鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4443回】 一流のビジネスパーソンがこなしている仕事のスピード・量を体感する

2023年02月28日 | 住宅コンサルタントとして

出来るビジネスパーソンと平凡なビジネスパーソンの差は、

仕事のスピードとこなす量です。

 

もう出来るビジネスパーソンは、とにかく着手だったりレスが速い。

 

典型的なパターンは、

コンサル時にご提案させていただいた動画やチラシが、

コンサル中にまずは第一案が上がってきたり、

コンサル終了後の新幹線や飛行機の中で

初稿が送られてきたりするのです。

 

とにかく着手が速い。

そして第一案をすぐに送って下さって、

変更して欲しい点を返信してもすぐに修正される。

 

キャッチボールのテンポが速いのです。

 

仕事の着手やレスが速い人は、

同じ時間で多くの量をこなせるので、

年間を通してみると、凡人よりも圧倒的な量をこなすのです。

 

そして量は必ず質に変わります。

 

スピードがあって量をこなせる方は、

確実に成長していくのです。

 

そして一流でありつづけるビジネスパーソンは、

このスピード感を持って仕事をやり続けるので、

プレーヤーからリーダーになってからも

圧倒的な量をこなし続けるのです。

 

リーダーは、日頃、部下の指導や管理するだけでなく、

会社に対し業務の報告書を制作したり、

さまざまな企画書を制作したり、

場合によってはプレーヤーとして現場に立つこともあります。

 

要するに、プレーヤー時代と比較して、

圧倒的に仕事量をこなす必要があるのです。

 

優秀なリーダーは、部下3人の管理をし、

3人の同席もこなしながら、

自らもプレーヤー業務をやったり、

役員としての業務を涼しい顔でこなしています。

 

この一流のリーダーの仕事のスピードと量、質を

これから一流を目指すリーダーは体感すべきだと

個人的に思っています。

 

3月からこうしたことを実現すべく、

クライアント様同士の交流がますます進みます。

 

楽しみです。

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【4442回】 やっぱり経済は心理学

2023年02月27日 | 住宅コンサルタントとして

2023年は、住宅業界はかなりしんどい1年となる。

 

私、年末から年始にかけて、

クライアント様に言いまくっておりました。

 

2023年、マイホームを建てようと行動する方がかなり減り、

商談数確保にも苦戦する会社が劇的に増える。

 

そんなイメージを持っておりました。

 

ところが、です。

 

2023年、ふたを開けてみると、

結構お客様の来場、良いんです。

 

まあこれは、弊社のクライアント様の結果なので、

私が関わりない会社に関しては、存じ上げません。

 

ただ、各クライアント様の来場、順調なんですね。

 

悪く言うと、私の予想が外れた。

 

良く言うと、打ってきた手がドンピシャだった。

 

まあ、私ごときの予想が外れるのは、全く問題ありません。

 

クライアント様の業績が順調であれば・・・。

 

私個人、確信しているのは、

景気が良くなったり、先行きが明るい時と

景気が悪くなったり、先行きが暗くなっている時では、

マーケティングを変えなくてはならない、ということ。

 

それらは全く異なるのです。

 

エンドユーザーの心理を理解し、

ユーザーの心理に刺さる形でイベントを企画すると、

真剣度の高いお客様が来場されるのです。

 

経済は心理学だなぁ、と改めて感じます。

 

景気が悪い時、住宅会社が心がけなくてはならないのは、

情報の発信において、非常に具体的でなければならない、

ということ。

 

抽象的な表現、根拠のない情報は、

景気不透明な時代、全くエンドユーザーに刺さらないのです。

 

これは、接客時でも同じことが言えるでしょう。

 

今年1年、この流れが続くだろうと予想しています。

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【4441回】 手法・テクニックを磨くよりも大切なこと

2023年02月26日 | 住宅コンサルタントとして

YouTube、Instagram、TikTok。

 

これらを使って、いろんな動画コンテンツを

誰もが制作し、発信できるようになりました。

 

動画コンテンツの量が増えるスピードに対し、

動画を見る人の数と時間はそれほど増えていないので、

ここに来てYouTubeもTikTokも

再生回数が伸びづらくなっています。

 

その影響は住宅業界にも確実にやってきていて、

YouTubeやTikTokのルームツアーの再生回数は、

劇的に減ってきています。

 

以前だと100万回再生は行ったと思われるクオリティのものが、

30万回再生くらいでとまる、といった感じ。

 

効果があると言われることに

いろんな会社が飛びついた結果、

それが当たり前となり、価値が下がって効果が無くなる。

 

いつも時代でも起こっていることです。

 

YouTubeのルームツアーでかなりの恩恵を受けていた会社も、

2023~2024年くらいから、その恩恵は減少するでしょう。

 

また住宅系ユーチューバーで、

自分の動画の視聴者で、

家を建てる可能性のあるお客様のリストを

1件5万円で売りさばいている人なんかも、

2023年~2024年でかなり苦戦することでしょう。

 

時代は変化し続け、

お客様が情報収集する手段は変わり続けるので、

情報発信する媒体を変え続けることは重要です。

 

でももっと重要なのは、

家を建てさせていただいたお客様に満足していただき、

自分たちを応援していただけるようになること。

 

そして日頃、お仕事を請けていただいている、

さまざまな協力業者様から信頼される仕事をし、

協力業者様からも応援していただけるようになること。

 

結論、関わる全ての方から信頼され、愛され、応援される会社が

結局のところ、勝つのです。

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【4440回】 成功体験のある30代経営者に共通する点

2023年02月25日 | 住宅コンサルタントとして

数多くの住宅会社さんの経営に携わらせていただいて18年。

 

その中で私が確信していることは、

 

「30代で成功した経営者は、

自分と価値観や感性が異なる人の助言を

素直に聞けない」

 

ということ。

 

ちょっと違う言い方をすると、

 

「自分と同じ価値観・感性の方の意見にしか素直になれず、

その状況なのに自分のことを素直だと思っている」

 

ということ。

 

これ、弊社のクライアント様にも確実に当てはまります。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様の社長も

まさにこのパターンに当てはまり、

30代の頃に新事業を立ち上げ、

あっと言う間に成功されたのですが、

その後、結構暴走され、私やお父様の助言には

全く耳を傾けられませんでした。

 

今だから、ぶっちゃけ言えますが、

 

「私はあなたのお父様にご恩があるので、

全力でサポートさせていただいておりますが、

あなたが今のままでは、

お父様が引退された後、私、お付き合いできません」

 

ということまで言わせてもらったくらいです。

 

今から5年前はどうなることか、と思っておりましたが、

40代になられて物事を俯瞰して見ることができるようになり、

更には謙虚さや素直さも増して、

着実に良い経営者になられつつあります。

 

30代の頃に成功してしまうと、

自分の価値観や感性に合う意見は、

素直に受け入れられるのですが、

自分の価値観・感性に合わない意見に関しては、

いろんな屁理屈を並べて、

絶対に受け入れようとしなかったりするのです。

 

今の商品戦略やブランディングがズレている、

というアドバイスをさせていただいても、

全く異なる業界の、しかも全く異なる市場規模の事例を

引き合いに出され、

 

「あの人もこういうスタイルで成功されていますよね」

 

と反論したりするのです。

 

例を挙げると、例えばとある地方都市の住宅会社なのに、

ニューヨークの音楽業界で成功している方の例を引き合いに出し、

そのスタイルを自分のエリアの住宅会社で展開しても、

そのエリアの大半の方には刺ささらないのに、

 

「あの人はニューヨークで成功していますよね」

 

と主張してくる感じなのです。

 

弊社のクライアント様の社長は、

60代~30代まで幅広いのがありがたいです。

 

クライアント様の中の、若くして成功して、

私ごときの意見に耳を傾けて下さらない経営者には、

他の先輩のクライアント様の社長にも協力していただき、

軌道修正をしていきたいなぁ、と思っています。

 

その前に、私自身が力不足&人間力不足だから、

アドバイスに耳を傾けていただけないのですが・・・。

 

まだまだ精進しなければ、と思う今日この頃です。

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【4439回】 圧倒的に勝てない同期が居たことがありがたい

2023年02月24日 | 住宅コンサルタントとして

1996年4月に、私は最初に勤めさせていただいた会社の

北海道旭川営業所に配属されました。

 

同期で旭川に配属されたのは、3名。

 

その同期の中に荒井君がいました。

 

荒井君は、経営者の息子で、

大学時代、ゴルフ部でゴルフもメチャうまい。

 

で、何よりも男前で爽やかで、

しかもキャラも非常に良いんです。

 

老若男女、誰からも好かれる感じ。

 

荒井君と一緒にお客様のところに行くと、

お客様は荒井君が面白いし魅力的なのか、

ずっと荒井君と話してばかりで、

私の存在など何も感じないくらい、

荒井君は魅力的でした。

 

私も学生時代、テニスのインストラクターとして

テニスクラブの正社員のコーチよりも

生徒さんを多く受け持っていて、

そのテニスクラブでは結構な人気コーチで、

それなりにキャラに自信があった私ですが、

サッシ屋の社長や工務店の社長相手に、

荒井君には全く歯が立たなかったのです。

 

世の中、上には上がいる、と現実を突きつけられました。

(↑社会人1年目の小っちゃい世界の話ですが・・・)

 

そして荒井君に全くかなわない中、

半年で私は北見営業所に転勤となりましたが、

その北見にも2年先輩の鹿島さんという方がいて、

その鹿島さん、まだ20代なのに

年上のお客様にメチャ信頼されていて、

仕事もバリバリできるのです。

 

真面目で誠実で、責任感も強い。

 

荒井君のような愛されキャラでは無いのですが、

とにかく誠実で真面目。

 

この路線でコツコツと勉強して成長すれば、

自分もお客様から必要としていただけるかもしれない、と思い、

鹿島さんの仕事のスタイルをまずは100%真似て、

自分なりに頑張りました。

(ちなみに、鹿島さんも経営者の息子さんでした)

 

そして鹿島さんが函館に転勤となり、

鹿島さんの主要得意先を

私が担当させていただくことになりました。

 

鹿島さんはすごい真面目な方でお客様に信頼されていましたが

真面目過ぎる感じでした。

 

一方、旭川の同期の荒井君にはかないませんが、

私自身、お客様にはそこそこ可愛がっていただけるキャラではありました。

 

真面目で誠実という視点で見た場合、

私は鹿島さんの70%くらいのレベル。

 

そこそこ笑いが取れて、お客様に可愛がられる、

という切り口では、私は荒井君の50%くらいのレベル。

 

でもこの2名の特徴を併せ持った営業マンはあまりいない、

と自分なりに分析し、この路線の営業マンでいく、と決断。

 

真面目で誠実、かつちょっと面白いキャラの営業マンとして活動していくと

手応えを感じてきました。

 

更にこの頃から自分独自の強みをつくるため、

経営や営業などについて勉強しようと決断しました。

 

月に2万円、本を購入する。

本で学んだことを実践する。

 

そして北見で4年半、仕事をしている中で、

同期の荒井君は旭川で大活躍していました。

 

その荒井君が実家を継ぐため退社することになり、

荒井君の仕事を引き継げるのは私しかいない、

という判断となり、私が再び旭川に戻ることに・・・。

 

引継ぎの時も、本当に荒井君はお客様に愛されていることを感じ、

荒井君とは違う点でお客様のお役に立てる営業マンになろう、

と決断し、お客様を引き継がせていただきました。

 

同期に荒井君がもし存在していなかったら、

私はおそらく20代で本を読み漁り、

ビジネスのことを勉強する、なんて選択をしなかったと思います。

 

それなりにを笑いが取れるキャラで、

大して努力もせず、40代50代となり、

パッとしないサラリーマン人生だったかもしれません。

 

同期に荒井君という、すごいキャラのライバルが居たおかげで、

荒井君にはない部分の強みをつくろうと思えたのです。

 

皆さんの周囲にも、すごい先輩やすごい同期がいるかと思います。

 

でもすごいライバルが居るおかげで、

自分自身は何を強みにすればよいのか、

考える良い機会をいただけますし、

努力ができるのです。

 

圧倒的に勝てないライバルは、ありがたいのです。

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【4438回】 強みは自分でつくっていくもの

2023年02月23日 | 住宅コンサルタントとして

数ある住宅会社の中で、

同業他社と比較して、自社の強みは何か?

 

他の住宅営業マンと比較して

自分の強みは何か?

 

この2つの問いに簡潔に答えられる住宅会社、

それから住宅営業マンは、強いです。

 

その回答をお客様が聞いて、

共感されたり価値を感じていただける内容であれば、

おそらくライバルよりも優位な状況で

商談を進めていけることでしょう。

 

ここでよくある間違いは、

会社の強みを商品の強みと勘違いするケース。

 

商品はもちろん大事なのですが、住宅業界において、

商品はいつかライバルに真似され追い付かれる、

という真理を分かっておいた方が良いでしょう。

 

商品ではなく、会社としての強みをつくっていく必要があるのです。

 

経営者にしても、営業マンにしても、

そして設計士や監督にしても、

自分の強みをつくる、という意識を持てている方は、

実は結構少ないと感じています。

 

一部のセンスある方を除き、

強みなんて自分でつくろうと思わなければ

できないものです。

 

資本主義の世界で我々は生きています。

 

お客様に選んでいただけなければ、

就職を考えているビジネスパーソンからすれば、

採用担当者に選んでもらえなければ、

仕事にありつけないのです。

 

言ってみれば、アイドル発掘のオークションで、

ダンスが上手、語学が堪能、声量がすごいなど、

強みがなければ勝ち抜けないのと同じ。

 

皆さんは、自分の強みをつくり、

それを磨くことができているでしょうか?

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【4437回】 業績が悪いのは何故か?

2023年02月22日 | 住宅コンサルタントとして

企業経営をしていれば、

業績が良い時もあれば悪い時もあります。

 

業績が良いということは、

過去から取り組んできたことが

市場やお客様のニーズに合っていた、ということの証です。

 

一方、業績が悪いということは、

これまで取り組んできたことが

市場やお客様のニーズに合っていない、ということの証です。

 

業績が良くない時、

これは「何かを変えなさい」ということを

神様が教えてくれている訳ですが、

この原則を理解できない経営者や幹部も存在します。

 

では、業績が悪い時、何を変えなくてはならないのでしょうか?

 

基本的な部分でいうと、

 

・商品を変える

・価格を見直す

・仕様を見直す

・営業フローを変える

・マーケティングを変える

 

などが挙げられます。

 

お客様のニーズであったり、

ライバルの商品力やポジションを分析しながら、

自社のいろんな部分を変えていかなくては、

結果は良くない状態が続くのですね。

 

私がここ最近、感じているのは、

商品の価格帯とターゲット層に合ったブランディングが

自社は出来ているかどうかが重要であるということ。

 

どういうことかというと、

例えば自社の住宅がかなり高額で、

市場内における所得が高い層をターゲットとしている会社が、

カジュアルな雰囲気を醸し出していたり、

その逆でローコストなのに営業マンがスーツでカチッと決めていたり、

というのは、結果が出にくい、ということなのです。

 

ストレートに言うと、お客様の世帯年収に対し、

商品のランクと自分たちの見え方、接客・おもてなしのバランスが

非常に重要である、ということを強く感じます。

 

ここのバランスが良くないと、

自分たちに相性があまり合わないお客様を引き寄せたり、

お客様に来場していただいても、

そのお客様の収入では買えない商品であったり、

ということが多発するのです。

 

で結果、契約につながらず、業績が悪化する。

 

業績が良くないということは、

何かを変えなさい、という神様からのサインなのです。

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【4436回】 競合対策をしっかり打つ

2023年02月21日 | 住宅コンサルタントとして

家を建てようと思われたお客様は、

さまざまな候補の中から最終的に1棟の建物を

建てたり購入したりします。

 

住宅展示場に行く方もいれば、

マンションギャラリーに行く方もいる。

 

スーモカウンターに行く人もいれば、

建売住宅を見学に行く方もいますし、

中古住宅や中古マンションを検討する方もいます。

 

そんなお客様に、我が社で家を建てることがベストである、

ということを分かりやすくお伝えしなければ、

お客様の選択肢から外されてしまいます。

 

都会になればなるほど、土地の取得が難しく、

お客様は立地で判断し、建売や中古を購入しがち。

 

ただ、大半の建売住宅の性能は相変わらずひどく、

施工レベルも低いので、住環境としては劣悪です。

 

中古を購入し、リノベをするといっても、

建築知識レベルが高い会社のリノベと

不動産系のリノベ会社(施工丸投げ)の工事では、

全くレベルが異なるのですね。

 

すなわち、注文住宅の営業マンは

初回接客時にお客様が建売や中古を

選択肢に入れないようなプレゼンをすることが

非常に重要となってくるのです。

 

更にはよく競合するライバル会社を徹底的に分析し、

相手が勝っている部分はどこで、

自社が勝っている部分はどこか?

 

競合に勝てるよう、商品を改良すべきかどうか?

 

更に比較表であったり、

自社が勝っている部分こそ家づくりにおいて重要である、

ということを訴求するツールを制作することもポイントとなります。

 

お客様はたくさんの選択肢の中から、

1社に絞らなくてはなりません。

 

その絞るお手伝いをすることが

住宅営業マンの役割なのですが、

そのための資料作り、

皆さんの会社でできているでしょうか?

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【4435回】 一流に触れ、一流に接する機会をつくる

2023年02月20日 | 親として

私たち夫婦の子育ての方針として、

自分の子どもたちが成長できる環境をつくる、

というものがあります。

 

その中で重要なことは

一流のものを体験したり、触れる機会をつくる、

ということだと思っています。

 

ということで、私たち夫婦の佐賀県唐津・有田の調査に

次男も一緒に連れてきました。

 

唐津・有田には一流の陶芸家さんがたくさんおられ、

かつ一流の器がたくさんあり、

その器を使ったお料理も出していただける。

 

更には個人的に唐津の陶芸作家さんであったり、

ギャラリーの方と仲良くさせていただいているので、

その方たちと話をさせていただいて、

芸術の世界に生きる方に触れてもらいたい、

という思いもあって、連れていきました。

 

長男は過去3回連れて行っていますし、

次男は今回で4回目の唐津・有田です。

 

我が家の次男、家内の血を濃く継いでいるのか、

美に関しても非常にこだわりを持っていて、

絵や器を見ても、それを見て何を感じたか、とか、

色味がどうとか、これは器としてではなく、

リビングのテレビボードの上に飾ると良い、とか、

なかなかのことを言うのです。

 

そういう意見を聞いていて、私自身、とても嬉しく思います。

 

自分の意見を持つこと。

 

自分の意見や自分が感じたことを

自分の言葉でしっかりと表現する。

 

これ、とても重要なスキルだと思うのです。

 

そしてもちろん、私や家内が言ったことをしっかりと聴いて、

それに対しての受け答えもできるので、

国内でも海外でも、ビジネスの世界で多少は仕事ができるだろう、

と個人的に思っています(←親バカ)。

 

家庭画報やクレア・トラベラーに取り上げられる、

一流の陶芸作家さんに抹茶を点てていただいて、

それらをいただきながら、

楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

また、有田のアリタセラ内にあるまるぶんさん、

店舗のリノベを大人気の設計事務所、

SUPPOSE DESIGN OFFICEさんに依頼して

それが完成したので、そちらの店舗ももちろん、

ガッツリ見学させていただきました。

 

アリタセラ内のいろんな店舗がここ数年、

リノベをされて、建築の勉強にもなるので、

器だけでなく、建物の勉強にもなるのです。

 

毎年、2月に私たちは唐津・有田に行っているので、

ご興味のある方は、お声掛け下さいませ。

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【4434回】 年齢に応じた教養と人間力を身につけておかないと・・・

2023年02月19日 | 住宅コンサルタントとして

20代のうちは、

好きなように日々を過ごしても良いかもしれません。

 

休日に自分が好きなことをやったり、

ゆっくり過ごすのも良いでしょう。

 

ところがある年齢を超えても、

自分の好きなことしかやらないという、

自分主体の生き方をして、学ぶことを怠っていると、

年齢に応じた教養も身に付かなければ、

年齢に応じた人間性も習得できません。

 

人間は誰しも1年を1つ、歳を重ねます。

 

営業マンであれば、

お客様中心層はいつか必ず自分より年下になります。

 

年下のお客様から選ばれ続けなければ、

買っていただくことはできません。

 

では、自分より10歳、20歳年齢が若いお客様から、

どうすれば選ばれるようになるのか、ということを考え、

そうなるための準備を

ある一定の年齢からしなくてはならないのです。

 

私の場合、年上の方でこの人から買いたいと思う方は、

お洒落でセンスがあって、かつ人柄が素晴らしく、

あたたかい対応で包み込んで下さるような方から買いたいです。

 

もしくはその道をひたすら究め、もの凄いレベルなのに、

非常に謙虚で人間性が素晴らしい方から買いたいです。

 

個人的に京都で通い続けているフレンチのレストランのシェフが

まさにそういう感じの方なのですね。

 

また、現場監督だったり設計も、

必ずお客様も上司も自分より若くなります。

 

若いお客様に対応する、ということは、

それなりのレベルの方なら難なく対応できるでしょう。

 

ところが、組織の中で自分より若い上司の下で

上手に働くことができない設計や現場監督も

結構いるような気がしています。

 

今の時代、チームの雰囲気を良くし、

若いスタッフさんをサポートできる人が重宝されるのに、

自分の仕事しかせず、

しかも自分の気分が乗らない時は負のオーラを出す、

年配の設計や監督なんて、扱いづらくなってくるのです。

 

そして上司や会社とぶつかって、

いろんな会社を転々と渡り歩く設計や監督がいますが、

結局、いろんな方から必要とされなくなり、

最終的に居場所が無くなるのですね。

 

年を重ねるほど、

年齢に応じた教養や人間性を有していないと

組織からも人からも必要とされなくなる。

 

そうならないために、コツコツ学び、

自分を成長させていきたいものです。

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【4433回】 相手に気持ち良く話してもらうために・・・

2023年02月18日 | 住宅コンサルタントとして

先日、ある方と打合せをしていたのですが、

質問されたことに私が答えていると、

こちらが言い終わる前に言葉を被せられることが多々あり、

こういうことをされると、マジで不快だなぁ、と改めて感じました。

 

会話をしていて、こちらが気持ち良く無いのですね。

 

こういうコミュニケーションを取りがちな方が上司であった場合、

部下は相談しづらく、報告することも不快となり、

最悪、辞めたくなってしまうと思います。

 

また、こういうか方がビジネス相手の場合、

相手は表面的に話を合わせながら、

その場を終わらせようとするでしょう。

 

コミュニケーションの基本は、

相手に気持ち良く話をしてもらう、という部分にあるのです。

 

では、相手に気持ち良く話をしてもらうには、

どうすれば良いのでしょうか?

 

実際、今、結果を出している営業マンは、

皆、この点において圧倒的に優れています。

 

その初歩的なポイントは、

 

・相手の話を遮らず、最後まで聴く

・基本は笑顔で、悲しい話題の時は悲しそうな表情をつくるなど、

相手の話の内容に沿った表情をつくる

・相槌はややオーバーリアクションで、

「あなたの話を聴いていますよ」と伝える

 

だと思っています。

 

そして上級テクニックになってくると、

 

・相手の話に合った、こちらの事例を話す

・相手が言って欲しいだろうということを要約して話す

 

ということも駆使したりするのですが、

まあ初歩的なポイントを押さえるだけで、

気持ちの良いコミュニケーションを

取っていただくことが可能となるのです。

 

商品面やサービス面での差別化が難しくなる中、

特に日本人相手にビジネスをする場合、

好き嫌いという要素が非常に大きいです。

 

お客様はもちろん、社内、取引業者さんなど、

いろんな方と気持ちよくコミュニケーション取るために、

人の話の聴き方のトレーニングって改めて重要だな、と

感じることができました。

 

皆さんは、人の話を遮ったりして、

相手に不快な思いをさせていたりしませんか?

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【4432回】 リモートでは、真の教育は難しい

2023年02月17日 | 住宅コンサルタントとして

移動時間は確かにもったいない。

 

なので多店舗展開をしている会社では、

リモートでつないでミーティングや会議をすることが

増えているかと思います。

 

単なる報告といった、一方通行のコミュニケーションの場合、

リモートでも特に問題は無いのですが、

ゼロから何かを生み出すような会議であったり、

まだまだ半人前のスタッフさんへの研修に関しては、

リモートで開催するとリアルで開催するときの

3分の1以下の効果しか無いなぁ、と感じております。

 

私の場合、いろんな方に話を振りながら、

参加メンバーの方の理解度を見極めて、

いろんな引き出しをあけていく、

という方法を取っているのです。

 

リモートだと参加メンバーの反応の細かな変化が

ぶっちゃけ全く分からないので、

表面的な話しかできないのですね。

 

更に研修に参加されたメンバーの反応で、

自分自身が乗っていくタイプ、ということもあって、

乗った場合、自分でも気づけていなかった、

潜在意識の中にある事例が一瞬にルール化され、

その出来立てほやほやのノウハウをお伝えすることもあるのです。

 

実際、クライアント様へのコンサルティングの途中で

いろんなノウハウが生まれることもしょっちゅうなのです。

 

でもリモートの場合、そんなことが全く起こらない・・・。

 

レベルが非常に高く、

理解力が抜群にあるビジネスパーソン同士であれば、

リモートでも支障ないかと思いますが、

クライアント様のスタッフさんの

レベルアップのための研修において、

リモートでは、限界があります。

 

一般的なレベルのビジネスパーソンを対象にした場合、

リアルだと100伝えられることが、

リモートだと30程度しか伝わっていない気がしています。

 

これはあくまでも研修の場合における、

個人的な感想です。

 

一方、例えばHP制作に関する打合せであれば、

リモートでも全く問題はありません。

 

社員さんに伸びていただくための教育に関しては、

リアル一択というのが、自分の個人的な実感であり、

リモートで今、研修をさせていただいているクライアント様に対し、

その改善をお願いしようと思っています。

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【4431回】 ちゃんとした教育や躾をされてない親に育てられた子ども・・・

2023年02月16日 | 親として

先日、新幹線に乗っていたのですが、

母親と男の子の親子が私の斜め後ろの席に座っていました。

 

最初は気にならなかったのですが、

子どもさんが時折、大きな声を発するのですね。

 

で、新幹線のシートで寝そべった状態で、

タブレットを見たり、シートの上で立ち上がったり、

大きな声を発したり・・・。

 

その間、母親はずっとスマホをいじっていて、

自分の子どもと顔を合わせて会話してないのです。

 

新幹線や電車、飛行機など、公共の場において、

マナーやルールがある、ということを教える良い機会なのに、

親は子どもよりもスマホに夢中なんですね。

 

こういう頭の悪い親に育てられた子どもさんは、

本当に可愛そうだなぁ、と思いますし、

幼少期の親の関わり方が子どもの脳のベースをつくるのに、

そういうことを理解していないのでしょう。

 

歩きながらスマホをいじっている人も結構見ますが、

それがどれだけ危険なことか、

想像できない人なんでしょう。

 

車を運転しながら、歩きながらスマホをいじって、

事故を起こしたらどういうことになるのか、

最悪のことをイメージできない人は、

頭が悪すぎです。

 

そしてそういう頭の悪い親に育てられた子どもさん、

成功する確率は非常に低くなるでしょう。

 

ヨーロッパに行くと、

頭が良さそうで品格ある方は、

自分の子どもに対してちゃんと目を見て

いろんなコミュニケーションを取っています。

 

景気対策とか、少子化対策とか、

日本という国に課題は多々ありますが、

個人的には教育をしっかりとやらない国がダメになる、

と思っています。

 

子どもにどんな教育をしていくかで、

日本の未来が決まるのです。

 

なのでおせっかいですが、

定期的にクライアント様の未来ある若いスタッフさんの前で、

子育て論とかについて、ついつい話をしてしまったりします。

 

日本の教育のレベルを高めるために、

大人がしっかりとしなくてはいけないのです。

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【4430回】 起業独立は、あなたが思っているほど甘くはない

2023年02月15日 | 住宅コンサルタントとして

私自身、サラリーマンを経て独立したので、

こんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、

起業独立はそんなに甘いものではありません。

 

私がずっとメルマガを愛読させていただいている、

弘中勝さんの昨日のメルマガで書かれてありましたが、

サラリーマンと自営業の違いは、

 

「次の仕事が自動的に来るかどうか」

 

ということです。

 

サラリーマンだったら、

今取り組んでいる仕事のクオリティが甘かったり、

仕事でミスをしたとしても、

それをフォローしてくれる上司や仲間がいて、

更にその仕事は失敗だったけど、

次の仕事をまた周囲が用意してくれる。

 

また次のチャンスを与えてもらえるのです。

 

ところが、自分で起業すると、

今の仕事のクオリティが低く、

お客様に納得いただけなければ、

次の仕事につながらないし、

場合によっては代金の回収に苦労する、

といったこともあり得るのです。

 

また、次の仕事を自分で見つけてこなくてはならない。

 

自分がやるべき仕事、お金になる仕事を

誰も用意してくれないのです。

 

で、仕事が無くなってくると、

仕事の確保のための集客や営業に労力の大半を費やし、

自分の仕事の品質を高めたり、

新しいことをインプットする時間も確保できず、

気づけば自分の専門分野で通用しないレベルになっている、

ということになったりします。

 

自分がやるべき仕事を用意してもらえる、

ということは、実はすごくありがたいことで、

起業独立してはじめて、

 

「自分はなんて恵まれた環境で仕事をすることができていたのか」

 

と気づくことになるかもしれません。

 

起業独立後の厳しさを想像できず、

 

「人生は一回きりだし、自分の好きなこと以外する時間はない」

 

とYouTubeだったり自己啓発本に影響を受け、

安易に起業独立をしようとする人が、

ちょっと多いような気がしています。

 

私の場合、自分の父から何度も言われていましたが、

自分が今の仕事で出している結果の3分の2は会社の力で、

自分の実力はパフォーマンスの3分の1程度しかない、

ということを忘れるな、ということでした。

 

会社のネームバリューであったり、

これまで市場で出してきた実績の下で、

自分が仕事をさせてもらっていて、結果を出せている、

という謙虚さを失わないようにしたいものです。

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【4429回】 50代、60代なのに住宅業界の第一線でやれている営業マンは素敵である

2023年02月14日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様の中にも、

50代、60代というベテランでありながら、

今でも住宅業界の第一線で活躍されている営業マンがおられます。

 

家を建てるお客様の75%は、20代~30代なので、

自分の子どもと同じ年代の方から選ばれていることになります。

 

常に謙虚で、いろんなことを学び続け、

お客様のニーズや世のトレンドなども研究していなければ、

お客様から選ばれることは無理な訳です。

 

30年以上に渡り、一つのことを極めようと努力し、

世の変化に適応し続けていること、本当に頭が下がります。

 

50代、60代ともなると、上司は年下のケースが多く、

その上司は当然、将来ある若い営業マンに

良いお客様を担当させることになる訳です。

 

そんな中、自分の数字を安定的に出すためには、

契約の50%以上を紹介で賄うことが重要で、

ということは過去10年以上に渡って、

出会ってご縁を頂戴したお客様に満足していただき、

良いお付き合いをしておく必要があるのです。

 

50代、60代でバリバリ活躍されている営業さんを見ると、

ついついそういうことを考えてしまいます。

 

その営業さんの過去からの努力や苦労を

勝手に想像してしまうのですね。

 

料理人さんでも職人さんでも、

もちろん営業マンでも、

一つのことを何十年と飽きずに深堀し続け、

しかも何十年と必要とされ続けている方は、素晴らしい。

 

そして自分もそうでありたいなぁと思っております。

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