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久々にクリスマスローズ

2009-09-25 | Helleborus(クリスマスローズ)
暑くなったり寒くなったり、おまけにインフルエンザが流行ってますね。
前回の記事で大変ご心配をおかけしましてメールまでいただきありがとうございます。
まだ結果は不明ですが(病院の予約がいっぱいで)お返事いたしますので暫くお待ちくださいね。


さて、暑さも和らぎクリスマスローズ達も新芽を展開してきました。
今回、通常発芽の比較栽培をしていますが、やはり成長の差は歴然でした。
今春発芽(同時期)のものです。

3号ロングと4号ロング、同じまたは似た交配内容です(ダーク系)
用土とポットの大きさが違います。


手前が3号、奥が4号です。


こんなに成長が違います。管理は同じです。


用土の内容はまだ内緒ですが…
どうも発芽初期からポットの大きさに左右される気がしてなりません。
小さい苗は、大きいポットだと根腐れしやすいからと小さいポットに植えることが通説となっています。
しかし、この現実を目の当たりにして果たして本当にそうなのか、疑問符がつきます。

このことは発芽当初から感じていたのですが、9cmポットや7.5cmポットで発芽させたものと12cm(4号)で発芽させたものでは明らかに初期段階から違っていました。
どういうことかというと、発芽する際、まず直根が伸びますよね?
この長さが大きいポットのほうが長く(ポットが深いから当たり前か)小さいポットでは短い。
長く伸ばせるほどその後の成長に差が出ているのではないか?と思います。

補足:どういうことかというと。。。の後の文章がおかしいですね^^;

つまり小さいポットで発芽させたものより4号ポットで発芽させて本葉1枚の状態までそのまま置いておくと、苗の大きさに差が出るということです。
なので最初から大きめの4号ポットに播いたほうがよいのではないか?ということです

それから発芽して双葉状態~本葉1枚の状態でポットに移植するのですが、やはり根が伸びるスペースの大きいほど、その後の成長に差が出るのではないかと思います。
つまり最初から4号ポットに植えた方がいいのではないかと個人的には思いました。このまま開花まで植えかえないで様子見ます。

しかし、定説では小さい苗は小さいポットに植え成長に応じて鉢増しする。
最初から大きいポットに植えると根腐れするというようにクリスマスローズのサイトなどを見ると書いてあります。
昨年、このことに触れましたが(必ずしも小さい鉢で育てる必要があるのか?)やはり思った通りの結果となりました。
2008/11/26の記事です。


Q:何故根腐れするのでしょうか?
A:答えは簡単です。まだ用土が湿っているのに水やりするからです。大きいポットだろうが小さいポットだろうが湿ってるのに水やりしてたらいずれも根腐れするでしょう?
大きいポットだと根腐れしやすいというのは、それだけ植物に対し水分供給過剰になると受け止められているようですが、その分、水やりの回数を減らせばいいだけです。

Q:じゃあ、梅雨時期は?
A:軒下など雨に当たらない場所にに置けばいいんです。

Q:沢山あって軒下に移動できない!
A:心配なら雨よけのネットでも張ればいいと思います。

Q:ネットを張るスペースがない。
A:じゃあ、諦めましょう。でも実際、外に地植えされている植物って梅雨で数日雨が降り続いたからと言って枯れますかね??根腐れするのでしょうかね?
因みにうちでは雨よけはしていませんよ。

Q:でもうちのは鉢植えで雨に当てて根腐れしたのよ!
A:それはきっと用土が悪いからじゃないでしょうか。一般に地植えの植物は鉢と違って水分が外へ逃げる、その場に停滞しないから根腐れしないのだと思います。
鉢ではそこらへんも勘案して用土を配合すればいいんです。
鉢という狭いスペースなのですから、逆に水分が停滞しないようにできるのも鉢栽培ならではですね。

水やりに関しては後日記載しますね。


庭で咲いている植物たち


クレマチス アルテルナータ

産毛が生えた原種のベル型クレマ。開花直後を撮影しようと思ったら開いてた^^;



変わった色のテキセンシス?(購入時のネーミングがテキセンシスM。でもテキセンシス系って感じしませんよね~??)オレンジレッド+茶色?



ERパットオースチンはやっぱり素敵な色


ERザ シェパーデス


ブーケジャルダン


エキナセア


カメバヒキオコシ


ラージカラミンサ


ロシアンセージ


コバルトセージ


何セージか忘れた…(メールいただき、これはサルビア アズレアだそうです)


シモバシラ


タツナミソウ


ゲラニウム


クサアジサイ


水やり

2009-09-25 | 雑記
Q:真夏の昼間は水やりすると根が煮えてしまうから水やりできない。
A:じゃあ真夏の突然の雨で植物の根は煮えてしまうのでしょうか?晴れていたのに突然の豪雨。そしてまた晴れ。根が煮えてしまうなら植物は存在できないと思うのですが??
因みに私はじゃんじゃん水やりしてますよ。

Q:だってそうサイトや本に書いてある。
A:なんででしょうね?上記の通り根が煮えるなら植物は存在できないことになりますね。おかしいですね。

Q:じゃあ真夏の昼間に水やりして何故枯れないの?
A:それは水やりの方法によります。サイトや本などでは真夏の昼間ではなく夕方気温が下がってからの水やりを推奨しています。根が煮えるからということですが…
しかし朝もしくは前日の夕方に水やりをして昼間に萎れてしまうほど水切れを起こすことがあります。このような場合、夕方まで放っておくと植物によっては深刻なダメージを負う場合があります。
そんな場合でも根が煮えることを心配して水やりを控えるのですか?
植物によっては煮えるどころか脱水で枯れますよ?
特に葉が薄くて根も細く貯水できない植物は。
そういう場合の水やりは鉢底から水が流れるまで待ち、更に3~4回たっぷりと繰り返し水やりをすればいいです。
そうすることで鉢内の温度も下がります。
中途半端な水やりではだめです。また鉢が大きいほど効果は絶大です。
何故か…去年記事に書きましたが
・狭い環境(鉢が小さい)ほど外気温の影響を受けやすい。
・広い環境(鉢が大きい)ほど外気温の影響を受けにくい。
大きい鉢ほど一旦冷えると急激に鉢内温度が上がりません。
あと鉢に直射日光が当たらないようにするとベストです。