鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2313回】 トリノ初日

2017年04月30日 | 人として
トリノに無事、到着しております。

インスタグラムで最新の情報をアップしておりますので、
お知りになりたい方は、是非私のインスタグラムをご覧下さいませ。
(って、誰も知りたく無いですよね・・・、笑)

トリノ、メチャ良い感じです。

というのは、日本人も少ないし、アジア系の人もほぼ見ない。

メジャーな観光地でないので、ほぼヨーロッパの人たちばかりで、
道で変な声を掛けてくる、怪しい人たちもいないんです。

海外に来て、日本語が聞こえてしまうと、ちょっと悲しい感じになりますし、
団体で大声で品が無い行動をする、あの国の人たちを見ると
その場から去りたくなってしまう体質なので、
トリノ、非常に良いです!

今回、宿泊しているのは、トリノのど真ん中にある、Hotel Principe Di Piemonteというホテル。
もう立地最高、スタッフさんも素敵、部屋もきれいで快適と、全てにおいて抜群なのです。

しかも朝食も美味しい!!!

で、昨日は朝、起きてからホテル近くを散策。

もう海外に行くと、ブランドショップはほぼ行かず、現地のいろんなお店に入るのが楽しいのですが、
ジャケット、靴、シャツ2枚、ストールを購入して、全て282ユーロ。



激安です!

家内はジャケットを2着買ったのですが、
日頃、日本だと気に入る服がなかなか無い、要求の高いウチの家内が、
あっという間にジャケットを2着決める現実に、
申し訳ないけれど、日本の服って高いよなぁ、と思ってしまいます。

海外でどうしても買ってしまうんだよな・・・。

ファッションに関しては、もっと競争力をつけないと、
やっぱり厳しいと個人的に思います。

その後、街中を散策しまして、面白い建物を撮影。



昼食は現地の人でメチャ混んでいるレストランで・・・。

TRATTORIA DA CAMISAというお店。



ピエモンテ州名物の、牛肉のタルタルが入った前菜。





パルミジャーノの風味が濃い、ラビオリとリゾット。

これだけでもう、お腹いっぱいでした。

イタリアに来ると、やっぱりショッピングと食事。
これがたまりません!



今日はユベントスの本拠地である、ユベントススタジアム、
それからショッピングモールを見たり、いろんなお店をブラブラする予定です。
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【2312回】 ゴールデンウィーク休暇に入らせていただきます

2017年04月29日 | 住宅コンサルタントとして
今日からゴールデンウィークの休暇に入らせていただきます。

今年も例年同様、ハードな第一クォーターでしたが、
第二クォーターに入っての4月は、本日まで休みなしで全力で駆け抜けた感があります。

新しい企画のスタートであったり、クライアント様のモデルハウスオープンであったり、
現場でのサポートであったりと、どれもこれも重要なお仕事でした。

ちょっと頑張った、自分へのご褒美でもあり、
新たな発想を邸に入れるための体験であったり・・・。

今回はイタリアのトリノで過ごした後、スペインのマドリードに移動する予定。

本当の目的は、錦織圭君が毎年、この時期にマドリードオープンにエントリーしているのを知っていて、
その試合を見たかったのですが、まさかの今年、マドリードオープンの時期がずれてしまいました。

でもそこはポジティブに考え、マドリードをトコトン楽しみたいと思います。

皆様も素敵なゴールデンウィークを!
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【2311回】 12年、続けていると・・・

2017年04月28日 | 住宅コンサルタントとして
2005年7月26日にコンサル会社に転職しました。

それ以前は住宅資材メーカーの営業マンとして、
転職以降は、ずっと住宅業界の会社のお手伝いをさせていただいております。

気が付けば、12年が経とうとしていますが、
この間、ただひたすら住宅会社さんがお客様から支持されるようになるには、
どんなことに取組み、何を強化しなければならないかを考え、
多くのクライアント様と実践をして参りました。

住宅業界専門のコンサルティングをただただ12年やり続け、
その間、さまざまなことを調査研究し、
常に変化し続けてきました。

今でも現場に出させていただき、
実際のエンドユーザーがどんなことを考えているのか、ということを肌で感じ、
そこから新しい手法やビジネスモデルなどを開発したりしています。

12年、やり続けてきたことで、最近、これまでになかったことが起こっています。

先日、クライアント様のところで、ある住宅業界専門のコンサルティング会社の方から
名刺交換をして欲しいという依頼がありました。

私、目だたないようにこの仕事をしてきたつもりなのですが、
先方はこちらのことをご存知だったようで、
名刺交換をしてビックリ、相手の方は代用取締役の方でした。

また先週は、1週間でコンサルティングのオファーや経営相談が3社から入りました。

弊社は、全く宣伝もしていませんし、
もちろんセミナーもクライアント様対象のモノ以外、一切やっておりません。

でも、どこか弊社のことを知って下さった方がいたり、
弊社のことを他の会社さんに紹介して下さる方もおられるのでしょう。

本当にありがたい気持ちであるのと同時に、
まだまだ精進し、研鑽を重ねていかないと、と思う今日この頃です。

それにしても12年、続けてきて良かった、と最近、本当に思います。
そして12年、続けていても、未だにこのお仕事が楽しくてしょうがないのです。

長く続けていると、見えなかったものが見えてきたりするのです。

継続は力なり、ですね。
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【2310回】 広報・マーケティング担当者の考え方で必要なこと

2017年04月27日 | 住宅コンサルタントとして
個人的に思うのですが、企業の広報・マーケティング担当者にとって必要なことは、
「自分がどう思うのか?」ということよりも、
「お客様はどう感じるのか?」ということを優先させることです。

自社の強みを伝える時も、
素敵な家を建てている、ということをインスタやブログで発信する時も、
広告やHPを制作する時も、
全ては「こういう内容を発信した時、お客様ってどう感じるのだろう?」ということを
まず考えられる感覚を持っておかなくてはなりません。

「自分はこう思う」
という自分の意見よりもお客様がどう受け取るのか、
そちらの方がはるかに重要なのです。

ですから、広報・マーケティング担当者は何事も自分の視点ではなく、
エンドユーザーの視点で見る感性が重要になります。

「俺、それがいいと思う」

という言葉ではなく、

「それだったら、多分20代、30代の女性が欲しいと思う」

というモノの見方、考え方が重要となるのです。

貴社の広報・マーケティング担当者は
お客様視点で常にいろんな物事を見ることができていますか?
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【2309回】 紙に書きながら、お客様にお伝えする

2017年04月26日 | 住宅コンサルタントとして
私、今でも定期的にクライアント様の現場に立たせていただいて、
実際に家づくりを検討しているお客様を接客させていただいております。

私が接客時にいつも心がけているのは、
口だけで説明しないこと。

口で説明して伝わっていると思っているのはこちらだけであって、
本当にお客様に伝わっているかどうかが重要なのです。

お客様により分かりやすくつたえるために、視角に訴えるツールをつくり、
そのツールをお客様にお見せしながら説明する、という方法もあります。

これは口頭による説明よりは伝わりやすいと思いますが
単なるツールの棒読みになりがちだったり、
売り手側が感情移入しにくいといった欠点があります。

そこで今、私がやっているのが、お客様の目の前でいろんなことを紙に書いて説明し、
説明終了後、お客様にその紙を差し上げる、ということ。

これだとお客様の目の前でいろんなことを紙に書くので
臨場感といいますか、ライブ感が出るのです。

更に書きながらお客様にいろんなことをお伝えしますので、
自分自身、感情移入しやすいのですね。

だから書きながらお客様とコミュニケーションを取らせていただくのです。

紙に書いて説明する。
オススメです。
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【2308回】 強者と弱者の立場が入れ替わる

2017年04月25日 | 住宅コンサルタントとして
ここ最近、強く感じるのは、これまで弱者だった業種、弱者の立場だった方が強くなっていき、
その逆にこれまでの強者が弱くなっていく、ということです。

例えば、リーマンショックの直後、多くの人がリストラされ、
転職市場に人が溢れていました。

採用側が非常に立場が強く、応募する方の立場は弱かった。

いや、それ以前からずっと、雇用する側が強く、働き手が弱い時代が続いていたのかもしれません。

だから、「雇ってやっている」とか「会社が無いと、あなたは仕事すたできないでしょ!」というような
社員さんを人としてあまり扱わないような経営者でもやってこれたのかもしれません。

しかしながら、今は完全に人手不足の時代です。

多くの会社で募集をしていますので、働き手側に選択肢が多数、あるのです。

だから会社や経営者の考え方や目指すところに共感できたり、
経営者の愛を感じられないと、簡単に辞めてしまいます。

この時代の変化を分かっていない経営者も残念ながら結構いますが、
そういう経営者が経営する会社は、組織が縮小、もしくは崩壊していくことでしょう。

経営力が無い会社は自滅していくのです。

それ以外にも、まだまだいろんなことが見込まれます。

おそらく今後は、職人さん、それから資材を販売する会社の立場が強くなっていくでしょう。

あまりにも法外な安い単価で受けてくれる職人さんや業者さんは減っていくでしょうし、
何度も現場に配送させるような現場の段取りの悪い工務店に
商品を売ってくれる会社も減っていくことでしょう。

これまで建設業界では、買い手が強すぎましたが、
今後は売り手が強くなっていくことでしょう。

ネット通販の世界でも、これまで圧倒的に強かった楽天市場から、
有力ショップがボコボコ撤退しているそうですし、
人の採用に関して言うと、紙媒体やネットの転職媒体から個の発信力の時代となるでしょう。

何が言いたいのかと申しますと、
時代の流れと共に、強者と弱者の立場が入れ替わっていく、ということです。

いつ、自分たちが弱者の立場になるかもしれません。

その時、いろんな方に支えていただいたり、応援していただけるように、
日頃から謙虚に、そして誠実に仕事をしたり、人とお付き合いをしておかないといけない、
ということです。

「買ってやってるんだから・・・」
「誰のおかげで・・・」

なんて勘違いの発想をしていると、いざという時、誰も助けてくれなくなる可能性があるのです。

謙虚に誠実に、仕事に向き合い、人とお付き合いをしていきたいものです。
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【2307回】 やってお見せする

2017年04月24日 | 住宅コンサルタントとして
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ」

という山本五十六さんの名言があります。

この言葉をはじめて知った時、とても素晴らしい言葉だと思いました。

と同時に、自分は「やってみせ」られる経営コンサルタントになろう、と心に誓いました。

机上の空論ばかりで、正論だけを言うのではなく、
日頃、お伝えしていることを実際に現場で自分もできるようになる、と決めたのです。

もともとB2Bの営業マンだったのですが、B2Cの接客や営業を徹底的に研究し、
学んだことをクライアント様の現場で実際にやってみて、経験を積ませていただきました。

その結果、住宅営業マンとしてかなり、というか
相当イケてる自身があります(←自分で言うな!)。

昨日、一昨日と2日間、クライアント様のモデルハウスオープンに合わせ、
現場にフルで立たせていただき、接客をさせていただきました。

また着座してからの商談も実際にクライアント様のスタッフさんに横についていただき、
生で見ていただくこともできました。

普段、お伝えしていることが、
実際の商談本番ではこうなる、といういうことを
リアルに見て聞いていただくことが出来たのではないか、と思います。

お客様の懐に飛び込む、間の取り方。
またお客様が会う時間をつくっても良いかな、と思っていただくための方法。
職業や年収の訊き方。
そして次アポ取得の方法などなど。

30分程度の接客で、
お客様に関してのさまざまな情報を教えていただくことは可能なのです。

そしてその正確な情報を元に、お客様が最初に押さえなくてはならないポイントをお伝えする。
更には正しい家づくりの進め方、手順をお伝えする。
こうしていくと、かなりの確率でアポが取得できるのです。

実際、2日間で家を建てる可能性がある方9組を接客させていただき、
アポが取得できたお客様が5組。

家を今すぐ建てられない(車のローンの残債あり)方が1組おられましたが、
ご両親に家を建てる了承をもらって欲しいとお伝えし、
了承がもらったら連絡をいただけるようお願いした方1組。

お子様がおられない40代のご夫婦で、定年時に現金で家を建てる、
と頑なに決めておられる方1組。

家を建てる意思がある方と無い方2組の友人夫婦で来られ、
2組同時で接客をせざるを得ず、深く突っ込めなかった方2組。
(この方からアポが取得できなかったのは、自分の力不足です)

ありがたいことに、素敵なお客様ばかり来場していただきました。
それもこれも、このクライアント様が地域でまじめにコツコツとご商売をされてきたおかげです。

この地域でますます飛躍され、地域の住宅の質を変えるような、
素晴らしい住宅会社さんになられると確信しています。

素晴らしい会社に進化されていく過程に携わることができる。
この仕事の醍醐味であり、やりがいを本当に感じることができています。

素晴らしいクライアント様とのご縁に、本当に感謝です。
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【2306回】 魅力ある人は、ちょっと話すと分かる

2017年04月23日 | 住宅コンサルタントとして
とあるクライアント様のモデルハウスオープンのお手伝いのため、
昨日からある都市に来ています。

ありがたいことにオープンして2日目の昨日、
来場者さんはほぼ新規で、1日で30組弱の来場がありました。

ありがたいことです。

で、私以外にもお手伝いで来られていたのが、
薪ストーブを販売する会社の社長さん。

以前から噂は聞いていたのですが、昨日、初めてお会いして

「全然おじさんとちゃうやん!」

と突っ込んでしまいました。

薪ストーブに魅了され、薪ストーブを扱っておられる、
そのエリアでは非常に有名な方です。

なぜ、薪ストーブをそんなにたくさん販売できるのか?
昨日、いろいろとお話をさせていただいて、
その理由が分かりました。

結局のところ、やっぱり人なんですよね。

何故か話が盛り上がり、更には猛烈に魅力的でした。

ゼロから会社を立ち上げたことも同じでした。
商売に対する考え方や、社員さんを大切にされている点、
自分の体験こそが最も重要である、という点や
外国語も話せないのに海外に行っても何とかなる、という点など、
本当に魅力的で、一瞬で魅了されました。

簡潔に言うと、ホンモノなんです。

その私の気持ちが伝わったのか、

「一度、ご飯に行きたいですね」

とお言葉を頂戴し、私も同じ気持ちだったので、

「是非、行きましょう!」

と意気投合しておりました。


最近、いろんな方のご縁、ご紹介で、本当に魅力的な方とお会いする機会が続いています。

なんてツイてるんだろう、と思いますし、
こうしたご縁を大切にしながら、いろんなことを学ばせていただきたい、と思っています。

2017年は、何というか、これまでとは明らかに違う流れで、
これからもおそらく、素晴らしい出会いがたくさんあるような気がしています。

そして、「一皮むけなさい!」と神様から言われているような気がします。

素敵な方と出会うことが出来ているという、運を活かして、
自分自身の成長につなげていきたいと思います。
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【2305回】 約束を大切にしない人

2017年04月22日 | 住宅コンサルタントとして
一度決めた約束を平気で反故にする人は、信用できません。

約束を守るというのは、人として非常に大切なことで、
約束したことを軽く考えている人の周囲からは、できる人は皆、去っていくことでしょう。

「類は友を呼ぶ」と言いますが、
言葉が軽い人、約束を軽く考えている人の周囲には、
そういう人が集まるものです。

人と会う約束も同じです。

以前、無料経営相談をお申込みいただいた、ある会社さんがありました。
夜の19時にアポを取らせていただいておりましたが、
当日の午後をかなり回って「今日、行けない」という連絡が入りました。

「また、近くに来たら、寄って下さい」

とおっしゃったそうですが、そういう方と会おうとは思いませんよね?

会う約束とは、人の時間をいただく、ということであり、
それを直前で変更するという方は、あまりにもさまざまなことを軽く考えている、
と個人的に思ってしまいます。

もちろん、例えば突然の身内やスタッフさんの事故や入院、
天災などであれば、当然ながら突然のアポ変更は問題ありません。

しかしながら、先ほどの例であれば、
約束を軽く考えている人の典型的なパターンですから、もう会うことは無い訳です。

約束は、相手があってするもの。
約束を守れない人は、相手の人を軽く考えているのです。

自分はそういう生き方はしたく無いですし、
自分の子どもにも「嘘はつかない」「約束は守る」ということだけは、
徹底させたいと思います。
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【2304回】 未来ある若いスタッフさんの成長のために・・・

2017年04月21日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、あるクライアント様の入社3年目までのスタッフさんに集まっていただいて、
仕事をしていく上で必要な考え方、習慣を身に着けていただければ、という思いで、
勉強会の時間をつくっていただきました。

教材として用意したのが、私が生まれ変わるきっかけとなった、ある本。

今から20年以上前に購入し、当時20代の自分が何度も読み返し、
考え方が変わり、行動が変わり、習慣が変わり、仕事で結果が出るようになった、
思い出の1冊です。

その本を参加していただいたスタッフさんに読んでいただき、
その内容から感じたことを発表していただく、というもの。

本の内容と自分自身の今と比較していただく。
その中で、自分の何を変えようと思ったのかを皆の前で発表していただく。

すなわち、インプットとアウトプットを同時におこなっていただくのですが、
結論から言うとこれ、メチャメチャ良いんです。

基本的な人間力が高く、スタンスが素晴らしいスタッフさんは、
本に書かれてあることに引き込まれているのが前から見ていて分かります。

そして学んだことをどう活かすのか、自分の頭で考える。

本当に素晴らしい学びの場になっているんですね。

っていうか、これはご縁を頂戴しているクライアント様が
朝礼で取り組まれていることなのですが、
ちょっと私も真似させていただきました。

ホント、素直なスタッフさんには効果があると思います。

20代のうちに、仕事や人生で成功している人の考え方や生き様、習慣を知る。
真似できることから始めてみる。

そしてとにかく、徹底して量をこなす。
場数を踏む。

こうしたことを繰り返していけば、きっと素晴らしい成長を遂げられ、
仕事も人生もうまくいくことでしょう。

自分の息子とあまり年齢が変わらない、若いスタッフさんを見ると、
本当に心から応援したくなるんです。

というか、何となく父親のような感じで接してしまいます。

若いうちに自分が変わるきっかけを掴んで、本当に成功して欲しい。
幸せな人生を歩んで欲しい。

という、オッサンの独り言でした。
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【2303回】 「○○したい」という願望だけではダメ

2017年04月20日 | 住宅コンサルタントとして
「将来、こうなりたい」
「ウチの会社を将来はこうしたい」

など、未来をイメージすることはとても大切です。

少なくとも、イメージできなければ、それは実現しないのです。

しかしながら、イメージはしているものの、
そのイメージを現実のものにするために、因数分解して行動レベルに落とし込まなくては
ただ単に絵に描いた餅でしかないのです。

それでは絶対にイメージは現実のものとなりません。

「住宅事業で年間50棟、10億を実現させたい」

とイメージしたとします。

受注率100%としても、50組のお客様と出会ったり紹介していただかなくてはならない。

どれだけ優秀な会社でも、受注率は30%で、大半の会社は10~15%くらいですから、
少なくとも150組~400組のお客様と出会わなくてはならない。

それだけの数のお客様と出会い、商談するには、営業マンは最低何人必要か?
またそれだけのお客様に来ていただくためには、どんな施設をつくり、
お客様をおまちしなくてはならないのか?

スタッフをそれだけ採用したとしたら、どういう給与評価制度を設けなくてはならないか?
社員さんに成長していただくために、どういう教育制度を設けなくてはならないか?

などなど、イメージから逆算して組み立てられないと、まずそのイメージは実現しないのです。

経営者、もしくは経営者にいずれなろうと思っている人は、
目標数値から逆算してやるべきことを組み立て、
何をいつまでに誰がやるのかということを分解できなくてはならないのです。

そうしたことを考えられる人しか、経営はできないのです。
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【2302回】 自分を磨くために仕事がある

2017年04月19日 | 住宅コンサルタントとして
「何のために働くのか?」という質問に対して、
20代の頃はただただ生活するため、
もっと言うとお金を稼ぐため、ということしか、考えられませんでした。

当時、北海道に住んでいましたが、
友人の結婚式や年末年始、お盆の帰省でかなりお金を使うこととなり、
20代の頃は本当にお金が無かったのです。

贅沢なことなんて全くしていなかったのに、です。

子どもが生まれ、ファミリーカーに買い替えたり、ミルクやおむつなどを購入したりして、
日々の生活費にも余裕は無かったような気がします。

そんな中、家族に余裕のある暮らしをしてもらうためには、
仕事で成果を出し、高い評価をしてもらうしかない、と思いました。

そこで自分を磨くために、ひたすら読書に励むようになったのです。

本で学んだことを仕事で実践し、改善していく中で、
少しずつ営業のコツが分かり、お客様にもかわいがられるようになりました。
結果を出すことができるようになり、収入も上がりました。

そんな中で、次第に自分のやりたいことが見えてきて、転職することに・・・。

経営コンサルタントに転職後、
一流の経営者やビジネスパーソンと接する機会が幸運にも増え、
一流の人の考え方や習慣が結構似ていることに気づきました。

というか、20代の頃にひたすら読んで潜在意識に刷り込まれていたことが
何かひとつにつながったような感覚を持つことができました。

とりあえず、一流の人の考え方に染まり、
「一流の人であればこのように行動するだろう」という行動パターンを取ることに・・・。

そうこうしている中でお客様や仕事に恵まれ、少しずつ成長できたような気がします。

いろんなことを経験し、自分が成長すると、ますますビジネスで成果を出すことができ、
それに比例して収入も上がっていく・・・。

そして仕事を通じて、自分が成長していることを実感できるようになったのです。


今、何のために仕事をしているのか、と聞かれたら
自分を磨き、成長させるために仕事をしています、というのが一点目。
そして地元に密着した住宅会社がより素晴らしい家を建てるようになり、
日本の住宅のレベルを性能面・意匠面で劇的に上げること、というのが二点目。
更には地域密着の中小企業がより良い会社になれば、
地域社会は絶対に良くなるし、それが最終的に世の中を良くしていくことにつながります。
より良い会社に1社でも多くなっていただくため、というのが三点目。

自分の成長と共に、働く目的は変わってくるものだと思います。

まだまだ貪欲に仕事に向き合い、
修業中の時代の頃に負けない量をこなし、
少しでも成長できるように今日も仕事に取り組みたいと思います。
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【2301回】 職人的生き方

2017年04月18日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、移動中の電車の中で、アナザースカイをYou Tubeで見ていました。

出演されていたのは、花田優一さん。
そう、元横綱貴乃花のご長男さんです。

高校卒業後、フィレンツェに渡って、靴職人としての修業をした後、
日本に戻ってきて靴職人をされています。

何の伝手も無く、単身イタリアに渡った時、知っているイタリア語は
「ボンジョルノ」のみだった、とのこと。

靴職人となるため、工房と学校が一緒になったようなところで、
とにかく早く一人前になりたくて、猛烈に修業されたそうです。

自分は遊びにきた訳でも、留学できた訳でもないので、
友達もつくらず、工房と自宅の往復のみの生活。
しかも当時住んでいたアパートはお湯が出ず、冬でも水でシャワーだけだったとか・・・。

フィレンツェとかだと、冬、寒いんですよね・・・。

なぜ、花田さんが職人を目指したのかというと、
小さい頃に両親に連れてきてもらったフィレンツェの仕立て屋さん、
リベラーノ・リベラーノのアントニオ・リベラーノさんを見て、
こうなりたいと思ったことがきっかけとなったそうです。

リベラーノさんは、同じアナザースカイで峯竜太さんが出演されていた時も出演されていましたが、
世界中のセレブ御用達の名店。

超一流の職人さんですが、そういう生き方をしよう、花田さんも大きな影響を受けたそうです。


思い起こせば、私自身、32歳で転職しましたが、
修業中の間、というか、前職時代、仕事に必死でしたので、
友達をつくろう、なんて気持ちは全くなかったな、と・・・。

常に殺気立っていて、ツンツンしていたと思います。
というか、早く一人前にならなくてはならなかったので・・・。

当然、休みなんかどうでも良く、労働時間なんかも関係なく、
一人前になるためにひたすら量をこなし、
お風呂も入らずに会社に泊まり込んで仕事をしていました。

先輩に仕事を教えてもらおうと頭を下げても

「お前に(ノウハウを)教えて、俺に何のメリットがあるんや?」

と言われたり、なかなか良い経験をさせていただきました。

あの頃の必死さ、情熱を自分は今、持てているんだろうか・・・?
花田さんの修業中のエピソードを見ていて、ハッとしました。

人間、死ぬまで修業です。
いろんなことを学ぼうと思うのであれば、素直さと謙虚さが必要です。
果たして自分は、今でも素直で謙虚だろうか・・・?
自問自答してしまいます。

職人のような感性、感覚をお持ちの方が個人的に大好きです。

自分の仕事も職人さんと同じような感じですが、
一流を目指して、今日も成長できるように仕事に向き合いたいと思います。
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【2300回】 人で決める

2017年04月17日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は朝からとあるクライアント様のOB様に集まっていただき、
座談会の司会を3本させていただいておりました。

定期的にいろんなクライアント様のOB様とお話をさせていただく機会がありますが、
もう本当に勉強になります。

今回は紹介が非常に多いクライアント様のOB様だったので、
紹介がなぜ発生するのか、実際にOB様のリアルな本音を教えていただくことで、
紹介が生まれる原理を理解することができました。

しかもすべてのOB様、本当に皆さん素敵で、
人生が充実していて幸せ、というオーラが出まくっていて、
お仕事の時間ですが、私、本当に楽しませていただきました。

感謝です。

その3本の座談会の間の時間を活用し、動画を制作して下さる業者さんと
アウトプットイメージについて打合せしていたので、
9:00~16:30までかなり頭を使い、もう頭は思考停止状態・・・。
更に座談会の司会で結構、相槌を入れたりしてかなり話していたこともあり、
喉も疲れ切っていました。

そんな中、夕方からあるクライアント様の社長に声を掛けていただいていた、
美味しいお店で日本酒を美味しくいただくイベントに参加しておりました。

このイベントに参加するかしないか、ということを決めるのに、
私自身、イベントの内容は全く気にしておりません。

ただクライアント様の社長に「とても面白い人がいますけど、会いません?」と言われたので、
「是非、参加させてください」とお願いしたのです。

昔からの自分の信条ですが、
「内容でも、メリットデメリットでもなく、人で決める」と決めています。

で、実際に参加をさせていただいたのですが、
結論から言うと参加させていただいて大正解で、
社長が紹介したい、とおっしゃって下さっていた、日本酒王子こと近藤さんのお人柄、
更には近藤さんに引き寄せられて集まってきた他の参加者の方のお人柄も素晴らしく、
とても楽しい時間を過ごすことができました。

といっても、途中、私、意識を失って寝てしまってたんですけど・・・(汗)。


私個人的には、何かのお誘いを受けた際、人で決定します。

正直、内容はあまり気にしません。

「それに参加して、どんなメリットがるの?」
「それって、役に立つの?」

みたいなことを聞く人がいますが、正直、そういうことを言う人って気持ち良く感じないのです。

それよりも、「あなたが誘ってくれたのなら、行きますよ!」と言われた方が気持ち良いですよね?

ですから私、何でも人で決めるようにしています。

そして個人的な感想ですが、人で決めて失敗したということが無いのです。

人生、人との出会いは全てご縁。
大切にしていきたいと思います。
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【2299回】 改善点は無数にある

2017年04月16日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は長年、お付き合いをさせていただいている建材店さんの
営業会議に参加させていただいておりました。

建材店さんと言えば、メーカーさんや商社さん、問屋さんなどから商品を仕入れ、
住宅会社さんや大工さんに販売する会社です。

在庫管理やチェックが甘い会社は、どれだけ安く仕入れても、
配送ミスや返品ミス、誤配などで利益を垂れ流してしまい、利益が残りません。

この建築資材の業界、会社によってレベル差がかなりあり、
キッチリしていない会社、細部を大切にしない会社も多いのです。

このクライアント様は、倉庫は常にキレイ。
在庫の情報も社員さんで共有し、納品時のチェック体制もしっかりしている。
更に工事にも非常に強く、営業さんからデリバリー、事務の方までマインドが非常に高い。
建材店さんとしては本当にレベルが高いのです。

ある意味、完成された建材店と言えるレベルの会社さんです。

ただ、そうしたレベルにあっても妥協を一切せず、
更に無駄を無くし、効率的に仕事を回せるよう、
業務の見直しや改善を若い営業課長を筆頭に皆で知恵を出し合っておられたのです。

そして実行できるところからコツコツと実行されていたのです。

もう私、感動しまくってしまいました。
と同時に、改善に終わりはないなぁ、と勉強させていただきました。

常に問題意識を持ち、お客様を訪問し、仮説を立てる。
その仮説に沿って行動し、結果を分析する。
その分析から改善するポイントを決め、行動する。

この繰り返しを愚直にできる体質なのですね。

どれだけ今の業績が良くても、そこに胡坐をかいてはいけません。

順調な会社でも、改善点は無数に存在するのです。
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