この写真は京都の上賀茂神社です。ご祭神は『賀茂別雷大神』(カモワケイカヅチノオオカミ)様です。雷さんは「神鳴り」の事で、別雷とは若雷の事でつまり若々しいエネルギーを表現したものなのです。日本の神道は自然信仰が元ですので雷さんも立派な神さんなのです。
神殿等でよく見かけるこの変な飾り物、御存知の事と思いますが「御幣」と云います。この形は雷さんの稲光を表しているとの事、つまり神さんのエネルギーを表しています。
この稲津、御幣の形に似てますかな。上賀茂神社の別雷大神さんは京都を守護する神さん、そして天皇を守護する神さんとして昔から今まで皇室から庶民まで親しまれて来ました。
昔から雷が落ちると米が良く出来る、と云われて来ました。強烈な電気で害虫がやられ、そして田の地表がマイナ電気で清められるから稲作が良く出来るのです。稲で出来たしめ縄と御幣は五穀豊穣のシンボルなのです。
心電図のグラフ
私達が生きてる証しとして心臓が動いている、これを表したのが心電図です。脳が働いている証が脳波です。つまり私達の肉体は微弱な電気でコントロールされている。この微弱な電気は何処で発電されているのでしょうか。宇宙エネルギーを肉体という受信機でキャッチして私達の生命を動かしている。その肉体が壊れた時(病気、事故、老衰)には宇宙からのエネルギーはキャッチできず肉体はエネルギーを失い冷たくなる、つまり死です。
古代の人は雷さんのエネルギーが生命の元である事を知っていた、だから大神さんとして崇め祀ったのでしょう。