鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2862回】 売り場を見れば・・・

2018年10月31日 | 住宅コンサルタントとして

私の専門分野は新築住宅事業ですが、

数社のクライアント様にはある別事業に取り組んでいただいております。

 

その事業に取り組んでいただいたのは、

黒字化できる確信があって提案したのがきっかけです。

 

順調に推移しているクライアント様が多いのですが、

順調でないクライアント様もいます。

 

私自身の感覚では絶対にうまくいくし、黒字化できるのに、そうなっていない。

 

原因はどこにあるのだろうと、売り場をのぞかせていただきました。

 

で、売り場を見て、原因が一発で分かりました。

 

小売りが専門家ではありませんが、

お客様が殺到するお店や企業をずっと研究しているので、

不振の理由もすぐに分かります。

 

結論から言うと、売り場に緊張感が無い訳です。

 

スタッフの私語がメチャメチャ多い。

 

イタリアなんかに行くと、スタッフ同士がお客様の対応そっちのけで

私語をしているシーンを頻繁に目にしますが、

ここは日本です。

 

それが受け入れられる文化は日本にはありません。

 

お客様がお店にいる時は私語をしません、というかもしれませんが、

お客様がいる、いないにかかわらず、

お客様のために良い商品をつくり、売り場をつくり、展示物を改善したりと

やることは多々、あります。

 

そういう行動を取らず、自分たちが話したいことをベラベラしゃべっている売り場に、

誰が行きたいと思うのでしょう?

 

私、お客様そっちのけでスタッフが私語をしているお店で

お買い物をしたいとは思いません。

 

私語が多いお店には、そういうことが気にならないお客様、

すなわち自分が売り場に立った時にお客様そっちのけで

私語をしても何の悪気も無い方が集まります。

 

そういうお店には、良いお客様は来られないのです。

 

こうして、客数がドンドン減っていき、損益分岐を下回ってしまうのです。

 

結果が出ていないお店があった場合、絶対に売り場をチェックしなければなりません。

 

売り場を見れば、問題は何かすぐにわかります。

 

経営者や事業責任者はどれだけ忙しくとも、

定期的に売り場をチェックしなければなりませんね。

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【第2861回】 お客様を簡単に見切らない

2018年10月30日 | 住宅コンサルタントとして

いろんなタイプのお客様が存在します。

 

「この方のためなら、できることなら何でもして差し上げたい!」

と自然と思えるお客様もいれば、

ちょっと合わないお客様、全く合わないお客様もいるでしょう。

 

でもいろんな営業マンを拝見していて、

長きに渡って商談客に困らない営業マンというのは、

お客様を簡単に見切らない方だと思います。

 

自分と合う、合わないにかかわらず、やるべきことを粛々とおこなう営業マン。

そのお客様のためにできるベストのことをコツコツやっている方が、

結局のところ、リターンでお客様が戻ってくる率が高いような気がします。

 

「あの客、切りました!」

 

なんて言う言葉を吐く営業マンは、ちょっと勘違いが激しいというか、

自分を何様と思っているのかと感じてしまいます。

 

そもそも、「お客様」と呼んで欲しいですし、

そのお客様を「切る」なんて言葉はちょっと品が無いですよね。

 

「お断りする」「ご判断いただく」というような言葉にしていただきたいものです。

 

お客様に対し、やるべきことをやって、

お客様に判断していただくことしか我々にはできません。

 

やるべきことをやらずして「お客様を見切る」なんてのは、プロではないと思います。

(ちなみに、やるべきことをやる、というのは、

お客様が求める限り、何度でも無料でプランを提出する、

というような意味ではありませんよ、念のため)

 

お客様の要望や今の暮らしの不安をお聞きし、それに対し提案をする。

自社の考え方、姿勢をお伝えし、理解していただく努力を最後までおこなう。

家づくりで何が大切か、そこを理解していただけるよう、最善を尽くす。

資金を明確にし、お客様のご予算だと当社でどんな家が建てられるのか、

そこを理解していただく。

当社で家づくりを進めたいというお気持ちがあるのかどうか、ご判断いただく。

 

どのようなお客様であっても、

上記のことは手を抜かずにしっかりと行いたいものです。

 

どこで建てるのかを選ぶのは、お客様。

お客様に選ばれるのにふさわしい人格を身に着けておきたいものです。

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【第2860回】 仕事をさせていただけるだけでありがたい

2018年10月29日 | 住宅コンサルタントとして

私自身、経営のことを本当に勉強したくて転職をしました。

 

今の仕事が本当にやりたかったので、

2回、面接で落とされても

合格するまで受け続けようと決めていましたから、

内定をいただいた時の嬉しさは、今でも覚えています。

 

そしてコンサルティング会社に入社をさせていただいたら、

全く仕事が無い日々が続いたので、

仕事をさせていただけるということのありがたみを今でも覚えています。

 

ですから、仕事がどれだけ立て込んでも、

この仕事をさせていただけていること、

そして仕事があることに、ありがたいという気持ちしかありません。

 

仕事に対して感謝の気持ちを持つこと。

仕事があることのありがたさを感じられること。

 

忙しいとついつい無くしがちになるケースもあるでしょうが、

商売で成功する方は、おそらく仕事に対してありがたいという気持ちを

持ち続けている方だと思います。

 

逆に仕事が多いとイライラする人、

仕事のありがたみを感じられない人は、

ちょっと損をされているなぁ、と個人的に感じてしまいます。

 

仕事が無いことほど、辛いことはありません。

 

仕事とは、お金をいただいて、しかも勉強させていただいて、

いろんな出会いがあって、自分が成長する機会をたくさんいただけるものです。

 

仕事をさせていただけるだけでありがたい。

その気持ちを持つことが出来ていますか?

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【第2859回】 人間関係の距離感

2018年10月28日 | 住宅コンサルタントとして

我が家は長男が家を出て一人暮らし。

次男も来年の3月には家を出ます。

 

長男は、自分の世界を持っていて、

中学に入る手前からあまり私たちにあまり自分のことを話してくれなくなりました。

 

そのスタンスは高2の後半まで続きました。

 

結構ツンツンして扱いづらかったですが、

その間、家内はほど良い距離感を持って接してくれていたようで、

高2の後半にタイにボランティアに行ってから劇的に変わり、

心を開いてくれるようになりました。

(ちなみに、私はほとんど家にいませんでした・・・)

 

今ではいろんなことを話してくれますし、

食事や買い物にも付き合ってくれます。

 

一方、次男は小さい頃からずっとそうなのですが、

その日に自分に起こったことを逐一、家内に話してくれるようで、

その関係は親と子というより、友達とか、彼氏彼女の関係に近いような感じ。

 

もう本当に仲が良いというか、私が入る隙が無いくらいです。

 

次男は学校でそのことを友人たちに話したところ、

 

「メッチャ仲ええやん!」

 

と言われたようで、ちょっとビックリした様子。

 

どの高校生の家庭でも、

今日1日あったことを親に話すのが当たり前で、

我が家の次男と家内の仲の良さが普通と思っていたようです。

 

我が家の家内は、子どもとの距離の取り方が本当に上手で、

子育てをほぼ丸投げしていたのにも関わらず、

我が家は本当に良い感じで子どもが育ってくれました。

 

子どもが年頃になった時、重要なのは距離感だと思います。

 

もちろん、この距離感の大切さは、

上司と部下、先輩と後輩にも当てはまります。

 

距離感の基本は、相手が求める距離感で接するということ。

 

子どもの気持ちを無視し、ゴリゴリと近づいてあれこれ言うと、

子どもはますます心を閉ざすようになるでしょう。

 

要は相手が良くなることが重要で、

そのためにこちらがほど良い距離を持って、

相手が受け入れるだけの余裕を持つようにしないと意味がありません。

 

人間関係の距離感の大切さ。

 

相手にとってほど良い距離で接することを意識できていますか?

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【第2858回】 農耕型営業ができているか?

2018年10月27日 | 住宅コンサルタントとして

私自身がもし、住宅営業をやったとしたら、

絶対に農耕型営業をおこなうことでしょう。

 

狩猟型の営業をやっていると、

基本的に大半の時間、お腹がペコペコになってしまい、

精神的に安定できなくなるような気がします。

 

それが嫌ですし、

何より最終的に判断されるのはお客様。

 

家を建てる、建てないを決めるのはお客様ですが、

今すぐに建てない多くのお客様と良好な関係を築いておき、

商談客が少ない時にお客様のストックの中から

商談できるお客様を発掘できる状況をつくっておきたいな、と思うのです。

 

獲物を探して、一気に仕留めるようなスタイルと

まだ芽が出ないけれど、水をやり、耕してある時期に収穫できるようになるスタイル。

 

人間と他の動物との違いは、

自分たちの食糧を自分たちでつくることができるかできないかの違いだと

個人的に思っておりますので、私なら、農耕型営業をしたいなと思います。

 

昨日、お伺いしていた住宅会社さんで、

非常に仕事ができる営業さんとお話をさせていただく中で、

久しぶりに「農耕型」という言葉を聞いて、ちょっと嬉しくなってしまいました。

 

私の友人でもある、日本一の住宅営業マンは、

例えば見学会の時には管理客を30組以上、動員されています。

 

もう引退されましたが、歴代ナンバー1だと私が思っている営業マン。

今もご縁があるクライアント様で働かれていましたが、

そのクライアント様の見学会で現場のサポートをさせていただいていた際、

 

「本日、当社の見学会にお越しいただいたきっかけは?」

 

と質問をすると、1日あたり10組以上のお客様が

 

「○○さんに行ってみたら。と言われたので・・・」

 

という回答ばかりかえってきました。

 

お客様と良好な関係を維持し、お客様を育てていく。

 

そのために必要なポイントは何か、分かりますか?

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【第2857回】 経営における一流とは・・・

2018年10月26日 | 住宅コンサルタントとして

人間、成功したり順調にいっている状態の時に、

今のやり方を変えることについて、抵抗しがちです。

 

例えば、ダイエットに成功し、体重が順調に減少しているのに、

 

「こういうやり方の方が良いよ!」

 

と勧められたら、そのやり方に素直に取り組むことは難しいでしょう。

 

企業経営でも同じで、現状成果が出ている会社が、

新しい取り組みをすることは、本当に難しいと個人的に思います。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

今年、本当に絶好調で、正直、私、結果について何も言うことが無いのです。

 

もう12年のお付き合いですが、

WEBマーケティングが不十分なので、

手を打ちましょうと提案し続けておりました。

 

しかしながら、WEBマーケティングへの対策を十分にやっていなくても、

実はそれ以外の部分で十二分に手を打っておられるので、

私の提案は実行されずにいました。

 

でも、私ももうこの仕事を13年やっております。

 

毎回、いろんなクライアント様での取り組みとその成果を報告し続け、

「こういうことをやっていきましょう!」という提案を言い続けておりました。

 

その結果、

今期、本当に絶好調なのにも関わらず、

 

「やっぱりやらなアカン!」

 

というご判断をいただくことに・・・。

 

今、まだ改革の真っ最中なのにもかかわらず、

私が提案したことにも取り組んでいただけることに・・・。

 

今年、過去最高の受注ペースなのにもかかわらず、

新たな提案を受け入れ、改革を決断する。

 

これって、本当にすごいことだと思います。

 

結果が出ていないのに、改革できない企業は二流。

結果が出ている中、改革できない企業は一流半。

結果が出ているのに、次の手を打てる企業は一流。

 

皆さんの会社が当てはまるのはどれですか?

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【第2856回】 ある一定の規模になると、営業マンの底上げだけで業績は上がらない

2018年10月25日 | 住宅コンサルタントとして

業績を継続して高めていくには、もちろん営業力の向上も必要です。

 

しかしながら、拠点が3拠点、5拠点、10拠点となっていくと、

営業マン個人の教育だけでは数字が上がっていきません。

 

また、お客様の支持を得られる新商品を出し続けても、

ある一定のレベルで成長は止まってしまいます。

 

商品力は業績を高める上で重要ですが、

商品力だけでは業績は上がらない。

 

住宅会社として成長していくために最も重要なのは、

どう考えても経営力です。

 

経営力とは、会社全体を俯瞰して見ながら、

改善すべきところにすぐ手を打って実行していくことです。

 

スタッフの採用や教育。

営業・設計・工事・コーディネーターの業務の効率化。

新商品の開発。

出店。

HPやSNSへの対策。

ブランディングのための各種施策。

資金調達。

社員さんのモチベーションや愛社精神のアップ。

 

などなど、挙げればキリがありませんが、

これらをタイムリーにやっていくことが経営力です。

 

年間18棟前後受注できる力がある会社があったとして、

そこで頭打ちの会社は、欠けているのは経営力です。

 

そういう状況なのに、

 

「自分たちが成長できないのは営業力不足だから・・・」

 

という問診をしてしまうのは、完全な医療ミスなのです。

 

住宅のFCやVCが行き詰るのは結局のところ、

本部が商品や集客のサポートしかできないからです。

 

最も重要なのは、経営的課題を解決するお手伝いをすることなんですけどね・・・。

 

業績が頭打ちの時、十分に分析をせず、

その原因を営業のせいにすることだけは避けたいものです。

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【第2855回】 時流に合った施策の結果

2018年10月24日 | 住宅コンサルタントとして

集客不足でいつもお困りだった、ある住宅会社のクライアント様。

 

私が自信を持ってオススメしている、

イケてるモデルハウスとじっくり打合せができるショールームをつくっていただき、

そこでwebとチラシを併用したマーケティングをおこなっていただいております。

 

結果、契約見込のお客様が9組、1カ月の間でできた、とのこと。

(1拠点、商圏人口20万程度のエリア)

 

集客も安定していくでしょうし、これから先、受注も安定していくことと思います。

 

総合展示場、完成見学会というビジネスモデルはほぼ、終焉を迎えつつあります。

 

今のお客様は、自分が行きたいと思った時に

見学・体感が可能なモデルハウスやショールームがない会社に足が遠のいています。

 

そしてテイストも、料理で言う懐石料理のような感じではなく、

ちょっと崩した感じのテイストを好む方が多い。

 

大手ハウスメーカーが総展のモデルハウスで展開しているデザインやディスプレイも

ちょっとピントが外れているケースが多いのです。

 

この辺りは非常にデリケートな部分なので、

繊細な感性を持っていないオッサンには分からないことでしょう。

 

そして圧倒的に変わってきているのが、お客様の情報収集のやり方。

 

家を建てる20代、30代の子育て世代の方が

どのような手法で住宅会社の情報を収集するのか?

 

ここを理解できている会社は、5%もいないことでしょう。

 

お客様の行動やニーズにあったビジネスを展開できているかどうかで、

結果は圧倒的に変わる時代。

 

皆さんの会社は、時流にあった展開ができていますか?

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【第2854回】 組織の空気を悪くする人がいると・・・

2018年10月23日 | 住宅コンサルタントとして

スタッフがある一定以上の組織になると、

経営者が気をつけなくてはならないのが、社内の空気。

 

より良い家をお客様にお引渡しをするために、

スタッフがお互いが協力しあって、仕事を進めていかなくてはなりません。

 

仕事は自分一人では何もできず、

自分の仕事を受けて次の工程を対応してくれるスタッフに引き継ぐもの。

 

駅伝のタスキをつないでいく感じです。

 

だから、次の工程の人にタスキを渡す際、

受け取りやすいように渡してあげることが理想です。

 

思いやりがある人ばかりで組織が構成されていると、

社内の空気は本当に良くなります。

 

しかしながら、

 

「自分はこんなに仕事をやっているからタスキを手渡すことは無理。

あなたが取りに来て!」

 

というように、自分中心で相手の立場に立って行動できない人がいると、

組織の空気は一気に悪くなります。

 

どれだけ仕事ができようが、組織の空気を悪く人がいると、

ある一定以上、組織は大きくなりません。

 

だから経営者は、組織を大きくしていこうと思うのであれば、

 

「協調性と思いやりが大事だ」

「後工程の人がやりやすいような仕事の依頼をしよう」

 

というような行動や考え方の基準をつくり、

それらを言い続けなくてはなりません。

 

こういうことが重要であるということを理解せず、

社会に出てしまっている人もたくさんいるのです。

 

仕事ができれば、何をやってもいい、なんていうのは、傲慢そのもの。

 

皆が気持ちよく仕事ができるような言動、立ち振る舞いができる人が一流です。

 

組織の空気を悪くする人になっていないか、

自分自身をチェックしたいものです。

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【第2853回】 新たな商品

2018年10月22日 | 住宅コンサルタントとして

これまでの弊社は、純粋なコンサルティングと

クライアント様に限定した視察ツアーなどをやっているのみでした。

 

一般的な住宅会社や建材店対象のセミナーは

もう何年もやっておりませんし、

講演の依頼はまず日程が合わないので断り続けていたら、

今や全くオファーが来ない(笑)。

 

ただ、コンサルティングだけでは、

ご縁を頂戴しているクライアント様の問題を

解決できない時代になってきたと実感しています。

 

というのは、何か新しいことにチャレンジしようにも、

それができるスタッフが社内にいなかったり、

社長自ら実務に追われ、時間を確保できなかったり・・・。

 

要するに、最新のノウハウや情報を提供させていただくだけでなく、

実行をサポートするところまで踏み込まなければならない企業様もいる、

という時代になってきたということです。

 

会計事務所がただ決算業務を請け負うだけでなく、

給与計算や請求書のチェック、支払い代行までやっているように、

これからのコンサルティング会社も変わっていかなくてはならない。

 

ということで、ちょっと試験的に新しいサービスをスタートしてみます。

 

住宅会社を経営していく上で重要なあることを弊社が代行したり、

建材店がこれからの時代、やらなくてはならないことを

弊社のビジネスパートナーさんと協働で取り組んだりしてみようかと・・・。

 

いろんな方とお話をさせていただく中で、

本当にビジネスのヒントは出てきます。

 

後は実行し、改善を繰り返すのみ。

 

時代の変化と共に、顧客のニーズも変わる。

そこに適応していくことが経営なのです。

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【第2852回】 社内での評判

2018年10月21日 | 住宅コンサルタントとして

組織で働く上で、長きに渡って成果を出し続けたいのであれば、

お客様からの評判を上げるだけでは足りません。

 

社内の、共に働くスタッフさんからも応援してもらえるような

仕事の進め方と人格を身に着けなくてはなりません。

 

残念な思考の営業マンは、お客様に対しては一所懸命になれるのですが、

社内のスタッフさんに対してはちょっと上から目線というか、

「お客様の都合」を盾に、社内のスタッフさんの気持ちや都合に敬意を払わないのです。

 

これだと社内のスタッフさんからは応援してもらえるようにはなりません。

 

私も20代半ばの頃、ちょうど営業マンとして結果が出始めた頃に

かなり勘違いをしていた時期がありました。

 

営業が受注を取ってこないと、会社の仕事は生まれない。

だから営業マンは偉いんだ、みたいな・・・。

 

でも20代の頃に中谷彰宏さんの本に出会って、

仕事が本当にできる人の考え方を知って、

自分の考えが一流のビジネスパーソンのそれでは無い、と気づき、

社内で自分の仕事を受けてやって下さる後工程の方に

感謝の気持ちを持って接するようになっていったと思います。

 

そこから、非常に社内のスタッフさんに協力をしてもらえるようになったと思います。

 

社内のスタッフさんから応援してもらえるようになるためには、

感謝の気持ちを持って接しているか、

そして謙虚かどうかが一つのポイントです。

 

そしてもう一つのポイントは、約束やルールを守ることです。

 

感謝の気持ちを持ってスタッフさんに接し、

そして約束やルールを守って言行一致していれば、

お客様からだけでなく、社内のスタッフさんからも応援していただける。

 

それでこそ、一流のビジネスパーソンなのです。

 

皆さんは社内のスタッフさんから、応援してもらっていますか?

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【第2851回】 会社をしっかりと説明できるか?

2018年10月20日 | 住宅コンサルタントとして

ここ最近、基本的なことをお伝えしまくっています。

 

というか、基本を徹底していただく、という意識が私自身、欠けておりました。

申し訳ありません。

 

住宅会社にとっての基本は何か?

 

それは商品の話をする前に、会社のことをお客様に理解していただくこと。

 

お客様は商品のことを聞きたい訳ですが、

お客様の要望に合わせ、いきなり商品の話をしていると、

結局のところ、価格の差しかお客様の頭に残らないことが多いのです。

 

商品の仕様や性能、構造や価格を伝える前に、

まず自社についてしっかりとご理解いただく必要があるのです。

 

お客様がそれほど聞きたいと思っていない、自社の説明。

 

そこをお客様がどうやったら聞きたくなるのか?

自社に関心を持っていただくのか?

そこを徹底的に磨いていくことをここ最近、お伝えさせていただいております。

 

この仕事をさせていただいた10年以上前に、

私自身、メチャメチャ強調してクライアント様に取り組んでいただいていたことを

再び強化してお伝えさせていただいております。

 

「あなたの会社を説明して下さい」とお願いすると、

会社の説明ではなく商品の説明をいつの間にかしている営業マンが多いのですが、

商品の前にまずは会社です。

 

会社の考え方。

大切にしていること。

その根拠。

他社との違い。

 

ここを分かっていただくことが営業マンの仕事。

他社との違いをつくるのが、経営側の仕事。

 

皆さんの会社は自社の説明がしっかりとできているでしょうか?

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【第2850回】 日頃からチャレンジしておかないと、いざという時に変われない

2018年10月19日 | 住宅コンサルタントとして

建築業界において、建築資材を販売している企業の大半が

非常に厳しい状況となっています。

 

住宅着工が減っていることに加え、

新築住宅を受注できる住宅会社が絞られているために、

その会社に納材するための価格競争も激化していることで

利益率も年々、下がっています。

 

メーカーや商社から商品を仕入れて、住宅会社の現場に納材する。

 

これだけでは、もう自分たちの会社を維持する利益を確保することが難しいのです。

 

だから新しいことにチャレンジしなければなりません。

 

工事力を高め、工事を受注したり、B2Cビジネスに挑戦しなければ、

もうやっていけなくなることははっきりしています。

 

一方、住宅会社も、

エンドユーザーが価値を感じることや情報収集手段がすごい勢いで変わっている中、

その変化に適応できていない会社が大半で、

そういう会社は業績が年々、下降しています。

(ローコスト系大手の大半、それから大手ハウスメーカー、FC本部、地場工務店などなど)

 

これまでのパターンが通用しなくなっていることは分かっているはずなのに、

なかなかこれまでのやり方を変えようとしない。

 

 

私、「変わらなければならない」ということを経営者が分かっている企業は、

すぐに変われると思っていました。

 

ところが、クライアント様の社長とお話をさせていただく中で、

 

「『変わらなければならない』」と分かっていても、

日頃からいろんなことにチャレンジする文化が無い企業だと、変われないんですよ」

 

ということを教えていただきました。

 

確かにそうですよね。

 

頭では分かっていても、下半身がついてこないと歩けないですよね。

 

それと同じように、

日頃からいろんなことを変えたり、

新しいことにチャレンジしていないと、

いざという時に変われないのです。

 

日頃から歩いていないと、ドンドン脚力が落ちていき、

足が出なくなるように・・・。

 

 

皆さんの会社は、日頃からしっかりと足を動かしているでしょうか?

 

変わらなければならない時に、すぐに動ける体質になっておかなければ、ですね。

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【第2849回】 週1冊の読書が、自分の未来を変える

2018年10月18日 | 住宅コンサルタントとして

クライアント様の若手スタッフさんに対して、

何だか自分の子どものような感覚を持つようになってきている鬼山です。

 

未来ある若いスタッフさん。

目がキラキラしていて、素直にこちらの話を聞こうとしてくれていると、

もう何でもして差し上げたくなってしまいます。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様の若手スタッフさんからも、

嬉しいことに質問をしていただき、もうオッサン、全力でお答えさせていただきました。

 

営業職として入社した1年目、2年目くらいまでは、

もうマニュアルトークを覚えることで精いっぱいになりがち。

 

だから商談の途中で、予期せぬリアクションをお客様にされると

フリーズしてしまうこともあるでしょう。

 

でも、それは普通のことで、私も社会人1年目、

北海道の士別市にある、ある工務店さんに

13時に大きな声であいさつしながら入っていくと、

お昼寝をされていた社長(パンチパーマのいかつい方でした)を起こしてしまい、

それ以来、その会社の社長の前では蛇ににらまれたカエルのようになってしまいました。

 

いや、ちょっと話がそれました。

 

このフリーズの原因も、商談そのものを楽しい雰囲気にできない原因も、

それを打破したければ、自分の知識量を上げていくしかありません。

 

いろんなタイプのお客様と楽しい話をするには、

こちらが圧倒的な情報をインプットしておかないとダメなのです。

 

10のレベルで楽しい雑談や会話をしようと思うのであれば、

100のレベルのインプット量がいるのです。

 

新人さんの商談が詰まりがちになる要因は、このインプット量が足りないだけ。

だから、知識、雑学をひたすらインプットすれば良いのです。

 

そのために、最低週に1冊の本を読む。

年間50冊の本を2年続け、100冊程度の情報が頭に入ると、

会話力は劇的に上がります。

 

すると、ビジネス上の商談でも、プライベートでのいろんな方との会話も、

非常にうまく進むようになって、今まで自分の周囲にはいなかったような方と

お友達になれたり、良好な関係を持てるようになります。

 

すなわち、週1冊の読書が自分の人生を変えてくれるのです。

 

みんな、忙しいのです。

それでも読んでいる人は読んでいます。

 

自分の人生を大きく変えるターニングポイント。

 

それは若い頃の読書だと思っています。

 

若い頃の読書量。

この量が質を決めるのです。

 

若い頃に質を高めた人が、30代、40代になった時に

大きく花開くことになるのです。

 

読書、してますか?

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【第2848回】 マーケティングセンスの磨き方

2018年10月17日 | 住宅コンサルタントとして

経営者やマーケティング担当者がマーケティングのセンスを磨く上で

とても効果がある(←と私が勝手に思っている)ことがあります。

 

それはクラウドファンディングのサイトを見まくることです。

 

クラウドファンディングの世界は、

ユーザーの方の支持をどれだけ集めているか、

数字がすべてを物語ってくれます。

 

有名芸能人がクラウドファンディングで大失敗したり、

無名の方が結構な額の資金を集めたり・・・。

 

どういうことに人は共感するのか?

どういう表現方法だと応援したくなるのか?

どんなリターンに人は惹きつけられるのか?

 

もう、今の人の心がこんなに勉強できるツールは無いような気がします。

 

そしてクラウドファンディングで最も日本で成功しているであろう方は、

そう、キングコングの西野さんです。

 

私も知らなかったのですが、吉本興業でクラウドファンディングのサービス、

「SILKHAT」を立ち上げたようですが、その中でただ今、ダントツなのが西野さん。

 

この西野さんのリターンなんか、メチャ勉強になります。

 

って、「クラウドファンディングって何?」って思った人、

しっかりと時代の流れについていきましょう。

 

アンテナを高く、時代の変化、人の変化についていきましょう。

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