ワールドカップで優勝したナデシコジャパンが昨日帰国しました。早朝にも関わらず成田空港は出迎えファンで一杯でした。サッカーの本場であるヨーロッパの強豪を次々と倒し、優勝候補の本命のアメリカにも勝ってしまった、涙と感動のドラマに日本中湧きかえった。
小さな身体で120分間グランドを駆けまくり決して諦めない姿は豊慣れした現在の日本人に欠けている多くの教訓を教えてくれた。
時同じして大相撲名古屋場所、24年間相撲を取り続け前代未踏の大記録である1047勝、38歳の大関魁皇が引退した。ミスター相撲で彼が勝つと優勝を決めたかの様な場内の歓声、横綱白鵬より人気が有るのも不思議な力士だ。
日本の国技である大相撲、横綱も大関も総て外国人になってしまった。豊かになった日本の力士にはナデシコジャパンの様なハングリー精神は無くなったのでしょうか。野球賭博に始まり、八百長相撲に明け暮れた昨今、相撲界には何かが足りない、いや今の日本には何かが足りない。豊慣れしてマンネリ化し、甘えていても生活が成り立つ事は恐ろしい落とし穴だ。