鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4459回】 自分の会社の良いところを探す

2023年03月16日 | 住宅コンサルタントとして

世の中、完璧な人、完璧な会社などありません。

 

人も会社も、ダメな部分を挙げよ、言われれば、

おそらく誰もが数多く指摘することができるでしょう。

 

その逆に、良いところを挙げよと言われたら、

指摘できる短所の数の半分も挙げることが

できないのではないでしょうか?

 

今、売れている営業マンに共通するのは、

商品を売っていない、ということです。

 

商品で差をつけることが難しい時代なのにも関わらず、

初期段階で商品の話しかできない営業マンは、

ぶっちゃけ底が浅く、本質を見抜けていないです。

 

商品は会社の家づくりの思想を形にしたものなので、

まずは会社の考え方、思想を

お客様にお伝えすることが非常に重要です。

 

私、最初に勤めさせていただいた会社の社長、

潮田健次郎さんの考え方が大好きでした。

 

特に、

 

「工務店様の繁栄無くして、販売店様の繁栄なし

販売店様の繁栄無くして、我が社の繁栄なし」

 

という考え方に猛烈に共感しておりました。

 

工務店様にたくさん受注をしていただいて、

販売店様にたくさん注文していただく。

 

我々の売上はその先にあるので、

まずはお客様の商売が繁盛するように、

会社全体でいろんな活動をしていく。

 

この考え方をお客様にお伝えし、

だから私自身、たくさん勉強して、

御社の商売繁盛につながるいろんな提案をします、

とお客様に宣言して、営業活動をやっておりました。

 

当時、こういう姿勢で営業活動をしている、

他メーカーの営業はいなかったこともあり、

私自身、たくさんのお客様に可愛がっていただき、

たくさんの注文をいただくことができました。

 

「こういう考え方のメーカーって、他にないと思います。

だから絶対に我が社とお付き合いしていただいた方が、

御社にとっても絶対にプラスになると思います。

 

もし、ご注文いただいたら、

これまで他メーカーの商品を施工してた大工さんが

最初、慣れないかもしれません。

 

なので私、大工さんが鳴れるまで、

頻繁に現場に行って、サポートさせていただきます。

 

だからまず1棟、お付き合いいただけませんか?」

 

というように、当社の方が安いだの、

そんな商品を売り込むことはせずに、

会社と自分の熱意を売り込んでおりました。

 

当時、私が勤めさせていただいていたメーカーも、

全ての面で完璧か、といわれれば、問題もありました。

 

でも、商売に対する考え方やお客様に対する考え方は、

本当に素晴らしかったので、その良い点をお客様にお伝えし、

たくさんの新規先を開拓できました。

 

会社の思想を売る。

 

皆さんはできていますか?

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【4458回】 皆に愛される会社をつくっていく

2023年03月15日 | 住宅コンサルタントとして

これまでいろんな住宅会社を見てきました。

 

個人的にひどいと思ったケースをまとめます。

 

【パターン1】

営業がプランをつくり、プラン確定を行い、

それを基に設計が実施図面を制作し、確認申請を行う、

という業務フローの会社。

 

営業がお客様とプラン確定した図面を見て

 

「こんなプランじゃ、確認申請通らないよ」

「本当にウチの営業、頭良くないし建築しらないよね」

 

と設計がまるで役所の役人のように非協力的で、

しかも上から目線で営業を見る会社。

 

【パターン2】

現場監督がとにかく会社に対して反抗的で、

会社が監督に対し、注意をしたら、

 

「だったら私、辞めます」

「着工中の現場のこと、知りませんよ」

 

と無責任発言をする始末。

 

【パターン3】

営業がとにかく権限を持っていて、

 

「俺たちが受注しなければ、

設計や監督の仕事は無いんだぞ!」

「お客様がこういう希望なんだから、

何とかこの間取りで確認を通す方法を考えろ!」

 

と設計さんや監督さんに感謝もなく、

勘違いしている言動を取っている会社。

 

 

こうしたタイプの人たちには、

個人的に「どこ見て仕事、してんねん!」

と思ってしまいます。

 

上記3パターンの会社のようになってしまう場合、

基本的には経営者のマネジメント力が無い、

ということに尽きます。

 

営業・設計・工事。

 

この3部門がお客様のために心を一つにして、

協力して良質な家をつくっていく。

 

これが基本姿勢なのですが、

それぞれの部署のトップに、

他部署への配慮や人間力に欠けた、

ただ仕事ができるだけの人を任命すると、

自部署の都合を優先し、

部署内の関係性が悪化し、

部署内がギスギスした雰囲気になってしまうのです。

 

住宅会社が設計や工事のトップに、

思いやりの心が欠けていたり、

自己顕示欲の強いタイプを任命してしまうと、

お客様の方を見ず、営業にも非協力的で、

役所のような感じになってしまうので、

経営者は注意が必要です。

 

「こんな厳しい時代に、頑張って契約を取ってきてくれる、

ウチの営業さんってすごいよね!

だから俺たちも営業さんに協力して、

可能な限りお客様や営業さんの要望を叶えてあげよう!」

 

とか、

 

「今、しんどいけど、営業が頑張って受注してきたから、

何とかみんなで乗り切って、工期に間に合わせよう!」

 

とお客様と営業に対し、協力的で献身的な設計や工事の部署をつくること。

 

そして設計や工事の部署の方たちに、

心から感謝をして接すると共に、

後工程の方たちが仕事をやりやすいように、

自分たちがやるべきことをやる営業。

 

こういう組織をつくることができれば、

確実に地域ナンバー1になれるのです。

 

そんな素晴らしい会社を作り上げたクライアント様が、

弊社にはありがたいことにいます。

(←私、何の貢献もしていません。

このクライアント様が自らそう進化していったのです)

 

弊社のクライアント様が皆、こういう会社になってもらいたい。

 

会社が大好き!

会社に来ることが楽しい!

この会社で働くことができて幸せ!

 

そんな気持ちで毎日、働くことができたら、

みんな幸せになると思うのです。

 

素晴らしいクライアント様のおかげで、

新しく目指すべきゴールが見えました。

 

本当に恵まれています。

感謝です。

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【4457回】 過去の悪い成功体験はとっとと忘れる

2023年03月14日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様の大半のクライアント様は、

2023年も業績が非常に良いのですが、

業績が芳しくない会社に共通するポイントは、

大きく分けて2パターンあります。

 

1点目は、会社内の雰囲気が良くないことです。

 

現場スタッフ同士の人間関係であったり、

部署間同士の関係であったり、

経営陣と現場スタッフの信頼関係が良くなく、

会社全体から良くない波動が出ている感じ。

 

2点目は、過去の成功体験が忘れられず、

時代が変わり、市場が変化したのにもかかわらず、

過去の勝ちパターンに固執し、

未だにその勝ちパターンに持ち込もうとしている、

ということ。

 

市場が変わるということは、

お客様が求めていることや価値を感じることが変わる、

ということ。

 

なのに、過去の成功パターンをゴリゴリ押し出している感じで、

それだとお客様はついてこないのですね。

 

これはビジネスでもお笑いの世界でもあることですが、

たまたま自分たちの扱っている商品や自分の持ちネタが、

時代にドンピシャで当たって、

実力以上に売れたりウケたりすることってありますよね?

 

お笑い芸人の世界だと、それで一気に露出が増え、

仕事が一気に増えるのですが、

実力が追い付いていないので、

自分の持ちネタが時代から外れていった瞬間に

一気に仕事が無くなるパターン。

 

それをお笑いの世界では、「一発屋芸人」と言いますが、

住宅業界でも、実力以上に売れてしまった商品の

成功体験を忘れられない経営者や営業マンがいるのです。

 

そこで本質を見抜けるビジネスパーソンは、

 

「自分たちの実力が足りなかった。

だからまずは地力を高めるために、

勉強したり、他社さんに学びに行かせてもらおう」

 

となるのですが、本質を見抜く感性が無い方は、

過去、当たったネタを何とか引っ張ろうとしたり、

次にヒットする一発芸を探したりする訳です。

 

ここで取るべき選択肢は、

自分たちの地力を高める、という一択なんですけどね。

 

過去の成功体験に、しがみついていないのか、

定期的にセルフチェックをしたいですね。

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【4456回】 商品がズレている場合、マーケティングやセールスが効果発揮しなくなる

2023年03月13日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事を18年、させていただいて、

本当に痛感しているのは、

商品が市場ニーズとズレている場合、

他にどんなことをやっても、

(TVCMやWEB広告に多額の予算を投入する、

とか、他社の優秀な営業マンを迎え入れるなど)

結果につながらない、ということ。

 

住宅業界で言う商品とは、

デザイン面、性能面、価格面、仕様面、間取り面のことで、

このいずれかが、市場ニーズからズレている場合、

マーケティングをどれだけ頑張っても、

営業力の底上げをしたとしても厳しいのです。

 

住宅業界は2020年から始まったウッドショック、

それからロシアのウクライナ侵攻により、

世界的に発生したインフレの影響を受け、

建築資材価格の高騰が続いています。

 

それでも、大体この性能・仕様だとこれくらいの価格、

という相場感は出来ているものです。

 

その相場感を大きく上回っている商品を扱っている場合、

途中まで商談は順調に進むものの、

最終的にお客様の頭の中にある金額と、

住宅会社が提示する金額のギャップが大きいと、

絶対に成約にはならないのです。

 

常に他社の価格にもアンテナを張って、

価格面であまりにも相場から乖離していないかを

定期的にチェックする必要があるのです。

 

また、仕様面や間取り面においても、

時代は常に変化しているので、

旬のポイントからズレないようにしなくてはなりません。

 

弊社のクライアント様の中にも、

昨年、モデルハウスの間取り変更を

お願いした住宅会社様がありますが、

今、家を建てるお客様が求めていることであったり、

お客様にストーリー立てて説明できるポイントが

モデルハウスの中に無ければ、

それはモデルハウスの基本的機能を

果たしていないことになります。

 

商品のズレをマーケティングやセールスでは挽回できないことを

経営者や事業責任者は理解する必要があるのです。

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【4455回】 生きてるだけで丸儲け

2023年03月12日 | 人として

昨日は3月11日。

 

12年前の今日、東日本大震災が発生しました。

 

未来ある子どもさんや

まだまだやりたいことがあった方たちの命が、

津波によってさらわれました。

 

3月11日が来る度に、

命があること、

好きな仕事をさせていただけていること、

家族皆が元気でいることなどが

本当にありがたすぎる、と心から思えます。

 

そして個人的には、明石家さんまさんの言葉、

 

「生きてるだけで丸儲け」

 

という言葉に対し、

 

「ホンマにそうやなぁ」

 

と共感するのです。

 

どれだけ一所懸命に取り組んでも、

どれだけ社員さんのことを考えて決定したことでも、

予想通りの結果につながらないこともあります。

 

手塩にかけて育てたスタッフさんが辞めると言ったり、

信頼していた方に裏切られたりすることもあるかもしれません。

 

それは本当につらいし、心身共に堪えます。

 

でも、命があるから、まだ巻き返せるのです。

 

もう一度、チャレンジだってできる。

 

命あることに感謝し、

自分ができることをやっていきたいと

改めて思いました。

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【4454回】 信頼関係

2023年03月11日 | 住宅コンサルタントとして

決定したことが確実に実行されるかどうか?

 

組織をつくっていく上で、非常に大切なことです。

 

会社に対する信頼が低いスタッフさんの割合が多いと、

決定したことが実行されないことが多発します。

 

問題が発覚し、その原因を分析し、

改善策を立てたとしても、

その改善策が実行されない。

 

結果、業績はドンドン悪化する。

 

決定したことが実行されない組織は、

手の付けようが無くなります。

 

そうならないように、常に組織内に、

決定したことを実行する空気感が必要となるのです。

 

そのために重要なことは、

上司が言行一致しているかどうか?

 

そして上司が部下から信じられているか?

 

そこに尽きます。

 

決定したことが実行されない組織に共通するのは、

上の立場の人間が部下から信頼されていない、ということ。

 

会社組織でも、もちろん家庭でも、それは同じ。

 

会社に対して信頼でき、

上司にも信頼できる会社やお店は、

決定したことが確実に実行されるので、

結果、業績は改善していくのです。

 

今の時代、何をやれば結果が出るのか、

という問いに対する答えは、

リテラシーが低い方以外、正解にたどり着けます。

 

だから正解を知っているかどうかは、大した問題ではない。

 

正解を実践していく上で、

決めたことが実行できる組織をつくれるか否か?

 

ここがポイントとなるのです。

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【4453回】 商品よりも、まずは会社を売ることができているか?

2023年03月10日 | 住宅コンサルタントとして

注文住宅年間200棟以上の会社で、

生産性やスタッフの愛社精神力が

ダントツ日本一なクライアント様。

 

そのクライアント様でおこなった営業研修で、

テーマとさせていただいたのが、

 

・会社

・自分

・商品

 

についての説明をして下さい、というもの。

 

これに関して、営業さん7名に発表してもらったのですが、

その回答に私、個人的に感動してしまいました。

 

というか、このクライアント様がもしライバル会社だったとしたら、

ぶっちゃけ勝てる気がしない、と感じました。

 

もちろん、お客様にはいろんなタイプの方がいますので、

自分が得することしか考えないタイプや

人情や熱意といったものに価値を感じないタイプの方は、

このクライアント様を選ばないかもしれませんが、

人間味溢れる、心があたたかいお客様は皆、

このクライアント様を選ぶであろう、という感じなのです。

 

そしてこの会社の営業さんですが、

商品や自分について売り込むことは無く、

皆、とにかく会社と自分以外のスタッフのことを

熱く語るのですね。

 

最高の仲間がいる会社で、

チーム一丸となってお客様のために、

良い家をつくってお引渡しをする、

ということができる会社なのです。

 

とにかく会社そのものと、

上司や設計・コーディネーター・監督の素晴らしさを

どの営業マンも語るのです。

 

更に広報チームと昼食を一緒にしたのですが、

 

「私、こんなに自分の会社にハマるとは思いませんでした」

「この会社のこと、大好きなんです」

 

という言葉が自然と口から出てくるのですね。

 

いやいや、こんな会社に勝てる訳ないでしょ、と

個人的に思います。

 

こういう会社をつくれたとしたら、

社員さんにとっても、お客様にとっても、

取引会社さんにとっても、

おそらく最高だと思うのですね。

 

この会社さんの視察クリニックは昨年、開催したのですが、

それはハード面を見学していただくことが中心だったのです。

 

この次、企画する際は、

各スタッフの愛社精神であったり、

役員さんや支店長の基本的な考え方について、

もう一度、弊社のクライアント様に学んでいただきたい、

と個人的に強く思っています。

 

社員さんが好きでたまらない会社をつくったら、

市場において無敵なのです。

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【4452回】 勉強会の雰囲気がドンドン良くなっていく

2023年03月09日 | 住宅コンサルタントとして

地元の建材店さん主催で、

地元工務店様に集まっていただいての勉強会。

 

2か月に1回、遠方から参加して下さるメンバーが多く、

貴重な時間を割いて毎回、皆さん皆勤なことに、

いつも心から感謝をしています。

 

事務局をやって下さっている建材店様にも、

本当に毎回、会場を押さえていただき、

準備や撤収作業をやっていただいて、

これまた本当に感謝をしています。

 

この勉強会がはじまって、おそらく今で4年目なのですが、

この勉強会の雰囲気が、スタートした2020年と比較して、

本当に良くなっていっているのです。

 

更に参加メンバーの皆様の表情とか姿勢とかも、

本当に良くなってきている感じがしていて、

こういう雰囲気の会社さんだと

ツキが上がってくるよなぁ、と感じています。

 

ここに参加しているメンバーの波動が、

メチャいい感じなのです。

 

そして昨年から参加された新規メンバーの方も

これまた毎回、雰囲気が良くなってきていて、

各メンバーの波動がメチャいい感じなのですね。

 

これだと、良いお客様が引き寄せられてくるので、

業績にもつながるだろうと思います。

 

ちょっと2日連続でスピリチュアルな感じになりましたが、

弊社のクライアント様で業績の良い会社に共通するのが、

とにかく会社全体からあふれ出ている雰囲気が

とにかく良いのです。

 

明るくて優しくてあたたかく、ポジティブな空気感が

良い波動であると個人的に認識していて、

この波動に良いお客様が気づき、

来場して下さるのだと思います。

 

良い波動を出すには、

良い波動を出している会社さんやビジネスパーソンに

自ら近づいていくことが最良の方法です。

 

皆さんの会社からは、良い波動が出ているでしょうか?

 

皆さん自身からは、良い波動が溢れ出ていますか?

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【4451回】 大好きな人に定期的に会いに行き、自分の波動を変えていく

2023年03月08日 | 住宅コンサルタントとして

私たち夫婦は、素敵な方が大好きで、

定期的に素敵な方に会いに行きます。

 

もう何年も前から、毎年必ず行っているのが、

佐賀の唐津の作家さんに会いに行くこと。

 

中里花子さん、土屋由起子さん、という

女性陶芸家さんの工房に直接、お伺いして、

作品を買わせていただきつつ、

お茶をご馳走していただきながら、

お話をさせていただく、

 

更に唐津のいろんな作家さんの作品を扱っておられる、

草伝社さんにも必ずお伺いさせていただき、

いろんなことを教えていただく。

 

お二人の陶芸作家さん、

全国で個展をされたり、セレブが読む雑誌に取り上げられたりと

非常に売れっ子さんなのですが、

本当に気さくでお人柄も素晴らしく、

毎年、必ずお会いしたくなります。

 

草伝社さんのオーナーは、

まるで僧侶さんのようなオーラで、

やさしく若い作家さんや私たちを

包み込んで下さっているような感じ。

 

やはり唐津に行った際は、

絶対にお会いしたい方なんです。

 

そして我が家の食器の大半は、

花子さんと由起子さんの器で、

私が自宅にいる際は、

その素晴らしい器で食事をしています。

 

そこからいろんなパワーをいただいていたり、

精神を浄化してもらっているような気がします。

 

また毎月、京都の東山吉寿さんという和食屋さんの

大将と女将さん、スタッフさんにも会いたくなりますし、

大丸京都店のアパレルの店員さんにも会いたくなります。

 

なので必ず行っています。

 

ただ単に好きだから会いたくなるのかな、

と思っていたのですが、

これ、おそらく私たちの波動がこの方たちと同じで、

引き寄せられているのかな、と

先日、ある動画を見ていて気付きました。

 

大好きな人とお会いしたり、

一緒に食事をしたり、

その方の作品に触れたり、

その方の言動を真似したりすることで、

自分の波動が変わっていく、

ということなんですね。

 

私、ありがたいことにずっとツイているのですが、

その理由が何となく分かりました。

 

とても素敵な方から良い波動をもらっているからなのです。

 

自分が魅かれる方って皆さんもおられると思います。

 

そういう方に定期的にお会いすることで、

自らの波動はドンドン良くなっていくのです。

 

人に会うことは大切。

 

リモートでは、それは難しいのです。

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【4450回】 明けても暮れてもお客様

2023年03月07日 | 住宅コンサルタントとして

資本主義における商売とは、

数あるライバルの中からお客様に

選んでいただけるかどうかを競うものです。

 

ただ中小企業は、

人材の数にも資本にも限りがあるので、

全てのお客様の全てのニーズに対応することは、

物理的に不可能となります。

 

ゆえに自社のお客様を絞らせていただいて、

その絞ったお客様のいろんなニーズに対応できるよう、

商品、サービス、価格、仕様、接客、マーケティングなどを

磨いていくことが欠かせません。

 

そして経営者や幹部は、

自分たちのメインターゲットとなるお客様になったつもりで、

自分たちの商品やサービス、価格、仕様、性能、

接客、マーケティング、スタッフの所作などを

定期的にチェックする必要があるでしょう。

 

自分たちのメインターゲットのお客様の目線で、

自分たちのいろんな部分をチェックし、

改善を継続することが、お客様志向そのものです。

 

それが「明けても暮れてもお客様のことを考える」ということです。

 

昨日、何社かのクライアント様HPをチェックしていたら、

これちょっとまずいよなぁ、と気づいたので、

すぐに修正の依頼をさせていただきました。

 

お客様の目線で自社のあらゆる部分を見直してみましょう。

 

きっと改善すべき点が山のように見つかりますが、

その改善こそが、企業としての成長につながります。

 

明けても暮れてもお客様。

 

皆さんの会社は、お客様志向を徹底できていますか?

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【4449回】 手を入れながら永く愛せるのがホンモノ

2023年03月06日 | 住宅コンサルタントとして

甥っ子とその奥さんとの食事の翌日、

大阪の阪急梅田本店に何年振りかに行きました。

 

大阪生まれ、大阪育ちの私ですが、

滋賀に居を構えて以降、

日頃のお買い物も食事も全て京都で済ませています。

 

売り場面積は大阪に比べ、大きくないのですが、

京都の個々のお店のセンスや店員さんの接客レベルがマジ高く、

心地良いお買い物ができるので、

わざわざ大阪まで出ない、という訳です。

 

甥っ子たちとの食事の約束があったからこそ、

久しぶりに大阪まで出たのですが、

阪急梅田本店の売り場、やっぱメチャ見やすいんですね。

 

マネキンさんの着こなしは、さすが大阪、という色遣いですが、

(原色を使った、派手なマネキンさんが結構ある)

入っているブランドも素敵で、売り場を視察しておりました。

 

そんな中、イギリスの革製品のブランドショップがあり、

家内と入りました。

 

2017年にイタリアのトリノで、そのブランドの靴を買ったのですが、

当時、家内の靴は490€(日本円で63700円)だったと記憶しています。

 

家内の靴と同じシリーズがあったので、値段を調べてみると、

何と今、190000円となっておりました。

 

あまりの価格の高騰具合に二人してびっくりしました。

 

その靴を毎年、家内はメンテナンスに出していて、

6年経過していますが、今もこれから先も全然履けそうです。

 

店員さんも家内の靴を見て、

 

「メンテ完璧ですね!大切に履いて下さりありがとうございます」

 

とおっしゃっていました。

 

本当に良い製品は、ホンモノの素材を使っていて、

メンテナンスを定期的におこなうと、

とても長い間、使うことができます。

 

それは靴も鞄も家も同じ。

 

ホンモノの木や漆喰、土、タイルなどでつくられた家は、

時間の経過と共に味わいが増してきます。

 

そしてメンテナンスを定期的に行うことで、

永く住み続けることも可能なのです。

 

天然の木だと、キズや凹みも味になりますし、

風合いも良い感じに変化します。

 

しかしながら、カラーフロアはキズはキズですし、

風合いの変化からは劣化しか感じられません。

 

ビニールクロスの剥がれであったり、

シート張りの建具のシート剥がれは残念な感じにしかなりません。

 

そうした家に愛情を持って住み続けることは難しく、

結果、メンテナンスをせずに解体して建て替える、

という選択となってしまうのですね。

 

地球環境にも良くないです。

 

ホンモノの製品。

ホンモノの家。

 

それらは手を入れながら、

永く愛着を持つことができるので、

結果としてとてもお得になるのです。

 

こういう価値観の方が増えていくと良いなぁ、と

個人的に思っています。

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【4448回】 パートナー選び

2023年03月05日 | 人として

これは全くの個人的意見ですが、

ビジネスパーソンにとって、

どんな方にパートナーになっていただくか、

ということが、非常に重要だと思っています。

 

仕事で結果を出したいのであれば、

脇目も振らずに仕事に打ち込まなくてはならない時期がきます。

 

それは永遠では無く、数年のことなのですが、

その時に、自分をサポートしてくれる方が、

個人的には良いかなぁ、と思っています。

 

パートナーにするのであれば、

絶対にテイカー(いつも何かを求め続ける人)ではなく、

ギバー(人に与えるのが好きな人)の方が、

幸せな家庭を築けると思っています。

 

パートナーや子ども、親など、

自分以外の方に対しギバーでなければ、

結婚後にさまざまな問題が確実に出るからです。

 

今年の正月に親族で集まった時、

甥っ子が籍を入れたパートナーを連れてきたのですが、

その子が本当に良い子で、メチャ気がつくし愛想も良い、

典型的なギバーっぽかったので、

その時に私たち夫婦で食事にお誘いし、

昨日、4人で食事をしてきました。

 

食事をしながら、いろんなことを話したのですが、

今どき、こんな子がいるのか、という驚きと、

昨日も本当に受け答えが可愛くて、

 

「最高のパートナーにお嫁さんになってもらったね」

 

と夫婦揃ってとても嬉しい気持ちになっていました。

 

甥っ子本人も30歳目前の中、

いろんなことを考えているようですが、

自分の人生なので自分で決めなければなりません。

 

自分自身が30歳前後にどんなことを考え、

どう行動したのか、ということは、

参考になれば、と思い、伝えさせていただきましたが、

ここから彼がどのように考え、どう決断していくのか、

個人的に見守っていきたいと思います。

 

我が家の長男は今年24歳、次男は22歳。

 

どんなパートナーを連れてきてくれるのか、

個人的に楽しみにしています。

 

家内が典型的なギバーですから、

そういう方を連れてきて欲しいと思っています。

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【4447回】 社員さんの定着率が上がる業界にしたい

2023年03月04日 | 住宅コンサルタントとして

ここ最近、個人的に思っているのは、

もう数を追う時代ではない、ということ。

 

人口減るし、

20代後半から40代の家を建てる世代の数も減るので、

着工数は確実に減っていきます。

 

そういう環境下では、

棟数の追求よりももっと大切なことがある、

と個人的に感じるようになりました。

(ただしこれは、年間棟数が100棟以上の場合であって、

年間数棟なのに数を追うのに意味がない、ということではない。

エリアシェアを5%以上、取った会社さんが言っていい話です)

 

住宅業界は、まだまだ改善すべき問題が多々あり、

業界全体のレベルを高め、労働環境を整える必要がある。

 

そうしなければ、若い方の定着率も上がっていかないし、

疲弊するスタッフさんも減っていかないと感じています。

 

まずやるべきこととして、

会社として何を目指すのかを明確にする。

 

基本はお客様満足度の追求と

従業員満足の追求だと思います。

 

従業員満足を追求する際に重要なのは、

毎日の労働時間が長くなり過ぎないことと

休日も確保できるようにすること。

 

そのためには、自社が定めた基準よりも細かくて

クレーマー体質のお客様からは受注しない、

ということであったり、

段取りが良くない協力業者さんに依頼しないであったり、

DX化を推進し、業務の効率化を図るなど、

やるべきことは山積みです。

 

ただ、これらを重視しすぎるあまり、

集客や契約が順調でなくなってくると、

これまた理想を実現できなくなるので、

そのバランスを経営者や事業責任者は

撮り続けなくてはならないのですが・・・。

 

スタッフさんのレベルが低いと、

労働環境を改善する、という方針を

出した瞬間から勘違いをし、

労働時間が短くなって、自分たちの給料が下がらない、

という思い込みをする方もいますので、注意が必要です。

 

生産性を向上させるために、

スタッフ全員能力を高めるために努力し、

かつ業務効率化を推進する中で、

受注棟数や売上高を下げずに労働時間を短縮し、

結果、皆さんの給料は維持できる、ということを

レベルが低いスタッフさんには理解させる必要があるでしょう。

 

また営業マンの教育も非常に重要で、

とにかくどんなお客様でも受注しまくって、

自分たちの消化量よりも契約数が多くなりすぎると、

結局、設計さんやコーディネーターさんの業務がパンクする、

というようなことにつながるので、

全体のマネジメントが本当に重要になってくるのです。

 

建築資材の高騰により、

ある一定の年収以上の方しか

持ち家を持てない時代となりました。

 

1棟あたりの単価は上がっているので、

棟数が伸びなくても売上維持は可能です。

 

こういう時に業務改善をしたり、新しいシステムを導入するなどして、

自社の生産性を高め、労働環境を良くして、

働き甲斐ある会社をつくっていきたいものです。

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【4446回】 自分たちのこだわりより、お客様が何に価値を感じるかが大事

2023年03月03日 | 住宅コンサルタントとして

お客様に価値を感じていただけるか?

 

お客様が自社に好感を持って下さるか?

 

商売の成否は全てお客様がお決めになります。

 

自分たちがやりたいこと、

自分たちが貫きたいスタイルが、

お客様に価値を価値を感じていただけるか?

お客様が好感を持って下さるか?

 

もし、自分たちが同業他社と比較して、

うまくいっていないのであれば、

お客様に選んでいただけていない、ということです。

 

なので、自分たちが変わらなくてはならない、

という現実を結果が教えてくれているのです。

 

私自身、このことを昔から思っているので、

自分自身、結果が出ない時は、

自分のいろんな部分を変えてきました。

 

自分のこだわりなんてどうでも良い。

 

もちろん、道義的に正しく、法的にも正しいこと、

という領域の中でやるべきことを決めておりますが、

それ以外の点でこだわりは、全然なかったです。

 

結果、自分のコンサルティングのスタイルであったり、

いろんな方との出会いが発生するようなしくみであったりを

自分なりに変えてきて、今があります。

 

弊社のクライアント様の中でも、

力のあるクライアント様は、

不振が続いた時に本当に劇的にいろんな部分を変えます。

 

結果、今年に入って業績は絶好調なのです。

 

市場のお客様の反応を

マーケティング担当者や経営者は

細心の注意を払って感じ、変えるべき点は変えていく。

 

目の前のお客様の反応を

営業マンは細心の注意を払って感じ、

改善すべき点をスピードを上げて変えていく。

 

それが日常業務なのです。

 

その基本を理解できず、

 

「なんかお客様が来ないな~」

「なんか最近、契約決まらないな~」

 

という感覚を持っているビジネスパーソンは、

完全に平和ボケしています。

 

結果が出ないのは、全て自分たちに原因があるのです。

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【4445回】 ツイている状態がずっと続いている

2023年03月02日 | 住宅コンサルタントとして

自分で言うのも何ですが、

私自身、ツイている状態が

何十年と続いています。

 

仕事の面でもプライベートの面でも、

ありがたいことに、本当にツイているのです。

 

人として本当に素晴らしく尊敬できるクライアント様や、

心からこの方たちのお役に立てれば、と思えるクライアント様と

ご縁を頂戴できているので、仕事は毎日楽しい。

 

ガチで「趣味:仕事」と言える状態が18年、続いています。

 

毎日、楽しく仕事をさせていただけて、

しかもクライアント様にありがとうと言っていただける。

 

何てありがたいことなんだ、といつも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

更に年間300日程度、全国あちこち移動していますが、

台風が来ようが、大雪が降ろうが、

相変わらずクライアント様のところにはたどり着ける、

という幸運が続いていて、

これは絶対に仕事の神様に守っていただいている、

と思っています。

 

本当にありがたく、感謝しております。

 

そしてプライベートでも、

昨年、娘の杏さん(←ワンコ)が旅立ったことが辛かったですが、

でも本当にたくさんの癒しを私たちに与えてくれ、

たまらなく幸せな時間を過ごせたことに感謝の気持ちしか無く、

今は新しい娘2人をお迎えし、2人が可愛らしく、

かつ杏さんにも本当に感謝の気持ちを夫婦揃って持てています。

 

子ども達は自分でやりたいことを見つけ、

その実現のために自分でコツコツと努力できるので、

それを夫婦揃ってあたたかく見守りつつ、

子ども達にも感謝の気持ちを持てています。

 

相変わらず私は仕事しかしないのですが、

家内は家族みんなを支えてくれていて、

私が仕事に全集中できる環境をつくってくれているので、

これも本当にありがたい。

 

定期的にお世話になっている、

京都のレストランのオーナーさんやスタッフさんも

いつも素晴らしいお料理と接客をして下さって、

たくさんのことを学ばせていただいております。

本当に感謝です。

 

っていう感じで、日々いろんなことに感謝しながら

仕事をさせていただいているのですが、

こうした気持ちが心の底から湧いてくることが、

小林正観さんがおっしゃっている、

 

「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言わない」

 

ということにつながっているのかな、と思います。

 

斎藤一人さんは、天国言葉として

 

「ありがとう・感謝してます・ツイてますetc」

 

と定義されていますが、

そういう言葉が自然と口から出ているのかもしれません。

 

いずれにしても、

斎藤一人さん、小林正観さんの本を読ませていただき、

その本に書かれていたことを自分なりに意識して、

日々努力するようになってから、

ツキが劇的に上がったなぁ、と

感じております。

 

日々の何気ないことにも

感謝の気持ちを持つことができているでしょうか?

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