鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1979回】 家を販売するにふさわしい人格と経験を

2016年05月31日 | 住宅コンサルタントとして
家とは一般的な方にとって、この世で最も高額なモノです。

30年、35年という年月をかけてお客様は代金を払い続けます。
そして家で過ごす時間は、一般的な方にとって、人生の半分以上。

住宅を販売したり、設計したり、工事を管理する仕事というのは、
お客様の人生に大きく関わる仕事でもあるのです。

それだけ大きな責任を背負っている訳ですが、
それにしてはあまりにも物足りない方が業界内に多いような気がします。

高級ホテル、高級レストラン、高級ブランドショップのスタッフさんなどは、
それなりの教育を受けていますし、
何より高級品を販売しているという自覚と責任を持っておられます。

そしてプライベートの時間もいろんなことを経験したり、学んだりされている。

まあ、そういう感性をお持ちの方が、そういう企業で働きたい、という意思をお持ちなのでしょうが、
それにしても自分たちでしっかりと努力をされていると思うのです。

しかしながら、住宅不動産業界で働いている人を見るとかなり見劣りするなぁ、と感じざるを得ません。

もっと感性を磨く。
もっとお客様を理解する。
そのためには、いろんなことを見て感じて考えなければならないですし、
いろんなことを経験しなくてはならないのです。

それなのに、仕事時間外で自分を磨いている方はかなり少ないなぁ、と感じます。

お客様の困っていることが理解できていない。
お客様に素敵な暮らし、ワクワクする毎日を提案できない。

それでお客様から選ばれる訳、無いよなぁ、と思ってしまいます。

ありがたいことにクライアント様の中で、
本当に素晴らしいレベルに達しておられるスタッフさんもおられます。

こういう会社、こういうスタッフさんに家づくりをしてもらえるお客様は幸せだと思うのです。

家を販売するにふさわしい人格と経験を
皆さまと共にマスターしていきたいと心から思っています。

今日も素晴らしい1日にいたしましょう!
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【1978回】 基本を徹底する

2016年05月30日 | 住宅コンサルタントとして
仕事をする上での基本は、あいさつと掃除だとつくづく思います。

あいさつ、掃除が人間の基本的な部分をつくる。
ここが徹底できていない会社は、やはり隙がありますし、
スタッフの気づき力、人間性も不十分なのです。

これはトップや幹部ができているだけではダメで、
組織全体が当たり前のようにやれなければならないのです。

トップがうるさく注意すればやる。
でもその人がいない時はやらない。

これは本物では無いのです。

「これくらい散らかっていても、俺は気にならないですよ」

と考える人がいたら、それは完全に間違っています。

自分の物差しでしか考えていないからです。

重要なのはお客様が何を感じ、どう思うか?

自分がどう思うのかよりも、お客様がどう感じられるかを考えられるようになるのが大人。

自分視点で物事を考えるのは子どもなのです。

掃除をアウトソースすればいいじゃないか、と考える会社もあるかと思いますが、
それだと社員さんがやはり育たないのですね。

また、単に掃除をするだけではなく、掲示物が色あせていたら交換する。
モデルハウス内の模様替えも定期的におこなう。
掲示物も見直す。
使っていないもの、意味がないものに関しては捨てる。

常に手を入れ、改善できる会社が成長します。

それらの基本もすべてあいさつと掃除。

皆さんの会社では、基本の徹底ができていますか?
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【1977回】 衝撃のお米屋さん

2016年05月29日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、クライアント様の店舗チェックのために、とある地域に行っておりました。

モデルハウスのディスプレイをチェックし、
スタッフさんの接客も見させていただき、
そのお店を出て本社に向かう途中、

「ちょっとどうしてもお連れしたいお店があるので・・・」

と役員さんに言われ、お米屋さんに連れていっていただきました。

もう、そのお店を見た瞬間、アドレナリンが出まくってしまいました。

人口が多くない地方都市の、しかもお米屋さんなのに、
お客様がウジャウジャ居るのです。

お米の展示の仕方。
そして食に関する雑貨の品ぞろえ。
お店のデザイン。
併設したレストランのメニュー。

もう完全にスイッチが入った私は、お店のスタッフさんに

「社長さん、オーナーさんはおられますか?」
「ちょっとお話を聴かせていただいてもよろしいですか?」

と話しかけずにはいられませんでした。

商売のヒント、繁盛店になるために工夫がお店の中に凝縮されていたのです。

で、お仕事されているのにもかかわらず、社員さんが来て下さり、
私の厚かましい質問に丁寧に応えて下さいました。

もう、楽しすぎです!

とても良い時間を過ごせた私が、お米を購入し、
配送していただく手続きを取ったのは言うまでもありません。

異業種にこそ、ビジネスのヒントが満載です。

もう本当に勉強になりました。

お客様をわくわくさせるというのは、こういうことなんですね!

住宅会社が押さえなくてはいけないポイントが多々あるお米屋さんでした。

また行こう!!!
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【1976回】 前のめりで話を聴くスタンス

2016年05月28日 | 住宅コンサルタントとして
このお仕事をさせていただく中で、やっぱり最高に嬉しいのは、
クライアント様にお伝えした提案を実践していただき、
それが成果となってあらわれることです。

相手に何かを伝える際、
こちらの話を前のめりで聴いて下さって、感想が表情に出る方もおられれば、
顔の表情もほぼ変わらず、聴いて下さっているのかどうか分からない方もおられます。

前者の場合、こちらもノリノリで、絞り出すようにいろんなアイデアをお伝えしてしまいます。
更にはアイデアがアイデアを呼び、ドンドン話が発展したり、化学変化を起こしたりします。

後者の場合、「あまりこの話、刺さってないのかなぁ・・・」とこちら側も感じてしまい、
事前に用意してきたこと以上の話に発展しなかったりします。

どちらが得が、言うまでもありませんよね・・・。

できるビジネスパーソンの基本は、目の前の人に気持ち良くなっていただくことです。

自分が面白いと思うかどうかなんて、関係ないです。

自分のことよりも相手のことを考え、
気持ちよく話してもらえるような空気をつくれる人が仕事ができる人です。

それを「自分はあまり面白いとは思わない」とか
「イマイチ、言ってることが分からない」というような感じで、
自分の感情を最優先する人、相手の気持ちを考えられない人が、仕事ができる訳ないのです。

自分のことしか考えられない奴を誰が応援してくれるというのでしょう???

商売の基本中の基本。
それは応援してくれる人をどれだけたくさんつくることができるのか、ということ。

目の前の方に気持ち良くなっていただく、というのは、その基本中の基本のことなのです。

人の話を聴く姿勢。
皆さんは、目の前の方に気持ち良く話をしてもらえていますか?
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【1975回】 商品説明よりも大切なこと

2016年05月27日 | 住宅コンサルタントとして
昔は商品の情報が不足していたので、
接客される際にいろんな商品の情報をお客様は求めていました。

しかしながら、今はお客様自身、
売り場に現れる前にかなりの情報を事前に収集されていたりします。

この場合、通り一辺倒の型にはまった接客をされると、お客様は

「私が知りたいのは、そういうことじゃないんだけどな・・・」
「なんで私が聞きたいことを教えてくれへんのかな・・・」

と思ってしまいます。

今の時代に合った接客方法は、お客様がどこまで自社のことを理解して下さっているのかを把握し、
お客様がどんな情報を求めて来店されたのかをいち早く理解し、
その状況に合った接客をすることなのです。

するとお客様は

「この人、よく分かってくれてるやん!」

となり、本音でいろんな話をして下さるようになるのです。

進化したお客様が求めているのは、

「あなたが求めているのは、こういうことですよね?」

と接客スタッフに理解してもらって、自分が求めている対応をしてくれることなのです。

商品説明よりも大切なのは、お客様を理解し、お客様に合った対応をすることなのです。
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【1974回】 決めたことをやり続けられる体質

2016年05月26日 | 住宅コンサルタントとして
家を建てる可能性のあるお客様に多々、ご来場いただきたいのは、
住宅会社に共通の願望だと思います。

現状、お客様にあまり来場していただけない会社があれば、
それには必ず原因があります。

本来、やるべきことをやっていない。
以前、当たり前のようにできていたことが、いつの間にかやれていない。

そうした原因があって、現状の結果につながっているのです。

いろんな会社をこのお仕事を通じて拝見してきましたが、
一度決めた型が、いつの間にかやらなくなってしまう会社があります。

やめることを決定したのであれば、やめていいと思いますが、
やめることを決定していないのに、自然とやらなくなっていることが結構多かったりします。

こういう体質は、是非とも変えていかなくてはなりません。

決めたことをやり続けらる会社が一流だと個人的に思っています。

決めたことをやり続ける体質になるために、
どんなことに日頃から注意し、取り組むべきだと思いますか?
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【1973回】 名著を何度も読み返す

2016年05月25日 | 住宅コンサルタントとして
これまでの人生で、自分自身がものすごく影響を受けた本が何冊かあります。

そうした個人的名著は、何度も読み返しているのですが、
昨日、クライアント様を往復する中で、その中の一冊を読み返しました。

ビジネス本なのですが、年々、感動する内容の本を読むだけで泣けてくるようになりました。

もちろん、行き帰りの新幹線の中で、一人涙を浮かべ、ビジネス本を読んでいる。

正直、気持ち悪い(笑)。
おそらく、お巡りさんがいれば、職務質問されること、間違いなし!

でも、本当にビジネスの基本、心の在り方を教えていただける本なのです。

どれだけ経験を積み、ビジネススキルが高くなったとしても、
それを正しい方向でお客様のために使わなくてはならないのです。

これまで10回以上、読ませていただいているのですが、
今回、これまで自分の中で感覚的に掴めなかったことが腑に落ちて理解することができました。

お客様と商談するとき、お客様になぜ安心していただけるような空気をつくらなくてはならないか?
そういう空気をつくるために、自分自身がどんなことに日頃からチャレンジしないといけないか?

ビジネスパーソンとして一流になるためには、まだまだ至らない部分だらけですが、
学ぶべきことを学び、実践し、少しでも成長できるように頑張ります。
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【1972回】 自分が思う通りにいかないことを親は子どもに教えるべき

2016年05月24日 | 住宅コンサルタントとして
アイドル活動をしている学生さんが、キモイ男に刺されて重体になっている、という事件。
それから沖縄の若い女性が、元米軍のキモイ男に殺害されたという、凄惨な事件。

被害に合われた方やそのご家族の立場を考えると、
本当に耐えられないくらい悲しいでしょう。
胸が痛みます。
学生さんは、絶対に回復されることを願っています。

と同時に、こういう自分の思い通りに何でも進めようとする奴、
自分の思い通りにいかなければ、何をしても良いと勘違いしている奴は許せません。

是非とも犯人を極刑にしていただきたいです。
人の命を殺めた奴がたかだか10年程度の服役で出てくる可能性がある、というのは
あまりにも刑が軽すぎます。

加害者の保護ばかり優先されて、
被害者の無念さやご遺族の方の気持ちを全く考えていない今の刑法は
絶対に改正されるべきです。

さて、こういうキモイ奴がなぜ後を絶たないのか?
もうこれらの原因は、絶対に幼少期の環境、それから親の教育だと思うのです。

どれだけ自分が頑張って努力しても、かなわない夢がある。
どれだけ自分が想っても、成就しない恋がある。

勉強しても勉強しても、志望校に合格するとは限らない。
どれだけ就職活動に真剣に取り組んでも、志望する企業に就職できるとは限らない。
練習しても練習しても部活動でレギュラーを取れるとは限らない。
どれだけ人を好きになっても、振り向いてもらえるとは限らない。

でも人生、思う通りにいかない中で、そこから何を学び、どう自分の成長につなげていくのか?
その失敗があるから変われる訳だし、人間的に器も大きくなるのです。

それを受け入れられない人がどうも増えているような気がします。

自分の思うとおりにいかないことを受け入れる。
自分以外の人を尊重する。

人が生きていく上で、とても重要なことなのです。

こういう価値観、考え方をしっかりと伝えないと、
いろんな人からいろんな影響を受けた際、勘違いしていく人もいるかもしれません。

我が家も再度、子どもたちにこうしたことを伝えたいと思います。
で、大抵こうした話をしても「わかってる、いつも言ってることやん!」と言われるですが、
それで良いと思っています。

刷り込みが大事ですから・・・。
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【1971回】 現地を必ず見て決める

2016年05月23日 | 住宅コンサルタントとして
ここ仕事をさせていただくようになって以来、
クライアント様が新しいエリアに進出したり、モデルハウスを建てる計画がある場合、
出店用の土地を必ず一緒に見させていただくようにしています。

これからの住宅会社のモデルハウスやショールームの建設、更には出店などを考えた場合、
どこにつくるのか、ということや周辺の土地の坪単価などが、結果に大きな影響を与えます。

土地の場所を地図で見たり、土地の形状を図面で見るだけでは、
ここに店を出すべきかなど、判断できません。

主要道路からどのように見えるのか?
どこに建物を配置し、どこに看板を設置するのか?
のぼりや懸垂幕をどう立てれば、通行される方から見えるのか?
お客様の立場に立ったとき、場所的に来やすいのか、分かりやすのか?
車を駐車する際、容易にできるのか?

現地でこんなことを確認するために、必ず現地を見るようにしています。

今のところ、私自身が現地を見て「ここ、いいな!」と思ったところに出店していただいて、
お客様の来場に苦戦しているところはありません。

出店エリアにしても、接客オペレーションにしても、
全てはお客様の立場で考えるべきなのです。

ゆえに経営者や出店する際の責任者は、誰よりも顧客視点で考えられるよう、
常に取り組んでおく必要があるのです。

そのために、どんな取り組みを日ごろからしていますか?
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【1970回】 失敗に強い体質

2016年05月22日 | 住宅コンサルタントとして
何か新しいことにチャレンジしたりする際、やたら慎重に考えて行動しない人がいます。

やる前に考えなくて良いことまで考えていたり、
もしくは失敗すると命まで取られると思っているのか、極度に失敗を恐れているのですね。

私、個人的にはかなり失敗に強い体質だと思っています。
というか、失敗しても命まで取られないというか、
命が取られる失敗だけはしないようにしてはいますが、
失敗してもリカバリーすればええやん、と考えております。

失敗しても、気にしない。
失敗したら、このやり方がダメ、ということが分かるので
次に選択し、実行することは失敗しない確率が上がる訳です。

そして心がけていることは、小さくスタートして、失敗をたくさんしながら、
修正を加え、徐々に大きくしていく、ということです。

例えば、あるビジネスモデルにチャレンジする際、
最高形を100とすると、いきなり100でスタートするのではなく、
100のイメージをしつつ、まずは20~30の部分を形にし、
それをとっとと運営して回してみるのです。

そこで軌道修正しながら、その段階での成功パターンを掴んだら、
次に50~60まで完成させ、また検証、改善をしてみるのです。

こうして、いきなり100のことをするのではなく、
失敗しながら改善や修正を加えていく。

要は最後の最後で成功していることが重要で、
大打撃を受けないレベルの失敗は全然OKだと思っています。

いろんな人やいろんな企業へのアプローチもそうですし、
自社の企画もそうだったりします。

昨日もある経営者の方に、厚かましくも7年ぶりに連絡を取らせていただきました。

いきなりのご連絡で失礼かもしれない。
私のことなんて覚えて下さっていないかもしれない。

まあ、その時はその時で、非礼をお詫びさせていただくつもりでしたし、
覚えていただいていなければ、私なんてまだまだ小っちゃい人間だということ。

でも覚えていて下さっていましたし、こちらの無理なお願いを受け入れていただくことができました。

とにかく、失敗に強い体質になることが、ビジネスを継続していく上で欠かせないと思っています。

皆さんは、失敗に対して強いですか?
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【1969回】 生みの苦しみ

2016年05月21日 | 住宅コンサルタントとして
私、このブログを2000回近く書いてますし、
以前の会社員時代にも1000回、ブログを毎日書いてました。

「よくネタが持ちますね?」

と言われることが多いのですが、
当然ながらネタが何個もあふれてくる日もあれば、
全く持ってアイデアが全く浮かばないこともあります。

こういう時、「生みの苦しみ」と向き合うことになります。

ノッていない時、途中まで自分の考えを打ち込むも、

「こんな内容やったら、読んで下さった方に申し訳ない」
「これ、誰も面白いとかタメになる、って思ってもらえないよなぁ」

と全部消すこともしょっちゅうあったりします。

生みの苦しみとは、情報発信を継続していく中で、必ず向き合わなくてはならないことです。

そこを乗り越えるために、無い知恵を絞って考え続けると、
自分なりのやり方が見つかったりするのです。

私の場合、ブログのネタが出てこない時は、意識してインプットを増やします。
それから日常の何気ないことでネタになるものが無いか、探します。

そしてぶっちゃけ、家族について触れるのは、話題に困っている時だったりしますし、
自分の過去の話をするのもネタに困っている時だったりします。

逆に言うと、それらの話題に触れないということはネタに困っていないということ。

いろんなクライアント様で情報発信の継続のお願いをしておりますが、
ネタに困った時、生みの苦しみの真っ最中の際の乗り越え方を是非、
皆さま自身で発見していただければ、更なる成長につながることと思います。

トコトン、向き合いましょう!
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【1968回】 商売の基本

2016年05月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、3か月ぶりにある地域の居酒屋さんに行きました。

前回、お伺いした際には、お客様は自分一人しかいなく、
店員さんと日本酒談義に花が咲きました。

その居酒屋さんには、なかなか手に入らない本当に人気の日本酒が結構置いてあり、
更には焼酎も人気の銘柄がほぼ揃えてあって、お酒好きにはたまらないのです。

そしてお酒にそれだけこだわりがありますから、当然ながらおつまみも抜群で、
何を頼んでもおいしかったのです。

店員さんと話が盛り上がり、本来は厨房の中で料理をつくっているオーナーも出てきて下さって、
日本酒のことで本当に盛り上がりました。

でその後、なかなか機会が無く、3か月ぶりにお伺いしたのですが、
店員さん、見事に覚えて下さっていました。

昨日は結構、お店は混んでいて、お二人で店を回しているので
本当は新規のお客様だったらお断りしようと思っていた、とのこと。

でも以前も来て下さったお客様なので、対応がイマイチだったらすみません、
とお声を掛けていただき、カウンターに座らせていただきました。

私が大好きな而今と十四代という日本酒が常に置いてあって、
しかも価格もとても良心的。

定期的にいろんなお客様のところに行って、お話をしながら、
手際よく美味しいおつまみを出されていました。

お客様のことを覚えている。
そしてお客様が良い時間を過ごせるよう、細かな気配りができる。
それに加え、こだわりの食材やお酒を用意し、美味しい料理を提供する。

またおじゃましたいと思います。

商売の基本は繁盛店に行くと学べます。

異業種から積極的に学びたいですね。
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【1967回】 素晴らしい成長

2016年05月19日 | 住宅コンサルタントとして
今月に入って、トップクラスの住宅営業マンがほぼ無意識でやっている、
お客様の心を掴むことにつながるやり取りの話をお伝えさせていただいております。

私も優秀な営業マンが書かれた本、
それから営業の専門家が書かれた本をこれまで多々、読んできましたが、
この辺りの内容を書いた本は見たことがありません。

おそらく業界を問わず、優秀な営業マンがセンスでやっていることで、
この感覚を表現することって、難しいと思います。

で、個人的に私が本当に優秀だなぁ、と感じているセンスあふれる20代の営業マンは、
やはりこの感覚を持っていて、お客様に対して実践できているのです。

だからほぼ競合にならない。
プランを提示した時には、もうお客様の心は決まっていて、
ほぼ100%受注、ということになっているのです。

20代ですでにこのレベルに達している。
いろんな良い経験をドンドン積んでおられる。

この先、どこまで成長されるのか、本当に楽しみです。

能力、センスだけでなく、若いのに人間性も高い。
プライベートの時間の過ごし方も素晴らしく、
自身の感性を磨くために休日にいろんな体験を積んでいるのです。

未来ある、可能性ある若いスタッフさんの素晴らしい成長。
こういう方が業界を変え、日本の住宅の基準を変えていくのです。

若いスタッフさんが素晴らしい成長を遂げる。
そうした環境づくりに少しでもお役に立てるよう、自分も精進していきたいと思います。
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【1966回】 目的を忘れない

2016年05月18日 | 住宅コンサルタントとして
雪印乳業の牛乳の集団食中毒やミートホープの牛肉偽装事件をはじめとする、
食品業界の不正はこれまで多々、表沙汰となり、報道されてきました。

それなりのホテルですら、メニューの表記に嘘があったりもしました。
また米の産地偽装(コシヒカリに違う米を混ぜた)もありましたし、
最近で言えば、大手会社から処分を依頼された食材を横流ししている、
常識を逸脱したクズのような会社もありましたよね。

そして直近では、羽毛の産地偽装。
それから三菱、スズキといった自動車メーカーの燃費不正。

いずれの会社も、そもそも企業の存在目的を忘れ、
売上やシェア拡大という目標を追い求めていたからこそ、
このようなことが起こったのだと思います。

そもそも、企業はなぜ存在するのか?

私自身も自分で起業したので分かるのですが、
そもそも創業時には大抵の企業では目的が存在するのです。

従来の常識を超えるような商品やサービスを提供し、
社会に貢献し、お客様に満足していただく、などの気持ちがあって
いろんな経営者は起業するのです。

しかしながら、年月を経てスタッフの数が増えていけばいくほど、
単純に売り上げや数字を追いかけるようになり、起業当時の目的を忘れるようになりがちです。

組織とはそういうリスクがあるものだ、ということを経営者は知っておかなくてはなりません。

そして目標よりももっと大切である目的を忘れず、
お客様、働くスタッフさん、地域社会のために真面目に仕事に向き合わなくてはなりません。

偽装、不正ということが無いように、皆さんの会社では定期的に目的の確認をおこなっていますか?
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【1965回】 子どもの自立をサポートするのが親なのに・・・

2016年05月17日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社様のお手伝いをさせていただく中で、
結構な割合の日本人の方がイケてないなぁ、と思うことがあります。

それは、「親がいつまでたっても口を出す」ということです。

特に地方都市に行けば行くほど、家を建てる会社を選ぶ際や結婚相手にまで口を出す。
また働き口まで探したり、どの大学を受けるまでも口を出す。

子どもの人生を何だと思っているのでしょう???と個人的に思わずにはいられません。

もちろん、人生経験も少ないですから、いろんな形でアドバイスをすることは必要だと思います。

でも、決断は子どもにさせないと・・・。

子育ての目的は、子どもに自立をさせること。
自分の力で子どもが生きていけるようにすること。

いつまでたっても、親が子どもを支配してどないすんねん、って思います。

子どもが自分で決断できるよう、
日ごろから哲学を伝え、常識を伝え、子どもが自分の頭で考えるサポートをしていかないと、
子どもが本当の意味で成長しないと思うのです。

個人的に本当に思います。
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