「出来る限り手間をかけずに業務を回す」
「最短ルートで成功する」
など、効率的に仕事をしたい、結果を出したい人が
この仕事をさせていただいていると、
結構多いことに気づきます。
でも効率化ばかりを求めている企業や人ほど、
ビジネスでは成功していないし、
ファンも増えていないよな、と思います。
例えば住宅会社の場合、
営業事務スタッフさんとか広報担当の方とかは、
受注や設計・工事という業務を回していく上では、
必要でないかもしれません。
でも、自分たちの人となりを発信していく上で、
広報の業務は欠かせないですし、
いろんな資料をつくったり、お子さんの対応をする上で、
アシスタント的な女性スタッフは必須だと思っています。
手間と時間をかけなくてはならないことは、
商売をやっていると絶対にあって、
それができていないと、自分のことしか考えていない、
とお客様に見抜かれてしまうのです。
また、勉強なども同じで、
例えば英語を極めたい人が英語だけ学んでも、
豊かな比喩表現や相手をへの気遣いなど、
言語以外のことを学んでいないと
結局、語学力は活きてこないです。
設計を極めたいのであれば、
お客様と商談してお客様の困っていることやニーズも
自分なりに理解したり、
現場に足しげく通って、図面上のイメージが
実際にどういう形になるのかを見ることも重要です。
スティーブ・ジョブズは、
「Connecting the dots」という名言を残しましたが、
とにかくいろんなことを見聞きすることで、
それらの経験がいつかつながり、
物凄いアイデアになるのです。
非効率なことも積極的にやっていきましょう!