修験道の霊山、英彦山に春の訪れを伝える「英彦山神宮の神幸祭」へ行ってきました
豊穣を祈念して英彦山権現を移した御神輿(3基)が、宿坊や石段の門前参道を二日(例年4月第2週の土曜日と日曜日)にわたって往来します
英彦山神宮の神幸祭で奉納される獅子舞の獅子頭は、田川地域で使用されている他のものと比べとても大きいです30キロ以上は優にあるかと思われます
また、古来は太鼓や笛による楽打ちが行われていたようですが、現在は無音の中で舞われるところが大変興味深いです
こちらはYouTubeでもご覧いただけますので、ご興味のある方は検索してみてください。
昨年お下りを見に行ったので、今回はお上りを見に行ったのですが、
奉幣殿前で奉納される「三度がえり」という舞をようやく見ることが叶いました
獅子舞の最後に、雌獅子が石鳥居の石段へ駆け、下宮の方に向かって口を開きます。「ごろにゃー」と言っているようでなんともかわいかったです
そういえば、神幸祭の時は、御神輿が往来するため、参道の手すりが取り外されています。
上り下りは少し大変ですが、なかなか見られない景色です
今年は桜の時期が少し早かったので、花はあまり残っていませんでしたが、新緑の中、とても気持ちの良い調査になりました(明日以降は、筋肉痛に悶えている可能性が高いですが・・・
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英彦山神宮の神幸祭を皮切りに、今川・彦山川・金辺川・中元寺川の流れに沿って、5月の春日神社の神幸祭まで田川地域各地で神幸祭が開催されるので、賑やかな時間が流れます
近年は新型コロナウィルス感染症感染拡大の影響で中止されていたので、「今年こそは」と、それぞれの地区の皆さんが協力して、安全安心な開催のためにご尽力くださっています
田川市内でも4月末から順次開催予定ですので、今からとても楽しみです
参加される方は勿論、見学される方も、水分(塩分)補給をお忘れなく