鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5115回】 2024年を振り返って

2024年12月31日 | 住宅コンサルタントとして
本日で2024年も終わり。

つい最近、2024年になったと思いきや、
あっという間の一年でした。

ここ10年近く、同じようなことを言い続けているような気がする・・・。

振り返ってみると、
今年も弊社のクライアント様の大半にとって、
非常に良い一年となりました。

目標を達成できたクライアント様も60%以上、ありましたし、
その中でも驚異的な業績を出されたクライアント様も
ちらほらおられます。

そういう会社は社員さんの定着率も非常に高く、
組織も非常に安定しています。

更に2024年は、とにかく20代の若手スタッフさんで
大きく成長された方がかなり出ました。

もうこれは本当に個人的にも嬉しいことで、
未来ある若者の成長こそ、
業界が、それから日本が良くなっていくことにつながります。

一方、2024年は、
コンサルタントとして、この仕事を19年間やってきて、
はじめてこちらからお付き合いをお断りした会社がありました。

これは自分にとって初めての決断でしたが、
あまりにも自社の都合しか考えず、
時間や約束の価値を軽く感じておられる経営者がおられ、
ちょっとお付き合いできないと判断させていただきました。

お互い忙しく、時間こそ貴重である、
という価値観を共有できない方とは、
お付き合いをしてはいけない、と改めて理解できました。


2025年の課題としては、3つあります。

まず1つめは、
2024年、苦戦した2社のクライアント様の立て直しを
全力でおこなうこと。

組織づくりに関しては、
クライアント様に頑張っていただかなければならないのですが、
新たな手法の導入やその定着に関しては、
他のクライアント様のお力を借りながら、
全面的にサポートさせていただき、
スタッフさえそろえば、成果が出るところまで持っていきたい、
と思っています。

2つめは、広告に変わる、別の手法で市場のターゲットに対し、
伝えるべき情報を伝えるしくみをつくっていくこと。

これは今から構築しておかないと、
10年後大変な事態になるので、その構築を
各クライアント様とコツコツやっていきます。

そして3点目は、クライアント様が更に成長されるための
飛躍のきっかけとなる機会をたくさんつくること。

1社、お断りしたことにより、枠が空いたので、
その時間を有効活用し、
優秀なクライアント様が飛躍するきっかけを
たくさん提供できれば、と思っています。
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【第5114回】 ある日突然、飛躍のきっかけがあらわれる

2024年12月30日 | 住宅コンサルタントとして
仕事でもスポーツでも、
伸びるきっかけはある日突然、やってきます。

それまでも、コツコツと努力をしてきたのに、
なかなか成果がでない、ということは、
仕事でもスポーツでもよくあること。

ところが、ある日突然、
コツというか、ポイントらしきものが
突然、理解できる瞬間が訪れるのです。

そのコツを体と脳が習得し、
再現できるようになると、
それまでの自分とは一段、レベルが違うプレーヤーとなる。

そういう経験を私自身も過去、
たくさん積み重ねてきました。

伸びるきっかけは、ある日突然、
自分の前にやってくるのですが、
これは量をちょっとしかやっていないビジネスパーソンよりも、
圧倒的に量をやっているビジネスパーソンの方が
より多く、そのきっかけがあらわれます。

そのきっかけに出会う機会を増やそうと
日頃から量をやってきたビジネスパーソンの方が
成長する可能性が高くなる、というものです。

年末、私が個人的にハマりまくった、
現役メジャーリーガーの菊池雄星さんが
PIVOTの動画の中でおっしゃっていましたが、
本当にその通りだと思っています。

結局、やり方をどれだけ学んで効率的に伸びようとしても、
量をやり切った人にはかなわないのです。

2025年も、量をしっかりとやっていきたいものです。
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【第5113回】 お客様と仕事によって育てられる

2024年12月29日 | 住宅コンサルタントとして
年末になり、クライアント様の社長や幹部の皆様から、
この一年を振り返っての成果や自社の成長について
御礼のメールをたくさんいただいております。

私自身、たくさんのクライアント様と
深く関わらせていただく中で、
時にはかなり強い口調で今、ここで投資しないと、
この1~2年、更にライバルに差をつけられてしまう、とか、
今、ここで新しいモデルハウスを建てないと、
自社のブランディングや集客数が下がることになる、など、
ご提言させていただくこともあるのですが、
言うは易く、行うは難し、です。

言う側の私は簡単ですが、
実行されるクライアント様は大変です。

日々、膨大な業務をこなしながら、
それらを実行することの難しさは十分、理解しています。

でも成長されるクライアント様は、見事に実行していくんですね。

そして結果が出ると、頑張ってくれるスタッフのおかげ、
そしてご提言してくれた私のおかげ、と
ありがたいことをおっしゃって下さるのです。

いろんなクライアント様と取り組んできたことを振り返りながら、
成果につながって本当に良かった、と思うと同時に、
本当にこの仕事ややめられへんなぁ、と思うのです。

前職時代の社内にあった言葉で、
私が大好きな言葉の一つに、

「スタッフは上司と研修によって育つのではなく、
お客様と仕事によって育つものである」

という言葉があるのですが、
本当にその通りだと思うのです。

この仕事をさせていただいて19年、
未だにモチベーションが落ちることもなく、
日々、楽しく新鮮に仕事に向き合えているのは、
間違いなくクライアント様のおかげなのです。

そして50を超えてなお、成長を実感できるのも、
これまたクライアント様とクライアント様からいただく、
さまざまな相談や依頼のおかげなのです。

そしてクライアント様にも、スタッフさんたちにも、
良いお客様とのご縁や、
そういうお客様から依頼される仕事を通して
ますます成長していった欲しいと思っています。
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【第5112回】 「すなお」の定義

2024年12月28日 | 住宅コンサルタントとして
多くの住宅会社様と
深いお付き合いをさせていただいてきて、
改めて思うことは、
すなおさが何よりも大切である、ということです。

では、「すなお」とはどういう意味か?

これを正しく理解できていない
経営者やビジネスパーソンが
まだまだ多いと感じています。

「すなお」とは、
信用に値する人から教えてもらったり、
提案を受けたことに対し、
それを否定せず、一旦受け入れることです。

そして提案を受けたことに対し、
それを実行して成功するイメージが
あまり持てなかったとしても、
とにかく一旦やってみる、という人が
「超すなお」な方です

こういうタイプの方は、
間違いなく伸びていくのです。

例えば、提案をいただいたことに対し、
イメージが湧かないのは、
自分の知識や経験が足りないからです。

ところが「超すなお」な方は、
自分の枠を超える経験を着々と重ねていくので、
加速度的に成長していくのです。

一方、ちょっと頭が良い人に多いのは、
自分が成功のイメージできることには取り組むのですが、
自分が成功のイメージが持てないことに対しては、
否定から入ってしまうケース。

こういうことを自然とやってしまっている方は、
自分の枠を超える発想や行動につながらないので
成長していくスピードは非常に遅いのです。

自分が成功のイメージを持てたことしかやらない人は、
すなおとは言いません。

でもそういう人に限って、
自分のことをすなおだと思っているのです。

「ちょっとイメージできないですけど、
とりあえず一旦やってみます」

と言えるかどうか?

ちなみに、提案に対し、
すなおに耳を傾ける人の選定だけは、
間違えないようにしましょう。
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【第5112回】 「すなお」の定義

2024年12月28日 | 住宅コンサルタントとして
多くの住宅会社様と
深いお付き合いをさせていただいてきて、
改めて思うことは、
すなおさが何よりも大切である、ということです。

では、「すなお」とはどういう意味か?

これを正しく理解できていない
経営者やビジネスパーソンが
まだまだ多いと感じています。

「すなお」とは、
信用に値する人から教えてもらったり、
提案を受けたことに対し、
それを否定せず、一旦受け入れることです。

そして提案を受けたことに対し、
それを実行して成功するイメージが
あまり持てなかったとしても、
とにかく一旦やってみる、という人が
「超すなお」な方です

こういうタイプの方は、
間違いなく伸びていくのです。

例えば、提案をいただいたことに対し、
イメージが湧かないのは、
自分の知識や経験が足りないからです。

ところが「超すなお」な方は、
自分の枠を超える経験を着々と重ねていくので、
加速度的に成長していくのです。

一方、ちょっと頭が良い人に多いのは、
自分が成功のイメージできることには取り組むのですが、
自分が成功のイメージが持てないことに対しては、
否定から入ってしまうケース。

こういうことを自然とやってしまっている方は、
自分の枠を超える発想や行動につながらないので
成長していくスピードは非常に遅いのです。

自分が成功のイメージを持てたことしかやらない人は、
すなおとは言いません。

でもそういう人に限って、
自分のことをすなおだと思っているのです。

「ちょっとイメージできないですけど、
とりあえず一旦やってみます」

と言えるかどうか?

ちなみに、提案に対し、
すなおに耳を傾ける人の選定だけは、
間違えないようにしましょう。
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【第5111回】 雨の日、お客様を濡れさせたくないと思える会社

2024年12月27日 | 住宅コンサルタントとして
先日、あるクライアント様にお伺いした際、
事務所の改装を考えている、というお話を聞きました。

実はこのクライアント様の事務所、
お付き合いが始まってからも一度改装されいて、
現時点で、とてもかっこよい事務所なんですね。

「何でまた改装を検討されているんですか?」

と私、質問をしたところ、

「雨の日に、お客様がお子様を抱きかかえて、
車から降りて事務所に入られるのが申し訳なくて・・・。

雨の日でも、お客様が濡れることなく、
安心して打合せに来ていただけるようにしたいんです」

と社長。

更に2階の打合せスペースに案内され、
椅子に座っていると、

「是非、こちらの椅子に座って下さい」

と別の椅子を勧められました。

その椅子は背もたれ部分の角度が微妙に変わり、
かつ座り心地が非常に良い椅子だったのですが、
その椅子を最近購入された、とのこと。

その理由を質問すると、

「妊婦さんが座って長時間、打合せをするのに、
腰に負担がなるだけかからない椅子をご用意したい」

と女性スタッフさんからの提案があり、
社長が即決でOKを出し、購入されたのだそう。

私、本当に思うのですが、
こういうおもてなし心が溢れる会社が、
良質なお客様に選ばれていくのです。

そしてどこも真似ができないコミュニティが出来上がっていく。

こんな気遣いやおもてなしが出来る会社が、
適当な施工や不誠実な対応をする訳がないんですね。

頭の良いお客様は、そういう部分をちゃんと見抜かれるのです。

一方、こういうおもてなしや気遣いに
何の価値も感じないお客様もいます。

そういう方は、A社とB社の見積を比較し、
どっちがお得かだけを見て判断するのですが、
自分が得をすることしか考えていないので、
こういう層の方の受注を積み重ねたところで
良質なコミュニティが出来上がっていかないのです。

商売は長い目で考えなくてはなりません。

10年後、20年後、どういうコミュニティをつくりたいのか?

そのためには、どういう部分を
自社は磨いていかなくてはならないのか?

おもてなし心溢れる住宅会社が最終的に勝つことを
クライアント様と一緒に証明していきたいと思っています。
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【第5110回】 お付き合いをしてはいけない人を断れるような経営を

2024年12月26日 | 住宅コンサルタントとして
商売をやっていく上で、
当然ながらお客様は大切です。

お客様あっての自社ですし、
お客様あっての自店です。

ただ、お客様の中には、
お付き合いをしてはいけない人も存在します。

そういうお客様は即座にお断りできるよう、
日頃から余裕のある経営をやっておかなくてはなりません。

私、過去にお付き合いをお断りした会社が1社だけありました。

それは前職時代、会社の役員から紹介された案件で、
木材会社のコンサルティングだったのですが、
とにかくそこの社長が毎回、お会いする度に
言うことがコロコロ変わるのですね。

成果物としてAをつくって欲しい、という依頼が、
次に会うと成果物Bにして欲しい。

いや、前回のお話でAの制作をスタートしていますが、
Bに変更するのですか?と確認をして、
成果物Bを制作しはじめると、
今度は「やっぱり成果物Cにしたい」というのですね。

こういう方を相手にしていては、スタッフの皆が疲弊してしまう、
と感じた私は、

「成果物Cを制作しますが、
もうこれ以上の変更はできません」

とかなり厳しい口調でお伝えしました。

そして成果物Cを提出し、
今後はこの会社さんとお付き合いをしない、と
強く決意したのです。

お付き合いをしてはいけないタイプのお客様を
断るには、こちらに余裕が無ければできません。

住宅会社を訪れるお客様の中には、
絶対にお付き合いをしてはいけないタイプの方もいます。

仕事が順調でない場合、
どうしても数字のために
そういうお客様の仕事を請けてしまう。

結果、そういうタイプのお客様はクレーマーとなり、
スタッフが振り回され、疲弊してしまうことに・・・。

あんなに振り回され、精神的に追い詰められたのに、
結果、利益はほとんど残っていない、というケースも
これまで見てきました。

お付き合いをしてはいけないお客様は
とっととお断わりできるよう、
余裕を持った経営をしたいものです。
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【第5109回】 花巻東高校と曼荼羅チャート

2024年12月25日 | 住宅コンサルタントとして
ここ最近は、菊池雄星さんと花巻東高校に
どっぷりとハマっております。

なぜ花巻東高校の野球部から
菊池雄星さんや大谷翔平さんのような、
ものすごい逸材が出て来るのか?

それは当然ながら、
佐々木監督の選手育成方針が
素晴らしいからだと思いますが、
私、花巻東高校の野球部員の方に、
とにかく自分がどうなりたいのかを
考えてもらう機会をたくさんつくっているからだと思っています。

その最たる例が、曼荼羅チャート。

大谷翔平さんや菊池雄星さんの曼荼羅チャートを見ると、
高校生でこんなにレベルが高いことを考えておられる、
と感心してしまいます。

そして私自身、影響を思いっきり受けましたので、
自分自身の曼荼羅チャートを只今、制作中。

これ、本当によく考えられたフレームワークで、
自身の目標を達成するために、
何に取り組まなければならないのかが、
本当に整理できるのですね。

この年末年始に、自身の曼荼羅チャートを完成させ、
目標達成のために取り組むべきことを整理し、
着実に実行に移していきたいと思っています。
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【第5108回】 何のために経営し、どこを目指すのか?

2024年12月24日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、クライアント様の社長から、
とても嬉しいお言葉をいただきました。

そのクライアント様自身、VC本部を運営しておられ、
いろんな住宅会社のことをご存知ですし、
毎月、いろんな情報が入ってこられるのですね。

そんな社長から、弊社のクライアント様について、

「鬼山さんのクライアント様って、
皆、地に足がついた経営をされてるなぁ、って
改めて思いました」

という、個人的に本当に嬉しいお言葉をいただけたのですね。

私個人的には、クライアント様に
地域で最も愛され、信頼される住宅会社になっていただき、
その結果、地域一番店になっていただきたい、と
いつも思って仕事をさせていただいております。

ただ受注と売上の数字を高める、ということではなく、
自社を応援して下さるファンが着実に増え、
地域内での評判がダントツとなることを
目指していただきたいのです。

その結果、社員さんも
自社で働いていることに誇りを持てるでしょうし、
商売も年々やりやすくなっていくのです。

何のために経営するのか?

住宅会社としてどこを目指すのか?

この点を再度、考えて経営していきましょう。
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【第5107回】 経営の基本の確認を徹底します

2024年12月23日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様の社長から、
信じられない現実を教えていただきました。

というのは、おそらく住宅会社の経営者の中には、
自社の損益分岐や年間の販管費、
更にはBSやPL、キャッシュフローのことを
分かっていない方が結構多い、ということを
具体的に教えていただいたからです。

更には決算のことすら理解できていないで
経営者になられた方も実は結構多い、
ということも教えていただきました。

いやいや、決算の数字は狙って出すものです。

住宅会社の場合、売上高敬洋利益率は最低でも5%。

そして社員さん一人当たりの粗利益額は
1200万以上を超えるよう、
各部署の目標設定や業務の無駄を見直していくなど、
生産性を高めることをやっていくのです。

ざっくり言うと、ただ契約をたくさんいただければ、
決算が良くなる、と思っている経営者すらいるそうです。

いやいや、ちょっと衝撃でした。

私、会計の専門ではないですが、
経営の基本についての最低限の知識習得は
経営者にとってマストです。

経営の目的は何か?
なぜ良い決算を出し続けなくてはならないか?
住宅会社の決算に対する考え方とは?
BSとPLの関係とは?
事業計画の組み方とか?などなど

ちょっと年明けから、各クライアント様に対し、
当たり前のことを確認させていただきたいと思っています。

穴の開いたバケツで水をどれだけすくっても、
水が全くたまらないように、
経営の基本を知らないと、受注をどれだけ獲得しても
水(=利益)が残らないのです。

まずは基本をおさえていきましょう。
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【第5106回】 業績や調子が良い時の対応

2024年12月22日 | 住宅コンサルタントとして
私が個人的に三流だと思う経営者は、
集客や受注が悪かったり、業績が良くない時には
非常に謙虚ですなおな姿勢なのですが、
結果が出てきて業績が良くなると横柄になる、
そういうタイプの経営者です。

まあこれは営業マンでも同じなんですけど・・・。

こういうタイプの経営者や営業マンは、
根本的に人間性が低く、
謙虚さが圧倒的に足りていません。

業績が良いのは、自分一人の力でなし得た訳ではありません。

社内やビジネスパートナーさんなど、
いろんな方のサポートがあってこそなのに、
自分の経営判断や決断力、能力のおかげで
今の業績につながっていると
勘違いケースが多いのです。

だから三流なのですが・・・。

そしてこういうタイプの経営者は、
恐ろしいくらい、人望が無かったりします。

頭を下げて人様に教えてください、
と言えるのは業績が悪く、どん底の時だけで、
業績が良くなってくるとふんぞり返って、
自分をチヤホヤしてくれる取引先や
自分のイエスマンを身近に置いて、
自分が心地よくなる環境にしか身をおかないのです。

経営者や営業マンは、調子が良いときに本性が出る、
と個人的に思っています。

調子が良い時でも謙虚でいたいものです。
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【第5105回】 主体的に動く組織

2024年12月21日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
もう本当に今期絶好調。

昨年対比135%強の受注で、
かつ粗利益率も大幅に改善。

また若手営業さんもしっかりと成長されていますし、
新規来場からの契約率は38%を超えています。
(しかも新卒入社3年生の育成もやっていながら、です)

どの数字も本当に素晴らしいのですが、
私が最も素晴らしいと感じる点は、
どのスタッフにもやらされ感が無いんです。

指示通りにしか動かないスタッフさんは皆無で、
とにかく皆さん主体的に考えて、
ドンドン改善していくという、
理想的なチームになっているのですね。

やらされ感など一切ない。

チームが良くなるため、
そしてお客様に満足していただくため、
皆が主体的で自分事で考えて仕事をする。

最高の雰囲気なんですね。

そして個人的には、
このクライアント様のライバル会社のコンサルじゃなくてよかった、
と思っています。

正直、このクライアント様のライバル会社のコンサルを
自分がやらせてもらっていたとしたら、
勝てるイメージが全く持てない・・・。

そんな素敵な住宅会社様なのですが、
とにかくリーダーの皆さんが会社を良くしようと、
改善案や提案を経営陣に積極的にしてくるのですね。

そのリーダーの姿勢を見て、
一般のスタッフさんたちも同じように
会社をより良くする提案をされるのです。

指示すら実行できない組織。

指示されたことしかできない組織。

そして指示されずとも、スタッフさんが主体的に考えて、
会社をより良くするための行動を自ら取る組織。

この差は、計り知れないくらい大きいのです。

この素晴らしいクライアント様の視察クリニックは、
2025年7月に実施いたします。

クライアント様の皆様は、
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
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【第5104回】 付き合ったり関わったりしない方がよい人とは?

2024年12月20日 | 住宅コンサルタントとして
どんな人とお付き合いするかは、
人生をうまく生きていく上でとても重要だと思います。

皆さんは、どんな人とお付き合いをしていくか?

またどんな人とお付き合いしないのか?

こうしたことを定義づけできていますか?

私個人的に、こういう人とはお付き合いをしない、
と決めていることがあります。

すなおでない。
勉強好きではない。
プラス発想ではない。

という、成功の三要素が当てはまらない人とは、
お付き合いをしない、と決めています。

上記のタイプの方とお付き合いをすると、
とにかく気持ちよくお付き合いできないのと、
こちらの運気もマイナス方向に持っていかれる、
と思うからです。

逆にすなおで勉強好きでプラス発想の人とお付き合いをすると、
それはもうこちらもよりパワーをもらえますし、
とにかく気持ち良いですよね?

そして上記の他に、私が絶対にお付き合いをしない、
と決めているタイプの人がいます。

それは、「時間とか日程を簡単に変更してくる人」です。

時間こそ、経営者やビジネスパーソンにとって、
何よりも貴重なことなのですね。

そして一流の方はとにかく忙しいので、
そういう方の時間は本当に貴重なのです。

その貴重な時間をいただいている、
ということを理解できていないからか、
簡単に時間とか日程を変更してくる人とは、
そもそも絶対に良いお付き合いができないと思います。
(もちろん、社員さんやご家族の緊急入院とか、
お客様に対する大きなクレームが起こったのでその対応、
というような場合は、当然日程変更はOKです)

相手への気遣いやリスペクトが無く、
相手の貴重な時間をいただいている、
という感覚が無い人とお付き合いをしてはいけないのです。

お付き合いしてはいけない人を
定義づけしておくとよいでしょう。
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【第5103回】 ポジショニングとリブランディング

2024年12月19日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社として真面目に良い家をつくっている。

性能面もデザイン面でも、ライバルに負けてはいない。

スタッフもそれなりに優秀だし、
社内の雰囲気も悪くない。

なのに結果が出ていないとすれば、
それは経営戦略を見直す必要がある、ということ。

こういう場合、住宅会社として何をするかというと、
コストをおさえた新商品を開発したり、
お得なキャンペーンを打つ、ということが多いのですが、
大抵、結果につながりません。

こういう場合、自社の強みを改めて見出し、
更にはライバル会社の強みやポジションを分析し、
市場内における自社のポジショニングを見直す、
ということが最も効果があると思います。

市場における自社のポジションを俯瞰して見て、
かぶっているライバルとの力関係を分析し、
ライバルよりも自社が弱い場合、
自社のブランド力や営業力を高めるか、
強いライバルとかぶらないポジションに
自社が移動する必要があります。

自社の地力を高めることも重要ですが、
それには時間がかかるのです。

その時間的余裕が取れない場合は、
ポジショニングを変えて、
そのポジションで自社のリブランディングをおこなう方が
結果が出るまでの時間が短縮できる場合があります。

住宅会社のレベルが高いエリアが、
日本の中にいくつかあります。

そのエリアでは競合先のデザイン力が
えげつないくらい高かったり、
高性能な家を簡単に建てるスーパー工務店がたくさんあったり。

ライバルが強いエリアでは、
いかに強敵とかぶらないポジションを取るか?

そしてそのポジションで自社のブランディングをおこない、
強敵と戦わないで商売ができるか、
ということが重要です。

昨日、お伺いしていたクライアント様で、
まさにこのことをおこなったのですが、
半年後、どういう結果が出るのか、
個人的にワクワクしています。

業績が芳しくない時は、
商品やマーケティングを変えることも重要ですが、
ポジショニングを見直す引き出しも
持っておくと良いでしょう。
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【第5102回】 頭が良い選手しか、活躍し続けられない

2024年12月18日 | 住宅コンサルタントとして
団体スポーツのチームビルディングのポイントは
ビジネスにおける企業の組織づくりに共通しますし、
プレーヤーとしての成長論は、
ビジネスパーソンの成長論とも共通する、
と個人的に思っています。

ですので、スポーツ選手の本や動画をよく見るのですが、
今、個人的にメチャ推しているのは、
菊池雄星投手です。

私がよくご紹介するPIVOTという動画サイトで、
菊池雄星さんが登場されて、
9つの質問に対し、回答されているのですが、
もうそれが非常に勉強になります。

というか、私、個人的に
アメリカのメジャーリーガーに対し、
勝手な先入観を持っていたのですね。

身体能力を活かしたプレースタイルの選手が多く、
データ分析とかその活用などは、
日本の方が圧倒的に進んでいると思っていたのですが、
メジャーの方がデータ分析は圧倒的に進んでいるそう。

すぐにバッターが対応してくるそうです。

更にメジャーの場合、
いろんなデータが全て後悔されているようで、
誰でもさまざまなデータを見ることができるそう。
(NPBは各チームがチーム内だけで共有)

だからいろんな切口でデータ分析が進んでいるそうです。

更にメジャーではデジタル断ちの重要性に
皆、気づいているようで、
試合前には大半の選手が瞑想の時間を設けていたり、
メンタルトレーナーからサウナを勧められたりと、
本当にいろんなことを番組で話して下さっていました。

そして菊池選手は今年、アストロズに移籍して
過去最高の活躍をされましたが、
その理由は、菊池選手自身が非常に賢くて、
結果を出すためにあらゆる努力をされてきたから、
ということもよく分かりました。

最も重視しているのは、睡眠だそうです。

スポーツの世界でもビジネスの世界でも、
頭が良くないと結果を出し続けることはできません。

結果を出し続けている人は、
間違いなく学び続け、新しいことにチャレンジし、
市場やライバルの変化に適応し続けている。

本当に為になる動画でした。

そんな菊池選手に感動した私、
速攻で菊池雄星投手の書籍を2冊、発注しました。

年末年始の楽しみにしたいと思います。
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