天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

自分なら、、

2019-02-04 22:15:00 | Weblog
時々思い出すことがある。

「自分なら、、生きていけない」

まいこを亡くした後で
知り合いから言われた言葉。
知り合い、、誰が言ったか覚えてる。、
夫もやはり同じ事を言われていて、
憤慨していたのを覚えている。

わかりますよ、わかります、、

でもね、
子供を亡くしても生きていかなければならない
その現実は
経験したことのない人にはわからない。


一緒に逝きたいとどれだけ思っただろう。
ひとりで逝ったまいこはどんなに不安だろう、
わたしも一緒にと思わないはずはない。

まいこをおくった後にでも
どれだけまいこのところへと思ったか知れない。

それでも、、
私を引き留めるものがたくさんあったし
わずかばかりの分別もあった。

わたしは生きていくという「地獄」を
選択するしかなかった。

生きる=地獄

あちらの世界は極楽。
生きてるこの世が地獄 。


でも、、
その地獄を生きていく術を身につけた私。

ゆるりふわり、まったりゆらり、
きままにお気楽に、
私は私らしく、
あの日までの私にはもう戻れないけど
今の私も悪くないじゃないかと思うこの頃。

元気一杯パワフルな私はもういないけど、
時に無気力におそわれるけど
それは、
ただ単に年をとって
頑張れなくなっただけなのかもとも思うこの頃。

自分なら生きていけないと言ったあなた。

私はまだ生きています。
そしてこれからも生きていきます。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スマイルさん (まいこママ)
2019-02-05 22:52:19
刺さったままの言葉はたくさんありますね、、

我が家の場合、
「たくさん子供産んどいてよかったね」が
一番の棘でしょうか、、
今なら言い返せますが
あの頃はただその言葉に傷つくだけでした。

仕事に復帰できない頃は
まだ会社に戻らないの?
会社に戻ったら
もう仕事なんてしなくてもいいでしょうに、、
大きなお世話ですね、、

私も随分強くなったものです。
いつか自分の命が終わる時まで
私らしく生きようと
今は思っています。

あぁ、もう吹っ切れたのね、、なんて思われようと、
私の地獄を人にはわかってもらおうとも思わない。
私は私らしく生きていくよ。

うん、私も強くなったね。
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アユ母さん (まいこママ)
2019-02-05 22:41:09
こんばんは。
みんな言葉を探して発しているんだろうけど、、
中には配慮のない言葉もあるけど、、
当事者に向けて言ってはいけない言葉ってありますね。
「仕方がない」もそうでしょう。
自分で言い聞かせる言葉であって
人には言われたくない言葉です。
自分で自分を守るしかありませんね。

今年もまた近いづいてきますね。
大きな出来事だったのに、風化されていく現実。
我が家のように一人の女の子の交通事故など
人々の記憶からもなくなるのは仕方がないことかもしれません。

過度に同情された時を経て、
今ではいたことさえ忘れられていく現実とも
向き合わないといけません。
理不尽なことばかりです。
返信する
Unknown (スマイル)
2019-02-05 07:46:26
私も、、、
今でも言の棘は刺さったままです。

本当に、経験してないと分からない
この生き地獄

"経験してみなよ"とは言えないですが
"分からないでしょ"って
何回思ったことか…

言の棘も それはそれなりに
いつしか生きていく糧になっていたようにも今は思えてます。
(私、負けず嫌いかも)

私も生きています。
そしてこれからも
ありのままに、なるがままに
息子に「おかえり」って言うときまで
生きています(^^)
返信する
Unknown (アユ母)
2019-02-05 00:14:35
こんばんは!
いつも拝見しています。
わかる、わかる!私も何度も言われて憤慨しました。
そして忘れられない。
「最悪な事だ」という意味なんだろうけど、当事者に向けて言う言葉ではない事に気がつかないんですよね。
日本語って本当に大切な場面で言葉足らずだったり当てはまる言葉が見つからなかったりします。
自己保身の為に話しかけられない様に行動してしまいますよね。
今もそうだなぁ と思います。

まだまだ寒いです。お体ご自愛くださいね。
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