歌人・辰巳泰子の公式ブログ

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続 負けないで

2012-05-24 08:14:27 | 日常
前記事からの、続きです。

いじめの定義は、2006年、文部科学省において、加害行為の有無でなく、被害者の苦痛にあると、改められています。

被告である公的機関の、「自殺するほどの加害行為ではなかった」との主張は、行政指導を受けたほうがいいほどの、蒙昧さです。

いじめは、なくならないと、道理のようにいう人とてあります。
しかし、なくならないから横行していいことではないし、被害者が、泣き寝入り、自殺し、遺族が、あきらめることでもないのです。

たしかに、価値観や環境の違う人と人の世間において、いじめは、どうしようもなく発生してしまうものでしょう。

いったん、いじめの状況になってしまったら、上位者の介入なしに、解決しません。
このことを、わたしたちは、知るべきです。

大事なことは、解決する手立てを、上位者(子供の世間なら、大人)が、講じることではないですか。後手になるとしても、真相を明らかにするために、尽力すべきなのです。
コメント (1)
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