この度、九州地方を襲った豪雨災害により被害を受けられた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
一日も早くこれまでの日常を取り戻されることをお祈り申し上げます。
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コロナ禍で自粛期間が開けても続けている習慣「近所の散策」を本日はご紹介します。
いつもとは別の道を通ったり、普段は足早に通り過ぎる場所をのんびり歩いたりするだけで、新しい発見があります
季節の花々や虫、鳥に出会えるのも散策の楽しみの一つです
今、博物館が位置する石炭記念公園内には「ネジバナ」が咲いています。
何を隠そう、今年この花の存在を知ったのですが、植物に詳しい職員に話したところ、
ラン科の植物であることや右巻きと左巻きがあることなどを教えてもらい、
改めて調べてみて、奥深い花だな・・・と感心し、興味を持っています
今回私が石炭記念公園で見つけたネジバナは、右巻きが多かった印象ですが、
皆さんの周りのネジバナはどちらの巻きが多いでしょうか。
地域等で傾向があるのでしょうか。
「ラン科の植物」であると聞いてよく観察してみると、
ネジバナも有名な胡蝶蘭などと同様、花びらの形状が複雑で、それを見ると確かに。と納得です
「ラン」と聞くととても豪華な花で、家の中等で大切に育てなければいけないイメージがありますが、
公園の芝生に生息している身近な「ラン」も、知って楽しんでいただきたいです
おまけ
ネジバナを撮影しに行った芝生には、シロツメクサも沢山生育していて、四つ葉のクローバーを二つ見つけました
摘み取っていませんので、この写真を手掛かりに見つけるも良し、別の場所で探してみるのも良いかと思います
まだまだ大変な時期ですが、皆さまが少しでも平穏な日々が送れますように
これからの時期の散策は、水分・塩分補給をしっかりして、安全第一で楽しみましょう
そして、石炭記念公園を散策いただいた後は、ぜひ当館にもお立ち寄りください。