今日(2月6日)は恒例の三輪(奈良県桜井市)さん参拝です。
今日の天気予報は雨、全員が傘を持ち、レィンシューズ等の完全防備でしたが神域に着くと雨は止み帰る頃になると薄日もさす様になった。誰かが「心掛けが良かったから」と云っているが本当かと疑う、しかし神さん参りに疑う心は失礼、本当に心掛けが良かったからでしょう。 先ずは三輪さんの隣に有る平等寺に参拝。聖徳太子さんが開山されたお寺で本尊は聖徳太子御作の十一面観音菩薩像(現在の象は平安時代に修復したもの)、で大変由緒あるお寺です。 神道の国に異国の仏教を取り入れ日本の国家の平安を願った聖徳太子、当然でしたが神さん派と仏さん派の宗教戦争が有りましたが幾多の遍歴を越えて日本は神も仏も共存する二つの宗教が共栄する不思議な国家に成長しました。しかし一万円札の肖像画から聖徳太子さんが消えてから日本の経済は混迷を続けているのも不思議な現象ではないでしょうか。 三輪さんの本殿は大神神社(オオミワジンジャ)で主祭神は大国主命さんで出雲大社と同じです、ここをお参りしてから細い山道を暫らく歩いて八大竜王神社で弁財天さんにご挨拶てす。弁財天さんは女性の神さんですから水に象徴されて殆んどの神社では朱色に塗られた鳥居や社が水辺に有ります。 八大竜王社は神さんであり、弁財天さんは毘沙門天や帝釈天さんの様に天の付く名前は仏教系統の仏さん。日本の宗教はここでも神道と仏教が上手に共栄されている、日本は本当に不思議な国民だ。