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コロナウイルス対策

2020-03-12 | 医療
バラの無農薬について書こうと思いましたが、まずは新型コロナウイルスに有用かもしれない事を書きます。
新型コロナウイルスに感染すると、多臓器不全等で亡くなる方がいるようです。
なぜ多臓器不全が起こるのかというと、ウイルス感染によってサイトカインストームが起こるからだとされています。
サイトカインストームとは、ウイルスに感染したことによって、免疫が過剰に反応し全身に炎症(炎症性サイトカイン)が及ぶということです。
そのためにおそらく、ステロイドで炎症を抑えるという治療が行われているのだと思います。
しかしステロイドは免疫を抑制するので、免疫が抑制されると再発の可能性があると思います。

このサイトカインを抑制できれば、重症化しない可能性があります。
中国では既にサイトカインストームの予防と治療にビタミンCが使われているそうです。
その量とは体重1kgあたり100mg〜200mgを静脈内注射するというものです。(別の記事では24g)
しかし私はこの方法には危険が伴うと考えます。
理由としては、ビタミンCは確かにコルチゾールの原料となり、体内グルタチオンを増やすけれども
大量に静注した場合、逆にステロイドであるコルチゾールを抑制する可能性がある、ということです。
ビタミンCはコルチゾールの原料にもなるけれども、大量の場合はコルチゾールを抑制する効能があるからです。
コルチゾールが抑制されるということは、副腎疲労、炎症の悪化という可能性があります。

次にグルタチオンは、炎症性サイトカインを抑制します。
難病、がん、糖尿病などの疾患の方は体内のグルタチオンが少ないと言われています。
だからもしかすると、そういった疾患のある方が重症化するのは、グルタチオンが足りないという可能性もあります。
また難病はグルタチオンが減少、枯渇すると発症する可能性が指摘されています。
例えば有名な話としてはパーキンソン病の方にグルタチオンを静注すると改善することが知られています。
また老化とともにグルタチオン濃度は低下していきます。グルタチオン低下が老化する原因の一つとも言われています。
先にも書きましたが、がん患者のがんにはグルタチオンが集まってくるので、わざとグルタチオンを枯渇させて
抗がん剤を使うという方法があるそうです。
がんを治そうとして体内のグルタチオンががんに集まってくるのでしょう。
グルタチオン濃度が高いと抗がん剤が効きにくいのだそうです。
それから飲酒でもグルタチオンが不足します。グルタチオンは肝臓に集まります。
余談ですが、喫煙でグルタチオンは減らないそうです。
グルタチオンは抗酸化物質で、救急では急性アルコール中毒や重金属中毒、自家中毒等で使われています。
細胞を正常化、修復、がん予防、美容業界では美白にも使われています。
また、筋力低下防止にもなります。含硫アミノ酸であるグルタチオンは筋肉が溶ける、低下を防ぎます。
肝機能も改善しますし、サイトカイン(炎症)を抑制します。

実は去年、夫と長男がインフルエンザに感染したのですが、手持ちのアセトアミノフェンも効かず、39.6度の熱が出たのでリポソームグルタチオンを飲ませたところ2時間後に36.6度まで低下しました。
その数時間後に再び39.3度になり、リポソームグルタチオン(750mg)を飲ませたところ、36.7度まで低下。この繰り返しを何度も確認し治りました。
グルタチオンがインフルエンザの発熱に効いたと言わざるをえません。
インフルエンザウイルスの感染によってコロナウイルスと規模は違いますが、サイトカインストームが起こり
それをグルタチオンが抑制した、抑制効果があった、と言えると思います。
その後調べたところ、実際にそのようなエビデンスはあるようです。
未曾有のパンデミックでエビデンスを待っていたら手遅れになるという話もありますが。

残念なことに、日本ではグルタチオンは販売されていません。なぜなら医薬品扱いだからです。
グルタチオンはトリペプチド(グルタミン酸、グリシン、システインが合体したもの)です。
iHerb等で輸入するしか手段がありません。私はコロナウイルスの一報を聞いてから
リポゾームグルタチオンを備蓄してきましたが、先日とうとう販売中止、売切れ状態となってしまいました。
既に免疫に効くと言われる高容量ビタミンDも売り切れてしまいました。
日本人は何かあったらすぐに病院で薬をもらっていますが、海外ではまず予防で病院へは気軽に行きませんから
サプリメントも売り切れてしまうのでしょう。
現時点で、iHerbでリポソームグルタチオンの在庫はありませんが、還元型グルタチオンの在庫はあります。
リポゾームより効果は劣ると言われますが、私の体感では同じくらいです。
私はここ2年以上、還元型グルタチオンをメインに飲んでいます。
その場合、体内で有効活用できるようにビタミンCとトコフェロールd-アルファ(ビタミンE)を一緒に飲んでいます。
ビタミンCとEが還元型グルタチオンをリサイクルします。
またグルタチオンはキレート作用(解毒、排出)があるので、ミネラル類を排出してしまいます。
そのため、例えば朝ミネラル類を摂取したら、時間をあけてグルタチオンを摂取しないといけません。

それからウイルス感染で重要なこととして、ビタミンAがまず挙げられます。
麻疹は体内のビタミンAが少ないと重症化することは知られています。
アフリカではビタミンA不足で毎年何万人も亡くなっています。
ビタミンAは粘膜や皮膚を強くします。つまりビタミンAが足りない状態ではウイルスが侵入しやすくなり感染しやすくなるということです。
がんにもかかりやすくなるでしょう。がんははじめは上皮内新生物、つまり粘膜層からがん化するわけですが
ビタミンAが不足すれば当然その確率が高まると思われます。
日本人は絶対的ビタミンA(レチノール)不足であると思います。そのために病気が多い可能性もあります。
うなぎ、レバー、バターを週1回以上常用していなければほぼビタミンA不足でしょう。
野菜に含まれるベータカロチンは20%しかレチノールに変換されません。これではビタミンAが足りません。
ビタミンAというのは重要で肝臓は500000IU貯蔵します。それほど重要なビタミンです。
しかし、ネットでビタミンAを調べると過剰症についての記載ばかりが目につきます。
このため、おそらくビタミンやミネラルをサプリメントで摂取している方も、ビタミンAを避けているのではないでしょうか。
手にできるイボなども、ビタミンA不足の可能性があります。
ビタミンAというのは非常に重要な役割を果たしています。
まず粘膜ですが肺も粘膜、皮膚の一種です。歯のエナメル質。内臓(子宮などはもっとも影響を受けるでしょう。子宮疾患)
粘膜ですから肺の疾患、胃(胃潰瘍、胃炎、逆流性食道炎など)
それから目、脳。特に海馬。更には副腎。ビタミンA不足だと脳下垂体前葉萎縮、副腎肥大となります。
すると内分泌系にも異常が出るでしょう。例えば甲状腺の異常(バセドウ病)や高血圧(副腎の肥大によりアルドステロン等の異常分泌)になる可能性もあります。
更には記憶力が低下したり様々な影響が出ると思います。
ビタミンAは天然レチノールでないと副作用が出やすいということです。天然レチノールはあまり問題にならないと思います。
なぜか?例えば焼き鳥のレバーを食べるとします。好きで3本食べました。さてビタミンAをどれくらい摂取したと思いますか?
約14000IUです。1日の摂取基準を大幅に上回ります(1日上限2700IU)でも何も起こりませんよね。
私は天然レチノールのサプリメントで25000IUを実験として、数ヶ月、毎日摂取してみましたが、特に異常はありませんでした。
食べたものがそのまま蓄積されるわけではなく、粘膜や皮膚(毎日再生していますね)や内臓に使われて、余ったものが蓄積されるわけです。
確かに私の場合は少々ビタミンAを取りすぎると自分で思いましたので、それ以降は週に3回程度摂取しています。
しかし物理学者である故三石巌氏の話では、1日60000IU必要だった人もいるということで、個人差があるようです。
注意点としては、妊婦の方は過剰摂取を控えてください。

日本の医師はとかく薬信仰でビタミンなどの栄養をバカにしますが、それは医学部では栄養失調がない前提で教育を受けているということが原因かもしれません。
またビタミンは効かないという医師を調べてみると、製薬会社から資金提供を受けいているかもしれませんね(ワセダクロニクルのサイトで検索できます)
カロリーは足りていても栄養素が足りない可能性を考慮せず、薬で解決しようとします。
そうではなく、一度、栄養面を見直す必要があるのではないでしょうか。

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