人手不足は中小企業の経営にとって深刻な問題です。
スタッフを採用しようと募集をかけても、
応募すらない、ということが非常に増えています。
優秀な人を人件費を押さえて雇用したいと経営者は考えるでしょうが、
それはもう無理だと割り切った方が良いでしょう。
地方都市でも時給1000円ではなかなか応募がなくなってきていたりします。
この状況を打開するためには、
今よりも生産性を高める努力をやり続けるということ。
例えば、住宅業界で言えば、契約前の見積作成であったり、
申込前のお客様へのプラン作成だったりを無くす。
完成現場見学会を減らす。
商品説明を動画で代用する。
給与計算や支払業務を外注する。
DMやニュースレターをLINE@に切り替える。
出来ることは多々、あります。
日本の小売業の過剰包装も無駄で生産性を下げる要因ですし、
百貨店の総合案内カウンターも無駄だと思います。
今の自社のやり方を一旦全部破棄して、
新たに組織や業務を組み直すようなことが必要でしょう。
そうして利益が出る体質にし、
スタッフさんの働きに応じた報酬を出す。
人を募集する際に他社よりも高い提示額を出せるようにする。
そうしないと、人が応募してくれない時代が、もう来ているのです。
従来の考え方に引きずられないようにしたいですね。