鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3685回】 京都の近くに住める幸せ

2021年01月31日 | 人として

私の自宅は滋賀県大津市にあります。

 

もともと、私にとって何の縁もゆかりもないエリアに住んでいます。

 

なぜ、この地に住んでいるのかというと、

私が前々職の建材メーカーの営業マンから

経営コンサルタントに転職する際、

おそらく家に帰って来ない生活をするであろうから、

家内の実家の近くに住んだ方が、

子育て上、良いであろうから、というだけです。

 

当時、子どもは幼稚園の年長さんと年中さんだったので、

まだまだ手がかかる頃でしたが、

おそらく自分は子育てを全く手伝えない。

 

年収が300万円以上、下がっての転職で、

何としても3年で前職の年収を上回らければならなかったので、

もう自分の時間の全てを仕事に注いで結果を出すしか無かったので、

仕事に没頭でき、かつ家内が子育てする上でベストな地は、

今の住所しか無かった訳です。

 

でも今になって考えると、何ていい場所に住んでいるんだ、と

本当に良い決断をしたよなぁ、と思っています。

 

前職時代は、土日もほぼ仕事を入れておりましたし、

起業して9年目までは、土日はかなり調査を入れておりました。

 

ところが昨年、コロナの流行により、

調査もなかなか行きづらくなりました。

 

そこで私たちは、土日、休みが取れると、

もう頻繁に京都の街中に出かけるようになりました。

 

もともと、それなりに詳しいんです、京都に。

 

でも、これが何十回行っても、新たな発見はあるわ、

センスの良いお店が次から次にできるわ、

歴史ある名店も非常に多いですし、

これだけ何十回も来て、まだまだ楽しめる京都の近くに住めてるって、

なんて幸せなことなんだろう、と思っています。

 

キルフェボンさんに負けない、美味しいタルト屋さんを発見しました。

 

しかも最後の仕上げはオーダーが入ってからやって下さるので、

もう本当に美味しいんですが、

それで価格はキルフェボンさんの半額に近いんです。

 

新鮮なフルーツたっぷりで、ホールで頼んで、4000円台って

何でそんな価格で出来るのか、感動もののお店も発見しました。

 

また通りを家内と歩いていると、メチャセンスの良いレストランが・・・。

 

もうこの面構えだけで、

抜群にセンスあるオーナーシェフが経営しているのが分かります。

 

調べてみると、若手女性シェフ2名のイタリアンで、

これまた猛烈に行ってみたくなり、すぐに予約をしました。

 

こういう発見が、行く度にあるのが京都なんです。

 

東京にも大阪にもない、この感じが大好きです。

 

個人的につながっている方で、京都に来る機会がある場合、

どうかお気軽にご連絡下さいませ。

 

お勧めのレストラン、お店、散策コースなど、

質問いただければ、何でもお答えしたいと思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3684回】 10年先を見据えて強化すべきこと

2021年01月30日 | 住宅コンサルタントとして

私自身、正直、この1~2年先のことは、見ていません。

 

この1~2年は、

各クライアント様にご提案させていただいている

提案どおりにやっていただければ、

ブランディング・集客・商品・営業に関して、

外すことなく、成果を出していただけると思っています。

 

実際、年明けの来場に関しても、

大雪で1週間、都市が機能しなかった日本海側を除き、

各社様、結構順調です。

 

弊社として危惧しているのは、5~10年先のことで、

おそらく5~10年先の経営者の視界には、

今と全く異なる光景が映っているかと思います。

 

その時代に備えて、今から準備をしていかなくてはなりません。

 

ところが、住宅業界の大半の経営者の方は、

目先のことしか見えていないケースが多く、

おそらく今、私が思っていることを聞いたとしても、

ピンとこない方が多いのではないか、と思っています。

 

でも5年先に世の中がどう変わるのかを見据えて、

そこに対して準備をしていくことが、勝つためには必要です。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様にも

そのクライアント様の現状からすれば、

ちょっとぶっ飛んだご提案をさせていただきました。

 

でも、ベースの信頼関係がある(と私は勝手に思っています)ので、

提案させていただいた内容を行動に移して下さると思います。

 

そして5~10年後、「やってて良かった!」と思っていただければ、

個人的にメチャ、幸せです!

 

日本も、そして世界も、ここ数年の技術革新の影響で、

今まで私たちの目の前に当たり前にあったものが、

5~10年後は無くなっている、ということが多発します。

 

だから今から準備しておかなくてはなりません。

 

皆さんの会社は、5~10年先の景色をイメージできていますか?

そしてその時代にフィットするために、改革ができていますか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3683回】 経営者やマネージャーの心得

2021年01月29日 | 住宅コンサルタントとして

20代から30代前半くらいまでは、

ビジネスパーソンとしては、

自分がいかに成長するかを考え、

そのために勉強をすれば良いと思います。

 

しかしながら、30代後半から40代となると、

自分が仕事が出来るのは当たり前。

 

いかに後輩やチームメンバーが

成長する環境をつくることができるのか、

ということが重要になってきます。

 

そういうことを学ぶ上で非常に参考になるのは、

スポーツ選手をマネジメントした監督やコーチの著書。

 

これまでいろんな方の本を読んできましたが、

先日、長野県の松商学園や長野日大で監督をされた、

中原英孝氏の著書「お前たちなら必ずできる」を読みました。

 

もうこの本の中の言葉が刺さりに刺さっております。

 

中原監督はこの著書の中で、

「指導者が心がけたい5つの信念」を挙げておられます。

 

1.情熱を持っていること

2.使命感を持っていること

3.行動力を持っていること

4.常に勉強をしていること

5.情報をしっかりと選手たちに伝えられること

 

そしてこの5つの信念の根底に、

 

「生徒の将来を常に考えていること」

「教え過ぎないこと」

 

ということがあるそうです。

 

中小企業の経営者や幹部が、

常に心掛けておかなくてはならないことを

簡潔にまとめて下さっている、と思いませんか?

 

中小企業の経営者、並びに幹部は、

自社の若手スタッフさんの将来を常に考えなくてはなりませんし、

教え過ぎても、彼らの成長の芽を摘むことになります。

 

更に中原英孝氏は、自身が大事だと感じていることとして、

次の4点を挙げておられます。

 

「日々の監督の努力の差が、チームの実力の差となる」

「日々の監督の責任感の差が、チームの実績となる」

「日々の監督の苦労の差、および勉強が、人格の差となる」

「日々の監督の情報量の差が、ゲームでの決断力の差となる」

 

社員さんが育つのも育たないのも、

業績が上がるのも下がるのも、

会社としての品格、人間性が高いのも低いのも、

そして決断力や行動力があるのもないのも、

全て経営者次第なのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3682回】 浴室内死亡事故がメチャ多い日本

2021年01月28日 | 住宅コンサルタントとして

1月19日に、自宅の浴室内で、

脳挫傷が原因で演歌歌手の方が亡くなられていた、

というニュースがネットで出ていました。

 

お亡くなりになった方は、本当に無念だったでしょう。

そしてまさか自宅の浴室が危険だとは、

思われていなかったことでしょう。

 

でも、こうした悲しい家庭内死亡事故は、

実は日本は先進国の中でも劇的に多いのです。

 

高齢者の浴室内死亡事故は、

人口比に換算すると、ドイツの約30倍なのです。

 

それくらい、日本の家は危険ということを

本当に日本人は知るべきかと思います。

 

その理由は、とにかく断熱性能が低すぎるからなのです。

 

高性能住宅と言えるのは、

C値1以下、UA値で0.5以下だと

個人的に思っていますが、

この数値をクリアする家は、

北海道を除けば、日本全体で10%もありません。

 

大手ハウスメーカーでもこの数値をクリアしているのは、

ぶっちゃけたった2社だけですし、

都会で当たり前の建売住宅は、

当然ながらこの数値をクリアできていません。

 

要するに、隙間だらけで、

気密工事と断熱工事が不十分な家が大半であるということ。

 

 

性能があまりに低いため、

各部屋で暖房しないと寒いので、

局所暖房をするわけですが、

この結果、リビング20℃以上なのに対して、

暖房していない浴室や脱衣室は10℃~0℃となり、

この急激な温度差によりヒートショックが起こるのです。

 

正直、コロナよりも浴室内死亡事故の方が、

年間では多いのですね。

 

こうした事故を防ぐためには、

日本の住宅の性能のレベルを高める必要があるのです。

 

ちなみに、気密断熱性能が十分な家ですと、

30坪程度だとエアコン1台、

50坪以上だとエアコン2台で

家じゅうあたたかい家にすることは可能で、

欧米とおなじように全館暖房状態となって、

冬でも本当に快適に過ごせたりします。

 

YouTubeやSNSの発達のおかげで、

ようやくこうした現実を知る人の割合も増えてきましたが、

まだまだ少ないのが現実です。

 

性能的に優れた家が増えていくことで、

家庭内の浴室内死亡事故は激減します。

 

そのために、クライアント様と共に、

良い家を日本に広めていきたいと思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3681回】 2021年、業績が好調な住宅会社の共通ポイント

2021年01月27日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

業績が本当に好調です。

 

クライアント様はご理解いただいていると思いますが、

弊社は基本、デザインに特化していただくか、

性能に特化していただくか、

その両方を押さえにいくかのご提案をさせていただきます。

 

クライアント様が他のクライアント様に視察に行かれた際、

業績好調のポイントが大抵、すぐに理解できるのですが、

このクライアント様の場合、

商品力が優れているから業績が好調、

という訳ではないのです。

 

というか、本当に日本でもこのクライアント様だけではないか、

というような、独特のビジネスモデルで成功されています。

 

商品力の高さは商売において必要条件ですが、

十分条件ではない、ということが本当によく分かります。

 

では、このクライアント様は、何で成功されているのか?

 

昨日、事務所にお伺いして、私、あることに気づきました。

 

というのは、ここのところ何カ月も連続で、

私がお伺いした際に洗車をされているのです。

 

おそらく3~4か月、連続で、です。

 

洗車はしょっちゅう、されているそうですが、

特にお客様を車にお乗せし、土地紹介に行く前など、

絶対にされているそうです。

 

また事務所は常にピカピカですし、

女性スタッフは皆さん、本当にいつも笑顔で、

機転が利かれますし、献身的です。

 

「これ、私の仕事ではないですから・・・」

 

なんて言うスタッフさんは皆無です。

 

そう、お仕事でお伺いしている私が、

こんなに楽しませていただいてよいのか?

と思うくらい、お伺いしていて楽しいのです。

 

で、このクライアント様以外に、

こうした空気感を出せる弊社のクライアント様は、

全国で10社あるのですが、

この10社は皆、業績が絶好調なのですね。

 

今、家を建てるお客様は大きく分けて、2パターンに分かれます。

 

自分の好みがハッキリしていて、

そのイメージ通りの家を建てたいタイプと、

家を建てたいけれど、自分の中に明確なイメージが無いタイプ。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様の場合、

前者のタイプのお客様は苦手なのですが、

後者のお客様に対しては、無類の強さを発揮します。

 

そして今の日本だと、後者のお客様の方が圧倒的に多いのです。

 

自社に来て下さるお客様や取引先、

自社で仕事をされている社員さんが

本当に楽しめる会社をつくったら、勝ちなのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3680回】 自分たちのやり方が古くなっている可能性を常に考える

2021年01月26日 | 住宅コンサルタントとして

JALの飛行機内で、

サッカーの久保建英選手のリフティング動画が流れているのですが、

思わずその美しさに見とれてしまった、鬼山です。

 

さて、昨日宿泊したホテルは、

チェックインの際、機械に対して指でサインするだけで

カードキーが出てきてチェックインがOK。

 

エレベーターに乗るときの注意点だけ説明するだけでよく、

女性スタッフ一人でチェックインの手続き業務を回せていて、

非常に効率的でした。

 

一方、未だに紙の台帳に書かないと

チェックインできないホテルもあったり、            

紙幣やクレジットカードを

スタッフさんに手渡ししないといけないホテルもあったりします。

 

部屋の快適さと価格が同じなら、

私なら間違いなく前者を選びます。

 

また、服屋さんにしても、

ユニクロだとかごに入れたままで会計が出来ますよね?

 

一方、百貨店に入っているアパレルショップの大半が、

未だに服を一つ一つバーコードを読み込んで、

たたんで袋に詰めるという作業をしています。

 

価格帯が異なりますから、対応が違って当然かもしれませんが、

そのやり方、コストがメチャかかるよな、と思ってしまいます。

 

だから売上高販管費が非常に高くなってしまうのです。

 

住宅業界でも、ホテル業界やアパレル業界と同様、

技術面で大きな格差が発生しています。

 

契約していないお客様に価格提示をする際に

未だに積算を細かくやっている会社もありますし、

お客様へのプレゼンを紙でやっている会社もあります。

 

日報も紙、稟議書や申請書、出張報告書も紙、

会議資料も紙、みたいな会社もまだまだ多い。

 

自分たちが今、やっている仕事の進め方、手法が、

時代の流れにあっているのか、

他社と比較して遅れていないかを

定期的にチェックすると良いでしょう。

 

とにかく今、技術の進歩が速いので、

超非効率に仕事をしてしまっている可能性があります。

 

とにかく頭が固く、ITに詳しくない経営者は

本当に注意が必要です。

 

皆さんの会社は、大丈夫ですか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3679回】 お客様が気づいていない問題や不満・不安を顕在化する

2021年01月25日 | 住宅コンサルタントとして

自分自身が気づいている問題点や不満・不安は、

ググったりYouTubeで調べると、大抵、答えは分かります。

 

だから、昔のように正解(=知識)を持っているだけでは、

お客様は価値を感じて下さらない。

 

この先、AIがもっと進化すれば、

知識しか持っていない営業マンは退場させられるでしょう。

 

今、どういう営業マンが価値があるのかと言えば、

お客様自身が気づいていない問題、不満、不安を

気づかせてくれる営業マンです。

 

そしてお客様自身が気づいていない問題を気づかせて差し上げて

その上で自社の商品やサービスを使ってその問題点を解決する。

 

これが全てです。

 

だから説明しかできない営業マンは嫌われ、

質問上手でお客様の問題点を気づかせられる営業マンは、

非常に重宝されるのです。

 

AIが進化しても、どれだけネットに正解が溢れようとも、

お客様の潜在的な不安や不満を気づかせられるのは、

人間しかいないのです。

 

そういう営業マンを目指しましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3678回】 一つ一つの仕事の精度が大事

2021年01月24日 | 住宅コンサルタントとして

現代は、正しい情報を誰もが入手できる時代です。

 

「集客UPのために、何をやったら良いか?」

「競合他社がいる場合、どういうアプローチをすべきか?」

 

などに関して、正解を大抵の住宅会社は知っている訳です。

 

ということは、「何をやるべきか?」という領域で

ライバルと差がつく訳ではないということです。

 

何をやるべきかは、情報弱者工務店以外、皆知っている。

 

だから大切になってくるのは、

一つ一つの仕事の精度、深さということになります。

 

例えば、インスタのストーリーズの投稿に関して、

ただUPしている会社と、

お客様に対して有益な情報の動画をUPしている会社では、

成果が全く異なってくるのです。

 

成果が出ていない会社は、

とにかく制度、クオリティがライバルと比較して低い。

 

これが真実です。

 

例えばお客様から事前に来場予約があった場合、

2日前に必ず確認のご連絡を入れているかどうか、とか、

来場予約が入った際のメールやLINEでのお礼、ご連絡が

お客様の心を打つ内容かどうか、とか、

お客様との打合せの前に分かりやすい資料を作れているかどうか、とか、

とにかく一つ一つの精度を高めていくしかないのです。

 

「何をやるべきか?」という部分が重要な時代は、

マニュアルやしくみで何とかなるのですが、

やるべきことの精度・深さが重要な時代では、

マニュアルだけでは不十分です。

 

事前に上司が内容・精度をチェックし、

お客様に満足していただけるクオリティがどうかを

チェックしなくてはならないのです。

 

ということで、これからの時代は、

やはり社員さん一人一人の

能力面・ホスピタリティ面でのレベルUPが

欠かせない時代なのです。

 

自分たちの努力の割に成果が出ていないとお感じの方は、

自分たちの仕事の精度・クオリティを見直してみると良いでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3677回】 人に好かれるための勉強をすべき

2021年01月23日 | 住宅コンサルタントとして

自分たちのお店やモデルハウスに

たくさんのお客様に来場していただくには、

当然ながらSNS等を有効活用し、

情報発信を継続していかなくてはなりません。

 

そしてSNSを使いこなそうと思うのであれば、

お客様がどういった発信に価値を感じ、

逆にどういう内容の情報を嫌うのかを

正しく理解しておく必要があります。

 

今、お客様が嫌うのは、プッシュ型の広告です。

 

とにかく売り手側が、

自分たちのことしか考えていないような発信をしていたら、

もうお客様の心は離れる訳ですね。

 

そしてSNSには思ったよりも

発信側の人間性というか、人間臭さが出るので、

敏感なお客様は、SNSを通じて

発信している企業やお店を見抜きます。

 

本当に人柄が良くて、

スタッフさんが楽しそうに仕事をしていて、

お客様や地域社会のために頑張っている会社には、

なぜかファンが増え、来場も安定していきます。

 

ところが、発信内容が

 

「こんなキャンペーン、スタートします!」

「モデルハウスに来てね!」

 

というような、お客様のメリットも分からない、

お客様への思いやりもない発信に加え、

スタッフさんが楽しそうに見えない、

更には自分たちをさらけ出していない会社は、

お客様の反応がほぼゼロだったりするわけです。

 

もうこれは、ずっと言い続けていることですが、

本当に人として好かれるための勉強を

会社としても個人としても勉強した方が良い時代なのです。

 

謙虚さと素直さを。

 

自分がお客様の立場の際、

店員さんが気持ちよくなったり、

モチベーションが上がるような

気持ちの良い対応を。

 

普段から周囲の人に対して

皆が気分よく仕事ができるような立ち振る舞いを。

 

誰が聞いても気分が良くなるようなポジティブな発言を。

 

進んで面倒で手がかかることを。

 

というようなことを日頃からやっていて、

周りの人を気分よくさせたり、

周りの人を笑顔にするような生き方をしていくと、

何をやってもうまくいく時代なのです。

 

本気で、人に好かれる勉強をしていきましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3676回】 競合負けが多い理由

2021年01月22日 | 住宅コンサルタントとして

基本的には今の住宅業界において、

競合負けする確率は、過去と比較すると

圧倒的に低くなっています。

 

というのは、情報収集力が高いお客様は、

SNS等を通じて、事前に予習をしっかりとしてくるので、

来場時にはほぼ狙い打った状態で来られています。

 

その情報収集時に合わないと思われる会社は弾かれているのです。

 

だから、必然的に成約率が高くなる、ということです。

 

今、商談中のお客様から競合負けが多い会社は、

ちょっと問題があると思った方が良いでしょう。

 

まずは現状の自社の発信内容について。

 

自社の特徴・つよみが市場に伝わっていない、

すなわち情報発信の質が良くないので、

自社に合わないお客様の来場が多い可能性があります。

 

また、もう一つの可能性として、

営業マンから感じ取れる印象が悪く、

営業マン、もしくは会社に魅力が無いと見抜かれ、

結果、競合負けしている可能性も高いです。

 

弊社のクライアント様で、人間性が本当に高い会社から

競合他社と競り合って失注した、という報告は

正直、ほとんどありません。

 

商談からの契約率は70~80%って感じでしょうか?

 

すなわち、結論として競合負けが多い会社は、

 

「マーケティングの質が低い」

「営業マンや会社が、お客様から好かれていない」

 

ということです。

 

前者はセンスの問題、後者は人間性の問題です。

 

皆さんの会社は大丈夫でしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3675回】 社員さんが育つ風土をどうつくるか?

2021年01月21日 | 住宅コンサルタントとして

トップダウンで全てが上手くいくのは、

せいぜい年商で10億くらいまで。

 

30億、50億、100億の企業にしていくためには、

組織の核となるリーダーや社員さんをどう育てていくのか、

ということが重要となります。

 

では社員さんが育つには、どうすれば良いか?

 

研修でいろんな情報を詰め込むことも必要ですが、

人が育つ大前提としては、

どんなことに取り組むかを社員さん自身に決定してもらい、

その取り組みの途中途中でアドバイスをしたりしながら、

「決定→実行→改善」のプロセスを回す中で

成長してもらう、ということだと思います。

 

自分で考え、自分で実行し、自分で改善する。

方や、指示されたとおりに動き、指示されたとおりに改善する。

 

どっちが育つのか、一目瞭然ですよね?

 

ただ、この自分で考え、実行し、

改善を報告する場を定期的に会社が設けなければ、

社員さんは目の前の実務に追われ、

自分で決めることも実行することも改善することも、

しないケースも出てくるでしょう。

 

そのためには、やはり定期的な会議や研修が必要なのです。

 

社員さんが育つ風土を貴社ではつくることが出来ているでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3674回】 知らないことだらけだと気づく機会がありがたい

2021年01月20日 | 住宅コンサルタントとして

1996年に社会人となって以来、

ずっと住宅業界に携わらせていただいております。

 

そして2005年に転職してからは、

更に住宅業界のことを研究しまくっていますので、

もう住宅業界に関することであれば、

大抵のことは知っていると思っておりました。

 

全国のどの地域にどういう素晴らしい会社があって、

どういうビジネスモデルで展開されているか、

ということも把握できていると思っておりましたし、

アンテナが高く、いろんな情報をお持ちのクライアント様や

外部のビジネスパートナー様からいただく情報も多く、

業界の全体像を理解しているつもりでした。

 

ところが昨日、クライアント様の社長から

ある会社の社長をご紹介いただいたのですが、

私自身がうまくいかないであろうと思っていたビジネスモデルが、

実はかなり収益性が高かったり、

異業種では当たり前のことなのに、住宅業界で出来ていないことがある、

ということなど、本当にいろんなことを教えていただきました。

 

もうまさに、目から鱗です。

 

大抵のことは知っていると、自分自身、勘違いをしていたのです。

 

更にこういう市場の条件だと、

こういうビジネスモデルが成立する、など、

本当にたくさんのことを教えていただきました。

(ちなみに、建材・木材業界のことです)

 

まだまだ、自分には知らないことがある。

自分には見えていないこともある。

 

常にその意識を忘れず、

いろんな方にお会いして、

常に学び続けることが本当に重要です

 

ひょっとしたら新築業界のことも

まだまだ知らないことがあるのかもしれません。

 

ということで、これまで以上に調査研究に励み、

いろんな方とお会いしてたくさんのことを教えていただき、

最新の情報をクライアント様にご提供できるよう、

精進してまいります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3673回】 不動産営業と住宅営業の違い

2021年01月19日 | 住宅コンサルタントとして

今、目の前にあるものをお客様に販売するのが、不動産営業。

今、目の前にないものをお客様に販売するのが、住宅営業。

 

個人的には、こう考えるとしっくりきます。

 

不動産営業の経験が長い方は、

どうしても不動産営業スタイルになりがちで、

目の前の商品説明をすることと、

お客様にクロージングを迫ることに注力する傾向にあります。

 

逆にお客様の現状の問題点であったり、

家を建てた後、どんな暮らしをしたいのか、といった、

お客様にヒヤリングを繰り返し、

潜在的な問題点やニーズを顕在化させることは苦手です。

 

すなわち、じっくりと比較検討したいお客様に対して、

立地や土地の優位性が無ければ、

成約率が高くならない傾向にあります。

 

一方、住宅営業の経験が長い方だと、

逆にお客様の要望であったり、現状の住まいの不満点を

深く掘り下げてヒヤリング力には優れている方が多いのですが、

お客様に対してイニシアチブを取ることが上手でない方もいて、

業者選定もしておられないお客様に対して、

お客様の要望を満たすことに時間を取られ、

適切なタイミングでのクロージングが出来ていなかったりします。

 

すなわち、それぞれのスタイルに長所と短所が存在するということ。

 

今、弊社が推奨している営業スタイルは、

その両方の良いところを取り入れた、ハイブリットスタイルで、

お客様の潜在的な問題点やニーズを顕在化させると共に、

業者選定をまずはしていただく、というパターン。

 

当社で家づくりをすると決断できていないお客様には、

土地紹介もせず、もちろんプランニングもしない。

 

それでもお客様に不満がでないよう、おもてなしで差別化する。

 

お客様の満足度も高く、成約率も高いこのスタイルに

しっかりと取り組んでいただいているクライアント様の

来場からの成約率は高い会社では30%を超えています。

 

個人的な考えですが、

自社で家を建てて下さったOB様、

自社で家を今、建築中のお客様、

そして自社で家を建てるとご決断下さったお客様に

しっかりと時間を使い、ご満足いただく対応をすべきだと思います。

 

まだ自社で家を建てることを決断されていないお客様の

多様な要望に振り回されていては、時間が無くなると共に、

大切にしなければならないお客様の対応時間が減少します。

 

ハイブリット型の営業を目指しましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3672回】 「商品ではなく、人にファンがつく」という事実を知れば、マーケティングが変わる

2021年01月18日 | 住宅コンサルタントとして

3連休明けの1月12日から昨日の1月17日まで、

ずっと出張でホテル暮らし、

で昨日の夜21時前に帰宅し、

自宅滞在時間9時間で今朝6時に家を出て、

また今日から1週間、出張でホテル暮らしです。

 

でも体と頭は絶好調ですし、

とにかく毎日楽しいですし、

仕事に関しても圧倒的に量をやらせてもらっているので、

新しい情報も入ってくれば、

頭の中でいろんな情報が結びついたりして、

やはり量をやり切るって大事だなぁと痛感しております。

 

昨日は、弊社のクライアント様の中で、

とにかくYouTubeによる発信が上手なクライアント様に

お伺いしていたのですが、

昨日1日だけで、新規来場予約が4組、入っておられました。

 

社長と別室でお打合せをしていたのですが、

隣の部屋から、お客様の奥様の声で、

 

「あ~、YouTubeで見てます!」

 

と狙い通りの反応が・・・。

 

お客様と担当営業さんの会話を聴いていると、

とても初対面とは思えない関係性が

既に出来上がっている訳ですね。

 

YouTubeで自社の建物を紹介している住宅会社が

結構増えてきましたが、

YouTubeを活用する上で重要なポイントがあります。

 

一つは□□っぽい発信をすると嫌われるということ。

 

そしてもう一つは、

ファンは建物につくのではなく、

人につくということです。

 

YouTubeで住宅会社や設計事務所の動画は、

大きく分けて

 

・スタッフが登場しているか、していないか?

・建物を案内しているか、有益な情報を発信しているか?

 

のたすき掛けのパターンに分かれます。

 

スタッフが登場せず、建物の映像だけを流していると、

高評価を得ることは可能なのですが、

ファンを作っていくことは、基本、難しいかと思います。

 

結局、ファンは人につくのです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様の場合、

スタッフさんが全面に出て、建物案内をしているのですが、

やはりこれが中小住宅会社の王道だよなぁ、と感じました。

 

これからの時代、ビジネスのカギは

ファンが多いか少ないか、ということに尽きます。

 

ファンをつくっていった住宅会社が、

やはりお客様が集まって下さるのです。

 

ここを理解できれば、自社のマーケティングも変わってきますよね?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3671回】 スピードと量の時代

2021年01月17日 | 住宅コンサルタントとして

市場の変化のスピードがハンパない現代で、

商売で最も重要なことは、圧倒的なスピードと量だな、

と心の底から実感しています。

 

弊社のクライアント様に対しては、

基本的に同じ情報をお伝えさせていただいているのですが、

成果が大きく出る会社さんに共通しているのは、

圧倒的なスピードで、とにかく量を量産できることに尽きます。

 

質は量をこなす中で確実に上がっていくので、

ぶっちゃけ二の次です。

 

例えばこんなイメージで動画を撮影して、

YouTubeにUPして下さい、

というご提言をした際に、

コンスタントに月2本、UPして下さる会社と

数カ月に1本しかUPして下さらない会社では、

視聴回数も異なってきますし、

そもそも質も圧倒的に差がでます。

 

そして常に即決断し、行動しているので、

成果が出ないからこれまでのやり方を変える、

となった際も、その方向転換がメチャ速い!

 

ですから、最終的に市場が求めていることにたどり着けるのです。

 

これが、何か1つ、動画を制作するのに、

しっかりとシナリオをつくって、打合せを何度もして、

取り始めるまでに時間がかかる会社は、

スピードが鈍く、クオリティも上がっていなかいのです。

 

何が正解か、誰にも分からない今、

とにかくスピードを高め、量をたくさんこなし、

結果、精度と質が上がっていく。

 

だから結果が出る。

 

これが真理だなと感じる今日この頃です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする