鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5084回】 新規来場数の格差の原因

2024年11月30日 | 住宅コンサルタントとして
弊社の優秀なクライアント様の中でも
新規来場数が各クライアント様ごとに
大きな格差が出るようになりました。

各クライアント様、危機感を持って経営されており、
お伝えしたことは実践しようとされています。

それでも来場数は、順調な会社もあれば、
捌ききれないくらいの多数の来場がある会社もあれば、
本当に一桁の来場しかないクライアント様もいる。

「何をやるか?」だけで、お客様が来場してくれた時代は終わり、
「クオリティをどのレベルまで高めるか?」が問われる時代。

元請けを目指す住宅会社は、
良い家をつくるだけではやっていけない時代となりました。

その理由はいくつか考えられるのですが、
大きなポイントは3つに集約できるかと。

まず1点目。
SNSやYouTubeの浸透により、
お客様が受け身で情報を受けるだけではなく、
自らの意思で情報を気軽に取れる時代となったことが
最も大きいです。

さまざまな情報(例えば施工事例写真やルームツアー動画、
イベント情報や会社の雰囲気が分かる動画など)が
お客様の目に留まるクオリティで発信ができていないと、
当然、スルーされてしまいます。

だから自社のありとあらゆる発信のクオリティが
集客が順調な会社と遜色ないレベルになっていないと、
やはり来場は苦戦します。

2点目ですが、
これはこの20年で、日本社会があまりにも大きく変わったこと。

例えば35歳の方の人口は大幅に減り、
更に婚姻率は衝撃的なくらい、下がっている。

この社会の変化に合った企画や発信ができていない、
ということが挙げられます。

逆に大半の住宅会社が気づけていない、
ある市場を開拓できれば、
非常に面白い展開になるのでは、と手ごたえを感じています。

そして3点目。
これは自社の広告だけでは限界があるので、
複数の顧客流入ルートをつくる必要性がある、ということ。

ここに取り組んで下さっているクライアント様は、
やはり来場数に関して安定しているのです。

ざっと3点、まとめてみましたが、
これを見て理解ができない住宅会社は、
本当にまずいと思います。

それくらい、すごいスピードで市場と顧客は変化しているのです。

この変化になんとか食らいついていきましょう。
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【第5083回】 真の競合対策と言語化能力

2024年11月29日 | 住宅コンサルタントとして
私は個人的には右脳型人間で、
仕事面、特に営業面に関して言うと、
これまでかなり感覚的にやってきました。

もちろん社会人になりたての頃は
感覚も何も無かったのですが、
1日15~20件のお客様を訪問し、
そこで営業をする中で、感覚が分かってきたのです。

こういうシチュエーションの場合、
こういうことをお伝えすると相手はこう感じるだろう、
ということが感覚的に想像できるので、
次にこういう事例をお伝えすればいいのでは、
という商談の組み立てをその場で瞬時に思いつく感じでした。

そしてライバル企業がいる場合でも、
ライバル企業のこの部分と自社のこの部分の差に、
お客様が価値を感じてくれれば、ひっくり返せる、
ということも想像でき、
それまで取引してもらっていないお客様を
何社も開拓することができました。

B to B営業でもB to C営業でも、
一組のお客様をめぐってライバルが存在しますが、
その競合対策の立て方に関して、
これまであまり上手に言語化できていなかったと思います。

ところが、この数週間、いろいろと勉強する中で、
ついに非常に分かりやすく言語化できるようになりました。

感覚で分かっていることを言語化してお伝えする。

これって、私たちコンサルタントにとって必須なのですが、
住宅会社の営業マンがお客様に対して、
それから住宅会社の営業リーダーが部下に対しても
当然ながら必要なことなのです。

今月から来月にかけて、
各クライアント様にお伝えさせていただきますが、
私がお伝えする内容を理解していただくだけでなく、
言語化することの重要性も改めてお伝えできれば、
と思っています。
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【第5082回】 20棟前後から50棟の工務店になるには・・・

2024年11月28日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
今期、集客も受注も絶好調。

新築事業をゼロから立ち上げていただき、
年間20棟前後でしばらく停滞されていましたが、
いよいよ次のステージに向かう扉が開いた感じです。

年間50棟を目指せるステージが整ってきました。
(ただ、そこに行くにはある課題を解決しないといけませんが・・・)

一拠点、年間20棟前後までならば、
基本、モデルハウス1棟と見学会を回していくと
到達できるのですが、
50棟を目指す場合、
エリア内での認知度UPや
ブランドイメージの向上のために、
あることをやらなくてはなりません。

それは、自社の世界観を表現した
社屋兼打合せスペース(=スタジオ)をつくる、
ということです。

何年も前から、次のステージに行くためには
このスタジオをつくる必要があります、
とご提言をしていたのですが、
社長が実務に追われてなかなか進まず、
更には土地の候補地も2回、流れてしまい、
本当に数年、計画が遅れましたが、
今年の春に完成したのですね。

完成直後に市場のお客様から
大きな反響があった訳ではないのですが、
カッコいいスタジオで世界観を表現できた結果、
OB様からの紹介は一気に増えました。

「私たちの家を建ててくれた工務店さんのショールーム、
あそこにあるから行ってみたら」

とおススメしやすくなったのでしょう。

もちろん、事業立ち上げの頃から
経営で最も大切なことは何か、ということについて、
繰り返しお伝えしてきたので、
とにかくOB様や協力業者様を大切にされてきました。

その結果、このクライアント様のファンが
この地域で着実に増えていたことも
今の業績につながっていると思います。

商品(建物)の性能を高めていたこと。
価格と仕様を明確に発信していただいたこと。
自社の世界観を伝えるスタジオをつくったこと。
OB様と協力業者様を大切にしてきたこと。
モダン系の建物を強化していただいたこと。
人となり発信を日々、コツコツ継続していただけたこと。
次のステージに行くために新卒を採用していただいたこと。
弊社の他の素晴らしいクライアント様たちから、
すなおにいろんなことを学び続けていただいたこと。

これらの要因がここに来て一気につながって、
この結果につながったのだと思います。

24棟・50棟・100棟・200棟と
住宅会社の成長には、
定期的に壁があらわれます。

そこを乗り越えるには、
これまでやっていなかったことに
現在の実務をこなしつつ、
取り組む必要があるのです。

2025年、このクライアント様が
どこまで成長されるのかを
個人的に楽しみにしています。
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【第5081回】 一流の人・ツキのある人と付き合う

2024年11月27日 | 住宅コンサルタントとして
日頃から心がけなくてはならないことは、
とにかくお付き合いをする人を間違えないこと。

人間も企業も、周囲から大きな影響を受けるのです。

三流の人や企業の方たちと接していると、
自分も三流の影響を受けてしまい、運気が下がります。

自分の運気を高めていくには、
とにかく一流の方の近くにいることが必須です。

一流の方とは、

・学ぶことが好きで向上心が高い
・常に前向きで行動量とスピードがハンパない
・いつも笑顔で発言内容が前向き

という特徴を持っている人です。

ありがたいことに弊社のクライアント様の大半は、
一流であられるため、
私自身も日々、たくさんのエネルギーをいただいております。

そしてクライアント様同士が仲が良く、
頻繁に交流されているので
各クライアント様の運気もドンドン上昇していくのです。

この共に学び、成長していける仲間をつくる、
ということは、今の時代、欠かせないことではないか、
と個人的に思っています。

そして一流の方とお付き合いをさせていただくには、
自分自身がそういう方たちと同じ波動を持っていることと
その一流の方たちのレベルに自分自身を近づけられるよう、
学び続けるしかありません。

学び続け、成長しようと努力する。
常にポジティブな思考で、ポジティブな発言をする。
自分よりもレベルが高い方に近づいていって、
学ばせていただく。

一流の人・ツキのある人と付き合っていきましょう。
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【第5080回】 我が社の顧客は誰か?

2024年11月26日 | 住宅コンサルタントとして
全ての企業の経営者、
それから全ての企業のマーケティング担当者は、

「我が社の顧客は誰か?」

ということを常に考えなくてはなりません。

そして、

「顧客が困っていることは何か?」
「顧客が求めていることは何か?」
「顧客はどういう方法で情報を収集しているのか?」
「顧客の価値観はどう変わってきているのか?」

というように、お客様が求めていることを常に考え。
そこに適応し続けることが重要なのです。

この「顧客は誰か?」ということに対し、
私自身、本当に重大なことを見落としていた、
と気づかされた2024年。

子育て夫婦だけを見て、
商品開発の提案をし、
マーケティングをやってきたのですが、
それは片手落ちだったのです。

自社の顧客の設定を間違えると、
商品もマーケティングも営業も、
全ての行為のピントがズレてしまうのです。

我が社の顧客は誰か?

ここを間違えないよう、
常に意識をしていきたいですね。
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【第5079回】 情報を取捨選択する力

2024年11月25日 | 住宅コンサルタントとして
今回の兵庫県知事選挙の結果で、
改めてテレビや新聞といったオールドメディアが
発信している情報の精度が、
週刊誌レベルであるということが露呈しました。

NHKをはじめ、民放各社が
あれだけ知事を叩く情報を報道しまくって、
しかも兵庫県議会が全
会一致で不信任決議を可決したのに、
斎藤知事が当選されました。

しかも、あれだけ大騒ぎしていた、
斎藤知事がパワハラをしたという決定的な証拠は
現時点で出て来ていないのですね。

これが今の日本のメディアの報道のレベルなのです。

私が日本のメディアのレベルがカスレベルである、
と確信したのが、コロナ禍の頃の報道の内容を見て、
でした。

まあ情報弱者の老人をカモにした、
恐怖心を煽りまくる偏向報道を
どのメディアもやっていたわけで、
2020年頃から本当にテレビを個人的に見なくなりました。

お金を出しているスポンサーに忖度することは、
まだ個人的に理解できるのですが、
とにかく視聴率を稼ぎ、
ネットニュースでのクリック数を稼ぐために、
とにかく偏向した情報の発信があまりにもひどいのです。

新聞・テレビ・雑誌・ネット。

いずれのメディアも、正しい情報を流していることもあれば、
かなり偏った情報や嘘の情報も流れています。

我々は、こうしたことを理解し、
自分が得た情報の何が真実で何が嘘なのかを判断し、
取捨選択する力が欠かせない時代となりました。

この分析力や取捨選択力が高いかどうかで、
仕事でも人生でも成功できるかできないかが決まる。

そんな時代となりました。

正しい情報を収集できる能力を身につけるためにも、
日々、学び続けていきたいものです。
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【第5078回】 現地に足を運んで体感する

2024年11月24日 | 住宅コンサルタントとして
昨日からあるエリアに来ております。

メインの目的となるのは、
とある業態で圧倒的な成果を出し続けている、
とあるお店の視察です。

そのモデル店があるエリアは、
観光地としても今やピークを過ぎ、
更には過疎化・高齢化が非常に進んでいる、
将来の日本の縮図のようなエリア。

そんなエリアで洋菓子店として、
正社員ゼロ、社員はオーナーパティシエ一人で
1店舗で年商1億を超えるお店をどうしてもみたかったのです。

約10か月前に行きたいと思い、
最短で自分が行ける日程が昨日からだったのですが、
この寒い中、お店に到着してビックリ、
見事に長蛇の列ができておりました。
(他のお店はどこも行列無し)

このさびれた街で、ここまで列ができるということで、
ちょっと期待しておりました。

今はテイクアウトのみで、
ショコラとクレープをオーダーしたのですが、
まずクレープ、メチャおいしいやん!

900円台でこのクオリティ、
非常にお得だと思いました。

私はモンブランを頼んだのですが、
生地、生クリーム、マロンクリーム、メレンゲの食感の
4つの味と食感が絶妙で、あっという間にペロリ。

私の家内とクライアント様社長夫婦と
今回は4名でお伺いしていましたが、
4人ともあっという間に完食。

ショコラはテイクアウトで冷凍品を購入したので、
帰宅後に試食したいと思います。

列を成しているお客様に対するスタッフさんの対応や
クレープを包んでいる包装紙のデザインも
とても勉強になりました。

やはり強烈な売上をたたき出すお店は、
根本の商品力が非常に高いのですね。

弊社のクライアント様は
ベーカリーをやっていただいているケースが多いのですが、
クレープはありだなぁ、と改めて思いました。

ちょっとクレープの研究も弊社としてスタートしたいと思います。

業種問わず、とにかくいろんなエリアの繁盛店に行くことは、
本当に刺激にもなりますし
商売の本質を見直すきっかけにもなるのです。

今回の視察したお店からは、
やはり斎藤一人さんから学ばれている点が
随所に感じられました。

ツキがあるお店でした。
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【第5077回】 「今、自分たちが通用していない現実」を直視できない愚

2024年11月23日 | 住宅コンサルタントとして
会社を立ち上げて10年あまり、
そのエリア内で快進撃を遂げ、
同業他社からも賞賛を浴びていた。

大いに自信をつけ、
自分たちのやり方は通用しているし、
自分たちの能力も非常に高いと自信満々。

それ自体は素晴らしいことです。

ただ、過去は過去。

過去にどれだけ素晴らしい成果を出そうが、
過去、自分たちが伸び率ナンバー1とか、
そんなことは今現時点では何の価値もありません。

商売は今のお客様に必要とされているかが全て。

過去、どれだけ素晴らしい成果を出していようが、
現時点で業績が前年を割っていたとしたら、
自分たちの魅力や実力は落ちているのです。

問題は自分たちの業績は今、明らかに下がっていて、
ライバルに負けることも増え、
今まで決められたシチュエーションでも失注が増えている、
という現実があるにもかかわらず、
未だに自分たちの実力はトップクラスであり、
ライバルが大幅値引きを仕掛けてきて失注しているとか、
自分たちの断てているモデルハウスが
お客様の心を掴めていないのに、
自分たちはイケてると、勘違いしていることなんです。

ライバル企業も馬鹿ではありませんから、
短期間で自社をじっくりと研究するでしょう。

そしてお客様の価値観も年々、変わっていくのです。

過去の栄光にすがり、
過去の成功体験が忘れられず、
自分たちは未だに一流である、という勘違いが
取返しがつかない事態を招くのです。

とにかく業績が下がっている、ということは、
自分たちがお客様に支持されていないから、
ということしかありません。

自分たちが通用していないことを
直視できる謙虚さ、すなおさを
常に持っておきたいものです。
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【第5076回】 紙の上での二次元のプレゼンを卒業しよう

2024年11月22日 | 住宅コンサルタントとして
2024年、弊社のクライアント様の
住宅業界の営業マンを見ていて、
明らかになったことがいくつかあります。

その中の1つは、お客様の目の前で
3Dのプレゼンをやっていない営業マンは
大きく業績を落としている、ということ。

一度出したプランに対し、
お客様の要望を受け、
次週にプランを変更して提出します、
というスピード感でプレゼンをやっている会社と、
軽度の変更依頼なら、目の前で変更してくれる会社。

どちらの方が有利か、言うまでもありませんね。

マーケティングにしても、営業にしても、
テクノロジーの変化が本当に速い現代、
変化に適応できていない事実が
自社の価値を大きく下げてしまうのです。

今から1年半前に、プレゼンシステムを
このソフトのこの会社のバージョンに変えて下さい、
とクライアント様に一斉にお願いしたことがあります。

そこに適応されたクライアント様は、
見事に高品質の3Dプレゼンができていて、
受注を着実に伸ばされているのですね。

一方でその重要性に気づけずに、
旧式のプレゼンをやっている会社さんは
やはり受注が苦戦してしまっている、
という事実が今年を振り返って明らかになりました。

モデルハウス。
HP。
InstagramやYouTube。
接客レベル。
プレゼン。

これらを常にアップデートして
お客様から見て魅力的な会社をつくっておかないと、
業績が一気に下がってしまうことがあるのです。

とにかく、紙を使った二次元のプレゼンは卒業しましょう。

時代の変化にしっかりと適応し、
お客様に選んでいただける会社をつくっていきましょう。
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【第5075回】 PDCAを確実に回せているか?

2024年11月21日 | 住宅コンサルタントとして
何度も言っていることですが、
注文住宅会社の業態は製造小売業です。

店舗開発、商品開発、マーケティング、
売り場づくり、品質管理、原価管理、工程管理など、
守備範囲がとにかく広いのです。

組織が小さかろうと、
これらの業務を全て自社でやらなければ、
受注棟数も利益率も完工棟数も
目標を達成することができません。

そして近年、特に重要なのはやはり広報で、
どの住宅会社の広報も
年々、業務量が増えていっているのが現状です。

更に最近ではYouTubeのルームツアー作成や
Instagramのリール、TikTokなどの動画も
自社で撮影したり、編集してUPしたりするようになり、
キャパオーバー気味になっていたりします。

その結果、どういうことが起こっているかというと、
WEB広告を出稿した後、
その広告のクリック率やコンバージョン率をチェックし、
問題があれば改善する、といった

「実行→検証→改善」

というサイクルが回らなくなってきているケースが増えているのです。

そもそもWEB広告の最大のメリットは、
広告出稿後にバナーやLPの分析をし、
問題ある箇所を改善をすることで
ヒットしやすく修正できる、ということなのですが、
出稿後にPDCAサイクルが回らないことは
あまりにももったいないのです。

仕事の品質を高める上で、
PDCAサイクルを回すことは欠かせませんが、
いろんな住宅会社で、広報担当者が忙し過ぎて
そのサイクルが回せない。

これを解決するためにはどうすれば良いか?

これはあるクライアント様の事例なのですが、
リーダーが広報担当者に

「このLPのこの部分を変更するように」

と指示を出しただけでは実行してもらえないので、
広報担当者の目の前で具体的に指示を出して、
更には目の前で修正していただく、というもの。

こうするとLP修正を最優先にせざるを得ないため、
目の前で修正をしてくれるようになり、
コンバージョン率が目に見えて改善し、
集客結果につながったのです。

これは1つの例ですが、
とにかくPDCAを回して改善を徹底すれば、
まだまだ広告の効果はあるのです。

皆さんの会社では、
WEB広告におけるPDCAを
着実に回すことができているでしょうか?
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【第5074回】 副業の賛否

2024年11月20日 | 住宅コンサルタントとして
会社として副業を認めるか認めないか、
という問題があります。

社員さんの副業を許可するかしないかは、
経営者の判断次第かと思うのですが、
個人的に思うのは、
現在の自分の業務で全く成果を出せていない社員さんが、
副業をすることは筋として通らないということ。

「副業して良いですか?」

と会社に申請する前に、まず結果を出せよ、
と思うのです。

で本業で当然、成果を出せない奴が、
副業をやってもうまくいく訳がない、というのが、
個人的に感想です。

本業で結果を出しまくっている人が、
副業をやりたいというのであれば、
その意図は理解できるのですが、
大した結果も出てないのに副業を認めて欲しい、
ということを言ってくる時点で、
そういう人って仕事もできるようにならないだろうし、
そもそも自分のことしか考えられない、
ということを露呈していると思います。

そして会社経営側も、
仕事で成果を出してくれた方が
結局のところ収入も上がる、と思ってもらえるよう、
評価制度をしっかりとつくると共に
成果に合わせた賞与を出せる経営をすべきでしょう。

いずれにしても、副業を認めて欲しいのであれば、
本業で圧倒的な業績を出し続けてから申請すべき、
と思っています。
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【第5073回】 伸びる工務店と伸びない工務店の経営者の差

2024年11月19日 | 住宅コンサルタントとして
まだ小規模で展開している工務店さん。

その経営者は人としても素晴らしいし、
設計力やコミュニケーション能力も高い。

センスもある。

そんな優秀な工務店の経営者でも、
自社の成長させることができる方もいれば、
伸びないまま、衰退させてしまう方もいます。

同じ能力、同じ資質でも、
工務店経営の差が出てしまうポイントはどこにあるのか?

伸びる経営者は、

「3年後に契約20棟、完工12棟、
6年後に契約50棟、完工36棟」

というようにまずビジョンを明確に設定します。

そしてその実現のために、
どんな商品が必要で、
どんな組織をつくる必要があり、
どんなマーケティングを実施し、
初来場⇒契約⇒着工⇒完工までの業務フローを
どのようにすれば良いのかを常に考え、実行するのです。

そして他の優秀な工務店さんに視察に行っても、
モデルハウスや打合せスペース、
パンフレットやのぼりなども見るのですが、
どうやってスタッフの採用・教育をしているのかとか、
洗練されたモデルハウスを建てるのに、
社内で設計しているのかそれとも外注しているのかとか、
営業ツールも誰が考案し、
どれくらいの頻度で見直しをかけるのかなど、
見ている部分が違うのですね。

日頃の思考であったり、視察の際の視点が
まさに経営者のそれなのです。

一方、個人としては優秀な工務店経営者で
伸びないタイプの方はどういう方かというと、

「とにかく成長したい」

という不明確なビジョンであり、
目先の仕事をどうやったら受注できるか、
ということで頭がいっぱいなのです。

組織をつくるとか、しくみをつくるという発想がなく、
目先の集客、目先の受注しか見ていない。

どんな商品を開発し、どういうマーケティングをすべきか、
という発想に至らないのです。

更に他の優秀な会社の視察に行っても、
見ているのが全て表面的なんですね。

モデルハウスのデザインや間取りは見るけれど、
なぜそういうモデルハウスを建てたのかとか、
これくらいの洗練されたモデルを点て続けるのに、
どういう取り組みをしているのか、というところに
考えが及ばない。

素敵なパンフレットを見て、
それを真似することには取り組むのですが、
どうやってこんなセンスの良いパンフを思いついたのか、
ということに疑問を感じない。

素敵な会社さんを視察した際に重要なのは、
その会社の素晴らしい部分を
どうやったら自社で再現できるのか、という視点で
その会社の素晴らしい点を見ることなのです。

という、最近感じたことをまとめてみました。
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【第5072回】 夫婦で旅行や食事に行くか?行かないか?

2024年11月18日 | 住宅コンサルタントとして
同世代やちょっと年下の方たちとお話をしていて、
休日、夫婦で食事や買い物に行ったり、
長期休暇の際に旅行に行ったりするかどうか、
という話題になったりします。

我が家では、休日、
夫婦で一緒に行動するのが当たり前なのですが、
中には奥様から

「食事に行くのだったら、ママ友と行きたい」

と言われたり、

「何で二人で旅行に行く必要があるの?」

と厳しい言葉を投げかけられる方もおられます。

私、もしそんなことを言われたとしたら、
ブチ切れてしまうだろうし、
おそらく一緒に生活できないと思います。

先日の日経新聞で、熟年離婚の割合が
年々、高まっている、という記事もありました。

せっかく縁あって結婚したのです。

どうせなら、いつまでも仲睦まじいくいたいですよね。

熟年離婚の大半は、女性から切り出されるようですが、
まず日本のオッサンは、オシャレな人が圧倒的に少ない。

秋は観光客が増え、
飛行機や電車に高齢の団体さんが乗っていますが、
まあ、オシャレに気を遣っているオッサンは、
私の印象では2割もいないです。

駅のトイレで用を足した後、手を洗わないオッサンは4割以上。

まあ汚らしいオッサンが多すぎる。

そりゃ、そんなオッサンと一緒に暮らすのは、
女性からしたら嫌でしょう。

また奥様を食事や旅行に誘う際の
レストランや宿の選定などもセンスが出ます。

というか、そういう手配を自分でせず、
奥様に丸投げする男性もかなり多いようですが、
やはり自分のパートナーに楽しんでもらう気持ちがあれば、
年に1回でも2回でも、段取りをした方がよいかと思います。

歳を重ねても、自分を外見・内面両面で
磨く努力をすることが大切なような気がします。

お互いの努力無くして、
夫婦仲の良さを維持することは難しいのかも。

お互いに相手を思いやり、
美容やファッションにも気を遣い、
更に教養を身につけたり勉強したりしながら、
素敵な年の取り方を目指していきましょう。
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【第5071回】 子どもには環境が大事

2024年11月17日 | 親として
高校2年生で司法試験に合格された、
早川惺さんという方の記事を読みました。

17歳で合格率わずか3~4%の司法試験に合格。

本当に素晴らしいことです。

早川さん、中学受験で
筑波大付属駒場に合格されたのですが、
中学に入学後、自分が何をしたいのか、
ということに答えを見出すことが
しばらく出来ていなかったそうです。
(まず筑波大付属駒場に合格したこともすごいですし、
中学生で自分が何をしたいのかを考えることも素晴らしい)

ただ、筑波大付属駒場中学の同級生たちが
中学生ながら化学、プログラミング、AIなど
いろんな分野で活躍していることに刺激を受け、
中学3年生の時に自分がやりたいことを見つけられるのです。

中学3年生のクリスマスプレゼントに
六法全書をリクエストし、
そこから法律の面白さに目覚め、
見事に司法試験に合格されました。

この記事を読んで、
改めて子どもの教育にとって大切なのは、
良い環境を用意してあげることだと思いました。

優秀な同級生が集まる環境だと、
本当に同級生から良い刺激を受けまくり、
成長しやすくなると思うのです。

我が家の次男は今、スペインで働いていますが、
それもやはり同級生から受けた影響が
とても大きいと思っています。

次男が通っていた学校では、
海外にホームステイに行くことや
同級生やその兄弟が海外に留学したり、
海外で仕事をしているのが頻繁にあったのです。

そういうベースがある中で、
私たちが海外に連れていって、
スペインが気に入り、ここに住みたい、と
思うようになりました。

子どもに良い環境を用意してあげることで、
子どもの潜在能力が開花するかもしれません。

子どもに良い環境を与えることが、
親の使命だと個人的に思うのです。

そのためには、親自身の経済力も重要です。

だから仕事で成果を出さなくてはならないのです。
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【第5070回】 圧倒的な地域一番店へ

2024年11月16日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
今期、本当に絶好調。

もともとエリアでトップクラスの実績でしたが、
今期は昨年対比140%の実績で、
今期の受注、それから来期の着工において
圧倒的な地域一番店となられます。

今期の好調な受注ですが、
大幅値引きなどの小手先の手は一切、打っていなくて、
まさに王道のやり方でこの圧倒的な実績を出されている。

そこが本当に素晴らしいのです。

更に営業スタッフは、
新卒や業界未経験の方で構成されていて、
住宅業界の伝統や風習などに一切、とらわれず、
お客様が喜ばれ、満足されることを最優先に
全スタッフが動いている。

業界未経験の入社3年目の中途社員さんが
今期20棟前後の契約になりますし、
新卒3年目の営業さん2名も
それぞれ10棟前後の結果となりそう。

設計も新卒の方が着実に成長されていて、
コーディネーターも新卒入社の方たちが
バリバリ1人25棟の仕様確定をこなされている。

新築部隊の平均年齢は20代で、
まだまだ皆さん伸びしろがある中でこの実績なのです。

正直、私、何もすることがありません(笑)。

更に今年、退職者ゼロ。
前期も退職者1名という、定着率。

本当に組織としても超一流なのですね。

圧倒的な世界観とおもてなし力で差をつける。

事業立ち上げの頃から取り組んでいただいてきたことが
いよいよ完成する段階に来たのです。

これはまだ企画段階ですが、
2025年にクライアント様限定で、
このクライアント様の教育のやり方やマネジメントなどを
1日で学べる視察ツアーを企画したいと思っています。
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