セブンイレブンに加盟している東大阪市の店舗が
24時間営業したくともスタッフが集まらず、
24時間営業ができていないことで本部が契約違反だと指摘し、
FC契約の解除、並びに1700万円の違約金が発生する、
というニュースが流れています。
法的にはセブンイレブンの主張が正しいのでしょう。
この本部の判断を皆さんはどう思われましたか?
一方、回転鮨のスシローが2月5日、6日と
ほぼ全店にあたる500店舗で一斉休業を実施しました。
このスシローの決断を皆さんはどう感じましたか?
私、セブンイレブンが好き、というか、鈴木敏文会長が好きで、
コンビニでは圧倒的にセブンイレブンを支持していました。
でも今回のこのセブンイレブンの判断は、
人や加盟店オーナーへの思いやりに欠ける判断だな、
と感じてしまいます。
もちろん、この1件を認めれば、
同じように人材不足で困っている他のオーナーも
夜間営業を中止しようという動きになる可能性が高い。
だから本部として認める訳にはいかない、ということでしょうが、
世論は本部の決断を支持しないでしょう。
個人的には、セブンイレブンのファンだけに、残念です。
理論理屈やルールはもちろん大切。
でも、人の心はそれだけでは納得できないのも現実。
業界のリーディングカンパニーだからこそ、
寛大な決断も下せるのでは、と思っています。
この件がどのような決着を迎えるのか、個人的に注目していきたいと思います。
そして人不足は、コンビニや飲食店だけでなく、
住宅業界も深刻です。
働いてくれるスタッフさんだけでなく、
現場で仕事をやって下さる職人さん不足も不足していくでしょう。
ここの問題をどうやって解決していくのか?
特に職人さんの不足解消には、民だけでは難しいでしょう。
それでもできることはあるはず・・・。
「この会社で働きたい!」と思ってくれる方、
「この会社の仕事がしたい!」と職人さんが思ってくれる会社をつくること。
そして職人さんが減少しても回る家づくりを模索していかなくてはなりません。
やるべきこと、満載です。