8日、道南の駒ケ岳は、白銀の世界
手前の剣が峰、奥の砂原岳も白く冠雪
森町鷲ノ木を流れる桂川河口では、遡上がピークを過ぎ背中が傷だらけのサケ
鷲ノ木の海岸からすそ野の広がる駒ケ岳が撮影でき
幕末の11月雪の降るなか函館戦争で榎本武揚の上陸した地でもあります
5年ほど前、毎週のように撮影に通ってました
日の出
月の出
ある時、サケ釣りで賑わう河口が車であふれ止められず、離れた場所まで歩く途中
年配の方と話してると、薬師堂があるのを知らんのかとあきれた様に言われ
あそこの水は、傷でも火傷でもなんでも効くんだぞと言われました
明治時代に作られた札幌に行く街道の横にあり
5年前は、人の歩いた道が残っていましたが
今は、人の歩いた気配もなく、鹿の足跡があるくらい
温暖化で草や笹をかき分けて
石の間から染み出した水が、色々な病に効いた証がお堂の木板にあります
50名以上の名前と寄付が書かれています
崩れそうな薬師堂の仏像と竜の絵
真ん中に竜光域(?) 龍雲と書かれています
独特な龍の油絵もあったのですが、無くなっていて残っていた絵
ちょうど冒頭の駒ケ岳のような気がします
忘れ去られる前に撮影しておこうと寄ってきました
今の時代、人の免疫力を上げる色々な仕方が忘れられ
薬や医者に頼り切るため感染症が流行していると思えるのだが