鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第731回】 今年を振り返って

2012年12月31日 | 住宅コンサルタントとして
2012年は、皆様にとってどんな一年だったでしょうか?
そして、2013年をどのような一年にしたいですか?

今年一年を振り返り、翌年、自分が何をするのかを
私はいつも年末に考え、経営計画書としてまとめるようにしています。
でも、経営者は未来志向であるべきですから、
当年の反省がメインでは無く、翌年に何をすべきかということがメインです。

2013年は、下記のことにチャレンジします。

■個人面
①人として成長する
(これは終わりはないテーマですが、少なくとも今年の自分よりは数段レベルアップしたいです)
②ダイエット&筋トレ(20代の頃の体に戻す)
③一倉定先生の書物を全巻制覇し、経営そのものを更に勉強する

■仕事面
①経営計画書作成合宿をスタート
②新しい企画を形にする(内容はシークレットです)
③調査の強化(20社は行いたいです)

まだまだ人間としても、経営コンサルタントとしても至らぬ点ばかりですが、
上記のことに絞って、まずは強化していきたいと思っております。

私が独立、起業する際につくった経営理念は、次の通りです。

【経営理念】
進化するエンドユーザーのニーズに適応できるよう
クライアントの商品力・サービス力・人間力を
磨き続けるサポートを全力でおこなう

家とは、そこに住むエンドユーザーの人生を大きく左右する、とても責任のある商品である。
家を扱う住宅会社様は、とても責任ある事業をやっていることになる。
そして、住宅会社様をコンサルティングさせていただく我が社も、
当然ながらとても大きな責任がある。
我が社は、この責任ある仕事を行うにあたって、絶対に正しい家づくりをクライアントと共に実践し、
良い住まいを広めていくことで、住環境面・地域経済面において地域社会に貢献する。

この経営理念を実現させるために、我が社を設立したのです。

クライアントや勉強会のメンバーの皆様に、「常に進化し続ける」ということを申しておりますが、
私自身がまずは率先して進化しなければ、そんな偉そうなことを言う資格はないと思っております。

だから、進化し続けよう!

今年も当ブログにお目を通して下さり、誠にありがとうございました。
2013年も何卒よろしくお願い申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第730回】 日本に帰ります

2012年12月30日 | 住宅コンサルタントとして
いよいよ、本日帰国の途につきます。

バルセロナ3泊→ニース3泊→バルセロナ2泊というスケジュールでしたが、
ヨーロッパの建築の奥深さを学ぶには、これでも全く日数が足りません。

今年の秋に行ったイタリアにしても、今回のスペインや南仏にしても、
もっともっと現地を見て勉強したいこと、自分の感性に刺激を与えたいことは多々あります。

インテリアに関して言えば、圧倒的に違うのが照明です。

フランスもイタリアもスペインもそうなのですが、
部屋の照明で、天井から明るく光を照らすということはありません。

全て間接照明、もしくはスタンドなどです。
もちろん、あたたかくて目に優しい、オレンジの光です。

夜になると、すごく落ち着きますし、更に自然と眠くなります。

蛍光灯の光で、しかも夜なのに異常に明るい日本とは大違いです。

更に色の使い方や家具などのセンスは、遠く及びません。
ここは、ヨーロッパにもっと学ばなくてはならないのでは、と個人的に思っています。

こちらのホテルに泊まって、ソファに座って仕事をしたり本を読んだりするのが
本当にリラックスできるのです。

ヨーロッパ滞在中に、弊社の第三期の経営計画書も無事、完成しました。

更には街並について。

ヨーロッパの街と日本や中国の街並を比較すると、やはりその差を感じます。

日本でも京都や白川郷などは素晴らしいですが、その他の地域ではその差歴然です。

景観がもっと素晴らしくなれば、これだけの安全性と清潔さのある国です。
観光客が倍増することは可能だと思います。
それによって、経済効果も間違いなくあるわけですから、
是非とも政府に取り組んでいただきたいものです。

今回は、ガウディの作品、それからコートダジュールの美しい村々から、
たくさんのヒントをいただくことが出来ました。
また、2013年はスケジュール的に視察ツアーを組めそうにないので2014年にしますが、
第二回目の視察ツアーの企画も決定しました。

本当に充実した8日間でした。

ここで学んだことを年明けのコンサルティングに活かして、
少しでもクライアントの皆様のお役に立ちたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第729回】 海外から日本を見て

2012年12月29日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、ニースからバルセロナに戻ってきました。

ニースで過ごした3日間で、たくさんの刺激をいただきました。

景観・街並というものの大切さをもの凄く理解できました。

人口2000人の村に、年間何十万という人が訪れるのです。
レストランやお土産物を販売しているお店が繁盛しますし、雇用が生まれます。

過疎化や高齢化で悩む日本の市町村も、南仏の村に学ぶ点はたくさんあると感じました。

日本でも京都や鎌倉、金沢などは景観が素晴らしく、たくさんの観光客が訪れます。
でも、ほとんど縛りが無く、各々が好き勝手に建築していくのが、今の日本です。
これでは、景観のアップなど望めません。

ヨーロッパでは、景観に対する意識が本当に強いです。
イタリアでは、既存の建物のファサードの窓をリフォームで変えるのにも規制があるそうです。

だから、美しい街並が維持でき、たくさんの観光客が訪れるのだと思います。
そして、ホテルやレストラン、お店などに多くのお金がおとされ、雇用も生まれます。

日本の観光客は、フランスやイタリアから比べれば、10分の1程度。
世界で最も国家として歴史がある国ですし、衛生面や安全面ではシンガポールやモナコと並び、
世界トップクラスなのですから、ここを強化して欲しいと、海外を見るとつくづく感じます。

観光を強化して、雇用を生み出す。
また、働けるのにも関わらず職を選んで働いていない人の生活保護を廃止し、
その分を観光資源に投資する。

素晴らしい国なのですから、未来あることに税金を使って欲しいなぁ、と
バルセロナに居ながら、しみじみ感じたのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第728回】 美しいコートダジュールの村々

2012年12月28日 | 人として
昨日は、コートダジュール地方の美しい村々を日本人ガイド、竹田さんの案内で回ってきました。

まずは、朝のホテル前の海岸の写真です。



絵になりますね。

そしてまず最初に向かったのがエズ。
この村は、本当に素晴らしかったです!
もう、そこに居るだけで、他に何もいらないというか、心が洗われるような感覚になりました。

その後、ラ・テュルビー、ロクブリュヌ、サンタニエス、ゴルビオと5つの村を視察しました。
しばし、美しい村々の写真をご覧ください。













こんな断崖絶壁の上に村があるのです。

どうやって、こんな街をつくったのか、その当時の工事を見てみたいものです。

更に途中にあったのが、世界最古のオリーブと言われている、樹齢2000年のオリーブの木。



すごい根ですね。

また、このオリーブの木が生えている村自体もお洒落で、見事に調和していましたよ!


もう、エズを見て決めたのですが、2014年に視察ツアーを組みます。

バルセロナでガウディの作品を見る→モナコに移動し、モナコ泊。
その後、エズに移動し、エズの街を視察、エズにあるシャトー泊
そして再度バルセロナに移動し、帰国。

自分が移動した行程そのものが、建築にしても街並づくりにしても、
とても参考になると自負しております。

美しい空間の中に身を置いて過ごす時間は、本当に何物にも代えがたいです。
エズの村は、そんな気持ちにさせてくれた、感動的な街並でした。

2014年、クライアントの皆様、勉強会のメンバーの皆様、ぜひ行きましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第727回】 世界の富裕層が集まる国、モナコ

2012年12月27日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はニースから移動して、モナコに入りました。

モナコと言えば、世界中のセレブが集まる街。
日本人で言うと、デューク更家さんが有名です。

そのセレブが集まる雰囲気と、街並みの美しさを直接見て体感しようということで、
モナコまで足を延ばしました。

ニースからモナコは、電車で30分弱という近さ。

メトロ以外の電車の切符を買うのははじめての経験でしたが、
相変わらず英語もフランス語も話せないのにちゃんと買えるものです。

そしてニース駅からモナコのモンテカルロ駅まで、電車で移動しました。



モンテカルロ駅。
地下にあるんです。

モンテカルロ駅についてすぐに移動しました。

まずはモナコと言えば、このホテル!
オテル・ド・パリを見ることに。





余談ですが、ホテルの中に高そうなワンちゃんを連れた、
アルプスの少女ハイジに出てくる、ロッテンマイヤーさんのようなセレブがいました。

その後、モナコの街並みを見るために、普通の住宅街を散策しました。



とにかく坂が多い。
私が生まれ育った、生駒山のふもとの石切か、もしくは長崎のような、坂ばかりでしたが、
とても良い運動になりました。

こちらは、とても素敵な雑貨屋さん。
飾り付けがとてもかわいいので、撮らせていただきました。



モナコはパリとかニースと違って、治安も良く、街もキレイです。
(パリの道はゴミだらけだし、ニースの道は犬のウ○コだらけです)

その後、モナコ大聖堂に移動。
この建物が、これまた非常に素敵です。



更にここにはあの有名な女優、グレース・ケリーさんも眠っておられるので、
お墓も見学させていただきました。



そして大聖堂の近くの公園から海を見ると、それはもう絶景でした。



帰りには、本日行く予定の、世界一美しいと言われている村、エズの駅から写真を一枚。



本日は、モナコ近郊にある、世界一美しい村をいくつかガイド付きで見学してきます。

建物だけでなく、街並みも勉強しないと!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第726回】 言葉より大切なもの

2012年12月26日 | 住宅コンサルタントとして
2012年は、3回海外に行きました。

まず、お盆休みに上海。
これは完全にプライベートです。

そして9月にイタリアのミラノ。
そして12月の今、バルセロナ&コートダジュール。

9月のイタリアは、ビジネスパートナーである服部さんのコーディネート兼通訳付きでしたが、
上海とバルセロナに関しては、通訳なし、コーディネートなしです。

ホテルも航空券も全て自分で手配します。

更に、私は中国語やスペイン語、フランス語は全く読み書き出来ませんし、
英語は中学1年生レベルしか話せませんし、聞き取りも超苦手です。
(←ちょっとは勉強しろよ!)

でも、現地で困ることはありません。

言葉は簡単な内容しか通じませんが、表情・ジェスチャーでちゃんと相手に伝わるのです。

日本に居ると、言葉の力に頼ってしまいます。

ついつい、感情を込めて伝えることをしなかったり、事務的なコミュニケーションだったり・・・。

でも、海外で言葉の通じない相手に、そんなことをしても全く通じないのです。

だから、まるで俳優さんになった気持ちで、表情とジェスチャーで言いたいことを伝えるのです。

言葉というツールを使わず、自分の感情そのものをぶつけることが、
コミュニケーションを取るのに最も重要なことではないか、と思うのです。

言葉がまだ話せない1歳前後の子どもは、2人集まればいろんなコミュニケーションを取ってますよね。
それと同じなのです。

そして、海外に来ていつも思うのは、あいさつの大切さ。

フランスでは、「ボンジュール」「ボンソワール」。
イタリアでは、「ボンジョルノ!」「チャオ!」。
スペインでは、「オラ!」(いつもこの後に、一人言で「孫悟空」って心の中で言ってしまいます(笑))。

これさえ言えれば、後は感情で大抵伝わるのです。

気が付けば、私は結構日本語を話していたりしますが、それでも相手に伝わるものです。

言葉はコミュニケーションのあくまで1つのツールであり、
心のやりとりの方がより大切である。

皆さんはどう思いますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第725回】 ガウディの偉大さ

2012年12月25日 | 住宅コンサルタントとして
バルセロナ2日目です。

今回の視察は、来年~再来年の海外視察の下見、ということもあり、
とにかくたくさんの建築物や村を見ようと、これまたスケジュールが詰まっております。

昨日は、バルセロナ市内にあるガウディの作品で、世界遺産でもある
「カサ・バトリヨ」と「カサ・ミラ」をじっくり見学しました。
(その他にも、グエル邸を見に行ったのですが、月曜日は休館で見れませんでした・・・)

まず、カサ・バトリヨの建物ですが、日本語の音声案内があり、
これを聴きながら見学させていただきました。

ガウディの建築物の中で、このカサ・バトリヨやカサ・ミラは、
税金ではなく、入館料でメンテナンス費を賄っているとのことです。

一人20€以上ですが、貴重な作品を後世に残すための維持費と考えれば、
むしろ安いとも言えるでしょう。

カサ・バトリヨのテーマは海。
建物の内部は曲線で空間が作られていて、照明が壁に当たった際の反射が幻想的です。



そして吹抜けの壁面ですが、ブルーのタイルで複雑な形が仕上げられていました。



この青のタイルですが、上から下まで見たときに同じ色合いになるよう、
上部の青は濃く、下の階に行けばいくほど淡い青になっている、とのこと。

光の当たり方まで計算した、ガウディの意図には頭が下がる思いでした。

そして建物の最上階は、こんな感じです。



アーチ状に組んだ天井で、強度を増しているそうです。

ガウディと調子にのってパチリ。



その後グエル邸に移動する途中に、
バルセロナ一の市場、サン・ジュセップ市場があったので寄ることに・・・。

すごい活気です。
さすが、クリスマス前。



品揃えと活気がとにかくすごく、居るだけで楽しかったのですが、
お腹がすいてきたので、この中で売られていたマンゴーを買うことに・・・。



これ、1€ですよ!
カットフルーツは、全体的に1~2€なのですが、
日本の野菜やフルーツが如何に高いか、ということがよく分かります。

そしてグエル邸の前まで行きましたが、残念ながら月曜日お休みとのことでした・・・。
(←先に確認しろよ!)

ですので、昨日は外観しか見れていない、ガウディの作品「カサ・ミラ」の中を見学することに・・・。







こっちは日本語の音声ガイドは無いのですが、中をいろいろと見学しました。

とにかく、現地に着いてこの2日間、歩きまくりました。
おかげで、ホテルに6時前に帰ってきた後、
レストランの食事まで時間がある(スペインは夜、基本的に20時以降)ので、
ベッドに横になるとすぐに寝てしまい、気が付くと夜23時頃という失態を2日続けてやってしまいました。

まだ、こちらに来て、本格的なディナーを一度も食べていません(涙)。。。

今日は南仏のコートダジュールに移動なので、
また28日にバルセロナに戻ってきた際、スペイン料理を食べることにしよう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第724回】 バルセロナ到着

2012年12月24日 | 住宅コンサルタントとして
一昨日は朝4時に起きて、5時過ぎに家を出ました。
伊丹空港→成田空港→パリのシャルル・ド・ゴール空港→バルセロナ空港と移動し、
ホテルに着いたのは日本時間の朝5時(現地時間の夜10時)でした。

毎日、平均8時間の移動をしているので、移動にはめっぽう強い自信がありますが、
一昨日の移動はこれまでの人生の中で最もハードでした。

そして昨日は一日、疲れを取って本日からの視察に備えるつもりだったのですが、
結局のところ、街を少し散策すると、バルセロナの魅力的な街並みに魅了され、
一日いろんな建物を見まくっておりました。

まず、宿泊しているホテルがバルセロナの一等地にあり、カサ・ミラとカサ・パトリヨの間にあるので、
朝ごはんを食べに行きつつ、カサ・ミラをパチリ。





バルセロナの街並みを素敵でしたが、何でこんな建物をつくろうと思えるのか、ガウディの発想力の凄さに頭が下がります。

その後、サグラダ・ファミリアを見学しようと、フラフラ散策していましたが、
バルセロナのこの時期の温暖さ(気温が18℃)に、汗だくになってしまいました。

何しろ、昨年のパリは、気温4℃前後だったので、とにかく寒かったのです。
バルセロナはパリより多少南にあるとはいえ、東京と冬の温度は同じだと思い、
ダウンジャケット、フリース、ヒートテックと万全の防寒体制で街に出た私は、
バルセロナの春のような暖かさに、完全にやられてしまいました。

半袖のTシャツとか短パンを持って来ればよかった・・・。

そして、サグラダ・ファミリア聖堂に到着。
その大きさ、作りこみの細かさに、建築業界(といっても、私は住宅専門ですが・・・)で働く私は、
驚きの気持ちでいっぱいになりました。
それからこんな素敵な建築物をつくられたことに、頭が下がる思いでした。

これが外観。その存在感に圧倒されます。



そしてこれが中です。作り込みの細かさに思わず見入ってしまいます。



更に、地下には工房もあるのですが、ガウディのスケッチや模型を目の当たりにし、
建築の奥の深さを改めて感じました。





ここにはまた、クライアントの方々をお連れして、是非見ていただきたいと思います。

バルセロナの街並みは、本当に美しく、またお洒落なデザインの店舗もたくさんあって、
感性を磨くのにはとても適しています。

視察ツアーの候補地として、当確ですね。
2013年、もしくは2014年に、視察を企画したいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第723回】 なぜ継続しないのか・・・

2012年12月23日 | 住宅コンサルタントとして
私はこのブログを毎日ずっと書いております。

前職時代も1000日連続で書いていましたが、
退社にあたってブログを閉鎖したところ、会社に数件の苦情の電話が入りました。

そして、苦情をおっしゃった1社の社長に電話をして欲しい、という依頼を受け、
電話をした記憶があります。

ブログ購読に料金をいただいたとしたら、
突然閉鎖するのは当然それはダメなことですし、苦情を言われ当然なのですが、
無料でアップしているブログであっても、毎日継続して書き続けることで、読んで下さる方が出来る、
ということをすごく感じた出来事でした。

そして今、このブログも723日連続で書き続けております。
このブログの内容はともかく、継続することで、たくさんの方々が読んで下さり、
更に継続することで、いろんな方々が信用して下さっている感覚が私にはあります。

先日、私のクライアントの営業マンが一人のお客様をめぐって、別の工務店さんと競合しました。

現状で言えば、競合に歩があるようなのですが、
その理由は、その工務店さんの社長が毎日ブログを更新していて、
更にそのブログの内容が、家づくりに真剣に取り組んでいることが伝わってくる内容で、
お客様がその工務店さんをかなり信用している、ということらしいのです。

有益な情報発信を継続することで、いろんな方が信用して下さるようになるのです。

ブログにしても、フェイスブックやツイッターにしても、いろんな方が取り組まれています。

でも、継続して取り組む人は、本当に少ないのです。

ブログやフェイスブックを継続するだけで、信用して下さる方がいるのにも関わらず、
なぜ多くの方が継続出来ないのか???

非常にもったいないと思います。

皆さんはブログやフェイスブックに取り組まれていますか?
継続することが出来ていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第722回】 国内の仕事納め

2012年12月22日 | 住宅コンサルタントとして
昨日で国内での本年度のお仕事が終了しました。

起業して2年、おかげさまで素晴らしいクライアント様に恵まれ、
毎日、仕事にやりがいを感じることが出来ています。
こうした日々を過ごすことが出来て、本当に感謝の気持ちしかありません。

恵まれた環境を与えていただいているからこそ、いろんなクライアント様に少しでも貢献出来るよう、
自分を磨き続けなければならないと感じる、今日この頃です。

今年を振り返ってみると、各クライアントの業績は、概ね好調で、
過去最高の業績を上げていただいた先も数社あり、非常に良い一年でした。

また、業績が過去最高でなくとも、新規事業に参入していただいたり、
新たなビジネスモデルにチャレンジしていただいたりと、時代の変化を見据え、
次の手を打っていただいているので、個人的には来年度が楽しみです。

また、弊社自身の業績も、目標を達成しているのはもちろん、
来年度はまた新しいテーマで中小工務店様のサポートをはじめます。

それ以外にも、新しいオファーや以前のクライアントからの再オファーもあり、
土日も含めて年内のスケジュールが埋まっています。

本当に、ただただ感謝というか、ありがたいというか・・・。

今日からバルセロナ、それからニースへと、建築物や美しい街並みを視察してきます。
目的は、来年度か再来年度に視察ツアーを実行するための下見ですが、
来年、再来年のコンサルティングのヒントもたくさんいただいてくる予定です。

また詳細は、このブログやフェイスブックでアップしますので、
チェックしてみてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第721回】 勝負をかける

2012年12月21日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアの住宅会社でのコンサルティング。

そのエリアでは、地域一番店の住宅会社ですし、
今期も出だしは少し躓きましたが、その後は順調に受注をしていただいております。

今の住宅事業やリフォーム事業における展開は、時流に合っているのですが、
2013年には大きな勝負に出ていただく必要があるかと思っています。

年明けから取り組んでいただきたいことについて、経営陣と議論させていただきました。
(と言っても、私が一方的に言っている感じでしたが・・・)

具体的なことはここでは書けませんが、
このクライアントにとって、本当にいろんな点で勝負の一年になります。

もちろん、リスクは最小に、そして勝つ確率は最大にしての仕掛けをやるのです。

このタイミングでやって、成功することで、この先5年の安定成長の基盤をつくろう、というのが、
今回仕掛ける目的です。

人も、企業も、勝負すべき時がありますが、
このクライアントに関しては、2013年です。

こうしたことが進言できるのも、本当に腹を割った、良いお付き合いをさせていただけているおかげです。

クライアントの会長、社長があたたかくて素直だからこそ、
私も「自分事」としてこのクライアントの現状を考えることが出来ているのだと思います。

お付き合いをさせていただいて、かなり長いのですが、
お付き合いをさせていただいて1年が経過した頃、

「これだけ素直に取り組んでいただいて、業績が上がらなければ、私の責任です」

と言ったことがあります。

その気持ちは、当然、今も変わりません。

2013年、勝負をかけて、絶対に成功していただきたいと思っています。
そして、それは実現するのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第720回】 住宅会社のビジネスモデル

2012年12月20日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社のビジネスモデルとしては、大きく分けて

・総合展示場でのモデルハウス展開
・単独展示場でのモデルハウス展開
・移動型モデルハウス展開
・完成現場見学会の活用
・不動産会社やさまざまな団体とのコラボ
・経営者やスタッフの人脈での受注

の5つがあります。

これらのビジネスモデルには、それぞれ一長一短があります。

そして、個人的な意見では、移動型モデルハウスと完成現場見学会のミックスで
事業を展開していっていただくのが良いと思っています。

その理由は、クライアントの皆様や勉強会の皆様には、
何度もお伝えしているので、ご理解いただいていますよね?

そして、移動型モデルハウスと完成現場見学会を活用したビジネスモデルも、
今の時代のお客様に合わせ、ちょっと進化しなくてはならないと思っています。

これからの日本は、人口減だけでなく、世帯数も減少してきます。

本格的な縮小経済の幕開けで、これは先進国では、世界のどの国も体験したことのないことなのです。

いろんな商材が売れにくくなる、ということです。

とすれば、時代に合ったやり方をしなければなりませんし、
それを現場で実践するスタッフのオペレーションも進化する必要があるのです。

そのポイントは、一言でいうと、「経費をかけず、人手をかけず」です。

昨日は、個人的に非常に尊敬している住宅会社のクライアントで、
そのポイントについて打ち合わせをさせていただいておりました。

時代の流れやお客様に適応するために、自社のありとあらゆる部分を改善していくべき時代です。

皆さんの会社は、適応することが出来ていますか?
一昔前の成功体験を引きずっていませんか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第719回】 同じ波動を持ち、同じレベルの人同士が惹かれ合う

2012年12月19日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアの木材会社のクライアントにお伺いしておりました。

午前中は、そのクライアントのコンサルティング。
そして午後は、そのクライアントの取引先の工務店様に集まっていただいての勉強会。

この勉強会は、今回で3回目なのですが、広い会場が満員になるくらい、
大勢の工務店様が参加して下さいます。

しかも、1社5名とか6名とかでご参加下さり、しかも会場の前から座席が埋まっていくという、
非常に理想的な状態でいろんな情報をお伝えさせていただいております。

更に休憩時間や勉強会終了後も、いろんな方からご質問を多数頂戴し、
非常にやりがいを感じさせていただいております。

講師冥利に尽きる、って感じですね。

こうしたことが起こる要因はただ一つです。

それは、この木材店であるクライアントが素直で勉強好きだから、
同じ価値観を持つ取引先の工務店様が集まってこられている、ということなのです。

私の脱線した話やスベリまくる話も、皆様あたたかい目で見て下さり、
いつも余計なことまで話してしまうくらい、気持ち良い気分にさせていただいております。

昨日なんて、勉強会の前にテキストをお配りしていただいたのですが、
そのテキストは最後の20分しか使わないという、脱線しまくりの勉強会でした。
(←テキストの意味、無いやんって感じです)

まあ、テキストよりも細心の時流についてお伝えしたいことが山ほどありましたので、
独断で好きなようにやらせていただきました。

でも、参加して下さった皆様は、文句ひとつおっしゃらず、あたたかく聴いて下さるので、
本当に嬉しかったです。

そして勉強会が終了後、工務店の若手経営者数社が会場に残って、
いろんな雑談をされておりましたが、皆さん本当に人間性が高く、好感が持てる方ばかりでした。

こういう素敵な方々と出会うと思うのは、素晴らしい人は素晴らしい人同士、つながるということ。
魂のレベルが同じ方が友人になり、仲間になっていく、ということです。

この木材会社のクライアントが素晴らしいから、素晴らしい工務店様がついてくるのでしょう。

素晴らしいお客様に囲まれている方は、その人の人間性が本当に素晴らしいからです。
素敵なお客様と出会いたいと思うのなら、自らのレベルを高めることしかないのです。

同じ波動を持ち、同じレベルの人同士が惹かれあうのでしょう。

本当に素敵な時間を過ごすことが出来た1日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第718回】 ホンモノのデザイナー

2012年12月18日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアでコンサルティング終了後、
とあるエリアのビジネスパートナーさんと打ち合わせをさせていただいておりました。

来年にかけて、一緒にいくつかの企画をやっていこうということで、
その打合せがメインだったのですが、
そのビジネスパートナーさんのご主人が店舗デザイナーとのことで、
ご主人を紹介していただきました。

このお仕事をさせていただいていると、いろんなご相談をクライアント様から頂戴しますが、
中にはショールームや店舗のご相談もあります。

私は、メインコンセプトを決めたり、どの商品を展示し、商談テーブルは何個、駐車場は何台、
そして店舗内でどんな情報訴求をするのか、という分野はプロですが、
店舗のデザインは全く出来ません。

ですから、その分野に関しては、クライアント様で知り合いの設計事務所さんに依頼し、
お任せでやっていただいておりました。

しかしながら、店舗デザインの世界でデザイナーさんのレベルの差は激しく、
未だに「この人っ!」というデザイナーさんに出会ったことが無かったのです。

ただ、昨日、運命の出会いがありました。

ビジネスパートナーさんのご主人、メッチャイケてるんです!

過去の作品をたくさん見せていただきましたが、
もう言葉で言い表せないくらいのレベルの店舗写真をたくさん見せていただきました。

世界中から買いに来る柔道着の店舗は、
ルイヴィトンやエルメスの店舗のように洗練されていたり、
ちょっと洒落た美容院のような調剤薬局だったりと、
もう私の想像を超えるデザインを「これでもかっ!」と見せていただきました。

ホンモノでした。

更に感動したのが、仕事に向き合う姿勢でした。

仕事が趣味であること。
24時間、ずっとデザインのことを考えておられること。
現地をみて、周囲を徹底的に調べて、デザインに入っていくこと。
「今日、ダメだ~」と思ったら、すぐに寝て気分を切り替えること。

何だかデザイナーとコンサルタント、ジャンルは異なりますが、

「メッチャ似てるやん!」

と思いながら、楽しくお話を聴かせていただきました。

ホンモノの人と一緒に過ごす時間は、とても充実していますね。

私も本当にたくさん勉強させていただき、刺激を頂戴しました。
とても楽しい時間でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第717回】 選挙結果を見て

2012年12月17日 | 住宅コンサルタントとして
自民党が圧勝の衆議院選挙でした。

個人的に、野田首相は好きなのですが、
過去の民主党の代表(鳩山氏、管氏、小沢氏)や頭の悪い政治家の方々のツケが
全部今回の選挙結果に出てしまった、と言う感じですよね。

野田さん、民主党の代表を辞任するとのことですが、
そうであれば、この党の魅力は個人的にゼロになります。

選挙結果だけを見れば、自民党の支持率は60%をらくらく超える感じになりますが、
是非とも新しい政府の支持率が70%に迫るような安定政権を築き、
良い政治をして欲しいと思います。

ただ、個人的には、今回のこの状況なのに、投票率が下がっているわけで、
国民の政治無関心度に関しては、世界トップレベルだなぁと思います。

GHQの日本骨抜き戦略が、見事に成功しているとも言えるでしょう。

何だか悲しくもあり、情けない気持ちになってしまいます。

政治家や官僚も悪いですが、投票しない国民もダメだと思います。
長期的視点で国をどうすべきか、そんなことを考えず、
政治家が悪いだの官僚がダメだの、文句ばかり言っているわけですから・・・。

日本の今の状況は、本当に楽観できるような状況ではないと思っています。

経済、社会保障、エネルギー、教育、被災地対策、沖縄基地問題、
そして中国や韓国との領土問題、北朝鮮問題。

「それらのことをやるのが政治家の仕事でしょ!」
という他人任せ、他人事のように考えている人が多いのではないか、と思ってしまいます。

実際にそれらに携わるのは、政治家や官僚の方々ですが、
国民として、上記問題に対して、自分なりの答えを持っておきたいものです。

そうした考えを少しでも持っている人であれば、政治家を選びたくなると思うのですが、
この投票率を見て感じるのは、目先のこと、自分のことだけしか考えられない国民の割合が
ちょっと多いのではないか、ということです。

政治家を選ぶのは国民の責任です。
もっと投票率が上がり、この国のことを真剣に考える人の割合が高くなることを望んだ1日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする