京都府大病院に三ヶ月検診に行く、お陰様で今回はが出来ていませんでした、しかし油断はできません、今までの体験ですと次回の8月11日の検診で再びが出来ている可能性は大いなのです。
病院を出てから銀閣寺方面にある有名な「哲学の道」を歩く。
外人さんや修学旅行の生徒さんに多く出会いながら新緑の細い道を散策、しかし哲学めいた高尚な事は雑念が多く考えられません。
道の途中で少し東に入り法然上人に縁のある法然院に寄る、苔むした山門が歴史の深さを漂わせる。
境内を歩いていると「法然・親鸞の人間観」の法話が有ると書いてある看板が目に付く。 法然院管主 梶田真章さんのお話が有るとの事でこれは是非お聞きしなければと講堂に上がらせて頂く。
穏やかな管主さんの笑顔、そして今の仏教は先祖供養を主とした葬式仏教になってしまった、しかし法然上人は「絶対他力」、つまり自分は今後何を犯すか判らない恐ろしい因縁を持っている、そんな自分を阿弥陀さんは知って助けの手を差し伸べて下さっている、とお話をされた。哲学を遥かに超えた仏教の教え、今日は「哲学の道」を歩いて良かった、病院の結果も良かった、充実の法然院参拝と法話で心健やかな一日を過ごす。