いろんな方たちに愛情を注ぐことができるタイプ

と言えるでしょう。

 

一方、輪が広がっていかない会社に共通するのは、

ビジネスライクであり、ギブよりもテイクを好み、

人様のお役に立とう、という意識が低いイメージがあります。

 

ご縁をあまり重視していない感じもします。

 

そして与え好きでは無いのですね。

 

どの業界でも、情報が簡単に入手できる時代なので、

商品で差がつかなくなっていくのです。

 

ですから、ご縁の輪が広がっていく、

人付き合いが上手な会社の方が

商売は有利になっていくでしょう。

 

皆さんの会社は、ご縁の輪が自然と広がっていくような

人付き合いができているでしょうか?

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【4592回】 家を建てる意義と、どんな家を建てるべきか、という軸を持てているか?

2023年07月27日 | 住宅コンサルタントとして

2023年、何が住宅業界に起こったかというと、

住宅性能とデザインのレベルが一気に上がった、

と個人的に思っています。

 

UA値、C値、耐震等級という点で、

ちゃんと勉強している住宅会社は、

HEAT20G1以上、C値0.5以下、耐震3を

クリアするようになりました。

 

建物のデザインに関しては、

InstagramやYouTubeで素敵な建物を

誰もが見ることができるようになったので、

こちらも大半の会社の建物の意匠性は高まった。

 

今、性能が悪い家、デザインがダサい家を建てている会社は、

もう仕事がないか、間もなく消えるでしょう。

 

マーケティングやおもてなしに関しては、

まだまだ会社間の差が大きいですが、

商品面に関してはレベルが上がったと思っています。

 

そしていろんな面での物価高に加え、

日本の不動産市場にも海外の資金が流入しているのか、

土地価格は人気のエリアでは上昇していて、

家を建てようと前向きな人の数は減少しているなぁ、と

個人的に感じています。

 

商品力の差が小さい中、

数少ないお客様から選ばれるために、

営業マンはどうすればよいか?

 

個人的には、お客様に対し、

なぜ家を建てた方が良いのか、という

家を建てる意義をまずは自分が持つこと。

 

そしてどんな家を建てるべきか、という自分なりの軸を

営業マン自身が持っておき、

お客様にぶつけていくことかと思います。

 

おそらくですが、お客様はいろんな会社を回り、

そこで各社から自社の商品が如何に素晴らしいか、

というプレゼンを受けまくっていると思います。

 

いろんな住宅会社から

自社商品の素晴らしさの説明を受けまくったお客様は、

インプットした情報量が多すぎて、

頭の中が混乱する方もそれなりにおられることでしょう。

 

どんな家を建てるべきなのか、

そもそもなぜ家を建てるべきか、

という、家づくりの原点を見失っているかもしれません。

 

ゆえにそれらについて、お客様に問いかけ、

それらを明確にするサポートをおこなうことで、

お客様に価値を感じていただけるかもしれません。

 

他社が商品特徴をアピールする中、

そもそもの意義や目的を明確にするサポートをおこなうことが、

お客様が家づくりを失敗しない確率を上げることにもつながるのです。

 

これを実行するためには、

営業マン自身が、そもそもなぜ家が必要なのか、とか

どういう家を建てるべきなのか、ということに対し、

自分なりの正解を持っておく必要があるのです。

 

なぜ家を建てるべきなのか?

どんな家を建てるべきなのか?

 

皆さんはこの問いに答えられますか?

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【4591回】 多角化経営

2023年07月26日 | 住宅コンサルタントとして

住宅事業1本で経営していると、

不安にかられる経営者もいるでしょう。

 

自社がやっている事業そのもの、

それから自社のメイン商品やサービスが

全く通用しなくなる未来があるかもしれません。

 

実際、金融機関や旅行代理店などは

今後、非常に厳しい時代となりますし、

小売り業も相当レベルを高めなくては、

ネット通販に簡単に負けてしまうのです。

 

だから、今の本業以外に柱となる事業を立ち上げたい。

 

その気持ちは十分に理解できます。

 

ただ、私自身がいろんなクライアント様と

長いお付き合いをさせていただく中で感じるのは、

新規事業立ち上げにおいて重要なポイントは、

 

・自社の本業が好調であること

・自社の本業を任せられる幹部が育っていること

・もしくは新規事業を立ち上げあれる能力・意欲がある

スタッフを雇用すること

 

だと思っています。

 

新規事業を立ち上げるには、

当然ながら資金と時間を費やさなくてはなりません。

 

それなのに、本業が赤字、もしくは苦戦しているとしたら、

新規事業の前にまずは本業を順調にしてから、

という順序が正しいはずです。

 

また事業を立ち上げる、ということは、

サラリーマン体質の方には非常に難しいです。

 

そんなに甘いものではありません。

 

何が何でもこの事業を立ち上げる!という強い意志を持ち、

圧倒的行動力を有する人でなければ、難しい。

 

だから経営者自身が新規事業立ち上げに没頭するか、

もしくは寝食を忘れて仕事に没頭できるような方を

採用できなければ、立ち上げは難しいのです。

 

それらをクリアしているのであれば、

新規事業立ち上げに取り組んで良いのでは、

と個人的に思っています。

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【4590回】 模範を示す

2023年07月25日 | 住宅コンサルタントとして

コンサルタントとしてクライアント様に対して、

そして親として子どもに対して、

私自身がずっと意識していることは、

 

「模範を示す」もしくは、「模範を示せるように努力する」

 

ということ。

 

言う側がやることをやっていないと、

ぶっちゃけ説得力がないと思うのです。

 

なので昔から、模範を示せるような生き方をしないと、

と自分なりに考えてきました。

 

私自身は人望も無ければ、人としても魅力が無いので、

なおさらやるべきことをやっておかなければ、

とその昔、自己分析したのですね。

 

まずコンサルタントとして、

クライアント様に目指していただきたいのは、

商売の王道を歩んでいただきたい、ということ。

 

私が定義する商売の王道とは、

商売をやる中で関わった方々が

自社の商品やサービス、接客に満足され、

次第にファンになられ、応援していただけるようになること。

 

そして商売を継続することで応援して下さる方がドンドン増え、

商売が年々、やり易くなっていくことを

商売の王道である、と定義しています。

 

この実現のためには、

絶対に正しいことをおこない、

お客様や取引先様と誠実にお付き合いさせていただく、

ということが大前提となります。

 

クライアント様にそういう王道を歩んでいきましょう、

という我が社が、それが実現できていなければ、

クライアント様に、「お前が言うな!」と思われるでしょう。

 

ですからまずは弊社自身がクライアント様から必要としていただき、

応援していただけるような生き方をしなくては、と思い、

起業以来12年半、そこを目指してやってきました。

 

おかげ様で広告宣伝費0円、営業を一切せずに、

1年間のスケジュールが埋まる、という状況を継続できています。

 

クライアント様が固定で、クライアント様同士が非常に仲が良く、

コミュニティが自然と出来上がっております。

 

最近ではクライアント様の広報スタッフ同士が

グループLINEをつくって積極的に情報交換するなど、

経営者同士だけでなく、スタッフさん同士の交流もはじまり、

コミュニティが更に良くなってきているなぁ、と感じます。

 

また、我が家の子ども達に対しても、

人様に迷惑をかけず、

自分の人生、自分で決めて、

その実現のために努力を継続することを

昔から言い続けてきました。

 

また、男は家族を養うために稼ぐ力を身につけなくてはならない、

そのために、仕事ができなくてはならない、ということも

ずっと言い続けてきました。

 

親としてそういうことを子どもに言うためには、

自らがそうなっていなくてはなりません。

 

仕事に向き合う姿勢、

家族のために稼いでくること、というのは、

一応、模範を示せているのかな、と思っています。

(←自分に甘い)

 

経営者として、上司として、親として、模範を示すこと、

皆さんはできているでしょうか?

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【4589回】 仕事とは、面倒で手間がかかり、すぐに成果がでないものである

2023年07月24日 | 住宅コンサルタントとして

プライベートでは、私はクズ人間ですが、

仕事モードになると人格が変わります。

 

まずコツコツと継続ができる。

 

このブログもそうですし、

いろんな業種の調査をずっとやっていますし、

インプットや仕事の準備に関しても

コツコツと日々、やることができます。

 

でもダイエットや禁酒などは、本当に続きません。

 

仕事道具以外の整理整頓も苦手ですし、

(これが仕事となると、なぜか出来るんです)

料理なんかは作ったら後片付けできないですし、

まあそれはひどいものです。

 

ではなぜ仕事面だけしっかりとできるのか?

 

それは一家の大黒柱(←もはや死語?)としての

自分自身の役割、それから仕事に対して、

自分の中で定義できているからだと個人的に思っています。

 

まず父として、夫としての自分の役割は、

家族が食べていけるだけの収入を得ること、

そして子どもたちがやりたいことができる環境を

経済的につくることだと決めています。

 

そのためには、ある一定の稼ぎが無ければならない。

 

そのために、仕事で成果を出し続けて

お客様に必要と思っていただける能力と人格が必要。

 

そのために、一次情報をインプットし続け、

日々、進化しなくてはならないと決めています。

 

そして仕事とは、面倒で手間がかかり、

効率が悪く、成果がすぐに出ないものだと定義しています。

 

多くのビジネスパーソンが、面倒で手間がかかり、

効率が悪く、成果が出にくいことを継続できない。

 

だからコツコツとやっているだけで勝てる。

 

自分の中では確信しています。

 

だからプライベートでは何も継続できないのに、

仕事に関しては別人格になれるのではないか、

と思っています。

 

自分自身の役割であったり、

自分の仕事を定義することで、

ブレない軸ができるような気がしています。

 

仕事の定義づけ、皆さんは考えたことがありますか?

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【4588回】 会社紹介・自己紹介・商品紹介の正しいやり方

2023年07月23日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社の営業マンは、

商品の説明だけをしても

お客様に買ってはいただけません。

 

住宅は高額ですし、

大半のお客様は生涯、そこに住むので、

購入後のアフターはどうか、

施工品質はしっかりしているか、など

いろんな面で住宅会社を比較します。

 

その中で総合的にお客様の満足度が高い会社が選ばれる。

 

更に注文住宅の場合、

契約時には図面と見積しかないので、

契約前後にお客様と膨大な打合せをします。

 

すなわち、お客様から好かれ、

お客様に会いたいと思われる営業でなければ、

これまた契約していただくことは難しい。

 

すなわち、会社紹介・自己紹介・商品紹介が

営業マンがおこなわなければならない仕事です。

 

そしていろんな会社で、

会社紹介・自分紹介・商品紹介を上手にやろうと

営業マンの教育をやったりする訳ですが、

まずは自社の型をつくり、

それを忠実に再現できるように

営業さんをトレーニングする必要があります。

 

ところが、全てのお客様に対し、

杓子定規的な会社紹介・商品紹介では、

競争が激しい時代、不十分です。

 

ではどうすれば良いか?

 

それはお客様が求めているジャンルを雑談の中でキャッチし、

お客様が求める要素を厚くした会社紹介・商品紹介なのです。

 

お客様がデザインを重視しているのに、

如何に自社がデザインを重視しているか?

自社の設計やコーディネーターが優秀か?

ということをお伝えせずに、

自社が得意とする性能の話ばかりするのは、

お客様が求めていることとズレてますよね?

 

この場合、自社のデザイン性の高さを

しっかりとお客様にお伝えするか、

もしくはデザインも大切だけれど、性能はもっと大切である、

というお話をお客様にして、それらを理解していただいた上で、

自社が得意とする性能の話をするか、という二択となります。

 

商品紹介も全く同じで、

自社のいろんな商品の特徴を

杓子定規にお伝えするのではなく、

お客様が何を重視しているのかを理解し、

その部分を厚くお伝えすることが重要となるのです。

 

真面目な性格の営業さんや

新人や若手営業マンは、

会社紹介や商品紹介をいろんな側面から

お客様にお伝えできるように

日頃からトレーニングをしておきましょう。

 

もちろん、自己紹介も、です。

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【4587回】 25年間の感謝

2023年07月22日 | 人として

先日、クライアント様のところに行くと、

nicolai bergmanの箱を持って

クライアント様の社長ご夫婦が来て下さいました。

 

「どうしたんですか?」

 

と質問したところ、

 

「結婚記念日、おめでとうございます」

 

とお祝いのお言葉を頂戴し、

かつ家内が大好きなnicolai bergmanのお花をいただきました。

 

何て素敵なプレゼント!

本当にありがとうございます。

 

今年の7月19日は、私たち夫婦の25回目の結婚記念日で、

1年近く前に年間スケジュールをクライアント様と決める際、

クライアント様にポロっと「この日、結婚記念日なんですよ」と

言ったことを覚えていて下さったのです。

 

感激しました。

本当に素敵なプレゼント、ありがとうございました。

 

さて家内と一緒になって25年。

 

結婚した当時は建築資材メーカーでしたから、

週休2日で休みもあり、

いろんなところに遊びに行くこともできました。

 

ところがコンサルに転職して以降、ほぼ家にいないし、

転職した当初は年間休日4日とかで、

育児や家事など全てワンオペでやってくれました。

 

自治会のこと、PTAのことも、

車の洗車やゴミ出しなども、全てやってもらい、

私が仕事に専念できる環境をつくってもらったのですね。

 

しかも一言も文句を言わず・・・。

 

このことに関して、もう本当に感謝しかなくて、

家内に捨てられなかったことに、本当に感謝なのです。

 

自分のことよりも家族のことを優先し、

皆が健康で楽しく過ごしていることを

自らの喜びにできるところは、ただただ尊敬します。

 

「気まぐれでわがままなお前の奥さんができるのは、

ともちゃんしかおらへんで!」

 

と父母と2人の姉は口を揃えて、

私の顔を見る度に言いますが、

もうそれはおっしゃる通りだといつも思っています。

 

私、ここ数年、本当に物欲も無く、

食べることと旅行にしかお金を使わないので、

25年の感謝の気持ちを込めて、

今年は家内が欲しいもの、予算上限なしで

プレゼントしたいと思います。

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【4586回】 乗せた方が得

2023年07月21日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は、とあるVC本部主催の勉強会で

1日、講師をさせていただいておりました。

 

このVCの立上げの時からご縁を頂戴し、

私は主に加盟店様の集客や営業、経営について

勉強会の中で講師をさせていただいております。

 

立上げの時から一緒に仕事をさせていただいている、

本部のスタッフさんが数名、おられるのですが、

昨日、その中の1人のスタッフさんから、

 

「今まで何十回と鬼山さんの話を聴いてきましたが、

今日が一番、テンション高かったですね」

 

と言われました。

 

自分ではいつも同じテンションのつもりなのですが、

確かに昨日はテキストから脱線しまくり、

アドリブ入りまくりの講演をやっていたような気がします。

 

昨日、特にテンションが高くなった理由はただ一つ。

 

参加メンバーの皆様のノリの良さに尽きます。

 

皆、積極的に挙手して質問をして下さり、

こちらがちょっと小ネタを挟むと

リアクション豊かに笑って下さる。

 

そうなんです。昨日の会場は大阪で、

参加メンバーが全員、関西の方だったのです。

(1名、岐阜の大垣の会社さんがおられましたが、

滋賀に隣接してますから、関西のようなものです)

 

皆さんが質問して下さるのですが、

メンバーの皆様が最も理解しやすい形は何か、

ということを考えているうちに、

アドリブでいろんな話が展開するような感じでしょうか。

 

もう本当に気持ち良く、

朝の10:30~17:00までしゃべり倒しておりました。

 

講師にしても、料理人さんにしても、

お客様のリアクションが良いと、

ドンドン楽しくなって乗ってくるものです。

 

そしてもっと喜んでいただきたいと思い、

ついついサービスしてしまったりするのです。

 

そういうことを分かっているので、

私自身、お客様の立場でレストランに行った際は、

大将やスタッフさんが気持ち良く料理できるよう、

リアクションするようにしています。

 

自分が勉強会や視察ツアーに参加させていただいた際は、

司会者や主催者の方が気持ち良くなるように

発言したり、行動したりします。

 

絶対に気持ち良くやっていただいた方が、

皆、幸せになると思うからです。

 

自分がお客様の立場の際、

良いお客様でありたいものです。

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【4585回】 どんな会社に行っても、合わない上司はいるもの

2023年07月20日 | 住宅コンサルタントとして

サラリーマンと経営者を両方やった私の経験で言うと、

どんな会社やお店に勤めようが、

人が何人か集まった集団の中には、

絶対に価値観や考え方が合わない方が存在します。

 

上司かもしれないし、同僚かもしれない。

 

場合によっては、メチャストレスを感じる後輩もいるでしょう。

 

B2B企業で言えば、前任から引き継いだ、

最も重要な得意先の社長や担当者が合わない、

というケースもあるかもしれません。

 

どんな会社で仕事をしたとしても、

人間関係にストレスを感じることは当たり前にあって、

その中でどう自分の気持ちや心をコントロールし、

上手にやっていくのか、ということが大切なのです。

 

考えが合わない方やちょっとイラつく方たちと

何とかやっていく中で、

自分のキャパや耐ストレス性が向上する。

 

それが自分の器を大きくしてくれるのです。

 

合わない人がいるとか、

会社の考え方が合わないからといって、

すぐに辞めてしまう人がいますが、

次の会社に勤めたとしても、同じことの繰り返し。

 

辞める原因のベクトルを会社や上司に向けたところで、

その人自身のキャパは大きくならないので、

どんな会社に行っても我慢できなくなるのです。

 

人間関係でストレスを感じたくない、とか、

合わない人と働きたくない人は、

自分で起業するしかありません。

 

でも起業するということは、

全ての責任を自分で負うということであり、

起業したらそれこそ起こった全てのことを

受け止める以外、選択肢は無くなるのです。

 

ちょっと人間関係が合わないから、

というだけでいろんな会社を転々としている人が、

全てを受け止められるでしょうか?

 

そもそも、自分に合う人なんて、そんなにいない。

 

合わない中でどう自分のキャパや耐ストレス性を高め、

いろんな方と上手にやっていくか、

ということを追求した方が、

ビジネスパーソンとしてうまくいくよな、

と個人的に思っています。

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【4584回】 いろんな業種の存在価値

2023年07月19日 | 住宅コンサルタントとして

今年の年末ですが、もともと大阪から羽田経由で

フランクフルトまでの往復の航空券は予約しておりました。

 

フランクフルトからどこに行くか?

 

それをそろそろ決めないといけません。

 

当初第一候補は、イタリアのプーリアだったのですが、

フランクフルトからのアクセスが悪く、断念。

 

次にポルトガルが候補に挙がったのですが、

レンタカーが無いとおそらくポルトガルは、

少し時間を持て余しそうな感じ。

 

冬、ヨーロッパでレンタカーを借りて運転したことがありますが、

スタッドレスタイヤじゃなくチェーンなんです。

 

冬のレンタカーは少し不安なのと、

フランクフルトからポルトガルの航空券が高いことに

ちょっと衝撃を受け、ここも断念。

 

結局、フランクフルト→バルセロナ→サンセバスチャン→フランクフルト、

という予定が最も飛行機の乗り継ぎも良いし、

バルセロナとサンセバであれば、徒歩でも楽しめる街、

ということで決定しました。

 

更に次男が試験終了後、スペインに行っており、

バルセロナで合流し、その後一緒に旅行することも決定。

 

バラバラに行って、バルセロナで合流、というのも

うちらしくていいね、ということで決定しました。

 

で昨日、私はバルセロナ、サンセバスチャン、フランクフルトの

ホテルの予約と航空券の手配を自宅でやっていました。

 

飛行機も、ANA、ルフトハンザ、イベリア航空、ブエリングと

4つの航空会社のサイトで予約。

 

そうなんです、私、航空券や鉄道の手配、ホテルの予約など、

全てネットでやり切ってしまうので、

旅行代理店不要なんです。

 

というか、私よりも若い世代の方なんて、

ほぼ100%、ネットで手配してしまうことでしょう。

 

飛行機が何らかのトラブルになっても、

旅行代理店ってほぼ使えなく、

結局航空会社の決断をただ言ってくるだけなので、

自分で航空会社のサイトで直接、予約してしまいます。

 

我が家の次男も同じで、

おそらく若い世代の方の大半は、

旅行代理店という業種すら知らない、

という時代となっていくでしょう。

 

でもこれは、旅行代理店だけではなく、

ありとあらゆる業種で起こる可能性があるのです。

 

ドローン配送や自動運転が当たり前となれば、

運送会社やバス・タクシー会社、

それから自動車保険会社も

その存在意義がドンドン無くなっていることでしょう。

 

金融のデジタル化がもっと進んだり、

仮想通貨がもっと浸透すると、

金融機関の存在意義も低下していきます。

 

自分たちの会社、自分たちの事業を

消費者視点で見て、5年後10年後も存在意義があるか、

定期的にチェックしていく必要がありますね。

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【4583回】 素晴らしい宿

2023年07月18日 | 住宅コンサルタントとして

これまた素晴らしい宿を発見しました。

 

1日2組限定しか宿泊できず、

しかもワイナリーとクラフトビール醸造所を併設していて、

チェックインした人は飲み放題、という、

ワインとビールが好きな人にはたまらない宿。

 

世に出ている情報が少なくて、

とりあえず一度、体験してみないと、と

今回はトライアル的な感じで予約したのですが、

食事・部屋・アメニティ・接客サービスの全てが、

もう本当に高レベルで満足度120%。

 

リピ確定です。

 

住宅会社はこの世で最も高額なモノを扱うので、

おもてなしも一流でなくてはならない。

 

そう思い、一流の接客サービスを学ぶため、

高級宿や高級レストランに通い始めて18年。

 

こんなに感動したのは、

 

・ベラビスタ尾道

・砥部オーベルジュ

・アトリエ オーハウス

(アトリエ オーハウスは砥部オーベルジュの越智さんが経営)

 

以来です。

 

まずはチェックインした後、ワイナリー見学、

そしてクラフトビールの試飲があるのですが、

基本、宿泊者は飲み放題なのです。

 

そしてワインやクラフトビールをつくる上でのこだわりなどを

人間性が素晴らしいスタッフさんが教えて下さり、

出来上がるまでの過程も想像しながら、美味しくいただきました。

 

その後、チェックインとなるのですが、

この建物、古い建物を山梨の女性建築家がリノベしたようで、

窓から見える景色だったり部屋の内装も素敵なんです。

 

一度、部屋に入ると、出たくない感じ。

 

共用の冷蔵庫の中には、ミネラルウォーターやペリエ、

ジンジャーエールやコーラも大量にストックされていて、

それらの飲み物も料金に含まれています。

 

更に部屋にあった部屋着なのですが、

リネンの肌への馴染み感がハンパなく、

これまたオーガニックコットンでつくられた、

非常に上質なものでした。

 

部屋のインテリア、小物、照明など、

全てが調和されていて、違和感なし。

 

素晴らしい室内でした。

 

そして夕食。

 

ここは自動的にワインペアリングとなり、

和食の創作料理がコースで出てきます。

 

素材も火入れも盛り付けも文句ないレベルで、

ワインが進む、進む・・・。

 

食後、お気に入りのボトルワインを購入し、

部屋で楽しみながら、入浴し、就寝。

 

翌朝の朝食も文句なしに美味い!

 

朝からオーナーが話しかけて下さり、

もう本当に満足できたことをお伝えし、

来年の予約もして帰路につきました。

 

あまり宣伝していないので、まだ知名度は高くないですが、

ほぼリピーターだらけになることが予想されます。

 

お客様に心地良く時間を過ごしていただくのに

どういうことが重要なのかを非常に学ばせていただきました。

 

一流の接客・おもてなしを学び続けたいと改めて思わせてくれた、

素晴らしい宿でした。

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【4582回】 言葉を磨く

2023年07月17日 | 住宅コンサルタントとして

このブログを書き続けて4500回を超えておりますが、

私の文章力、ちっとも上昇しません(涙)。

 

まあ、素頭が悪く、教養も無いので

キレイな言葉、味のある言葉が浮かばないのですが、

家内曰く、「この人の言葉、凄く魅力的で魅かれる」と

感じる方が3人、いるのだそう。

 

その中の一人は、家内がずっと習っているお花の先生なのですが、

以前、その先生から家内がお手紙をいただいた際、

そのお手紙を私に見せてくれたことがありました。

 

それはもう、本当に見事で、

思いやりや愛がしっかりと感じられるのにユーモアもあって、

そして相手へのリスペクトもある、見事なお手紙でした。

 

私もその昔、クライアント様の社長や出会った方に

直筆でお手紙を書いておりましたが、

こんなにも品のある言葉を使ったことがありません。

(まあ、直筆手紙を書くことが物理的に無理になったので、

このブログを前職の時代から書いているのですが・・・)

 

年齢を重ねると、使う言葉であったり、服装であったり、

ちょっとした所作などにその人の人格があらわれます。

 

クライアント様にお送りするお中元やお歳暮に、

家内はいつも直筆の手紙をしたためているのですが、

やはり自分が手紙を書くことが増えて、

いろんな方が遣う言葉に意識が向くようになったそうです。

 

そういえばここ数年で、私が言葉遣いで魅かれた方は、

上白石萌音さんの「いろいろ」でした。

 

言葉に品があり、見ていてとても心地よかった。

 

伝えたいことがあった際、

対面だと感情表現やジェスチャーでカバーできますが、

そもそも自分自身、リアクションや感情でカバーできている、

と思っているので言葉を磨いてこなかったのです。

 

日々遣う言葉を磨いていき、

年相応の品格を身につけられるよう、努力します。

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