天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

時間

2014-07-30 13:27:27 | Weblog
あの日から既に7年と7ヶ月が経とうとしている。

まいこが亡くなった翌朝、
まいこが死んだのに当たり前に世が明けることに愕然とした。
まいこが死んだのに、周りの人達の上には当たり前の1日が始まることが信じられなかった。

私がこの世の地獄に足を踏み入れたのに、
私たち家族が大きな悲しみと苦しみの中に入り込んだのに
周りはなんにも変わらない。

それが現実なのだ。

ひとっ飛びに時間が流れて早く命が終わることを願ったとき、
自然災害でも無差別殺人でもいい、自分の命を奪って欲しいと願ったとき、、
何もかもが様変わりしてしまった生活。
友達も切り捨てた。
ご近所付き合いも切り捨てた。
笑わなくもなった。必要がなければ声を発することもなくなった。
まいこと一緒にたくさんのたくさんのものを失った。


一口に7年半というが
まいこがいなくなってから生まれた小さいお孫ちゃんは小学生になった。
小学2年だった次男は高校生になった。
高校生だった長男は先日結婚(入籍)をした。
舅がなくなって、、夫が会社の代表取締役に収まった。
私も50歳になった。
長女も先日30歳になった。
それくらい長い時間が流れた。

それでも、、
それでも私の昨日はあの日。

空を見たら、、まいちゃんどこにいるの?と思う。
お花が咲いたら、まいちゃんどこから見てる?と思う。
きれいな景色を見ればまいちゃんきれいだねとつぶやく。
おいしいものを頂いたら、まいちゃん一緒に頂きましょうとつぶやく。
おしゃれなバッグを見つければ、まいこもこんなのをほしがるだろうかと思う。
子供たちを眺めていると、、まいこがいたら今頃どんなだろうと思う。

どんな時もいつもまいこを思うよ。


もう誰もわたしにまいこの話はしない。
でも、私はまいこを思わないときはない。

静かに生きられるようになった。
穏やかな時間も流れる。
楽しい時間も過ごせる。


それでも・・・
私が死ぬその時までまいこを思わないときはないのだろう。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする