今日は魚屋さんに御無理を云って魚捌きの一日入門をさせてもらう。用意していただいたはキハダマグロ、カツオ、サバ、鯛などの五~六匹程度。
出刃庖丁も刺身包丁も持ったことの無いど素人の私に魚捌きを教える師匠は汗だくです、教わる私は小言ばかりで師匠を困らす。師匠が包丁を入れると切り口は活き活きしていて捌かれる魚も楽しそうに感じたが、私が捌くと切り口はボロボロて魚も情けなさそうに見えてきた。 何とか三枚に降ろし、刺身用の肉のブロックが出来た。師匠は「最初にしては良く出来た」と云って私のやる気を削がないように気遣って下さる。今まで何万匹と魚を捌いてきた師匠はもどかしい手つきの私と、私くしの気ままをよく聞いて下さった。師匠に私し専用の刺身包丁を一本買ってもらうようにお願いする、100匹も捌けば少しは格好がつくのではないかと、又何時もの様な生意気さが出てしまったが結構楽しかった