鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3166回】 受け入れるだけの素直さ、人間力がポイント

2019年08月31日 | 住宅コンサルタントとして

努力をしているのに成果につながらない。

期首に決めたことを確実にやっているのに

結果が芳しくない。

 

こういう時はどんな会社でも、

そしてどんなビジネスパーソンにもあるでしょう。

 

そういう時に、どのように考え、行動すれば良いか?

 

私個人はこういう時、

これまで自分がやっていたことをスピードを上げて改善しますが、

それでも成果が出ない場合は

 

「自社がなぜ存在しているのか?」

 

という原点に帰ります。

 

すなわち、経営理念に沿った考え方や行動が

できているかどうかをセルフチェックし、

経営理念に沿った活動をするように心がけるのです。

 

やり方、手法を変えて結果が変わることももちろん多いですが、

根本の心の状態が良くないと、お客様に選ばれないのでは、

と個人的に思うのです。

 

利他の精神で、お客様や働く仲間、地域社会が良くなることを

常に意識しながら行動している人。

 

いろんな方の価値観や考え方を受け入れ、

ポジティブな発言しか出ない人。

 

こういう人は、やり方・手法がちょっとズレていても、

何故か見えない力が働いて、結果が良くなっていく傾向があります。

 

一方、自分たちの数字だけしか見えていなく、

自分と価値観が異なる人やお客様に対して

受け入れず、否定的な見解を述べる人や会社は、

何をやってもうまくいかないよな、と感じています。

 

何を伝えても、何を提案しても否定的だったり、

どんな情報をお伝えしても受け入れない人や会社。

 

自分たちの価値観と違うものに関しては、

それを受け入れず、認めようとしない人や会社。

 

こういう人や会社は、やり方・手法をどれだけ磨いていっても、

結局、運気が上がらずに、成果が出にくくなってしまう。

 

いろんな会社やビジネスパーソンを見ていて、

個人的に実感しています。

 

皆さんの会社、それから皆さん自身は、

自分と価値観が違う人も受け入れるだけの素直さはありますか?

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【第3165回】 人手不足への対応

2019年08月30日 | 住宅コンサルタントとして

後20年したら、住宅業界、建設業界の職人不足は、

今とは比較にならないくらい進んでいることでしょう。

 

大工さん、左官職人さんの不足は、全国共通でしょうが、

外壁職人さんや設備職人さんなんかも不足してくるでしょう。

 

こうした職人不足の時代に適応していかなくてはなりません。

 

一方、住宅業界で働きたい、という学生さんも増えてはいないですし、

業界全体で抱える、現場監督を育てられないことによる監督不足も

大きな課題です。

 

職人さんやスタッフの数が不足していくことに対して

みなさんの会社は対策が打てているでしょうか?

 

私も関わらせていただいております、HOME ILANDという

これまでの住宅業界になかった団体があります。

 

通称「HiL」(ハイル)と言いますが、

このHiLでこれらの問題を解決するためのさまざまなプロジェクトが

水面下で進んでおります。

 

もう毎回、ミーティングに参加させていただくだけで、ワクワクしております。

 

これからの住宅会社がぶち当たる諸問題に対し、

その解決のために必要な商品を開発したり、サービスを生み出そうとしているのです。

 

例えば、どういう内容かと申しますと、

 

・実務に追われ、新商品を開発する余裕が自社のスタッフには無い

・大工さん、基礎職人さんが不足していて、なかなか着工できない

・人口が減り、着工が減る中で、今の商売だけでは不安

 

など、こうした問題に対する解決策をつくっている訳です。

 

10月10日にふじさんメッセでこのプロジェクトの説明会を開催します。

 

私、住宅会社さん対象としては、

おそらく12年ぶりくらいに講演をさせていただきます。

 

クライアント様には既にお伝えさせていただいておりますが、

このブログを見て下さっている方で、ご興味のある方は、

是非この日のスケジュールを空けておいて下さいませ。

 

クライアント様以外で参加を希望される方は、

お気軽に鬼山までメッセンジャーやLINE、メールなどで連絡下さいませ。

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【第3164回】 興味や関心が無いお客様に対する対応

2019年08月29日 | 住宅コンサルタントとして

お客様は人それぞれ。

 

家に対して強いこだわりを持っているお客様もいれば、

モデルハウスや見学会に来場されているのにも関わらず、

家に対してこだわりが無いお客様もいます。

 

私なんかは、食事に対して非常にこだわりが強いです。

 

ランチもディナーも、

1年間で365回しか食べられない訳ですから、

こだわりたいと思ってしまいます。

 

しかしながら、食に対して全く興味が無い人もいますよね。

 

この興味が無い人を全て自分たちの商品やサービスに

関心を持ってもらえるように持っていくことは難しいですが、

ある一定の方に興味を持ってもらえるようにすることは、

接客の勉強とトレーニングで十分に可能かと思います。

 

そして人間性と能力が上がってくれば、

こちらに関心を持ってもらえるようになる比率が上がる訳で、

だからこそ、営業マンは努力しなければならないのです。

 

昨日のブログにも掲載しましたが、出来る人ほど

 

「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」

 

ということができています。

 

お客様を家好きにするのではなく、

 

「お客様が大切なもの(お子様やペット、趣味など)のことを考えれば、

こういう空間で暮らすことが重要なのではないですか?」

 

ということを具体例を挙げながら刷り込んでいったりするのです。

 

食に興味が無い方で運動に興味がある方であれば、

 

「疲れにくい身体をつくるには、こういう栄養素が大切で・・・」

 

というようにアプローチしていくのです。

 

「良いお客様が来ない」という前に、

現時点で興味が無いお客様に自社の商品やサービスに

関心を持ってもらうためのアプローチを

どこまで本気でやっているでしょうか?

 

アプローチするための準備や勉強を

どれくらい真剣にやれているでしょうか?

 

やれることは無数にあるのです。

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【第3163回】 相手の胸がときめくようなやり取りができているか?

2019年08月28日 | 住宅コンサルタントとして

ありがたいことに、

住宅業界の中で恐ろしく仕事ができる方たちと

ご縁を頂戴することができていて、

ラインやメールのやり取りをさせていただくことがあります。

 

真のトップクラスの営業マンと

メールやラインのやり取りをすると、

本当に心がときめくというか、

ちょっと胸がキュンとくるんです!

(←相手の方は男性なんですけどね・・・)

 

相手の方に気持ちよくなってもらうコミュニケーションの取り方を

トップクラスの営業マンは持っているのです。

 

言葉の選択も素晴らしいのですが、

実際にご本人とお会いした時の表情とか対応の仕方とか、

心の配り方とか、所作などと言葉が見事にリンクする訳です。

 

業界の一般的な営業マンのメールやラインとは、

圧倒的に違うその内容。

 

トップ営業マンとのメールのやり取りをご紹介します。

 

「先生、奥様、先ほども本当に本当にありがとうございました。

本当に美味しかったです!

またお土産まで頂き、重ねて感謝申し上げます!(^v^)

 

でもおかしいですね♪

 

このお土産も僕が喜ぶというより家内と子どもが大喜び!

今日の私のお土産も先生じゃ無くて

奥様に喜んでいただくために選んでみました!

 

お客様に対しても同じですよね♪

 

家族が喜ぶ姿を見て、ご主人が幸せを感じるんですよね!

いかにご家族に喜んでいただくかが大事ですよね!

 

先生、奥様、本日は本当にありがとうございました!

私ならいつでも大丈夫ですので、また遠慮なく言って下さいね!

本当にありがとうございました(^v^)」

 

トップ営業マンをお誘いして、私と家内と3人で食事をさせていただき、

お別れをした後のやり取りです。

 

このメールを頂戴した後、私は何をしたかと言えば、

家内にこのメールを見せた訳です。

 

すると家内も喜ぶ訳です。

 

いつもお会いする際は、男同士ですが、

お互いに相手が喜んでくれそうなものをプレゼントします。

 

そのプレゼントを本人が喜んで下さるのももちろん嬉しいのですが、

 

「家内と子どもが大喜び!」

 

なんて言って下さると、こちらとしても本当に嬉しい訳です。

 

だから毎年、個人的に友人でもあるこの営業マンと

忘年会をさせていただいておりますし、

私の家内も彼の大ファンな訳です。

 

そしていろんなお客様に対しても、

同じように相手の方の胸がときめくような

内容を発信できるのです。

 

だから、今すぐに家を建てるお客様ではなくとも、

お客様はこの営業マンとつながるのです。

 

そして家を建てる上でのボトルネックが解消された時、

お客様は彼に必ず相談にやってくるのです。

 

すぐには家を建てないお客様とどう関係を構築するか?

 

それはお客様と恋愛に近い関係(←変な意味ではない)を構築することです。

 

そのためには、お客様の胸をときめかせることです。

 

みなさんは出来ていますか?

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【第3162回】 人から勧められたモノに何を感じるか?

2019年08月27日 | 住宅コンサルタントとして

昨日のブログが、

ユニークユーザー615、ページビューが1910だったことに

朝から衝撃を受けている鬼山です。

 

何でやろ?

どなたが見て下さったのかな?

 

さて、日々生活している中で、

いろんな人がいろんなことを勧めてくれる機会があるかと思います。

 

そういう時、皆様はどうされますか?

 

私、人に勧めていただいたもので、

自分の成長につながると思ったものに関しては、

神様の見えない意思が働いていると思い、

可能な限り採用しようと思っています。

 

先日、あるクライアント様からご紹介いただいた本は、

もちろんその場で発注させていただいたのですが、

猛烈に面白く、しかも自分の仕事にも活かせるという、

大当たり本でした。

 

また信頼できる方が、旅で訪れていて、

ブログの中で勧められているところも可能な限り行っています。

 

お勧めのお店、エリア、見るべき建物など、

可能な限り、すぐに行動するようにしています。

 

結果、どうなったか?

 

勧めるとすぐに行動する人に、

人はいろんなことを教えたくなるものです。

 

そうです!

お勧めいただいたことをニコニコして聞いて、

積極的に受け入れるスタンスでいることで

いろんな情報を

いろんな方から教えていただけるようになったのです。

 

とにかく人から勧めていただいたものや提案していただいたことに対し、

受け入れられないような態度や否定的な発言は一切しないようにすると、

いろんな方がいろんなことを教えて下さるようになるのです。

 

一方、「いや~」「でも~」というような感じで、

自然と否定的な発言が出てくる人には、

本当に良質な情報が入って来にくくなるのです。

 

いろんな情報をクライアント様にお伝えすることが

私の仕事の一つですが、

いつもニコニコ聞いて受け入れて下さる方には、

もうこれでもか、という情報をお伝えしたくなりますし、

大抵、否定的な反応をされる方には、

必要最低限のことをお伝えし、

余計な情報は、やはりお伝えしなくなってしまうのです。

 

いろんな方からお勧めされたことをポジティブに、

ニコニコ聞くことが皆さんは出来ているでしょうか?

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【第3161回】 至福の時間

2019年08月26日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はお休みをいただき、

とても充実した時間を過ごさせていただいておりました。

 

長男と、長男が今お付き合いをさせていただいている彼女と

私と家内の4名で、ランチに行っていたのです。

 

ご存知の方もおられると思いますが、

長男がお付き合いをさせていただいている彼女、

とあるミスコンでグランプリを獲得したので、

そのお祝いという口実で、ランチをセッティングしたのです。

 

グランプリを獲得した後、彼女を取り巻く環境が変わって

どう彼女自身が変わったのかな、と思っていたのですが、

以前と変わらず、本当に可愛くて素直で、

もう私も家内も終始、メロメロでございました。

 

娘のいない私たちにとって、

華のある長男の彼女は実の娘のようにかわいくて大切で、

しかも本当に人間性も素晴らしいので、なおさらたまらないのです。

 

そんな長男の彼女と長男と、

ゆっくりランチを一緒にさせてもらって、

至福の時間を過ごしておりました。

 

彼女のお母様とウチの家内は仲よくさせてもらっていて、

昨日、お互いの母と祖母4人でランチにいくことが決まったようです。

 

ウチの長男も彼女の家族が揃ってバーベキューをするときに

誘っていただいたりと、家族ぐるみの行事にも参加させてもらったり・・・。

 

どんだけ、仲が良いねん!という感じで、

本当に長男は良いお付き合いをさせていただいております。

 

我が家の子どもはもう大学生ですが、

子どもがどれだけ大きくなっても、親にとっての最高の幸せは、

自分の子どもが楽しく、幸せに過ごしていることだと本当に思います。

 

昨日はそう意味で、至福の時間でした。

 

充電完了。

 

今週も全力で仕事に取り組ませていただきます。

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【第3160回】 継続

2019年08月25日 | 住宅コンサルタントとして

「これは大事!」と思うことを継続することが得意か、

それとも飽きっぽくて、いろんなことが長続きしないか?

 

みなさんはどちらのタイプですか?

 

物事の本質を理解できていなかった昔、

私は完全に後者でした。

 

物事が全てうまくいくような魔法のノウハウがあると思っていましたし、

やり方、テクニックを追い求めていた時代もありました。

 

今から考えると、とても浅かったです。

 

圧倒的に勉強不足でした。

 

 

そんな時、たまたま中谷彰宏さんの本に出会い、

稲盛さんや斎藤一人さんの本を読む機会があり、

弘中勝さんのメルマガを師匠に教えていただいて読むようになり、

ビジネスやスポーツの世界で長きに渡り成功している人が

どんなことに取り組んでおられるか、ということを知りました。

 

結果、成功し続けている人は、

凡事を徹底し、努力を継続している、ということが共通していたのです。

 

成長したいし、できれば成功したいと思った私は、

成功されている方の考え方や行動パターンを真似するんだ、

と自分で自分に言い聞かせ、いろんなことが継続できるようになりました。

 

読書ももちろん、継続していますし、

ただ読むだけでなく、そこで学ばせていただいたことを即実践することも、

ずっと継続しています。

 

弘中勝さんのメルマガも毎日、読ませていただいておりますし、

その他、ずっと読み続けて学ばせていただいているいるブログもあります。

 

もともと飽きっぽい性格でしたが、

理性で持って自分を変えていったのです。

 

才能も学歴も人脈も、本当に何もない自分でも、

起業して9年8か月、本当にずっとツキがある状態が

いろんな方のおかげで続いています。

 

本当に大切なことを継続する。

 

みなさんは出来ていますか?

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【第3159回】 飲み物の器やそのクオリティーを見れば、分かる

2019年08月24日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は、新しくお付き合いをさせていただくことになった、

ある地域の住宅会社様にお伺いしておりました。

 

業績も非常に好調。

受注残も1年分以上、ある会社さんです。

 

地域の若い世代に圧倒的に支持されている会社さんで、

建てておられる家は、とても洗練されていて、

HPやインスタの写真も相当、イケてます。

 

ただ、イケてるのは建物だけではなく、

お客様とお打合せをするスペースやモデルハウスはもちろん、

出していただいたお飲み物の器や味もイケてるのです。

 

今の時代、お客様とどういう空間で打合せをするのか、

ということは非常に重要で、

その会社の美的センスが出るのです。

 

更にお客様にお飲み物を出す際の器にも、

その飲み物自体のクオリティにも

その会社の世界観が出るのです。

 

こんなこと、ちょっと勉強すれば分かる話なのですが、

お客様からの支持があまり高くない会社、

それから自分たちの都合ばかり考える会社は、

飲み物はチープなクオリティで、しかも容器も使い捨てだったりします。

 

お客様目線で仕事をしているのか?

それとも自分たちの都合で物事を考える会社なのか?

 

その差は、こういうちょっとしたところにすぐ出るのです。

 

みなさん会社がお客様に出されているお飲み物、そしてその器は、

イケているでしょうか?

 

自分たちの都合で仕事をしていませんか?

 

 

ちなみに、弊社では味のある器と

その辺のカフェには負けないクオリティのお飲み物をご用意しております。

 

お気軽にお越し下さいませ。

(って、私、いませんけど・・・)

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【第3158回】 人格が大事な時代

2019年08月23日 | 住宅コンサルタントとして

どれだけ立派な事業計画を立てても、

どれだけ崇高な経営理念を掲げていても、

それが絵に描いた餅になってしまっている会社があります。

 

そういうことがなぜ起こるのかというと、

それを発言する人の人格、人間力が大いに関係しています。

 

今の時代、情報は至るところに転がっていますから、

会社を良くしていくために何をすれば良いのか、ということは

よほど勉強をしていない人であれば知っています。

 

すでに頭で分かっていることに対し、

その人の心に火をつけるためには、

火をつける側の人格・人間力がとても重要になってきます。

 

今の時代、「何を言うか?」よりも「誰が言うか?」の方が、

比較にならないくらい重要なのです。

 

ですから、人の上に立つ立場の方は、

尊敬を集めるにふさわしい人間に成長しなければなりません。

 

そのために、日々学ぶ。

そして学んだことを行動に移す。

心を磨くことが重要です。

 

稲盛和夫さんは、著書「心。」の中で次のように書かれています。

 

「心という庭の手入れを怠れば、

そこはたちまち雑草という不純なもの、間違ったもの、

正しくないものが生い茂ってしまう」

 

稲盛さんですら、浮ついた言動をしたり、

偉そうな態度をとってしまった時は、

家やホテルで一人になった時に、自ら反省をされるそうなのです。

 

自分の心をかんがみて、正しい方向に向かうように修正される、とのこと。

 

稲盛さんですら、自らを軌道修正されたりするのです。

 

当然、凡人である我々は、日々、自分の心に手を入れ、

正しい方向に軌道修正していかなくてはなりません。

 

学び、実践し、心の状態をベストな方向に軌道修正する。

 

こうして人格が少しずつ上昇していくのだと思います。

 

みなさんは、自分の人格を高めるための行動ができているでしょうか?

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【第3157回】 「自分が知っている世界など、とても小さい」ということを知る

2019年08月22日 | 住宅コンサルタントとして

この変化のスピードが激しい中、

これまでなかった商品やサービスが次々に出てくる中、

過去の自分の経験や実績なんて大した価値は無い、

という現実を受け入れなくてはならないと

個人的に思っています。

 

そして「自分は何でも知っている」という勘違いこそが、

最も危険なことであると実感しています。

 

過去の経験や、自分が知っている範囲の中だけで

いろんなことを判断してしまうことは、

時代の変化についていけないことに直結します。

 

自分が知らないこと、現時点で理解できない領域に、

自社の成長や飛躍の種がある、ということを分かっているか?

 

これは、これからの経営者に不可欠な要素かな、と思います。

 

頭が柔らかく、すなおで人柄の良い方に、

何か情報を提供させていただくと、

前のめりで聴いて下さり、とても喜んでいただけるので、

私は、そういう方には個別でいろんな情報を提供したくなってしまいます。

 

そういう方には同じようなタイプの方が集まってきますので、

自分の本業とは異なる業界の情報なんかも入ってきて、

入ってくる情報量は飛躍的に多くなるのです。

 

しかしながら、人から意見をされても、

全て自分の価値観でしか判断できない頭の固い人には、

やはり同じような人しか集まらず、

結果古臭い情報しか仲間内で共有できなくなってしまうのです。

 

いろんな方が良い情報をたくさん提供したくなるような人柄か、

それともいろんな人が

「この人に情報提供しても意味ないな」

と思うような人柄か?

 

これからの時代、本当に経営者の人柄が重要になってくると思います。

 

その人柄を決定づけるのは、「すなおで謙虚かどうか?」ということだけです。

 

「自分が知っている世界なんて、とても小さい」という自覚はありますか?

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【第3156回】 今までの事業モデルやプラットフォームが劇的に変わる

2019年08月21日 | 住宅コンサルタントとして

日々進化するWEBの技術やソフトによって、

これまでの事業モデルやプラットフォームが

劇的に変わる時代になりました。

 

住宅業界で言えば、

総合展示場や完成見学会といった

これまでの受注モデルが通用しなくなっていますし、

アパレルメーカーのブランディングやマーケティングの手法も

劇的に変わってきています。

 

そして個人的に思うのは、

人材採用に関しても劇的に変わっていくだろう、ということ。

 

大手から中小企業問わず、

人材を採用するためのプラットフォームと言えば、

これまではリクナビ、マイナビなどでした。

 

でも個人的にはこのリクナビ、マイナビなどのポータルサイトでは、

良い人材を採用できなくなってきていますし、

そもそも優秀な人はそういうサイトを活用しなくなってきているように、

個人的に感じています。

 

ヘッドハントの世界も、業界を一世風靡した某企業の手法も

既に限界にきていると感じています。

 

どう受注を伸ばしていくのか、という事業モデルも、

優秀な人材採用のためのプラットフォームも、

過去のものが劇的に通用しなくなっていくことでしょう。

 

その理由は、

全て消費者の行動パターンや価値観が変化しているからなのですが、

この変化に適応できない会社は、

あまり効果が無い総合展示場やリクルートサイトに

多額のお金を払い続けることになるでしょう。

 

変化のスピードが減速する兆しはありません。

 

変化に適応するためには、

ありとあらゆる情報を常に仕入れ、

それを分析して仮設を出すことであったり、

常にいろんなことを定点観測し、変化潮流を掴むことが必要です。

 

今、私自身が最も注力しているのは、そういう部分です。

 

皆さんの会社では、変化を予測することが出来ていますか?

 

その変化の予測に対応した施策を打ち出せていますか?

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【第3155回】 商品や会社、働く仲間のせいにしない

2019年08月20日 | 住宅コンサルタントとして

売れない営業マンには、ある共通のポイントがあります。

 

それは、結果が出ない(=契約をお客様にしていただけない)ことを

商品や価格、会社、働く同僚の能力の無さなど、

自分の周囲のせいにすることです。

 

これを「他責」というのですが、

まあ売れない営業マン、伸びない営業マンに共通するのは、

結果が出ない原因を他責で考えることなのです。

 

これはビックリするくらい、どの会社でも同じです。

 

(ちなみに、伸びない会社の経営者も、

業績が悪い理由を他責で考えてしまうのですが・・・)

 

他責思考の人には、

 

「自分自身が出来ることは他にないか?」

 

という視点が圧倒的に欠けているため、

自分自身の行動や考え方を変えるスピードが圧倒的に遅くなります。

 

というか、自分自身を変えることが出来なくなるのです。

 

お客様の価値観や求めるレベル、そしてライバル会社も変わり続けますから、

他責思考の人は、現時点での正解からドンドン離れていってしまうのです。

 

結果、お客様に選ばれなくなる、というだけの話。

 

他責思考に良いことなど、一つもありません。

 

今の自分の環境に文句を言っても、

環境なんて簡単に変わりません。

 

そんな文句を言う暇があったら、

 

「自分に出来ることは何か?」

 

ということを考え、出来ることをとっととやった方が

よっぽど成果につながるし、自分自身の成長にもつながります。

 

結果が出ない時、その理由を

商品や会社、働く仲間のせいにしていませんか?

 

自責で物事を考える癖が、身についていますか?

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【第3154回】 経営者自身が経営をしなければ・・・

2019年08月19日 | 住宅コンサルタントとして

良い家をつくり、お客様に喜んでいただく。

 

これは、住宅会社として当然ながら経営者をはじめ、

スタッフさん全員が共通で持つべき考えです。

 

その実現のために、

経営者自らが設計や営業という実務を行うケースも

規模が小さければあるでしょう。

 

営業や設計を経営者自らが行って、

お客様に喜んでいただく。

 

これは仕事としてとても素晴らしいことですが、

それは本来はスタッフさんの仕事なのです。

 

お客様のためになることをするのはスタッフさんの仕事。

会社のため、スタッフさんが仕事をやりやすくするための仕事こそ、

経営者の仕事なのです。

 

ここを理解していない経営者が結構多い。

 

そしてこのことを知識としては知っているが、

自ら身につけ、実践できていない経営者も実に多いのです。

 

頭で知ってはいうが、心や体でそれを深く理解できていないのです。

 

こういう経営者が経営する会社は、

ノウハウの習得により会社が成長すると思っていて、

ノウハウの購入にばかり精を出しますが、

本質を理解していないので会社は成長しないのです。

 

実務は社員さんにやってもらい、

会社を良くすること、社員さんが仕事しやすい状況をつくることが

経営者の仕事なのです。

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【第3153回】 ノウハウや手法だけでは、業績も上がらないし良い会社になれない

2019年08月18日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいている私が、

14年の経験の中で確信していることを

タイトルにしてみました。

 

今から10年以上前は、

情報伝達のスピードが今とは比較にならないくらい遅かった。

 

新しい情報に関して、免疫ができていなかったユーザーが多かったので、

小手先のノウハウ・手法でお客様を動かすことが出来た時代でした。

 

しかしながら、スマホが普及し、SNSが浸透することにより、

それまで自分たちが情報を収集するのに利用してきた

雑誌やテレビなどのメディア、それからクチコミサイトなどにも

ウソの情報やかなり事実が歪められたものが入っていることを

今の消費者は知るようになりました。

 

そしていろんな情報が入ると、それを検証することが当たり前になりました。

 

だから、売り手側の小手先の手法が、ドンドン通用しなくなっているのです。

 

広告やお店の内装の派手さに騙されることなく、

周囲の評判やスタッフさんの対応などを見て、

信用できると自分が判断した時に初めて購入を決定する。

 

そんな賢いユーザーが増えているのです。

 

こういう時代になればなるほど、重要なのはノウハウではなく、

 

「お客様に好かれるか?」

「お客様に信用していただけるか?」

 

という人間性の部分になってくるのです。

 

ですから、今はノウハウや手法だけで業績が上がらないのです。

 

その会社が持っている、人としてのあたたかさや誠実さ、謙虚さが

お客様の信用を得る上で欠かせないのです。

 

そのベースがあって、はじめて手法やノウハウが活きてくるのです。

 

もし業績がイマイチの場合、

その打開策としてノウハウや手法に頼ろうとしているのであれば、

その前に自社が人としてのあたたかさ、誠実さ、謙虚さを持っているか、

確認をした方が良いでしょう。

(って、セルフチェックをしても、自分自身がズレていることを

気づいていない人が多いのですが・・・)

 

逆に言うと、あたたかさ、誠実さ、謙虚ささえあれば、

ちょっとしたノウハウや手法で大きく化ける可能性があるということです。

 

手法、ノウハウよりも、もっと大切なことがあるのです。

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【第3152回】 71歳にしてこの謙虚さ

2019年08月17日 | 住宅コンサルタントとして

昨日の夜は、天草にある有名なお鮨屋さんに行きました。

 

クライアント様のスタッフさんに、「天草ならこのお店が一番!」と

教えていただいたお店です。

 

お店のカウンターには、

71歳の大将と若い男性(おそらく息子さん?)が入っておられ、

お客様と会話をしながらも手は止めず、テンポよく出して下さいました。

 

私、全国のお鮨屋さんを食べ歩いておりますが、

70代でこれだけの謙虚さを持ちながら仕事をされている大将を見たのは、

おそらく初めてだと思います。

 

お客様と会話する際、そしてスタッフさんへ指示を出す際、

大将から発せられる言葉は、とてもあたたかく、丁寧な口調なのです。

 

だからこちらも非常に心地よく食事ができました。

 

お店のスタッフやお弟子さんに

かなり口調が強い大将がいるお店って、

食事そのものを楽しむ空気になりませんよね?

 

もうそうしたお店とは真逆で、

本当に楽しいお時間を過ごすことができました。

 

もちろん、味も本当に抜群で

ミシュランの星を取っておられるお店ですので、

これまで食べたことのないお鮨も出していただきました。

 

本当の一流とは、本業の技量だけではなく、

人としての気遣いや謙虚さも一流である、

ということを学ばせていただきました。

 

一流のお店からは、本当に多くのことを学ばせていただけます。

 

このお店に通わせていただくためだけで、

天草に行く価値がある、そんなお店でした。

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