産経がまるで赤旗?とも思えるくらい長文の共産党小池晃氏による8.15の演説を発見しましたのでコピーします。例によって問題点と感想を最後に書きたいと思います。少し長めですが靖国にも触れておりますので我慢してお読み下さるか、どうしても耐えられない方は靖国神社の部分だけで後は飛ばしても構いません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/eb/2ffd862e06e99cea54fc003916dd1d57.jpg)
産経より------------------------------------
共産党・小池晃書記局長の新宿演説「靖国神社は侵略戦争をアジア解放の戦争だと美化している神社だ」「改憲は絶対に許さぬ!」
共産党の小池晃書記局長は15日、終戦の日に合わせて東京・JR新宿駅前で街頭演説し、靖国神社について「日本軍国主義による侵略戦争を自存自衛の戦い、アジア解放の戦争だと美化している神社だ」などと述べた。演説の全文は以下の通り。
「終戦記念日にあたっての共産党の街頭からの訴えをこの場で行わせていただきます。今日は、全国各地で共産党の議員や党員の皆さんが宣伝に取り組んでいます。今日、ここ新宿では、私が訴えさせていただきたいと思います。昨日のテレビ番組で元自民党幹事長の古賀誠さんがこの8月15日というのは最も大事な日だとおっしゃっておられました。中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で領海侵入を繰り返している、そういう時だからこそ日本の国は平和主義だと世界に発信することが、大事なんではないかとおっしゃっていました。私、本当に同感であります」
「今日ここで訴えていてもおそらく、アジア各国からおいでの皆さんがたくさん歩いているように思います。アジアの中での日本の役割、本当の意味での平和国家であるということを改めて示していくことが今日8月15日にあたって大事なことではないかと訴えさせていただきたい」
「その点で、今朝、起こったことについて、2つの問題についてお話をしたいと思います。安倍晋三首相が靖国神社に玉串料の奉納を行いました。靖国神社というのは過去の日本の侵略戦争、植民地支配、日本軍国主義による侵略戦争を自存自衛の戦いだと、アジア開放の戦争だと美化している神社であります。そして、それを宣伝することを自らの存在意義にしている、そういう特別な施設であります。たとえ、私費であってもここに玉串料を奉納するということは、まさに侵略戦争を肯定、美化する立場に首相自身が立つことを内外に示すことになってしまうのではないでしょうか。絶対に許されるものではない。このことをまず申し上げたいと思います」
「もう一点、先ほど、韓国の国会議員が竹島に10人上陸をしました。これは日本と韓国の間の緊張状態を高めるものであって、こんなことは、こうした行動は取るべきではないと私どもは考えています。竹島の領有権を日本が主張することには、歴史的な根拠がある。これが共産党の見解です。同時に、竹島が日本に編入をされた1905(明治38)年は、韓国を植民地支配する過程の中でこの編入が行われました。当時の韓国は外交権も奪われていました。そういう事情も考慮してこの問題に臨む必要があると考えています。歴史的事実と国際法上の道理に基づいて冷静な外交交渉で解決をすべき問題であって、今日の韓国の国会議員による上陸のような、こういう行動は緊張を高めるだけで、まさに百害あって一利なしだと申し上げたいと思います。アジアの平和のために引き続き力を尽くしてはいこうではありませんか。どうかよろしくお願いします」
「さて、私もその1人でありますけれども、戦後生まれが圧倒的になっています。戦争の悲惨さを語り継ぐ団体の解散も相次いでいると報道されています。だからこそ改めて今日8月15日という日を戦争の惨禍を語り、平和を語り継ぐ、平和への決意を新たにする日にしよう、共産党は全国各地で宣伝に取り組んでいます。特に今年は、安倍政権による憲法改定の動きがいっそう高まる中での終戦記念日となりました。戦後71年目の敗戦の日にあたって、再び日本を戦争をする国に引きずり込むような改憲は絶対に許さない。94年の歴史を持つ共産党としてそのために全力を挙げる決意、これは申し上げたいと思います」
「あの戦争では、先ほどお話がありました、日本が侵略をした朝鮮半島や中国、アジア太平洋諸国でおびただしい人たちの命が奪われました。原爆が投下された広島で長崎で、そして東京をはじめとする大空襲で、そして沖縄の地上戦で数限りない市民の命が奪われました。共産党は、日本軍国主義が進めた侵略戦争、植民地支配で犠牲となったわが国300万、アジア2000万人の尊い犠牲の皆さんに心から深い哀悼の意を表するものであります」
「そして、この戦争によるおびただしい犠牲の上に作り上げられたのが日本国憲法です。憲法の前文にはこう書いてあります。日本国民は戦争の行為によって再び、戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、この憲法を確定する。そして2度と再び戦争をしないそのことを固めた条文が憲法9条であります。改憲をたくらんでいる人々は、この憲法はアメリカから押し付けられたものだ、そんなことを言いつのって参りました。安倍首相も今の憲法な、極めて短期間にGHQ(連合国軍総司令部)によってつくられた、みっともない憲法だ、そんなことまでおっしゃいます。しかし東京大学の名誉教授が最近発見したマッカーサーからの手紙によれば、こう書いてあります。戦争を禁止する条項を憲法に入れるようにとの提案は当時の幣原喜重郎首相が行ったのです。これは憲法9条がアメリカの押し付けでもなんでもなく、日本側の提案で創設されたことを裏付ける徹底的な資料であります。アメリカの押しつけではなく、内外の平和の声が生み出したのが憲法9条なのではないでしょうか。共産党は改めて2度と再び戦争をしないと誓った憲法9条を守り抜き、憲法を守り生かす政治を実現するために、力を尽くす決意です」
「しかし皆さん、こうした中で安倍政権は憲法の平和主義を根底から覆すような暴走を続けています。集団的自衛権の行使、すなわち海外で戦争を行うその閣議決定を行い、昨年9月には、戦争法、安保法を強行しました。日本を再び、海外で戦争をする国に変えようとしています。さらに安倍首相は明文改憲のたくらみもハッキリ示しています。この間の参院選の時には憲法は争点でない争点でない、争点はアベノミクスだと言い募っていたのに、選挙が終わったとたんに、3分の2をとって自民党改憲案をベースに3分の2をどうやってつくるのか、これが政治の技術だ、こんなことまで言ってのけた」
「憲法9条2項を削除して、国防軍をつくれば海外での武力行使が無条件に無制限にできるようになってしまいます。それだけではありません。自民党改憲草案の憲法前文には戦争への反省、不戦の決意がごっそりと削除されています。戦争への反省のない憲法改定は、日本を再び国際社会から孤立させ、再び戦争への道に歩む憲法になってしまう、そんなこと絶対許すわけにはいかないのではないでしょうか。自民党の改憲案は9条を変えて、国防軍を持つことにとどまりません。緊急事態条項の名による、事実上の戒厳令によって憲法停止状態をつくろうとしています」
「憲法97条の基本的人権は侵してはならない永久の権利、これを削除して、公の秩序すなわちお上の都合で基本的人権を制限できる。これでは、国家権力を縛る憲法が国民を縛る憲法に180度変質をしてしまうではありませんか。みなさん共産党はこうした時代逆行の安倍改憲を許さず、憲法の平和主義を守り抜き、恒久平和を希求するすべての皆さんが政治的な立場、思想信条の違いを越えて力を合わせることを心から呼びかけます。力を合わせて、憲法を守り生かす政治を実現しようではございませんか」
「現実の問題として問われているのが、南スーダンのPKO(国連平和維持活動)での武器使用の拡大であります。今年の11月からも南スーダンPKOでの武器使用の拡大が狙われています。実はこれは、国会審議の過程で自衛隊内部文書が明らかになり、今年の5月からやろうと言ってたものを、おそらく選挙があるから先送りをしたんでしょう。しかし今年7月に南スーダンの首都、ジュバでは大統領派と副大統領派の激しい戦闘が起こっています。自衛隊の宿営地の中にも、複数の弾痕が確認をされているというではありませんか。一昨日13日にも住民と兵士の死者が出ています。まさに内線状態です。南スーダンでは10代の少年兵が戦っています。住民の中に民兵が紛れ込んで戦闘状態になっているといいます」
「そんなところに自衛隊が出ていって、武器使用を拡大したらば、戦後初めて自衛隊の戦死者が出るかもしれません。外国の人の命を奪ってしまうことにもなりかねません。南スーダンが殺し殺される戦争の自衛隊による最初の現場になってしまう、そんなこと絶対に許すわけにはいかないのではないでしょうか」
「安保法制、戦争法このまま発動させるわけにはいきません。発動を許さず南スーダンでの武器使用の拡大をやめさせましょう。そして、安保法制の廃止を求める世論と運動をさらに広げていきましょう。今、この場でも署名活動への協力をお願いをしています。2000万署名、どうか協力頂きますよう私も心から訴えます、どうかよろしくお願い申し上げます。皆さん戦争への足音が耳元で聞こえるようなそんな情勢の中の8月15日となります。こういう時、声をあげずして、いつあげるのか、今あげなければ後で必ず後悔する日が来る、そういう情勢になってきていると思います。安保法制を強行しようとした安倍政権に対し、多くの市民が立ち上がってかつてない運動が広がった。これももう一方の事実であります」
「大学生の団体SEALDs(シールズ)はもはや社会現象となり、ママの会は誰の子供も殺させないと、日本中に運動が広がりました。朝日新聞に投書した京都の86歳の男性は、特攻隊で多くの仲間を失った、そしてシールズのデモを知ったとき、うれしくて涙を流したとおっしゃっています。学生さんたちに心から感謝をする。今のあなた方のようにこそ、われわれは生きていたかったんだ、世代を超えた空前の戦いが日本中に広がっています。シールズは今日解散するそうではありますが、戦いを広げ、多くの人々の心の中に灯火を広げたことは、希望の灯火を広げたことは本当に大きな事実だったと思います。この灯火は決して消えることはないでしょう。受け継ぎ、さらに大きく広げていこうではございませんか」
「そしてシールズの皆さんや市民連合の皆さんが、野党は共闘、声をあげ、史上初めて参院選も東京都知事選も野党共闘で戦うことができました。野党と市民が力を合わせれば、必ず政治を変えることができる、そのことが参院選決戦11、1人区で勝利をしたことにもハッキリ示されています」
「今、民進党の代表選も行われていますが、野党が力を合わせて市民とともに政治を変えていこう、この方向性は、誰もが共通して述べています。この流れが変わることはないと思います。これをさらに前へと進め、政治を変えていこうではありませんか。解釈改憲も明文改憲も許されない、一緒に力を合わせましょう。安倍政治を許さない戦後最悪の安倍政権を1日も早く打倒するために立場の違いを越えて力を合わせようではございませんか。改めて日本の自衛隊、他国と武力を交えず、1人の戦死者も出さずにきた、専守防衛の志を持って日本の国民の命と暮らしを守る、そのために頑張ってきた、それをもたらしたのが憲法9条であります。これは間違なく、かけがえのない財産ではないでしょうか」
「8月15日、戦後71周年の終戦記念日にあたって、戦後築き上げてきた財産を今後も継承し、再び戦争をする国への道を絶対に許さない、そのために共産党は国民の皆さんとともに、全力をあげる決意を表明し、終戦記念日にあたっての街頭演説を終わりとします。平和のために、憲法9条を世界に広げるために力を合わせて参りましょう。どうかよろしくお願い申し上げます」
-------------------------------------------産経
経済評論家の上念司氏が、共産党を隙間産業として、理念なき反抗が役割として動画を上げています。またツイッターでも以下のように共産党の恐ろしさをツイートしておられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1c/8b02f2040a7a3017d363de2753af4771.jpg)
共産党は他国と内通し、他国の指示に従って、自国の体制を転覆させようとしていたコミンテルンに過ぎなかったのです。平和の為に戦争に反対していたのではなかったのです。
スパイ、工作員ですから当然投獄されます。
日本の終戦、つまりは日本が負けて万歳した党であった共産党、自衛隊を違憲、天皇制反対を掲げるあの共産党が自衛隊を認め、天皇陛下をお迎えして開かれた通常国会の開会式に69年ぶりに出席し頭を垂れたのです。
あれだけ頑なで反対しかしない共産党が、軟化しはじめたのです。
それでは靖国神社に関する言及を見て見ましょう。
日本軍国主義による侵略戦争と言いますが、日本が敗戦したから侵略戦争となった訳で、戦後日本は認めざるを得なかった訳です。
つまり靖国神社の主張が正しいのですが、世界的にそれを発信できない弱みが日本政府にはある訳です。これが戦後体制、戦後レジームです。
要するに共産党は日本の弱みに付け込み平和の為に戦争反対へと表向きはそのままで中身だけ取り替えた訳です。
中韓と歴史認識は1ミリも違わないのです。
元自民党古賀氏のテレビで見た話をしておりますが、古賀氏は元戦没遺族会会長でもあり、分祀論者ですが、赤旗にも寄稿するほど共産党とは近しい存在です。ですから小池氏が歩み寄った訳ではなく、古賀氏が共産化したと見る事が大切です。
安倍総理の玉串料が私費であっても問題視していますが、これは政教分離の観点から国家が宗教施設を公費で負担することを問題視されている判例で私費であれば全く問題はないのです。
寧ろ問題はいつ迄も「日本の軍国主義が起こした侵略戦争とアジア開放の戦争だと美化している靖国神社」という戦勝国史観を声高に主張する問題性です。
侵略戦争を美化と言いますが、戦後の侵略の定義付けで禁止が決まったものの、自衛戦争は認められていますし、当時でもパリ講和条約で侵略戦争は禁止されていましたし、勿論自衛戦争は認められていました。
現在は国際的な共通認識として、紛争解決の為の戦争行為を侵略戦争と呼びます。現在の認識から先の大戦を見れば、確かに侵略戦争でしょう。
しかしながら、当時の戦争や事変は紛れも無い自衛戦争と事変であります。つまり、侵略と植民地支配が普通に行われていた訳です。
日本は負けた或いは降伏したから侵略戦争となった、又は侵略戦争と認めることで終戦したといっても良いでしょう。
従って、「日本の軍国主義が起こした侵略戦争とアジア開放の戦争だと美化している靖国神社」とはこの"侵略戦争"と"美化"が間違いであり、事実アジアの国々は独立を果たしているので、正しくは「日本の軍国主義が起こした自衛戦争とアジア開放の戦争と解釈している靖国神社」となり70年以上矛盾した憲法の下で反省し謝罪し発展を遂げた日本が侵略戦争を永久に放棄し自衛出来る国にしようとすることは当たり前の一般的な国家なのです。
共産党は安保法案でさえ戦争法案と変換するように、また侵略戦争を起こす国になる、と国民の不安を煽り、日本の過去の弱味につけ込み妨害する行為と遣り方は結党以来何も変わっていないのです。
実は靖国神社以外の文章は目が滑って読めないのでその他の部分の解説は割愛させていただきます。最後まで読まれた方、靖国に関して違う意見を持たれた方は是非お聞かせ下さい。
手抜きをして誠に恐れ入ります。🙇
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産経より------------------------------------
共産党・小池晃書記局長の新宿演説「靖国神社は侵略戦争をアジア解放の戦争だと美化している神社だ」「改憲は絶対に許さぬ!」
共産党の小池晃書記局長は15日、終戦の日に合わせて東京・JR新宿駅前で街頭演説し、靖国神社について「日本軍国主義による侵略戦争を自存自衛の戦い、アジア解放の戦争だと美化している神社だ」などと述べた。演説の全文は以下の通り。
「終戦記念日にあたっての共産党の街頭からの訴えをこの場で行わせていただきます。今日は、全国各地で共産党の議員や党員の皆さんが宣伝に取り組んでいます。今日、ここ新宿では、私が訴えさせていただきたいと思います。昨日のテレビ番組で元自民党幹事長の古賀誠さんがこの8月15日というのは最も大事な日だとおっしゃっておられました。中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で領海侵入を繰り返している、そういう時だからこそ日本の国は平和主義だと世界に発信することが、大事なんではないかとおっしゃっていました。私、本当に同感であります」
「今日ここで訴えていてもおそらく、アジア各国からおいでの皆さんがたくさん歩いているように思います。アジアの中での日本の役割、本当の意味での平和国家であるということを改めて示していくことが今日8月15日にあたって大事なことではないかと訴えさせていただきたい」
「その点で、今朝、起こったことについて、2つの問題についてお話をしたいと思います。安倍晋三首相が靖国神社に玉串料の奉納を行いました。靖国神社というのは過去の日本の侵略戦争、植民地支配、日本軍国主義による侵略戦争を自存自衛の戦いだと、アジア開放の戦争だと美化している神社であります。そして、それを宣伝することを自らの存在意義にしている、そういう特別な施設であります。たとえ、私費であってもここに玉串料を奉納するということは、まさに侵略戦争を肯定、美化する立場に首相自身が立つことを内外に示すことになってしまうのではないでしょうか。絶対に許されるものではない。このことをまず申し上げたいと思います」
「もう一点、先ほど、韓国の国会議員が竹島に10人上陸をしました。これは日本と韓国の間の緊張状態を高めるものであって、こんなことは、こうした行動は取るべきではないと私どもは考えています。竹島の領有権を日本が主張することには、歴史的な根拠がある。これが共産党の見解です。同時に、竹島が日本に編入をされた1905(明治38)年は、韓国を植民地支配する過程の中でこの編入が行われました。当時の韓国は外交権も奪われていました。そういう事情も考慮してこの問題に臨む必要があると考えています。歴史的事実と国際法上の道理に基づいて冷静な外交交渉で解決をすべき問題であって、今日の韓国の国会議員による上陸のような、こういう行動は緊張を高めるだけで、まさに百害あって一利なしだと申し上げたいと思います。アジアの平和のために引き続き力を尽くしてはいこうではありませんか。どうかよろしくお願いします」
「さて、私もその1人でありますけれども、戦後生まれが圧倒的になっています。戦争の悲惨さを語り継ぐ団体の解散も相次いでいると報道されています。だからこそ改めて今日8月15日という日を戦争の惨禍を語り、平和を語り継ぐ、平和への決意を新たにする日にしよう、共産党は全国各地で宣伝に取り組んでいます。特に今年は、安倍政権による憲法改定の動きがいっそう高まる中での終戦記念日となりました。戦後71年目の敗戦の日にあたって、再び日本を戦争をする国に引きずり込むような改憲は絶対に許さない。94年の歴史を持つ共産党としてそのために全力を挙げる決意、これは申し上げたいと思います」
「あの戦争では、先ほどお話がありました、日本が侵略をした朝鮮半島や中国、アジア太平洋諸国でおびただしい人たちの命が奪われました。原爆が投下された広島で長崎で、そして東京をはじめとする大空襲で、そして沖縄の地上戦で数限りない市民の命が奪われました。共産党は、日本軍国主義が進めた侵略戦争、植民地支配で犠牲となったわが国300万、アジア2000万人の尊い犠牲の皆さんに心から深い哀悼の意を表するものであります」
「そして、この戦争によるおびただしい犠牲の上に作り上げられたのが日本国憲法です。憲法の前文にはこう書いてあります。日本国民は戦争の行為によって再び、戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、この憲法を確定する。そして2度と再び戦争をしないそのことを固めた条文が憲法9条であります。改憲をたくらんでいる人々は、この憲法はアメリカから押し付けられたものだ、そんなことを言いつのって参りました。安倍首相も今の憲法な、極めて短期間にGHQ(連合国軍総司令部)によってつくられた、みっともない憲法だ、そんなことまでおっしゃいます。しかし東京大学の名誉教授が最近発見したマッカーサーからの手紙によれば、こう書いてあります。戦争を禁止する条項を憲法に入れるようにとの提案は当時の幣原喜重郎首相が行ったのです。これは憲法9条がアメリカの押し付けでもなんでもなく、日本側の提案で創設されたことを裏付ける徹底的な資料であります。アメリカの押しつけではなく、内外の平和の声が生み出したのが憲法9条なのではないでしょうか。共産党は改めて2度と再び戦争をしないと誓った憲法9条を守り抜き、憲法を守り生かす政治を実現するために、力を尽くす決意です」
「しかし皆さん、こうした中で安倍政権は憲法の平和主義を根底から覆すような暴走を続けています。集団的自衛権の行使、すなわち海外で戦争を行うその閣議決定を行い、昨年9月には、戦争法、安保法を強行しました。日本を再び、海外で戦争をする国に変えようとしています。さらに安倍首相は明文改憲のたくらみもハッキリ示しています。この間の参院選の時には憲法は争点でない争点でない、争点はアベノミクスだと言い募っていたのに、選挙が終わったとたんに、3分の2をとって自民党改憲案をベースに3分の2をどうやってつくるのか、これが政治の技術だ、こんなことまで言ってのけた」
「憲法9条2項を削除して、国防軍をつくれば海外での武力行使が無条件に無制限にできるようになってしまいます。それだけではありません。自民党改憲草案の憲法前文には戦争への反省、不戦の決意がごっそりと削除されています。戦争への反省のない憲法改定は、日本を再び国際社会から孤立させ、再び戦争への道に歩む憲法になってしまう、そんなこと絶対許すわけにはいかないのではないでしょうか。自民党の改憲案は9条を変えて、国防軍を持つことにとどまりません。緊急事態条項の名による、事実上の戒厳令によって憲法停止状態をつくろうとしています」
「憲法97条の基本的人権は侵してはならない永久の権利、これを削除して、公の秩序すなわちお上の都合で基本的人権を制限できる。これでは、国家権力を縛る憲法が国民を縛る憲法に180度変質をしてしまうではありませんか。みなさん共産党はこうした時代逆行の安倍改憲を許さず、憲法の平和主義を守り抜き、恒久平和を希求するすべての皆さんが政治的な立場、思想信条の違いを越えて力を合わせることを心から呼びかけます。力を合わせて、憲法を守り生かす政治を実現しようではございませんか」
「現実の問題として問われているのが、南スーダンのPKO(国連平和維持活動)での武器使用の拡大であります。今年の11月からも南スーダンPKOでの武器使用の拡大が狙われています。実はこれは、国会審議の過程で自衛隊内部文書が明らかになり、今年の5月からやろうと言ってたものを、おそらく選挙があるから先送りをしたんでしょう。しかし今年7月に南スーダンの首都、ジュバでは大統領派と副大統領派の激しい戦闘が起こっています。自衛隊の宿営地の中にも、複数の弾痕が確認をされているというではありませんか。一昨日13日にも住民と兵士の死者が出ています。まさに内線状態です。南スーダンでは10代の少年兵が戦っています。住民の中に民兵が紛れ込んで戦闘状態になっているといいます」
「そんなところに自衛隊が出ていって、武器使用を拡大したらば、戦後初めて自衛隊の戦死者が出るかもしれません。外国の人の命を奪ってしまうことにもなりかねません。南スーダンが殺し殺される戦争の自衛隊による最初の現場になってしまう、そんなこと絶対に許すわけにはいかないのではないでしょうか」
「安保法制、戦争法このまま発動させるわけにはいきません。発動を許さず南スーダンでの武器使用の拡大をやめさせましょう。そして、安保法制の廃止を求める世論と運動をさらに広げていきましょう。今、この場でも署名活動への協力をお願いをしています。2000万署名、どうか協力頂きますよう私も心から訴えます、どうかよろしくお願い申し上げます。皆さん戦争への足音が耳元で聞こえるようなそんな情勢の中の8月15日となります。こういう時、声をあげずして、いつあげるのか、今あげなければ後で必ず後悔する日が来る、そういう情勢になってきていると思います。安保法制を強行しようとした安倍政権に対し、多くの市民が立ち上がってかつてない運動が広がった。これももう一方の事実であります」
「大学生の団体SEALDs(シールズ)はもはや社会現象となり、ママの会は誰の子供も殺させないと、日本中に運動が広がりました。朝日新聞に投書した京都の86歳の男性は、特攻隊で多くの仲間を失った、そしてシールズのデモを知ったとき、うれしくて涙を流したとおっしゃっています。学生さんたちに心から感謝をする。今のあなた方のようにこそ、われわれは生きていたかったんだ、世代を超えた空前の戦いが日本中に広がっています。シールズは今日解散するそうではありますが、戦いを広げ、多くの人々の心の中に灯火を広げたことは、希望の灯火を広げたことは本当に大きな事実だったと思います。この灯火は決して消えることはないでしょう。受け継ぎ、さらに大きく広げていこうではございませんか」
「そしてシールズの皆さんや市民連合の皆さんが、野党は共闘、声をあげ、史上初めて参院選も東京都知事選も野党共闘で戦うことができました。野党と市民が力を合わせれば、必ず政治を変えることができる、そのことが参院選決戦11、1人区で勝利をしたことにもハッキリ示されています」
「今、民進党の代表選も行われていますが、野党が力を合わせて市民とともに政治を変えていこう、この方向性は、誰もが共通して述べています。この流れが変わることはないと思います。これをさらに前へと進め、政治を変えていこうではありませんか。解釈改憲も明文改憲も許されない、一緒に力を合わせましょう。安倍政治を許さない戦後最悪の安倍政権を1日も早く打倒するために立場の違いを越えて力を合わせようではございませんか。改めて日本の自衛隊、他国と武力を交えず、1人の戦死者も出さずにきた、専守防衛の志を持って日本の国民の命と暮らしを守る、そのために頑張ってきた、それをもたらしたのが憲法9条であります。これは間違なく、かけがえのない財産ではないでしょうか」
「8月15日、戦後71周年の終戦記念日にあたって、戦後築き上げてきた財産を今後も継承し、再び戦争をする国への道を絶対に許さない、そのために共産党は国民の皆さんとともに、全力をあげる決意を表明し、終戦記念日にあたっての街頭演説を終わりとします。平和のために、憲法9条を世界に広げるために力を合わせて参りましょう。どうかよろしくお願い申し上げます」
-------------------------------------------産経
経済評論家の上念司氏が、共産党を隙間産業として、理念なき反抗が役割として動画を上げています。またツイッターでも以下のように共産党の恐ろしさをツイートしておられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1c/8b02f2040a7a3017d363de2753af4771.jpg)
共産党は他国と内通し、他国の指示に従って、自国の体制を転覆させようとしていたコミンテルンに過ぎなかったのです。平和の為に戦争に反対していたのではなかったのです。
スパイ、工作員ですから当然投獄されます。
日本の終戦、つまりは日本が負けて万歳した党であった共産党、自衛隊を違憲、天皇制反対を掲げるあの共産党が自衛隊を認め、天皇陛下をお迎えして開かれた通常国会の開会式に69年ぶりに出席し頭を垂れたのです。
あれだけ頑なで反対しかしない共産党が、軟化しはじめたのです。
それでは靖国神社に関する言及を見て見ましょう。
日本軍国主義による侵略戦争と言いますが、日本が敗戦したから侵略戦争となった訳で、戦後日本は認めざるを得なかった訳です。
つまり靖国神社の主張が正しいのですが、世界的にそれを発信できない弱みが日本政府にはある訳です。これが戦後体制、戦後レジームです。
要するに共産党は日本の弱みに付け込み平和の為に戦争反対へと表向きはそのままで中身だけ取り替えた訳です。
中韓と歴史認識は1ミリも違わないのです。
元自民党古賀氏のテレビで見た話をしておりますが、古賀氏は元戦没遺族会会長でもあり、分祀論者ですが、赤旗にも寄稿するほど共産党とは近しい存在です。ですから小池氏が歩み寄った訳ではなく、古賀氏が共産化したと見る事が大切です。
安倍総理の玉串料が私費であっても問題視していますが、これは政教分離の観点から国家が宗教施設を公費で負担することを問題視されている判例で私費であれば全く問題はないのです。
寧ろ問題はいつ迄も「日本の軍国主義が起こした侵略戦争とアジア開放の戦争だと美化している靖国神社」という戦勝国史観を声高に主張する問題性です。
侵略戦争を美化と言いますが、戦後の侵略の定義付けで禁止が決まったものの、自衛戦争は認められていますし、当時でもパリ講和条約で侵略戦争は禁止されていましたし、勿論自衛戦争は認められていました。
現在は国際的な共通認識として、紛争解決の為の戦争行為を侵略戦争と呼びます。現在の認識から先の大戦を見れば、確かに侵略戦争でしょう。
しかしながら、当時の戦争や事変は紛れも無い自衛戦争と事変であります。つまり、侵略と植民地支配が普通に行われていた訳です。
日本は負けた或いは降伏したから侵略戦争となった、又は侵略戦争と認めることで終戦したといっても良いでしょう。
従って、「日本の軍国主義が起こした侵略戦争とアジア開放の戦争だと美化している靖国神社」とはこの"侵略戦争"と"美化"が間違いであり、事実アジアの国々は独立を果たしているので、正しくは「日本の軍国主義が起こした自衛戦争とアジア開放の戦争と解釈している靖国神社」となり70年以上矛盾した憲法の下で反省し謝罪し発展を遂げた日本が侵略戦争を永久に放棄し自衛出来る国にしようとすることは当たり前の一般的な国家なのです。
共産党は安保法案でさえ戦争法案と変換するように、また侵略戦争を起こす国になる、と国民の不安を煽り、日本の過去の弱味につけ込み妨害する行為と遣り方は結党以来何も変わっていないのです。
実は靖国神社以外の文章は目が滑って読めないのでその他の部分の解説は割愛させていただきます。最後まで読まれた方、靖国に関して違う意見を持たれた方は是非お聞かせ下さい。
手抜きをして誠に恐れ入ります。🙇
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